20160206 商社セミナー北村

スローガン株式会社
ビジネスインキュベイトディビジョン
ディビジョン・マネジャー
某外資系投資銀行に内定するも、新卒で当時50人規模の
モバイルファクトリーというベンチャー企業に入社。
その後、当時3名だったWebマーケティング支援企業の
株式会社アッションに2012年12月に入社。
インドのシステム開発企業との提携を実現させ新規事業を立ち上げ、
上場企業を含め大手消費財メーカーやメディア企業の
Webコンサルティングを行う。14年8月には同社執行役員に就任。
2015年7月よりスローガンに参画。
西川ジョニー雄介（NISHIKAWA、Johnny Yusuke）
講師プロフィール

講師プロフィール紹介
北村貴寛(Takahiro KITAMURA)
Client Relations Division
Producer
新潟県に生まれる。中学校時代の修学旅行で京都に魅せられる。
一浪の後、京都大学経済学部に入学。1回生時にアメフト部に所属したものの、2回生
から高校まで力を入れていた硬式野球部に転部し副将を務める。
新卒では伊藤忠商事に入社し、情報産業ビジネス部にてIT機器の輸入業務や米国クラウ
ドサービスの国内展開・事業開発に従事。
偶然にも、新卒の就職活動時にユーザーとして利用していたスローガンが伊藤忠商事の
目の前にあったことからスローガン社員と再会。
社員との交流を続ける中で、会社の掲げるビジョンと仕事内容に共感し、参画を決意。
趣味は飲み歩き。元Goodfindユーザーでもある。
講師プロフィール紹介

新潟県上越市生まれ

1浪の末、京都大学に入学。

野球ばかりやっていました。

Goodfindに出会い

新卒で伊藤忠商事へ

伊藤忠商事：情報産業ビジネス部

SLOGAN！！

Goodfindの紹介
●Goodfind主催セミナー例
・ロジカルシンキング力養成講座
・グループディスカッション実践ゼミ
・ケース問題トレーニング
・ロジカルコミュニケーション実践ゼミ
・マーケティング理解セミナー
・ビジネスインテリジェンス＆データ分析
・伸びるマーケットの見わけ方
・マクロ経済から読み解くキャリア戦略
・起業家・経営者を目指す人のキャリア
・優良ベンチャーまとめてエントリー
etc…
●タイアップ企業ゾーン
・Professional コンサル・金融
・Global グローバル進出企業
・Growth 成長企業・ベンチャー

13
テーブルごとに自己紹介をしてください

どんなイメージですか？

1.総合商社のビジネスモデル
2.他業界と比較した総合商社
3.五大商社分析
4.総合商社でのキャリア

総合商社志望ですか？

伊藤忠への応募者
30,000人
↓
10,000人
↓
4,000人
↓
120人
（1.2%）
プレエントリー
面接
ES、Webテスト
内定者

総合商社のビジネスモデル

商社ビジネスの基本はこの2つ
■トレード
■事業投資
国内：国内の卸売(与信)
輸入：海外製品を国内へ
輸出：国産製品を海外へ
三国間：海外製品を海外へ
⇒口銭(手数料)モデル
収益源となる資産(鉱山/プラント/事業会社etc.)へ投資し、
場合によっては経営もする。
⇒配当金/連結取込モデル

川上川中川下
■プロセス
■強み
資金力/信用力
ネットワークポートフォリオ
バリューチェーン

他業界と比較した総合商社

次の3社の損益計算書を見て、
それぞれがどの会社かを当ててください
(2分)

0
2,000,000
4,000,000
6,000,000
8,000,000
10,000,000
A B C
収益(売上) 売上総利益当期純利益単位：百万円

目利き

参考

五大商社分析

5大商社とは？
三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、住友商事、丸紅
総合商社連結純利益上位5社のこと

目の前の川を渡りたい
目の前の川の渡り方を例に取る行動として有名な
こんな話がありますが。。。
三菱商事：橋を作って渡る
三井物産：ヘリコプターで渡る
住友商事：商事が作った橋を渡る
伊藤忠商事：泳いで渡る
丸紅：お宝を見つけられない

馬鹿らしいので忘れましょう。

そもそもの話
同じ会社でも部署が変われば、別会社
繊維食料
住生活・情報金属
エネルギー・
化学品
機械

では会社間では具体的に何が違うのか？
殆どの人ができていないポイント
定量的に考える

1.事業ポートフォリオ
次の5大商社の利益構成を見て、
それぞれがどの会社かを当ててください

各社資源/非資源利益構成比
-60%
-40%
-20%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
A B C D E
非資源
資源
利益構成比
(2014年度決算報告より)

答え
-60%
-40%
-20%
0%
20%
40%
60%
80%
100%
A B C D E
非資源
資源
利益構成比
A.伊藤忠商事 B.丸紅 C.三井物産 D.三菱商事 E.住友商事

総合商社でのキャリア

商社でなにをしていたのか？
ここのITビジネス第一課に所属していました。

2年間の業務経験
2013/4~2013/5・・・新入社員研修
2013/5~2015/3・・・計数管理/事業会社管理(PL/BS/CF)
2013/5~2013/6・・・ベンチャー投資資料作り
2013/5~2014/5・・・IT機器トレード(サーバ/ストレージ/ネットワーク)
2013/11~2015/3・・・ネットワーク機器の新規案件サポート(輸入)
2013/12~2014/3・・・社内福利厚生変革の社内営業サポート
2014/1~2014/6・・・国内ベンチャー×台湾ベンチャーの新規事業支援
2014/1~2014/6・・・北米ベンチャーの日本展開検討
2014/6~2015/3・・・北米新規事業担当
2014/8~2015/3・・・北米クラウドサービスの日本代理店担当
2014/9~2014/12・・・国内ITベンチャー投資検討
2014/12~2015/3・・・新規事業立ち上げ(IT機器リサイクル)

