人間の想像力３段階 社会変革＆自分の武器

1. 自己紹介
松田 貴文
2008年-2015年 京都大学理学部/理学研究科
物性物理/気象学を専攻。自然現象を分析して法則を見出す手法を学ぶ。
2015年-2019年 三菱電機株式会社
人工衛星/レーダーシステムの信号処理の研究に従事。
2020年- ストックマーク株式会社
自然言語処理を用いたIT SaaSサービスへ開発に従事。ベンチャー企業でプロダクト開発全般に携わる。
科学は最強の思考エンジンであるとの思いから、科学的思考や面白さを広めるべく活動中。休日は全国津々浦々の
温泉をエクストリームに渡り歩く。

2. 人生のモチベーション
家族、友人、趣味、好奇心、いろいろあるが、、、
今回は
「社会貢献」「社会に何かを残したい」
というモチベーションにフォーカスする。
そういう類の仕事を成そうと思ったとき、どういう考え方をすればよいか？
どういうものの見方をすればよいか？

3. 先日の出来事
久々に電車に乗ったら「乗ってくる奴」が出現。
皆さんは、この出来事から何を思いますか？

4. 人間の想像力３段階
想像力レベル１：乗ってくる奴
想像力レベル２：乗ってこない奴、もしくは、乗ってくる奴に呆れる奴
「あと５秒待てばみんなスムーズに乗り降りできるのに…自分は気をつけよう」
「他の人が不快にならないように乗り降りしよう…」
想像力レベル３：社会革命家、もしくは、乗ってくる奴を救う奴
「人を押しのけてでも座りたかった彼はストレス溜まってるんだろうか。昨日深夜まで残
業していたかな？」
「そもそも電車にこんなに人がたくさん乗っている状態がおかしいんじゃないか」

5. 社会の構造を知る
・貧困
・戦争
・差別
・死刑問題
全ては社会の構造に原因がある

6. ピンとこない人へ 具体例
「必然性」と「偶然性」の言葉の定義。
高速バスが事故を起こした。これは偶然なのか？必然なのか？
「運が悪かった…」「運転手の不注意だ！」
（前提：バス会社の運転手は1日18時間運転していた）
どちらも正しくて、どちらも間違い。
視点の問題。
・2020/12/12(土) 16:30に事故が起きたのは偶然
・しかし、いつか労働環境によっては事故が起きるのは必然
詳しくは哲学の話になるので。詳しく知りたかったら哲学講座やります。

7. ■ 人の心/考え方を根拠にしない
例．「人は欲求がある限り争う。だから戦争は起きるんだろうなー」
-> 観念論
■ 観念論から唯物論へ
「戦争の本質は経済活動である。資本主義社会における戦争の本質は市場の獲得」
「貧困は賃金の仕組みや経済の構造から必然的に生まれる」
■ 社会問題には答えがある
服装は？
そもそも「正しい答え」とは？詳しくは科学講座やります。
社会を変える革命家の思考のポイント

8. ・現在の社会（資本主義）の構造を知る -> 経済学
・科学的思考/分析思考 -> 科学の素養/唯物論的弁証法
・社会のルールの知識/決め方 -> 法の知識
社会変革の武器
僕の武器
・科学の専門的知識
・科学的素養（真理に素直であること）。僕の座右の銘は「人は真理に跪く」。
・感情を排してあらゆることを現象としてとらえられるサイコパスみ
・人を集められる（人を動かすチャーム）
・ベンチャーなどのビジネス経験で学んだ実行力/業務改善方法