SlideShare uma empresa Scribd logo
1 de 21
「きみがつくる社会のトリセツ」
ワークショップの作り方
教室で使える!
※この資料は、「未来の先生フォーラム2021」出展時の資料を元に作成しました。禁無断転載(2021.8.21)
きみトリプロジェクト
このスライドシェアの目的
• 10代の子どもたちの「今」のために
10代の子どもたちは、本来であればいろんな場所に行っていろんな人と出会う経験から自分
を知ったり、人を知ったり、社会を知ったりしながら成長していく時期にいます。しかし新
型コロナウィルス感染症の流行をきっかけに、その機会が激減し、体験の中身も変化してい
ます。10代向けの本を書いた私たちに今何ができるだろうと考えた末、「自分を知り、人を
知る」プログラムの「型」と「機会」をつくって提供しようと思い至りました。子どもたち
にとってまずは「今」が生きやすくなればと願っています。
• 自分の中の答えに気づくために
このワークショップは、催す人も参加する人も「自分の中の答え」に気づくためのプログラ
ムです。何か決まっていること教えたり教わったりして、正しく上手くできるようにするこ
とが目的ではありません。当たり前にとらえていたものを見つめ直して、気づくことで、少
し世界が変わって見える。自分の内側で少し変化が起こる。そのことをシェアしたいです。
• 共に社会をつくる仲間をつくるために
大人が若い人たちにトリセツをシェアする、若い人からもトリセツをシェアしてもらう。共
に社会をつくる仲間として、この世界を多様で豊かなところにしたいと思っています。
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
目次
• このスライドシェアの目的
• きみトリとは
• 社会のトリセツとは
• 手順①〜③
• ワークショップの型
• ワークショップの心がまえ
• ワークショップのポイント
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
きみトリとは?
• 書籍『きみがつくる きみがみつける 社会のト
リセツ』(略して「きみトリ」)
• 学び合いのコミュニティから生まれた本
• 3名の著者から10代と10代の周りの大人へ
「きみの手で社会をつくって生きるためのアイ
ディア」をシェアしたい!
• 制作費はクラウドファンディングで
• 2020年12月 三恵社より刊行
• 出版後は本を通じて対話の場を広げるプロジェ
クトを展開中
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
第1章 あなたの心と身体のこと 第2章 あなたと誰かの関係性 第3章 あなたと社会の関係性
• 思春期のトリセツ
• 性と生のトリセツ
• 体調のトリセツ
• お酒のトリセツ
•友だちのトリセツ
•会話のトリセツ
•恋のトリセツ
•怒りのトリセツ
•いじめ予防のトリセツ
•人間関係のトリセツ
•場のトリセツ
•パートナーシップのト
リセツ
•仕事のトリセツ
•アートのトリセツ
•シチズンシップのトリ
セツ
『きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ』
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
きみトリの章立て。すべて〇〇のトリセツとなっていて、3名で分担して書きました。
各章末にワークシート、各章にまつわる「本と映画の紹介」を掲載
「社会のトリセツ」とは?
自分の身近にあるものや社会にあるものを
自分の言葉で定義し、
自分なりの付き合い方をまとめた取扱説明書
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
マニュアル?
失敗しないための注意書き?
うまくこなせるようになるためのハウツー?
誰にとっても正しいやり方? ……ではありません!
社会のトリセツをつくるとは?
学校
授業は好きだけどテストは嫌い・・比べられるのが嫌
家で好きなことをしたい日もある・・親は行っても行かなくてもいい
