2017年春季HCD研究発表会での口頭発表資料

1. HCD普及・啓発活動実践者のための
HCD入門講座雛形
ーβ版作成活動の報告ー
◯ 和井田 理科（ＪＶＣケンウッド・デザイン）
相澤 奈保子（株式会社リコー）
飯尾 淳（中央大学）
五十嵐 亜季（楽天カード株式会社）
石山 泰弘（理想科学工業株式会社）
上林 昭（株式会社サムスン日本研究所）
佐藤 紀子（ＮＥＣソリューションイノベータ株式会社）
鈴村 昌司（株式会社クレスコ）
高生加 英樹（キヤノン株式会社）
富崎 止（ソニーグルーバルＭ＆Ｏ株式会社）

2. 背景と目的
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HCDでよりよいシステム・サービスを実現
開発関係者一同
が
HCD活動の意義を理解し
協力して実践
教育啓発活動

3. 社内セミナー
勉強会
他コミュニティー
講師拡大ワーキング・グループ
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目的 HCDに関する基本的な知識を教えられる人を増やし、HCDの考え方の普及を図る
「教える」立場になることによって、HCD専門家のレベルアップを後押しする
内容
HCD専門家コンピタンスに関する知識のセミナー
•ビデオ教材も検討中
『人間中心設計入門』を基本としたセミナー
•HCDを初めて学ぶ人に考え方を伝える
•標準教材を作成し、受講対象者のタイプ別にアレンジしや
すい雛形としてまとめる
セミナーの標準教材を作って、知識の普及活動をしやすくする
●入門者向け
●専門家候補向け
対
象
者
に
合
わ
せ
て
ア
レ
ン
ジ教材

4. 活動の経緯：HCD-Net教育事業
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『人間中心設計入門』出版記念
初心者セミナー＆教育実践者WS
教育プログラムWG
巻物２０１６
計３回開催
2014年度～2015年度
2016年度

5. 組織にHCDを浸透させるための教育的枠組み
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受講者モデルと
モデルごとのゴールを設定
ゴール実現のための
研修内容や施策例を記述
巻物２０１６
配布URL:
http://www.hcdnet.org/hcd/column/hcd-1041.html

6. 活動の経緯：講師拡大WG
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教育実践事例の紹介
受講対象者とゴール
教材内容検討
教材プロトタイピング
α版ブラッシュアップWS
教材β版・手引書作成
＊2016年7月より、毎月１回対面打合せ
＋サイボウズGpを活用したオンライン活動

7. HCD入門講座の受講対象者とゴール
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受講対象者
エンジニアでHCDの
存在を知らない入門者
ゴール
受講者が
「HCD,これいいかも」
と思う
「巻物2016」で設定した受講者モデルより、さらに
受動的
受動的
•「HCD」は聞いたことがない
•受講指示を受けたが自分に関係ないと思っている若手、中堅
「ユーザーを知る」
ことが大事だと知る

8. 受講対象者とその特徴
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要求仕様から要件定義を作るときに、
その要件で合っているかを
利用者を知って、
• 検証する
• 発注者の意図を把握する
機能仕様、UI仕様を作る時に、
利用者を知って、
• 現実的なよりよい解決案を設
計する
システムインテグレータ（SI）の場合 メーカー（電機・精密機器）の場
合
開発関係者一同
が
HCD活動の意義を理解し
協力して実践

9. HCD入門・教材β版の目次
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1. こんなことはありませんか？
2. 人間中心設計(HCD)の考え方
3. ユーザビリティ
4. HCDのサイクルと導入
5. 事例紹介
6. 付録

10. グループ発表
教材プロトタイピング
2017/5/27 2017年春季HCD研究発表会 10
つかみの例が大事 →構成変更
似た用語が気になる →巻末に用語集
講師用のガイドが必要 →手引書作成
…
α版ブラッシュアップWS
（１時間半）
教育実践者視点
• 受講対象者に理解できる内容だったか
• 受講対象者に響く内容だったか
対象者視点
• 入門者に伝えたい「HCDの内容」が盛り込まれていたか
どのようにするとより良くなるか
グループで検討する
参加者：19名
• 教材制作メンバー
• 教材制作に関与していないHCD専門家
• 受講対象者に近いエンジニア
模擬講座
教材β版

11. 今後
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β版のクリエイティブ・コモンズとしての配布
手引書の作成・配布
違う属性の受講対象者の場合の検討
• 共通部分
• 受講対象者特有の部分
2017年度中にバージョン１.０
教育実践者の交流会を計画中
是非使って、フィードバックください
HCD evangelists Meetup !?
WG メンバー募集！
配布URL：
http://www.hcdnet.org/hcd/column/hcdmaterial-beta.html