『なぜ今イスラエルか？グローバル企業と関西企業の最新動向からの考察』_Aniwo

『なぜ今イスラエルか？
グローバル企業と関西企業の最新動向からの考察』
15th May. 2017
Ani Terada, Founder & CEO
Aniwo

Company
CONFIDENTIAL / Aniwo 2017 All Rights Reserved 2
Aniwoはイスラエルを本拠地にイノベーション・プラットフォームを提供する企業です
ABOUT
MISSION
“Innovation for your smile”
「世界をひっくり返して(コペルニクス的転回で)人々を笑顔にする」
TEAM
Ani Terada, CEO Takuya Ogushi, CFO Chikara Ueno, COO Ran Galili, Chief Engineer Sachio Semmoto, Advisor
Kyoto University, MBA
Osaka University, B.Ec.
Benesse Corporation
GLM
SLOGAN
Kyoto University, MBA
Tokyo University of Pharmacy
and Life Sciences
Accenture Japan
Kyoto University, LL.B.
Oisix
Jerusalem College of
Engineering, B.Sc. Software
Engineering
Cisco
University of Florida, Ph.D.
Founder of KDDI and Y!mobile

Global Offices
Aniwo
Israel, HQ
Aniwo
Japan

Service
SERVICE
イノベーション創出のために不可欠な産学官全てにおける強力なネットワークと幅広い業界における
ナレッジを基盤に、オンラインサービスと情報分析ソフトウェア、調査・連携支援のサービス、そしてリア
ルなカンファレンス開催を通して多面的なサービス提供でイノベーション創出を支援します。
Million Times | PLATFORM & AI ENGINE
イスラエルスタートアップ6,000社以上を収録する最大級のデータベースプラットフォーム。イスラエル企業との連携時に必要となる情報探
索に欠かせないツール。京都大学と共同研究開発を行うAIエンジンによる分析システムを開発。
Pitch Tokyo | CONFERENCE
ピッチ動画を活用しイスラエルスタートアップと日本企業を繋ぐイベントを多数開催。AI, Fintech, IoT, Braintech, Cyber Security,
Digital Health等の注目領域で年間40社以上のイスラエルスタートアップを紹介し、投資・連携のきかっけを提供する。
Million Times Research Lab | RESEARCH & CONSULTING
イスラエルでのネットワークを活かした調査及び現地企業との連携、現地進出支援をワンストップで支援。通信、セキュリティ、自動車、
金融、電機メーカー等各業界のトッププレイヤーとプロジェクトを実施し、多くの投資、連携を支援。

Startup
Fintech, AI, Cyber Security, IoT,
Automotive, Braintech, AR/VR,
Digital Health, Robotics, Edtech等
注目領域スタートアップ45社が登壇
Pitch Tokyoイベント登壇スタートアップの
累計調達金額*
*2017年4月時点公開情報 (当イベント経由以外の資金調達も含む)
45社 $308M
Startups

Guest
各業界を代表する企業の
経営企画・新規事業担当者
投資家, 専門家, 起業家を含む
500名以上が参加。
500+500+
Speakers
MUFG イノベーション・ラ
ボ
所長
上原高志氏
Slush Tokyo
CEO
Antti Sonninen 氏
Orange Japan
パートナーシップマネー
ジャー
西川浩司氏
Japan Innovation Network
専務理事
西口尚宏氏
Million Steps Ventures
マネージングパートナー
Yoav Ramot 氏
武田薬品工業
タケダデジタルアクセラレーター
ジャパンヘッド
大塚勝氏
FiNC
ライフサイエンス部
長
村上真氏
Partners

Schedule 2017/2018
June
PT #1
August
PT #2
October
PT #3
December
PT #4
January
PT #5
March
PT #6
AutomotiveFinTech AI BrainTech IoT AR/VR
2017 2018

Media Coverage

なぜ今イスラエルか？

3つの理由

① 世界トップレベルの
スタートアップ
エコシステムがある

世界トップの
スタートアップエコシステム
が生み出す最先端技術
→新規事業開発とイノベーション創出に最適な国

イスラエル基礎データ
1. 面積：2.2万平方km
2. 人口：858万人 (2016年9月イスラエル中央統計局)
3. 民族：ユダヤ人(約75%)、アラブ人その他(約25%)
4. 言語：ヘブライ語、アラビア語
5. ユダヤ教(75%)、イスラム教(17.5%)、キリスト教(2％) ドゥルーズ(1.6％)
(2014年イスラエル中央統計局）
6. GDP：US$299.4B、成長率3.8% (2015年世界銀行)
7. 一人当たりGDP：US$35,343 (2015年世界銀行)
Source: http://www.makomny.org/israel-travel.html