と言ってくれるのでホッとする・・しばらくこうしていたい・・
正直学校好きじゃない・・人が多すぎる・・でも友達に会えるのはうれしい
みんなで一緒に何かをつくったり、出かけたい・・・特別な感じじゃ
なくて・・・
たとえば、「学校のトリセツ」をつくるとき、
わたしにとって学校とは?どう付き合いたいか(取り扱うか)
を出す、まとめる。超主観的に。
将来どうするのって言われるのがストレス・・・
好きな先生と苦手な先生・・
わたしってこんなこと考えてたんだ!を知る
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
+
↓
学校
わたしの
「学校のトリセツ」
・・・
自分を知る
自分で決めていい 主体
さらにトリセツをつくってシェアする
じゃあ他の人にとっては?
わたしの
「学校のトリセツ」
・・・
わたしの
「学校のトリセツ」
・・・
自分と他者の
共通点や違いを知る
違っていい 多様性
つくる
シェアする
何かが起こる!
他者と共生する
ためのアイディア
実行する仲間
↓
状況、関係、居場所、
社会を自分でつくる!
変える!方法がある!
小さな成功体験
手順①テーマを考える
「あなたならどんなトリセツをつくる?」
• まずはタイトルから!ふと浮かんだもので!
思いつかないときは......
• 好きなもの、大事なものは?
• 嫌いなもの、苦手なものは?
• 最近気になっていること、関心があることは?
• いつも悩んでしまうこと、困りごとは?
• 辺りを見回して、目に入ったものは?
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
たとえばこんなトリセツ
• 部活のトリセツ
• お金のトリセツ
• お風呂のトリセツ
• 笑いのトリセツ
• 引越しのトリセツ
• 職場のトリセツ
• 学校のトリセツ
• ストレスのトリセツ
• 失敗のトリセツ
• 掃除のトリセツ
• 子どもの宿題のトリセツ
〇〇の
トリセツ
• けんかのトリセツ
• おやつのトリセツ
• PTAのトリセツ
• ぬいぐるみのトリセツ
• 国語力のトリセツ
• 多様性のトリセツ
• 孤独のトリセツ
• 容姿(見た目)のトリセツ
• ご近所付き合いのトリセツ
• 自立のトリセツ
• 家のトリセツ
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
※ワークショップで参加者から
寄せられた実例です
第1章 あなたの心と身体のこと 第2章 あなたと誰かの関係性 第3章 あなたと社会の関係性
• 思春期のトリセツ
• 性と生のトリセツ
• 体調のトリセツ
• お酒のトリセツ
•友だちのトリセツ
•会話のトリセツ
•恋のトリセツ
•怒りのトリセツ
•いじめ予防のトリセツ
•人間関係のトリセツ
•場のトリセツ
•パートナーシップのトリセ
ツ
•仕事のトリセツ
•アートのトリセツ
•シチズンシップのトリセツ
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
きみトリでは概念的で一見硬そうなテーマで書きました。身近で具体的
で親近感のあるものが自分で取り扱えるとわかると、スケールの大きな
ものでも、何のトリセツでも、つくれそうと思えるはずです。
身近なものから概念的なものまで
• いつも考えていること
• どうにかしたいこと
• 自分なりの定義
• 思い出した出来事とそこからの学び
• 独自の理論、仮説
• 疑問、これから知りたいこと
• 困っている人にシェアしたいこと......etc.
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
手順②中身を考える
「あなたならどんなトリセツをつくる?」
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
手順③アウトプットを考える
「あなたならどうやってシェアする?」
• プレゼンテーションスライド
• 作文
• コラージュ
• 図解
• イラスト
• イメージマップ
• インタビュー録
『きみトリ』から一部抜粋「友だちのトリセツ」
• 内容
