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【材料力学】応力ーひずみ線図から得られる情報 (I-04-2 2020)
Notas do Editor
- 応力ーひずみ曲線を設計に役立てるために
- 材料に荷重を負荷していった場合,途中で除荷した場合,
材料がどんな挙動をとるのかを,応力ーひずみ線図でみてみます.
まず,荷重を負荷して,弾性変形領域で除荷すると,応力ーひずみ線図の上を元の位置まで戻ってきます.
一方,塑性変形領域まで荷重を負荷してから除荷すると図の赤い点線上を辿って応力が0となります.
この点線の傾きは,弾性領域の応力ーひずみ線図の傾きと同じになります.
そして,除荷しても0にならないひずみを永久ひずみ(あるいは残留ひずみ)と呼びます.
この永久ひずみを利用することで,材料を曲げたままにするいった加工が可能になります.
さらに,ここから,荷重を再負荷すると,点線をたどって,この点までもどってきます.
そこから塑性変形の応力ーひずみ線図をたどって変形が進みます.