総合商社のキャリアプランとは？①
グループ
経営層
出向
本社
海外
その場、その場で必要な能力を身につけながら
40後半から50代で商社の経営を担える人材に近づくこと

メリット、デメリット
・若いうちから国際感覚が磨かれる
・基礎的なビジネス力が身につく
・上下関係が身につく
・多様な知識が身につく
(貿易、事業管理など)
・精神的タフさが身につく
・金額の大きな仕事に携われる
・異常なほどの高給
・世間的名声を得られる
・個人の影響力が小さい
・年功序列の世界
・既に成熟した世界での勝負
・平均年齢が高い
・プライドがつきまとう
・社内ポストの数のわりに人が多い
・社内調整が非常に多い
・‘アレオレ詐欺’の横行
・配属リスク、異動リスク
メリットデメリット

向いている人
スキル
マインド
• 海外生活に抵抗がない
• 言語能力が高い
• 人とのコミュニケーションが得意
• 数字に抵抗がない
• 体力に自信がある
• 時間をかけてじっくり成長したい
• 会社の力をうまく使って大きい仕事をしたい
• 個人の幸せよりも組織の目標達成に拘れる
• 上下関係を苦に感じない

向いていない人
• 自分の人生の舵取りを自分でしたい
• やったことを正当に評価されたい
• 若い内に何かを成し遂げたい
• どこでも通用する実力を身につけたい
• 新しいビジネスを自分で創りたい
• 他の人と違う体験がしたい
• 人の作ったレールを歩きたくない

総合商社からなぜ転職したのか？

1年目を終えた時に感じていたこと
・1年間たくさんの仕事をさせてもらえた！嬉しい！
・絶対自分より貢献してない人が自分より給料いいのか。くそぅ。
・同期の中で誰よりも成長した自負。(実際比較はできない)
・なんで8時に帰らなくちゃいけないんだ。。。
・よくわかんないけど、自分の人生もっと楽しくできるはず。
・すごい先輩たちはいっぱいいるけどなんでこの会社に残ってるんだろう。
・宝くじあたったら会社やめるという先輩たちはなにが生きがいなんだろか
・このまま会社の言われるままに異動を命じられて生きていくのか？
・このままだとまずいんじゃないか？
・もっと早く成長したい。
・もっと自分の影響力が大きいところで勝負したい。
・本当に自分のやりたいことってなんだろう

偶然にも、総合商社のIT部門に配属され
起業家やシリコンバレーの人たちと働くことが
できたからこそ感じる時代の潮流
個人 > 会社

時代の潮流
会社に依存しない個人としての「力」が必要とされる時代
• クラウドソーシング
• シェアリングエコノミー
【キーワード】

CrowdWorks

Airbnb

Uber

既存産業の破壊
急速なデジタルシフトはに何をもたらすのか？

Uber

商社だって絶対じゃない

課題①
IT領域に「絶対的な」強みを持つ
商社がいない
課題②
部署間のセクショナリズム
既存産業の破壊が進む中でのポイント

既存産業の破壊が進む中でのポイント
デジタルシフトの流れの中で、
全事業領域にIT化の波がやってくるとき
に乗りきれるかがキーポイント

※会社は潰れなくても個人のキャリアが潰れる
ex.ソニー、シャープ、Fintech
要するに、
そもそも会社が潰れる世界

じゃあどうするか？

若い内から、圧倒的に
「個」のちからを磨かなくてはいけない

そもそも
総合商社（出身）の
優秀な人

Time1990-2000あたり
商社業界の成長イメージ

①

商社出身者例①
新浪剛史
サントリーホールディングス株式会社
代表取締役社長
1981年（昭和56年）
4月三菱商事株式会社入社。砂糖部配属。
2005年（平成17年）
3月株式会社ローソン代表取締役社長兼CEO就任
1995年（平成7年）
6月子会社の代表取締役就任
（Takeshi Niinami）
※通常20年はかかる

②

商社出身者例②
寺田親弘
日本版「Linked in」創業者
1999年
4月三井物産株式会社入社。情報産業部門配属。
2007年
Sansan株式会社設立代表取締役就任
2001年
シリコンバレー拠点の子会社に配属
（Chikahiro Terada）

1.会社のブランド・後ろ盾がない
環境でチャレンジをしていた経験
何が共通項なのか？
2.これから市場が伸びる領域で
ビジネスをしていたこと

②①
今と、昔の商社は違う
イマ、ココ

時間軸を意識すべし
・いつまでに
・どうなりたいか
デキる人になれる環境がある
企業は変わる

このあと、
コロプラに
なぜ登壇いただくか？

このふたつ、満たしてます

→ゲームを基盤として安定的にキャッシュの創出
を行いつつ、M&A、海外、新規事業への取り組みを
新卒1年目から担う環境（商社だと20年後・・・。）
→グローバルにみても「非言語」での訴求力が強い
エンタメ領域は右肩上がり。
さらにVRなどの新領域にいち早く着手。

kitamura@slogan.jp
北村貴寛
友達申請大歓迎です！
Emailアドレス
https://www.facebook.com/tkitamura3
きたむらたかひろ
ありがとうございました！

20160206 商社セミナー北村

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