① 友だちは 「基本好きだけど、
苦手なところもある」ぐらいが
ちょうどいい
② 友だち関係は変わる、終わる
③ 物とも友情を結ぼう
• テーマに選んだ理由
みんな悩んでるはず
傷つき経験を成仏させたい
自分の指針を固めたい
経験から見えてきた自分なりの付き合い方、
実践を書いてみた。
あなたの「友だちのトリセツ」はどんな感じ?
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
ワークショップの型
1つのテーマで 各々のテーマで
• 基本の流れ
① 趣旨
② アイディア出し
③ 制作
④ 発表(シェア)
⑤ 質問・フィードバック
⑥ ふりかえり
個々の現場に合わせてアレンジ自在
例)5, 6年生 12名の場合
[テーマについてのレクチャー]
+①+②=45分×2
③=宿題
④+⑤= 45分×2
⑥=宿題
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
• テーマ設定
1. 先生が自分の言葉で目的を伝える
なぜこれを子どもたちとやりたいと思ったのか。どんな思いがあるのか。
2. 評価しない
できる・できない、優・劣をはからない。フィードバックで褒めない。
アイディアもアウトプットも、子どもたちが安心して表現できるよう
3. 「らしさ」を求めない
小(中)学生らしさ、〇〇校生らしさ、男(女)らしさ、1年生らしさ、部
長らしさ......何がその人から出てきても◎
4. 違いを歓迎する
同調圧力と真逆のことに挑戦する。
5. 先生も一緒にトリセツをつくる
一個人として、フラットに子どもたちとシェアする。
ワークショップの心がまえ5つ
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
シェアやフィードバックから、
こんな気づきがあるといい
• わたしもそれある、わかる
(共感、理解)
• わたしと違う、わからない
(驚き、違和感)
• 人ってさまざまだなぁ
(多様さの発見)
• わたしならそのテーマで何を書くかな
(知的刺激)
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
やってみてどうだった?
のふりかえりの時間も
必ずつくりましょう
単発で終わらせず、
ときどきやって
習慣にするのも◎
まとめ
• きみがつくる きみがみつける 社会のトリセツ
トリセツをつくると、自分を知る
トリセツをシェアすると、人を知る、社会を知る
• 子どもたちの「今」を育む
• 教室では、先生も含む個々の気づきを大切に
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
他にも『きみトリ』活用法
• リビングで:家族と本の感想トーク
• カフェで:友達と読書会
• 音声SNSで:学校に行きづらい中高生とオンライントーク
• 地域のコミュニティスペースで:トリセツづくりワークショップ
• 保護者会で:「子どもが学びの主人公」を考える対話会
• 学校で:10代から考えるシチズンシップの授業
• 図書館で:10代向け読み聞かせ&しゃべり場
著者を招いてトーク、講座、ワークショップも承り中
(オルタナティブスクール、市民大学、親の会、ブックカフェ)
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
• 『きみトリ』で対話の場をつくりませんか?
(授業、読書会、勉強会)
• 著者をお招きください!
(取材、講演、ワークショップ、トークイベント)
• 授業づくりのコンサルティング承ります!
【お問い合わせ】
twitter @kimitori2020
facebook @manabinosharekai
ポータルサイト:https://kimitori.mystrikingly.com/
Amazon他、
全国書店にて発売中
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト
ご覧いただき、ありがとうございました。
やってみたご報告もお待ちしています!
2021/8/21 ©️きみトリプロジェクト

