－速報－令和３年度DPC「退院患者調査」データの活用

1. 1
医療データ活用勉強会

2. 2
勉強会イベント運営について
• 当イベントは録画して、YouTubeに資料とともに公開予定です。
• 参加者のかたは、ご発言・ご質問・ご要望がある場合、Zoom画面下
のQAアイコンをクリックして入力をお願いします。
• また終了時にアンケートが表示されますので、感想や、テーマや運営
についてのご要望があれば、入力をお願いします。

3. クリックテック・ジャパン株式
会社
第24回 －令和３年度DPC「退院患者調査」データの活
用－
2023年3月29日
Qlik医療データ活用勉強会

4. 4
4
アジェン
ダ
1. 本勉強会の趣旨
2. Qlik Senseの概要
3. フィードバックコーナー
4. 前回の復習
5. ー速報－令和３年度DPC「退院患者調査」データの活用
6. Q&A
7. 次回取り上げるテーマ

5. 5
1. 本勉強会の趣旨
• Qlik Senseを利用して医療関連データの扱い方を学ぶ
• 参加者が活用事例等を共有し、医療データの活用方法を学ぶ
• 参加者が情報交換できる場をご提供する

6. 6
2. Qlik Senseの概要

7. 7
組織内外の膨大なデータを収集/統合/分析し、エビデンスに基づく意思決定を支援
データソース
社内システム
クラウド
CSV
Excel
DWH
データレーク
データ準備
インメモリエンジン 連想技術 拡張知能
データ準備
データ接続 共用データ
モデル
ビジュアライゼーション 分析・共有
セキュリティ パフォーマンス 管理性 拡張性
再利用性（共有ライブラリ）
接続定義 拡張機能 軸・計算式 チャート
データ加工 画面作成
Qlik Sense
Qlik Senseの概要

8. 8
Qlik Senseの利用形態に応じた製品ラインアップ
デスクトップ版 SaaS/クラウド版 サーバ版
Qlik Sense Desktop
(QSD)
Qlik Sense Business
(QSB)
Qlik Sense Enterprise
SaaS
Qlik Sense Enterprise
Client-Managed
利用形態
製
品
名
※QSDは他の製品/サービスを購入すると付属。

9. 9
Qlik Senseでのデータ共有方法
Qlik Sense Business Qlik Sense Enterprise SaaS
Qlik Sense Enterprise
Client Managed
SaaS/クラウド版 サーバ版
数十名程度の小規模 大規模 小規模～大規模
アプリ
個人
スペース
共有
スペース
管理
スペース 個人
ストリー
ム
(共有)
アプリ アプリ
アプリ
アプリ
※SaaS/クラウド版、サーバ版の両環境でアプリの共有が可能です。
※ユーザはブラウザのみで、アプリの作成や閲覧が可能です。
※アプリのデータが更新されると、そのアプリへのアクセス権を持った全てのユーザが更新された情報を参照できます。
※Qlik Sense Businessのユーザ、もしくは、他のQlik SenseでProfessional Userの権限を持っているユーザはQlik Sense Desktopも
個人
スペース
アプリ
共有
スペース
アプリ

10. 10
3. フィードバックコー
ナー

11. 11
フィードバックコーナーとは
アプリの開発や、調査・分析に関して、よくわからない、もう少し
深めたいなどの、
質問やご要望に対して、一緒に考えていくコーナーです。
アンケートやCommunityへのご質問などから取り上げていきます。

12. 12
ご意見ご感想ありがとうございます！
今回初めて参加したので、
途中からで不安でしたが、
なんとかついて行けました
GeoOperations が、Qlik
Sense Businessなので使
えなくて残念です
事前にリハーサルをしっか
りしておくともっと進行が
スムーズかも
「円が重なっていると、透
明度を上げた方が見やす
い」こういう経験則に則し
た話は非常にためになる
難しかったですが、大変勉
強になりました

13. 13
ご質問：選択期間の前年表示
年月を指定したら、その期間の数値合計と、前年同期間の合計を表示
したい
年月
2023/03
2023/02
2023/01
2022/12
:
軸 当年 前年
A
B
C
:
2023年
の1月2月
の合計
2022年
の1月2月
の合計

14. 14
ご質問：選択期間の前年表示
当年は素直に集計するだけでよい。前年についてはいろんなアプローチが考え
られます。
年またがりで選択する場合があるか
例えば、2023年1月と2022年12月
連続しない複数年月を選択する場合があ
るか
2023年1月と2022年2月と2021年3月
ない
最大年月の年から１減算し
た年月以下で、最小年月の
年から１減算した年月以上
の数値を集計する
年が最大年から1減算した年
の数値を集計する
年またがりの選択を不可と
する工夫が必要
ある
ない
連続しない複数年月の選択
を不可とする工夫が必要
ある 年と月を分けて選
択
最大年月と月数を
選択

