This is slide of Japan Software test symposium on test at Hokkaido. How we set global QA team.

1. 変更に強い
スクラムQAチームの
実践
メンバーが自立してタスクを回せる 協力体制の構築
G LO B A L O N E T E A M QA

2. 自己紹介 Saori Egawa
札幌テクノパークの端っこの三角の部屋で、直行表を握りしめて
夜な夜なプリンターと会話するところからキャリアをスタート。
以後、携帯電話、検索エンジン、セキュリティソフト、コンテンツ系、SNS、データ
ベース、保険、不動産、HR系、などWeb系を中心にやってきました。
今は東京の端っこでグローバルQAチームのお世話係をやっています。
北海道出身。焼きそば弁当とジンギスカンは常備してます。
認定スクラムマスター。
資格にこだわらず実践を積むのが有用だと感じています。

3. はじめに
クーポン配信サービス 2019年から同製品のQAスタート
→当初は、日本人のみでの編成を考えていた
→紹介していただいたオフショアが良かった
→全然しらないところで海外拠点でQAメンバーを採用
することに
→気が付いたら3か国のグローバル
チームに
経緯
製品について

4. スキルがデシジョンテーブル状態

5. Welcome!!

6. 今日のテーマ
スクラムを使ったQAプロセスの事例
スクラムの理解形成＆品質向上のための育成
グローバルリモート体制を支えるコミュニケーション

7. スクラムQA
やってみる
QAプロセスにスクラムを導入すると
こうなる

8. スクラムとはなんぞや
スプリント チームで
成果を出す
スクラムの
６原則
Doneの
定義

9. 何故スクラムでやりたいのか
圧倒的に早くやれる
変更に強い
開発もスクラム

10. 圧倒的に早い
速さの価値

11. 変更に強い
差し込みがはいっても
一瞬で調整できる

12. しかし
スクラムは
基本的に、
スプリント内
で
テストを
終わらせる
UI1個追加
したらテ
スト
開発並みの
知識が必要
になる
テスター単価
は
激烈に
上がる
そもそも
対応できる
テスターを
アサインす
るのが難し
い

13. 巷のスクラム
を当てはめようとすると・・。
一人一人
技術が
違う
タスクが
わけにくい
コミュニケーション
スキル
テスト
スキル
や
ドメイン知識
依存
そもそも
人材が
捕まらない
上手くなんていきっこない

14. そこで
今いるメンバーで進めるべく、
スクラムでの進め方を
アレンジしました
なんとかするしか
ないよなぁ。。。

15. まず最低限の共通認識が必要
スクラムでの
進め方
何をやってい
るか
お互いに
理解する
プロセスを
渡せるように
する

16. 以下の点を整理しました
RACIチャート
テストストラテジーマップ
テスト計画テンプレート
中間成果物
トレーサビリティマトリクス

17. RACIチャート

18. テストストラテジーマップ

19. テスト計画テンプレート

20. トレーサビリティマトリクス

21. Before
一人
一人
技術が
違う
タスク
が
わけ
にくい
コミュニ
ケーショ
ンスキル
テスト
スキル
や
ドメイ
ン知識
依存
そもそ
も
人材が
捕まらな
い

22. After
一人
一人
技術が
違う
タスク
が
わけ
にくい
コミュ
ニケー
ション
スキル
テスト
スキル
や
ドメイ
ン知識
依存
そもそ
も
人材が
捕まら
ない
テスト
ステラテ
ジー
マップ
テスト
ストラテジー
マップ
・
カンバン
・
RACIチャー
ト
都度
指示
テスト
ステラテ
ジーマップ
・
TPIマップ
アサイ
ン
の
工夫
育てる

23. 育成について
グローバルリモートチームに
おいての育成

24. 課題
異なるテスト観点
言語の問題
テストセットの理解
スクラム初心者

25. 育成についての樹形図

26. 共通認識醸成
膨大な量の説明
をどうやって続
けるか
飽きさせない
どうやって参加
する気になって
もらうか

27. 縁側ミーティング

28. 実際の縁側ミーティングの中身
ワーク
ショップ
TPIマップ モデリング

29. 学習をチームで続けるための コツ
時間をかけない
決めてしまう
無理しない
SMARTの法則

30. SMARTの法則
具体的に 計測可能である 達成可能である 成果に基づいて 期限をセットす
る

31. いろいろなワークショップ
UML
• ユースケース
図
• ステートマシ
ン図
マイン
ドマッ
プ
• ペルソナ
• テスト観点
QC7つ
道具
• 特性要因図
• パレート分析

32. パンケーキワークショップ

33. カレーワークショップ
美味しい
カレーが食べた
い!

34. KPTワークショップ

35. TPIアレンジマップ

36. Before

37. After

38. After
ゴールの共有

39. リモートでの
コミュニ
ケーション
について
グローバルリモートチームに
おいてのコミュニケーション

40. ツール群
Trello
JIRA
Asana
Slack
Teams
Zoom
スプレッドシート
Jamboard 付箋ツール

41. 相互コミュニケーション
日本語が読めなくて苦労
時差のため質問ができな
い
ネットワークに制限があっ
て
できないシステムのテスト
がある
英語ができなくて苦労
頑張って挑戦中

42. 嬉しいことを把握する
お礼をしっかりいう
成果に対してはっきりと褒める
何を期待しているか伝える
あれ？グローバル関係なくない？

43. まとめ

44. 何ができるようになったのか
テスト
作成
タスク
交換
テスト
マネジメント

45. 嬉しかったこと
テストの質・開始・実行・速度が
目に見えて上達していること
タスクのやり取りを勝手にしてくれるように
なったこと
新人がマルチタスクで
プロジェクトマネジメントをこなせるように
なった

46. 今後の改善
テストスキル
速さ
持ちタスクを可視化して自分で判断できるよう
にする
最終的には、
マネージャーがいなくても回せるチームにした
い

47. ご清聴ありがとうございました
Twitter@EgaSaQA