Mais conteúdo relacionado

Semelhante a 教室で使える!「きみがつくる社会のトリセツ」ワークショップのつくり方

【110806】wan紹介資料ver1
【110806】wan紹介資料ver1【110806】wan紹介資料ver1
【110806】wan紹介資料ver1
Yuichi Morito
 
チャイルドツアー
チャイルドツアーチャイルドツアー
チャイルドツアー
stucon
 
240629 調布市男女共同参画フォーラム(short)
240629 調布市男女共同参画フォーラム(short)240629 調布市男女共同参画フォーラム(short)
240629 調布市男女共同参画フォーラム(short)
Nozomi Ichikawa
 
夢追サミット20130223
夢追サミット20130223夢追サミット20130223
夢追サミット20130223
Hiromi Matsunaga
 

Semelhante a 教室で使える!「きみがつくる社会のトリセツ」ワークショップのつくり方 (20)

50cm.
50cm.50cm.
50cm.
 
学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(GKB48)について
学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(GKB48)について学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(GKB48)について
学校広報ソーシャルメディア活用勉強会(GKB48)について
 
埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第8回 コーチングインタビュー
埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第8回 コーチングインタビュー埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第8回 コーチングインタビュー
埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第8回 コーチングインタビュー
 
「文京まちかどミーティング」第1回講座資料
「文京まちかどミーティング」第1回講座資料「文京まちかどミーティング」第1回講座資料
「文京まちかどミーティング」第1回講座資料
 
イベントカフェ(仮)
イベントカフェ(仮)イベントカフェ(仮)
イベントカフェ(仮)
 
JETBOOK
JETBOOKJETBOOK
JETBOOK
 
埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第3回 マイプロジェクトを創ろう
埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第3回 マイプロジェクトを創ろう埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第3回 マイプロジェクトを創ろう
埼玉工業大学 2011年秋学期 ボランティアの研究 第3回 マイプロジェクトを創ろう
 
230529nagayo
230529nagayo230529nagayo
230529nagayo
 
20221017こどものまちオンライン協賛についてのお願い.pdf
20221017こどものまちオンライン協賛についてのお願い.pdf20221017こどものまちオンライン協賛についてのお願い.pdf
20221017こどものまちオンライン協賛についてのお願い.pdf
 
【110806】wan紹介資料ver1
【110806】wan紹介資料ver1【110806】wan紹介資料ver1
【110806】wan紹介資料ver1
 
NPO法人 D.Live 無料 企画実施キャンペーン
NPO法人 D.Live 無料 企画実施キャンペーンNPO法人 D.Live 無料 企画実施キャンペーン
NPO法人 D.Live 無料 企画実施キャンペーン
 
企画メシ2022「なんとかしたいの企画」
企画メシ2022「なんとかしたいの企画」企画メシ2022「なんとかしたいの企画」
企画メシ2022「なんとかしたいの企画」
 
d
dd
d
 
チャイルドツアー
チャイルドツアーチャイルドツアー
チャイルドツアー
 
Future Language (フューチャー・ランゲージ)
Future Language (フューチャー・ランゲージ)Future Language (フューチャー・ランゲージ)
Future Language (フューチャー・ランゲージ)
 
これからの教育フューチャーセッション「マルチ世代で考える未来の教育」
これからの教育フューチャーセッション「マルチ世代で考える未来の教育」これからの教育フューチャーセッション「マルチ世代で考える未来の教育」
これからの教育フューチャーセッション「マルチ世代で考える未来の教育」
 
240629 調布市男女共同参画フォーラム(short)
240629 調布市男女共同参画フォーラム(short)240629 調布市男女共同参画フォーラム(short)
240629 調布市男女共同参画フォーラム(short)
 
"1DAY" マイプロ学校
"1DAY" マイプロ学校"1DAY" マイプロ学校
"1DAY" マイプロ学校
 
夢追サミット20130223
夢追サミット20130223夢追サミット20130223
夢追サミット20130223
 
008_npo法人学生ネットワークwan(サイボウズLive活用コンテスト) @cybozulive
008_npo法人学生ネットワークwan(サイボウズLive活用コンテスト) @cybozulive 008_npo法人学生ネットワークwan(サイボウズLive活用コンテスト) @cybozulive
008_npo法人学生ネットワークwan(サイボウズLive活用コンテスト) @cybozulive
 

Último

The_Five_Books_Overview_Presentation_2024
The_Five_Books_Overview_Presentation_2024The_Five_Books_Overview_Presentation_2024
The_Five_Books_Overview_Presentation_2024
koheioishi1
 
TokyoTechGraduateExaminationPresentation
TokyoTechGraduateExaminationPresentationTokyoTechGraduateExaminationPresentation
TokyoTechGraduateExaminationPresentation
YukiTerazawa
 

Último (7)

次世代機の製品コンセプトを描く ~未来の機械を創造してみよう~
次世代機の製品コンセプトを描く ~未来の機械を創造してみよう~次世代機の製品コンセプトを描く ~未来の機械を創造してみよう~
次世代機の製品コンセプトを描く ~未来の機械を創造してみよう~
 
2024年度 東京工業大学 工学院 機械系 大学院 修士課程 入試 説明会 資料
2024年度 東京工業大学 工学院 機械系 大学院 修士課程 入試 説明会 資料2024年度 東京工業大学 工学院 機械系 大学院 修士課程 入試 説明会 資料
2024年度 東京工業大学 工学院 機械系 大学院 修士課程 入試 説明会 資料
 