イスラエル発のイノベーション

イスラエルスタートアップのプレゼンス
Source: Deloitte (2015)
https://www2.deloitte.com/us/en/pages/technology-media-and-telecommunications/articles/global-venture-capital-confidence-survey.html
全世界VC(208社)への調査で
世界
第2位
の魅力度を誇る

スタートアップエコシステム総合評価
人材(3位) 資金調達(5位) 投資パフォーマンス(6位)でトップレベルの評価
Source: Compass(2015)
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/compassco/The_Global_Startup_Ecosystem_Report_2015_v1.2.pdf

スタートアップエコシステム概要
CONFIDENTIAL / Aniwo All Rights Reserved 17
Military
Entrepreneurship
Academy
Investor
Government
Multinational
Corporation
約6,000社
• 300社以上のR&D拠点
• 多数のM&A
• CVC
• コーポレートアクセラレーター
• 100社以上のVC
• 20以上のインキュベーター
• 世界トップレベルの投資家
• 経験豊富なエンジェル投資家
• 起業家支援制度
• 投資家誘致政策
• R&D補助金・優遇制度
• ビジネス経験豊富な政治家・官僚
• 世界トップレベルの研究機関
• 実績多数のTLO
• ビジネスとアカデミアの距離が近い
• 大学内インキュベーター
• 徴兵制度
• 世界有数の軍隊組織
• 高度な教育
• 実践経験
• 起業家精神
• 失敗を評価する風土
• フラットでストレートな国民性
• 問題解決へのフォーカス
• アウトオブザボックスの思考

Prof. Amnon Shashua, Co-founder

マルチナショナル企業・VCの積極的な取り組み
M&A
VC
Accelerator

イスラエルR&D and/or 積極投資プレイヤー

イスラエルが強みを持つ領域
イスラエル国内
約6,000社の
毎年約800~1,000社程度の
スタートアップが新規設立
サイバーセキュリティ/AR VR/BI/Adtech/ADAS
Fintech/ヘルスケア/IoT(半導体)の領域に特に強い

2016年Exit総額と大型M&A案件
Exit総額は$10B ■大型M&A案件
Source: Carmel Ventures (2016)
Source: nocamels (2017)
http://nocamels.com/2017/01/israeli-startup-exits-10-billion-2016/

2017年大型Exit
$15.3B
買収
$200M
$56M

② 政府間連携の強化

幅広い領域での連携を発表
2014年
茂木経済産業大臣がイスラエル訪問、経済産業省は、イスラエル経済省
との間で「日本国経済産業省とイスラエル国経済省との間の協力覚書
（MOC）」を締結
安倍首相とネタニヤフ首相 Source: 内閣広報室
茂木経済産業大臣(当時)とネタニヤフ首相 Source: 経済産業省
2015年
安倍首相イスラエル訪問、投資協定を近く締結することを合意
2017年
「投資の自由化，促進及び保護に関する日本国とイスラエル国との間の
協定」（日・イスラエル投資協定）に署名
世耕経済産業大臣がイスラエルを訪問、
「日イスラエル・イノベーション・パートナーシップ」として共同声明
に署名

連携する具体的な領域
① 産業分野のサイバーセキュリティ強化に向けた協力
新設した産業サイバーセキュリティセンターを活用した人材育成やビジネス分野の
連携を促進する。これらの取組について、世耕大臣とコーヘン大臣の間で協力覚書
に署名を行いました。
② ハイテク投資拡大に向けた産業R&D協力の強化
NEDOとイスラエルイノベーション庁とのコファンド事業による企業連携の更なる
促進に取り組むとともに、両国のトップ研究機関同士によるAI・ロボティクス分野
での研究者交流を検討する。
③ 企業間（BtoB）コミュニケーションの強化
民間交流のプラットフォームとして、官民による新たな枠組みである「日イスラエ
ル・イノベーション・ネットワーク（JIIN）」を構築する。また、中堅・中小企業
の連携ニーズ発掘のための関西等地方への協力拡大、起業家、研究者、ベンチャー
キャピタル等の交流促進、重点分野での連携拡大を行う。

日・イサイバーセキュリティ協力覚書
Source: 2017/5/7 http://www.meti.go.jp/press/2017/05/20170508004/20170508004-4.pdf

