Mais conteúdo relacionado Semelhante a Qoncept iBeacon / Bluetooth LE (20) Qoncept iBeacon / Bluetooth LE3. iBeaconとBluetooth
LEについて
iBeaconとは
−
Bluetooth
LEを備えた「ビーコン」と呼ばれる端末とiPhone等で無線通信する
ためのAppleが提供するiOS用APIサービス(iOS7から利用可能)。
−
Androidでも4.3以降から、同様の機能が実現できるようになりました。
Bluetooth
LEとは
−
2011年に公開されたBluetoothの新しい規格で、Bluetooth4.0、Bluetooth
Low
Energy,
BLEと
標記されることもあります。
−
データ通信速度は遅いものの、通信の際に従来のようなペアリング作業が不要になり、また消費電力を
大幅に抑えることができるようになりました(ボタン電池1つで約2年間の連続稼働)。
−
通信距離は最大50mと、同様の近距離無線通信のNFCの通信距離(10cm程度)を大きく上回ります。
−
iOS端末はiPhone4S以上、iPad3以上、iPod
Touch第5世代以上であればこのBluetooth
LEを用いた通信が
可能となっています。
Androidは機種に依存しますが、最近のものはBluetooth
LEを備えた機種が多く出てきています。
ビーコンとは
一般的には、光や電波などを発する固定された装置などのことで、その光を見た人や
信号を受信した電子機器などが現在地を知るのに使われます。
ここでは、Bluetooth
LE規格を用いて定期的に短信号をブロードキャストする
端末のことを指します。
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4. iBeaconの仕組み
ビーコン側
−
定形のメッセージを定期的にブロードキャスト
−
メッセージ内には下記情報が含まれる
UUID:送信元を特定する一意の符号
major:データ部1
(ex:大型モールの支店番号)
minor:データ部2
(ex:
支店内のショッピングコーナー番号)
定形メッセージ(アドバタイジングパケット)
UUID
major
minor
※端末側自身がビーコンとなり、メッセージを発信することもできます。
受信側(アプリ側)
−
ビーコンから発信される定形メッセージを受信すると、その内容を解析
−
UUID、major、minor情報に加え、
そのビーコンからの距離を示す値も取得できる
−
メッセージの内容に応じてアプリ内でアクションを起こす
ex:
クーポン画像を表示する、
サーバに追跡ログを送信する、等
※iBeaconはiOS7以降にて公開されているAPIサービスです。
AndroidについてもAndroid4.3から同様の機能が実現できるようになりました。
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6. 他の技術との比較
Bluetooth
LEは中距離(50cm〜数十m)レンジで様々な強みを持つ。
長距離(屋外)の場合はGPSが向く可能性もあるため、用途に応じた使い分けが重要。
認識距離
NFC
Bluetooth
LE
音波
Wi-‐Fi
GPS
対応OS
10cm程度
iOS非対応
Android2.3以上
50m以内
(推奨10m)
iOS7以上
Android4.3以上
音響設備に依存
N/A
通話用マイク入力
を利用
100m以内
N/A
距離制限なし
ただし屋外に限る
N/A
検出による受動的
通知性
(プッシュ通知)
同時接続性
✕
✕
ユーザの能動的な
アクション(タッチ)が必要
センサとユーザは基本的
に1:1で通信
◯
ビーコンからのブロード
キャストを受け取るだけな
のでトラフィックを気にする
必要がない
バックグラウンドでも通知
可能
△
アプリ起動時のみ
検出可能
△
◯
◯
音源をクリアに聞き取るこ
とさえできれば
特に問題なし
△
備考
決済処理など、「タッチ」が必要
なアクションに向く
・バックグラウンド通知や屋内
ナビゲーションなど、中距離
(10m程度)のレンジで様々な
強みを持つ
・屋内での利用にも強い
Bluetooth
LEが使えない端末の
代替手段としても利用できる
アプリ起動時のみ
検出可能
接続人数の増加に伴うトラ
フィックや、Wi-‐Fi回線同士
の干渉の恐れあり
Bluetooth
LEと比べると通知性
や同時接続性に劣る
◯
◯
バックグラウンドでも
通知可能
同時接続による影響は特
になし
・長距離(数100m〜km単位)レ
ンジで様々な強みを持つ
・屋内では利用できない
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7. iBeacon
機能と利用例
プッシュ通知
−
受信側の端末は、アプリを起動していなくても(バックグラウンドで
起動していなくとも)、ビーコンの通知領域内に入ると、
OS側が自動でプッシュ通知してくれます。
※受信側はアプリをインストールした上でBluetoothをONにしている必要があります。
−
この機能を利用することで、例えば店頭の近くに来た時に
ユーザにクーポン情報をプッシュ通知する、といったことが可能になります。
位置検出
−
受信したビーコンの距離情報から、ユーザの位置情報を検出できます。
−
この機能を応用することで、下記のような利用例が考えられます。
店内で位置に応じてプッシュ通知情報を変化させる
大型ショッピングモールなどでの屋内ナビゲーション
店舗内の顧客滞留時間のログ計測
店舗内に入ったら
ポイント加算
店舗に近づいたら
ユーザに通知
店舗内の顧客滞留時間を示すヒートマップ
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9. iBeacon
機能と利用例
Qoncept
Original
擬似NFC(かざす)
−
NFCは10cm弱程度の検出距離しかありませんでしたが、逆にこの特性を利用して端末を「タッチ」することで
決済などの”チェックイン”が可能でした。
−
iBeaconが提供するAPIではビーコンとの50cm以内の距離を”Immediate”という一律の「近さ」でしか
検知できませんでしたが、弊社の独自手法によりNFC同様、「タッチ」機能を実現しています。
−
この機能を利用することで、例えば店内でクーポンが表示された端末をレジ横のビーコンに
「タッチ」することでクーポンを「使用済」状態にする、といったことが実現できます。
iBeaconでクーポンGET
レジにてタッチ検出
使用済
20%OFF
クーポン利用情報
を送信
iBeacon
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10. iBeacon
機能と利用例
Qoncept
Original
音情報を併用した端末時間同期
−
ビーコンがブロードキャストする信号を利用して複数の端末を同期します。
−
Bluetooth
LEに対応していない端末には、別途特殊な超音波を利用して
同期を実現します。
−
例えばコンサートのサイリウムとして観客のスマートフォンの画面を一斉に
同期させる、といった演出が可能になります。
ブロードキャスト用ビーコンデバイス
Bluetooth
信号
超音波信号
同時に赤から黄色に変化
予め座席情報を端末に入力することで
座席位置と連動した演出も可能になります
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11. iBeacon
機能と利用例
Qoncept
Original
AR技術との組み合わせ
ARとiBeaconを組み合わせることで、様々な応用方法が考えられます。
AR屋内ナビゲーション
美術館ARガイダンス
2m
→
Cast
camera
to
Mona
Lisa!
屋内でのユーザの位置情報をビーコンから取得、
端末の方位センサを利用して方角を取得。
これらの情報からカメラ画面上に行き先へのナビ
ゲーション情報をARとして表示。
The
Mona
Lisa
is
a
half-‐
length
portrait
of
a
woman…
1.
美術館など、多数の展示品がある建物内にビーコンを複数設置。
2.
端末がビーコンを検出すると、近くにある絵画に端末をかざすよう促す。
3.
絵画にかざすと、ARで絵画を当時の色彩に復元したり、説明文を表示。
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12. 株式会社コンセプト / Qoncept, Inc.
Qoncept CHINA, Inc.
http://qoncept.jp
03-‐‑‒6416-‐‑‒4499
contact@qoncept.jp