生成AIの回答内容の修正を課題としたレポートについて:お茶の水女子大学「授業・研究における生成系AIの活用事例」での講演資料
生成AIの回答内容の修正を課題としたレポートについて:お茶の水女子大学「授業・研究における生成系AIの活用事例」での講演資料生成AIの回答内容の修正を課題としたレポートについて:お茶の水女子大学「授業・研究における生成系AIの活用事例」での講演資料
生成AIの回答内容の修正を課題としたレポートについて:お茶の水女子大学「授業・研究における生成系AIの活用事例」での講演資料
 
The_Five_Books_Overview_Presentation_2024
The_Five_Books_Overview_Presentation_2024The_Five_Books_Overview_Presentation_2024
The_Five_Books_Overview_Presentation_2024
 
TokyoTechGraduateExaminationPresentation
TokyoTechGraduateExaminationPresentationTokyoTechGraduateExaminationPresentation
TokyoTechGraduateExaminationPresentation
 
東京工業大学 環境・社会理工学院 建築学系 大学院入学入試・進学説明会2024_v2
東京工業大学 環境・社会理工学院 建築学系 大学院入学入試・進学説明会2024_v2東京工業大学 環境・社会理工学院 建築学系 大学院入学入試・進学説明会2024_v2
東京工業大学 環境・社会理工学院 建築学系 大学院入学入試・進学説明会2024_v2
 
ゲーム理論 BASIC 演習106 -価格の交渉ゲーム-#ゲーム理論 #gametheory #数学
ゲーム理論 BASIC 演習106 -価格の交渉ゲーム-#ゲーム理論 #gametheory #数学ゲーム理論 BASIC 演習106 -価格の交渉ゲーム-#ゲーム理論 #gametheory #数学
ゲーム理論 BASIC 演習106 -価格の交渉ゲーム-#ゲーム理論 #gametheory #数学
 