連携支援制度
NEDO – IIA(MATIMOP) コファンド事業
事業内容
◆概要
本事業は、NEDOが海外の技術開発マネジメント機関等と連携し、日本の企業（研究機関、大学等とのコンソーシアムも可、以下「企業等」）が、我が国の優れた技術を、海外の企業等
との協働による国際研究開発を行い、新技術等の海外展開促進に資することを目的として実施します。
なお、対象とする技術分野、国・地域は以下を予定しています。
【対象技術分野】
新エネルギー、省エネルギー、スマートコミュニティ、環境、ロボット、機械システム、電子・情報（AI・IoT含む）、材料・ナノテクノロジー等
【対象国・地域】
イスラエル、フランス
◆事業期間
平成29年度から最長3年度
◆事業規模
原則、ＮＥＤＯ負担分と事業者負担分を合わせて、平成２９年度は２，５００万円／件、平成３０・
３１年度は単年度あたり５，０００万円以内／件（最長３年度）を原則上限とし、予算の範囲内で採択
します。助成金は審査の結果及び国の予算の変更等により申請額から減額して交付することがあります。
また、平成３０年度以降の事業の継続に当たっては、ＮＥＤＯの第四期中期計画の政府承認を前提とし
ます。
なお、企業規模に応じて、以下の比率で助成するため、実際に交付される金額は助成率で乗じた額と
なりますので、ご留意ください。
（助成率）
・大企業：１／２助成
・中小・ベンチャー企業* ：２／３助成
Source: NEDO http://www.nedo.go.jp/content/100862728.pdf

③ 日本企業が動き出した

日系企業動向①
村田製作所
進出年：2015年
■IoT分野でアイディアを募集
村田製作所の通信モジュールやセンサを活用して
新たなソフトウェアサービスの開発、ビジネス機会
を発見することを目的にイスラエルにてハッカソン
を開催。
実際に2015年に開催された初回のハッカソン優勝の
チームへ出資を行いイスラエルにおける研究開発拠
点の設立と事業開発を推進している。
■イスラエルでの取り組み内容
・顧客開拓
・スタートアップ企業発掘
・ハッカソン開催

日系企業動向②
三井物産グローバル投資
進出年：2014年
■投資戦略
現地VCへのLP出資による情報収集とネットワーク
の強化を行うと同時に、同社ファンドからの直接出
資も行う。
投資ステージはSeries Aからミドルステージが中心。
投資領域はサイバーセキュリティ、自動車技術、農
業技術、IoT、ヘルスケアと多岐に渡る。
■イスラエルでの取り組み内容
・スタートアップ投資
・三井物産本体への情報提供
■ポートフォリオ

なぜ今イスラエルか？ 3つの理由
① 最高のイノベーション・エコシステム
② 政府の強固な連携・支援体制
③ 日本企業が動き出した

イスラエル企業連携時の
3 Tips

① インサイダーと連携する

現地で鍵となるネットワーク
概要具体例
産
スタートアップ、欧米系及びアジア系
のグローバル企業及びVCとの繋がり
は、イスラエル企業への投資・連携
時に欠かせない
Google, Barclays, IBM, The Hive, Vertex, Carmel Ventures
官
日本及びイスラエルのビジネスに関わ
る政府機関との密接に連携すること
で、政策的なサポートが受けられる
経済産業省、NEDO、在イスラエル日本大使館、JETRO、イスラエル経済省・
IIA・MATIMOP等
学
イスラエルの主要大学及び研究機
関の教授、研究者とのネットワーク
テクニオン大学、テルアビブ大学、ヘブライ大学、ベングリオン大学、IDCヘル
ツェリア、バールイラン大学、COMA、ワイツマン研究所等
軍
インテリジェンス部隊との繋がり、イス
ラエル人の軍コミュニティに入り込む
重要性は高い
8200部隊、エアフォース、サイェレット・マトカル、タルピオット

② リーンに実証を繰り返す

Million Times Research Lab Project Image
リソース
整理
調査選択/深掘面談/交渉連携実行
キックオフ
- ニーズ把握
- リソース整理
- ゴール設定
ミーティング①
- 企業優先順位付け
- 深掘ポイント検討
- 連携手法検討
- スコープ検討*
調査①
- スタートアップリスト
調査②
- 深掘調査
(技術・特許・連携先等)
- 新規リスト追加*
ミーティング②
- 連携可否検討
- 企業優先順位付け*
- 深掘ポイント検討*
- 連携手法検討*
- スコープ検討*
調査③/面談*
- コンタクト/ヒアリング
- アポ取得
- 面談支援