15. 15
ご質問：選択期間の前年表示
今回は簡単なアプローチをお答えしてみました。
年と月のフィルタを分けて選択をさせる。
複数月の選択は年をまたがらないことを前提
とする。
年
2023
2022
2021
2020
:
軸 当年 前年
A
B
C
:
月
1
2
3
4
:
年は「１個の値を常に選択」と
するか、１年だけ選ばれたとき
のみ、テーブルで集計値を表示
するようにする。
単純に
選択範囲
を集計
年のみ
Set数式
で
前年とす
る
数式例：
Sum({<“=Year([日付])”={“$(=Year(Max(Addyears(日付,-1))))”}>} [数値])

16. 16
ご質問：選択期間の前年表示
数式の解説
2023年の2月3月の日付
数式例：
Sum({<“=Year([日付])”={“$(=Year(Max(Addyears(日付,-1))))”}>} [数値])
年
2023
2022
2021
2020
:
月
1
2
3
4
:
2023年の2月3月の１年前の日付
2023年の2月3月の１年前の最大日付
2023年の2月3月の１年前の最大日付の年
年が2023年の2月3月の１年前の最大日付の年と等しいデータの数値を集
計する

17. 17
4. 前回の復習

18. 18
本日やってみること
1. 地理データの取り込み
• 郵便番号
• 二次医療圏（Shapefile）
• メッシュ別将来推計人口
2. 地図上で特定の二次医療圏に属するDPC病院をわかりやすく見せる
3. 地図上でDPC病院の各種データ（DPC調査）をわかりやすく見せる
4. ある病院の近隣（自動車で20分の移動距離圏）の人口（男女、年齢階級な
ど）がどう変化するかを表現する
• 移動距離圏とメッシュ別将来推計人口と関連付け
• 将来推計人口の変化をチャートで表現する
• 近隣の他の病院と比較する
ここまで
やりました

19. 19
郵便番号の取り込み

20. 20
二次医療圏（Shapefile）の取り込み

21. 21
〈フィードバックコーナー〉100mメッシュ

22. 22
5. －速報－令和３年度DPC
「退院患者調査」デー
タの活用

23. 23
今回とりあげる範囲
1. R3DPC調査 疾患別手術別集計データの取り込み、アプリ作成
2. 過去3年分のデータを活用したい場合の考え方
3. 参考資料1や参考資料2のデータを利用したアプリ作成 次回
リクエス
トがあれ
ば

24. 24
令和3年度DPC「退院患者調査」の公開
https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000196043_00006.html

25. 25
YouTubeの昨年の勉強会のページ
昨年の内容もご参照ください（第13回 令和2年度DPC）
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTGfcjhh8Hh6Sm0gFbZCIMNDdCIvPOJeo

26. 26
データの取り込み
1. 令和3年度データの取り込み
• 公開アプリ（2021/8/18）を利用し、R3のDPCデータ（疾患別手
術別集計）を取り込み
• 公開（2022/3/26 Community）している施設概要表も利用
2. 複数年データの取り込み ←今回は考え方のみ
• 経年比較をしたいという方へ、複数年のデータを取り込み

27. 27
令和3年度DPC「退院患者調査」
3/22
公開
メモ：
・色塗りのデータを利用
します

28. 28
参考資料２（８）疾患別手術別集計
MDC01
MDC02
MDC03
メモ：
・ヘッダーが複雑で取り込みが
難しい
・2021/8/18公開アプリを利
用

29. 29
Community（2021/8/18公開）のコンテンツを利用

30. 30
令和3年度 （8）疾患別手術別集計の取り込み
1. 公開アプリ（2021/8/18）のダウンロード
2. 「1.」をクラウドにアップロード
3. 令和3年度手術別疾患別集計MDC01~18をクラウドにアップロー
ド
4. 公開アプリのパスを書き換え、データリロード
lib://:DataFiles/00*.xlsx
5. 数値の確認
MDC01の”010010”の件数、在院日数の合計など
6. QVD化
Store Temp5 Into [lib://:DataFiles/R3_DPC.qvd];
MDC01の件数の合計
（再掲含む）は
498,227件
データをQVDにまと
め
読み込みを高速化

31. 31
施設概要表との関連付け
1. R3_DPC.qvdのリロード
2. 施設概要表のリロード
3. その他必要なマスタ類の取り込み
施設概要表
疾患別
手術別集計 二次医療圏
DPC6桁
名称
MDC

