2015/3/8 に宮城県仙台市で行われたデジタルゲーム学会(DIGRA)での発表資料です。講演は、岩手県庁とSkypeで接続し、首席調査官の保和衛氏と共に行いました。スライドだけでは何を話したのかわからないと思いますが、またどこかでお話しする機会もあるかと思いますので、ひとまず資料のみアップロードします。

2. ゲーム開発と行政のプロが
ガチで組んだら何ができるか
2015/3/8
@DiGRA Japan
Iwate Game Factoryと
岩手県庁の取り組み

3. 登壇者紹介
• 保和衛氏
岩手県秘書広報室副室長兼首席調査監
• 吉岡直人
IGF (Iwate Game Factory) 発起人

4. 紹介: 吉岡直人
• 1968年 岩手県盛岡市出身
• プログラマ歴 35年/職業 25年/ゲーム 20年

5. 紹介: 保和衛
• 1960年 岩手県久慈市出身
• 1983年岩手県庁入庁
• 以来30＋年、行政一筋
• 現在「首席調査監」
↑本物の「エージェント」
• 趣味：ゲーム(PC、スマホ、ボー
ドゲーム、ジャンルは王道系RPG)

6. 保さん職歴
• 昭和58年(1983) 採用、人事課、水沢地方振興局（現奥州市）などで勤務
• 昭和63年(1988) 商工労働部工業課（現在の科学ものづくり振興課）
• 平成5年 (1993) 総務部財政課（各部局の予算編成など）
• 平成13年(2001) 総合政策室政策推進監付け
• 平成16年(2004) 宮古地方振興局保健福祉環境部企画管理課長
• 平成18年(2006) 総合政策室経営評価課政策評価担当課長
• 平成20年(2008) 商工労働観光部企業立地推進課総括課長
• 平成24年(2012) 政策地域部政策推進室政策監兼ILC推進監 吉岡さんと出会う
• 平成25年(2013) 秘書広報室副室長兼首席調査監《現職》

7. 3つの質問
• どうして「クリエイティブ産業」は地方で育た
ないか(東京に集中するか)
• どうして岩手の人口は減り続けるか
• 打開策をひとつあげるなら？

8. 持ち込みたいもの
• てっぺん
• 批評
• 選択肢

9. 特濃！ゲーム開発塾
• これまでに3回開催
• 夏の連続5日間ワークショップ
• 全部やる (プログラミング、アートワーク、
サウンド、ゲームデザイン、プロデュース)
• 講演会などの特別企画も

10. 歴代講師陣
• 遠藤雅伸 (ゼビウス)、松浦雅也 (パラッパ・ラッ
パー)、中嶋謙互 (MMO開発者)、眞島真太郎 (ド
ラゴン・クエスト)、戸谷直之、松山洋 (サイバー
コネクト・ツー)、藤本真樹 (グリー)、今給黎隆、
風之宮 そのえ、近藤広明、川村泰久、勝間和代、
平林久和、石川淳一 (大戦略)、岸智也 (カプコ
ン)、佐々木瞬、森川幸人 (ムームー)、世永玲生

11. ゲーム開発

12. 3つの質問
• ゲーム開発塾で起きた良い変化は?
• 同じく悪い変化は？
• 今後やってほしいこと

13. Ingressもやってみた
• 2014/9: 岩手Ingress研究会発足
• 2014/11: ポータル申請イベント
• 2015/2: ハック&キャンドル
• なんか「世界初」だったらしい

14. Ingressを使った理由
• 既存のランドマークが「ポータル」
→ ランドマークに詳しい人が活躍できる
→ 世代間をつなぐことができる
(「デジタル」に閉じない)
• 住人が地元を「再発見」できる
→ 地元が好きになる
→ 魅力をより伝えることができるようになる
• 流行り始めている
→ 話題にしてもらえる
→ 来客が見込める → 地元の良さを客観視できる

15. 3つの質問
• Ingressイベントで起きた良い変化は?
• 同じく悪い変化は？
• 今後やっていきたいこと

16. 1% = 13,000人

17. 次回予告
• 8月お盆前(予定): 第4回「特濃！ゲーム開発塾」
• 要項は5月発表予定！