教室で使える!「きみがつくる社会のトリセツ」ワークショップのつくり方

Notas do Editor

  1. ・名乗り(舟之川、高橋)、サポートで二人入ってくれています(コメントもします) ・ありがとう、数あるプログラムの中から ・14:20まで1時間、よろしくお願いします
  2. 「将来のために」というフレーズをよく口にしていたけれど、 コロナ禍をきっかけにして、 子どもたちの「今」の役に立つ具体的な「ツール」や「機会」をつくることが必要だと考えた。 会えない、マスクしてる、偶然知り合うこと、異なる他者を知ること、現場で社会や世界を知ることが難しい そんな中で、どう生き抜いていけばいいのか このツールをつかい、機会をつくり、子どもたちが今を生きることに役立ててもらいたい 答えを教えて正しくアウトプットするのが目的ではなく、一人ひとりが自分の中の答えに気づくことを促すプログラム 何かができるようになることや高評価を目指すものでもない、自分のために取り組む きょうの場も皆さんにとってそういう時間になればうれしい
  3. 生きていく中で、答えは自分の中にあるよね、ということに気がつくことがあったので、その学びをシェアすることで10代の人がより生きやすくなったり、希望を持って生きられるようになったらいいな、と思ったので、この本を出しました。 保護者会、授業、図書館 社会がすでにあって、決まっているものを与えられて、それにのっかっていくということではなくて、自分が社会の一員として、社会を作っていくんだよね、ということをわたしたちも実践しながら生きているし、皆さんにもそういうふうに生きていくと生きやすいのではと考えて、学びの形で手渡したというものになります。
  4. 変じゃないですか? なんでこのトピック?という偏り、なんでこれがあって、これがないの? 網羅していない。  →選んだのは、個人にとって切実だったり、関心があっていつもやっていて得意で書きやすいこと (わたしならを思い当たってもらいたい)
  5. 部活の例 1・「部活のトリセツ」をある部活の部員一人ひとりがつくってみる。   わたしにとっては、「普段のクラスの友達とは違うつながりができて」 「部活で挑戦して、できないことができるようになるとうれしい」  2・「大会や発表会がなくなっているのでモチベーションのキープが難しい」    「先輩からノウハウや技術が引き継がれていないのが悩み」 3・「モチベーションのキープのためにつながりを使ってできること」   「OBOG、外部指導者に頼んで来てもらうには」 4・部のルールを変える、学校に働きかける 課題を話そう!とか、困っていることを相談して!だと出しづらいことが、出しやすくなる。 わたしのトリセツだから、他の人と違って当たり前という前提が話しやすくさせる。 ------- 「教えてあげる」じゃなくて、自分の中の気づきを得る、もうちょっと社会生きやすくなるための、自分との対話的な面、自分との対話をまずやって、自分がわかっているから他の人としゃべれるんだよっていうのがあるから、シェアしていてて理解が深まる。 自分の中から社会との対峙の仕方を得る、自分がどれに関わり方をするのがいい、経験を言語化する、表現する、自分対社会の関わり方の道標にする。道標を自分で得てほしい。道標が違う人のこともお互いに理解する。
  6. 部活の例 1・「部活のトリセツ」をある部活の部員一人ひとりがつくってみる。   わたしにとっては、「普段のクラスの友達とは違うつながりができて」 「部活で挑戦して、できないことができるようになるとうれしい」  2・「大会や発表会がなくなっているのでモチベーションのキープが難しい」    「先輩からノウハウや技術が引き継がれていないのが悩み」 3・「モチベーションのキープのためにつながりを使ってできること」   「OBOG、外部指導者に頼んで来てもらうには」 4・部のルールを変える、学校に働きかける 課題を話そう!とか、困っていることを相談して!だと出しづらいことが、出しやすくなる。 わたしのトリセツだから、他の人と違って当たり前という前提が話しやすくさせる。 ------- 「教えてあげる」じゃなくて、自分の中の気づきを得る、もうちょっと社会生きやすくなるための、自分との対話的な面、自分との対話をまずやって、自分がわかっているから他の人としゃべれるんだよっていうのがあるから、シェアしていてて理解が深まる。 自分の中から社会との対峙の仕方を得る、自分がどれに関わり方をするのがいい、経験を言語化する、表現する、自分対社会の関わり方の道標にする。道標を自分で得てほしい。道標が違う人のこともお互いに理解する。
  7. ライチさん、聖子さんだったらなんですか? 2人に入ってもらう つくりたい理由を考える 何が気になる? どこが大事? どうして「どうにかしたい」?
  8. 変じゃないですか? なんでこのトピック?という偏り、なんでこれがあって、これがないの? 網羅していない。  →選んだのは、個人にとって切実だったり、関心があっていつもやっていて得意で書きやすいこと (わたしならを思い当たってもらいたい)
  9. 他の人に理解されづらかったこと 今後の判断に迷わないように決めたかったこと これあとでワークシートの形にして準備につかってもいい インタビューしあうとか
  10. シェアのスタイルもできるだけ選べるといい テキストで書く訓練もしていたりしますが、トリセツは自分にとって心地よい表現やしっくりくる表現でやることがポイント
  11. シェアする前提で書いてるので 悩みの多くは人間関係。特に友だち関係 →多分みんなそう 友だちのことで傷ついた経験が大量すぎ → 誰のアドバイスもしっくりこない→ 誰もいってないけど、こうじゃない?という自分なりの仮説
  12. 準備でワークシートをつくってもいい アイディア出しはインタビューでやってもいい (作文・エッセイ・インタビュー録/概要スピーチ、スライド投影/プレゼン、ポスターセッション/プレゼン、コラージュ/プレゼン) 5、6年生対象で、13か15人かな。全員一巡しました。 45分を2コマで1授業。を2回
  13. 教室でシェアの機会を持つと、こんな気づきが出てくる可能性があります。
  14. 最後はお知らせです。 ・アンケートのお願い(資料差し上げます) ・読んでみたい!と思ってくださった方、こちらでどうぞ。  Amazonのページにリンクしてます。試し読みができます。 ・学校の図書館や保健室にも置いてもらってます ポータル、SNSからもお問い合わせどうぞ