大規模インフラで考えるインフラチームの未来

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2017年1月24日
1
インフラ技術4部ストレージ上田雅幸
大規模インフラで考える
インフラチームの未来

自己紹介
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■ストレージ・アプライアンス担当
■業務内容
• 構築
• 運用・保守
• 検証
• ツール開発
• タスク可視化推進

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インフラチームの
未来を考える
3

ITへの投資は拡大
4

データは増加の一途
5
(出典)EMC “IDC Digital Universe Study: Big Data, Bigger Digital Shadows and Biggest Growth in the Far East”(2012)

• インフラ機器の拡大
• 利用ユーザーの多様化
6

Software Defined Infrastructure
7
画像：アフロ
Software
Defined
Infrastructure

Infrastructure/Configuration as Code
8
Infrastructure as Code
Configuration as Code
画像：アフロ

インフラそのものに
大きな変化が到来
9

今、考えておきたいこと
10

画像：アフロ
インフラチームがどうあるべきか
拡大・変化・多様化する業務に対し
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自チームの現状
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弊社のストレージ機器の規模感
13
…
タテに積むと約270m
(約6000U)
実効容量：50PB以上

求められていること
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① 多サービス展開
② 人・機器の変化
③ 安定運用

15
③ 安定運用

16
③ 安定運用

課題
17

18

「多サービス展開」による課題
• 要求発生タイミング
• 求められるスピード感
• 導入する構成
19
要望の細分化
• 機器の構成・状態が不統一
• タスクの増加
問題
原因
課題

「人・機器の変化」による課題
• 導入コスト発生
• 予見不能なリスクの増大
• 自動化施策への対応
20
対応負荷
• タスクの増加
• 知見が浸透しない
問題
原因
課題

自チームが抱えている課題
①機器の構成・状態不統一
②タスクの増加
③知見が浸透しない
•多サービス展開
•人・機器の変化
要求・要望
課題
21

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画像：アフロ
現実を受け止め
変化に強いチームへ

課題解決への挑戦
23

弊社の特徴
多数のサービス
ソフトウェア開発の知見
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モダンなスタイルへ
① アジャイル開発手法を模倣
② ChatOps導入
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• ワークフロー：流れの管理
• バックログ：作業項目管理
• 朝会：情報交換
• メトリクス：状態の数値化
• 振り返り：チームの成長機会
26

27

構築業務のワークフロー
要求要望
分析
見積発注設定
決定
納品
設置
構築確認引き
渡し
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案件カード

29
• チケット駆動
• 一人で担当
• 進捗不明
従来は

30
• 内容
• 依頼番号
• 管理番号
• 担当者
• 納期
• 特記ラベル
案件カード

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バックログによる作業項目管理
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• 個人管理
• 担当が不明瞭
• 進捗不明
従来は

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振り返りによるチームの成長
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• 月1で1時間
• チームの良い／悪いところを議論
• 改善の行動・施策を決定
継続的に新たな改善を実施

② ChatOps導入
35
• チームの可視化
• コミュニケーションのシステム化

② ChatOps導入
36

② ChatOps導入
※Chatツールを利用した運用
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チームメンバー
BOT

② ChatOps導入
• 依頼集約
• 異常通知
• ログの自動収集・アップロード
• 作業依頼文の自動生成
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依頼集約
39
担当者・投稿者
投稿内容
• メール通知のみ
• 進捗不明
従来は

異常通知
40
発報ホスト名・内容
グラフ

ログの自動収集・アップロード
41
ホスト名の指定
アップロードされた
ログファイル名
1. ログイン
2. ログ発行コマンド
3. 終わるまでまつ
4. ダウンロード
5. アップロード
従来は

作業依頼文の自動生成
42
ホスト名・交換パーツの指定
作業依頼文
1. 機種確認
2. 対象ラック確認
3. ログイン
4. シリアル取得
5. 作文
従来は

② ChatOps導入
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• シームレスに議論・対応
• 業務効率向上

チームの変化
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自チームが抱えている課題
①機器の構成・状態不統一
②タスクの増加
③知見が浸透しない
•多サービス展開
•人・機器の変化
要求・要望
課題
45

課題：① 機器の構成・状態が同一でない
• 構築途中の機器の状態が明確に
• 構成の差異を丸めた運用環境
46
改善
アジャイル
ChatOps

課題： ② タスクの増加
• 優先タスクの明確化
47
改善
アジャイル・ChatOps

課題： ③ 知見が浸透しない
• リスクの早期発見
• メンバー間の業務理解度向上
48
改善

自チームが抱えている課題とその改善
① 機器の構成・状態不統一
② タスクの増加
③ 知見が浸透しない
課題
①：構築途中の機器の状態が明確に
①：構成の差異を丸めた運用の実践
②：優先タスクの明確化
③：リスクの早期発見
③：メンバー間の業務理解度向上
改善
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まとめ
50

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画像：アフロ
• インフラにより多くが求められる時代へ
• 変化に向き会えるチームづくりが重要に
• ソフトウェアの知見がヒントになる

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