32. 32
ロードスクリプト

33. 33
実施件数の全体把握、個別確認

34. 34
過去3年分のデータを活用したい場合の考え方
R3
R2
R1
R3の告示番号
（施設ID）
R2の告示番号
（施設ID）
R1の告示番号
（施設ID）
疾患別
手術別集計
施設概要表
履歴データ
R1 R2 R3
xxx01 xxx01 xxx01
xxx02 xxx02 1xx02
… … …
施設IDを
書き換え
R1~3
R3の告示番号をキーに
過去のデータを分析

35. 35
今後
1. 次回
• 令和3年度DPC退院患者調査
• Qlik Senseの地理空間分析－その４－
 使ってみよう（Geo Operationsを利用した計算処理）
2. 今後の検討
• なに！電子カルテのバージョンアップ（データ移行）を30分で実現？！
• 令和3年度病床機能報告－第3回－
• SCR（標準化レセプト出現比）を使った分析
• 医療データの統計分析（QlikとR等の連携）
• ゲストからの事例紹介
続き
検討

36. 36
6. Q&A

37. 37
7. ご参考情報と次回のテー
マ

38. 38
Qlik Japan Healthcareコミュニティ
https://community.qlik.com/t5/Japan-Healthcare/gh-p/japan-healthcare-group
【最近の投稿】
3/26
令和３年度（R3）DPC調査の"施設概要表"に住所と緯度経度を
付けました
3/21
3/29（水）医療データ活用勉強会（－速報－令和３年度DPC
「退院患者調査」データの活用）
2/10
2/22（水）ヘルスケア勉強会（続き：医療データを利用した地
理空間分析）
1/23
1/25（水）ヘルスケア勉強会（医療データを利用した地理空間
分析）
12/8
12/21（水）ヘルスケア勉強会（ゲスト講演：多角的パス分析、
ほか）
11/23
11/30（水）ヘルスケア勉強会（Qlik Senseの機械学習機能）

39. 39
次回の開催予定とテーマ
4月26日（水）18:00-19:00 オンライン（Zoom）
令和3年度DPC退院患者調査－速報－
※Tech Playでフォローしていただくと開催案内が届きます。
https://techplay.jp/community/qlik
2022/10/26（水）

40. 40
医療学会への参加
第25回 日本医療マネジメント学会学術総会
2023年6月23日~24日、神奈川県横浜市（パシフィコ横浜）
あと
3ヵ月

41. 41
オンラインでの技術情報提供
セミナー トレーニング
LT形式のTips共有 技術イベント
TECH PLAYのQlikコミュニティサイト:
https://techplay.jp/community/qlik
Tech Playのグループをフォローいただくと、イベント情
Qlik Japanプリセールスチームではオンラインの技術情報提供を推進しています。

42. 42
Webセミナーの資料はレポートで公開します。
TechPlayの申込ページの
「イベントレポート」のタブか
ら、資料と動画をご覧いただけ
ます。

43. 43
勉強会過去動画プレイリスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTGfcjhh8Hh6Sm0gFbZCIMNDdCIvPOJeo

44. 44
Web技術セミナー過去動画・資料
https://www.slideshare.net/QlikPresalesJapan/presentation
s
https://youtube.com/playlist?list=PLTGfcjhh8Hh5aTTk-PDzg-
dEhCtvh5IJ0
YouTube プレイリスト TECH TALK Slideshare QlikPresalesJapan

45. 45
Qlik Tips プレイリスト
Qlik使用のちょっとした技術やコツを短い動画でご紹介しています。
https://www.youtube.com/playlist?list=PLTGfcjhh8Hh5a6vjjOlBa7mAtL2H0hw7K

46. 46
「Qlik Sense 参考書」好評発売中
Qlik Sense ユーザーのためのデータ分析実践バイ
ブル
・判型：B5 変 ・総ページ数：～480 ページ程度
・予価本体：4,200円 (+税)
• QlikSpaceの記事をベースに、書籍用に大
幅にカスタマイズ＆加筆
• 1 冊でQlik Sense の基本をマスターし（＝
基本編）、ニーズの高い分析例（＝応用
編）をできるだけ丁寧に紹介

47. 47
その他の情報
セミナー動画・事例紹介
・デモ・新機能紹介
Qlik Japan Youtube Qlik Community Japan
製品・技術Q&A、製品関連資料
Qlik Showcase
日本語アプリの公開
Qlik Japan Blog
製品・技術情報の公
開

48. お問い合わせ先
Taro.Murata@qlik.com