Case① 上場システム開発企業の連携先調査
■概要
教育企業向けのシステム開発に強みを持つ上場システ
ム開発企業の新規事業開発を目的としたイスラエルに
おける連携先の発掘調査~現地アテンド~連携支援
■プロジェクト期間：3ヶ月~継続中
ニーズ把握
リスト提供
ニーズ深堀
詳細調査
現地出張
アテンド
契約交渉
進捗管理
連携支援
現在の事業ドメイン
及び課題からイスラエ
ルにて連携可能性の
高いビジネス領域を
抽出
各ビジネスドメインに
対応するスタートアッ
プ企業提案とスコープ
の絞込を行いショート
リストを作成し連携の
戦略・手法策定まで
を支援
面談・具体的な連携
を進める際に懸念さ
れるポイントを洗い出
して現地ネットワークを
活用した調査を実施
調査内容を基に実際
に面談する企業・研
究機関・政府機関へ
のアポイントメントを取
得し現地にて同行しコ
ミュニケーションを支援
面談後連携可能性
が見えた複数社との
契約交渉、投資交
渉を支援。DDに必要
な資料の準備、独占
契約権の交渉等を実
施
契約締結、投資完了後のフォローアップ、定期的な
コミュニケーションサポートとイスラエル、日本のマー
ケット理解に基づくコンサルティングサービスを提供し
日本展開の加速と成長を全面的に支援
■当プロジェクトにおける独自の付加価値
■調査領域
BrainTech EdTech AdTech AI
① 現地の深いネットワーク：
スタートアップ、大学、イスラエル教育省等面談希望の全企業・団体とのアポイント
メントを取得し、各業界の要人との面談を実現
② 高い調査精度：
現地面談企業12社のうち5社と具体的な連携・連携交渉を創出。顧客ニーズの深
い理解、イスラエルと日本の幅広い業界ナレッジによって付加価値を提供
③ 両国のビジネス習慣・文化理解に基づく最適な支援：
実際の契約時にポイントになる内容、イスラエル人との交渉方法と日本企業の意
思決定スピードやビジネスに対するスタンス、両面を理解し、イスラエル現地でローカル
企業とのビジネスを行っている当社にしか出来ない、細やかで推進力を持った支援

Case② 総合商社の連携先・出資先VC調査
■概要
総合商社のクライアントニーズに基づいたイスラエルにお
ける連携先の発掘調査及び現地パートナーVC選定時
の事前調査~現地アテンド~連携支援
■プロジェクト期間：6ヶ月~継続中
ニーズ把握
リスト提供
ニーズ深堀
詳細調査
現地出張
アテンド
契約交渉
進捗管理
連携支援
情報収集すべき領域
とクライアント様のお
取引先への提案方
法を含めた戦略立案
毎月テーマを設定して、
都度ニーズにマッチす
る企業リストを提供
クライアント及びお取
引先のニーズ、懸念
点を洗い出し事前に
不明点を解消、具体
的な連携イメージを構
築
現地拠点のネットワー
クと高精度な調査に
よって半年間で3度の
出張を実現
面談実施後の連携
手法の提案やイスラエ
ル側との擦り合わせを
含めて総合的にサ
ポート
各業界でのプロジェクト経験を活かした最適な連携
をサポート。自動車業界、ヘルスケア、VC等それぞ
れのタイムスケジュール、契約手法に関するナレッジ
を使い支援
■当プロジェクトにおける独自の付加価値
■調査領域
① 幅広いカバー領域
累計60以上のプロジェクトを通して蓄積したナレッジを活かして、自動車、ヘルスケア、
VC等全く異なる幅広い領域でのプロジェクト実施が可能
② スピーディーなサポート：
日々移り変わるクライアントニーズに基づき、迅速に情報提供を実施。現地に拠点
を持ち、各業界の専門家とのネットワークを有するからこそ迅速なアポイントメント取
得による深い調査とフレキシブルな現地アテンドが行える点が特長
③ 多数のプロジェクトを通した知識で多様な連携を支援：
出資、業務提携・ローカリゼーション、共同研究、独占契約等幅広いメソッドで連携
支援を行ってきた当社ならではの知見を活かして最適な戦略構築と実行をサポート
Automotive Healthcare VC

③ バリュープロポジション
を明確化する

バリュープロポジションの明確化

イスラエル企業連携 3 Tips
① インサイダーとの連携
② リーンに実証を繰り返す
③ バリュープロポジション明確化

これからのイスラエル連携
世界に通用する価値を生み出すために
欠かせないポイントになる

Action Items
 新規事業創出へのイスラエル活用を検討
 小さいプロジェクトでの実証
 イスラエル視察へ
 イスラエル企業への投資・業務提携
 10年後 20年後の世界を創るビジネスを生む

CREATE NEXT
Contact: info@aniwo.co.il

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