IoT/AIで水やりと施肥を自動化！スマート農業普及の課題と未来とは

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農業に休日を！
Grow with IoT
スマート農業普及の課題と未来とは
2018年11月22日
（株）ルートレック・ネットワークス
Leader in connected technology

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アグリテックでアジア農村社会の開発課題を解決
Zigbee対応
Wi-Fi対応
3G/LTE対応
初代ICT
養液土耕システム
スマート農業システム
2008
2009
2010
2013
2016
2005
創業
HEMS管理
車両運用管理
ヘルスケア健康管理
産業用車両運用管理
燃料電池運用管理
ゼロアグリ第一世代電脳みつばち ゼロアグリ第二世代
ネットワーク管理
1
2018年9月
累計120拠点
IoTによる持続可能な農業システム
ターンキー コネクティッド・テクノロジーの提供

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会社概要と沿革
会社名 株式会社ルートレック・ネットワークス
（英語表記：Routrek Networks, Inc.）
代表者 佐々木伸一
資本金 1億円
従業員 21名（パートタイム従業員含む）
住所 【本社】
神奈川県川崎市麻生区万福寺1-1-1
新百合ヶ丘シティビルディング6F
【福岡オフィス】
福岡県福岡市博多区東比恵3-4-2
ZS福岡ビル3F
連絡先 TEL 044-819-4711
URL http://www.routrek.co.jp/
https://www.zero-agri.jp/
http://dekiru-agri.jp/
主要取引
銀行
三井住友銀行
みずほ銀行
主要株主 佐々木伸一
オイシックスラ大地（株）
JFE商事エレクトロニクス（株）
JX ANCI（株）
農林中央金庫
（株）東京大学エッジキャピタル
（株）グロービス・キャピタル・パートナーズ
合同会社テックアクセルベンチャーズ
2018年6月 経済産業省 スタートアップ支援プログラム「J-Startup」企業に選出
2018年2月 日本ベンチャー大賞 農林水産部門 受賞
2017年３月 農水省 経営体強化プロジェクト「パイプハウスで高収益を実現する
ICT養液土耕環境制御システムの開発」 委託事業採択
2016年12月 シリーズB 第三者割当増資4.4億円実施
2016年３月 JICA「中小企業海外展開支援事業～案件化調査～」ベトナム国採択
2016年 3月 ゼロアグリが「第1回JEITAベンチャー賞」 受賞
2016年 3月 ゼロアグリが「Pioneer’s Asia “The 12 Asian Finalists”」選出
2015年3月 シリーズA 第三者割当増資２億円実施
2014年12月 第11回「川崎ものづくりブランド」にゼロアグリが認定
2013年 8月 次世代養液土耕システム「ゼロアグリ(ZeRo.agri）」出荷開始
2012年 4月 明治大学黒川農場とスマート農業産学連携プロジェクトを開始
2011年11月 中小企業向けにWi-Fi利用のM2Mプラットフォーム「Zero」リリース
2010年 12月 総務省広域連携事業（ICTを利活用した食の安心・安全構築事業）に採
択、農業分野に進出
2009年 1月 米国 ZeroG Wireless 社とアライアンス契約締結
2006年 4月 米国ラリタンコンピュータ社とのアライアンス契約締結
2005年 8月 株式会社ルートレック・ネットワークス創業
‐2‐

4. 農業を取り巻く環境と
ゼロアグリの狙い

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日本の人口は今後30年間で22％減少予測
出典：総務省 人口増減率の推移 H28.10.1現在
人口：1億2659万人（2018年1月1日現在）※出展：総務省
2050年には9900万人まで減少※出展：国際連合
65.2
65.4
65.6
65.8
66
66.2
66.4
66.6
66.8
67
0
50
100
150
200
250
300
平成22年 平成27年 平成28年 平成29年
農業就業人口 平均年齢
農業就業人口と平均年齢
（万人） （年齢）
農業就農人口は過去10年間
で30％、100万人減少
農業の生産性向上、熟練農家の栽培技術の承継

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出典：国際連合（UN）
”World Population Prospects 2017”
世界人口（予測）
➢ 2100年112億人
➢ 2050年98億人
➢ 2030年86億人
➢ 2017年76億人
世界の人口は今後30年間で28％増加予測
アジア人口は世界の54％
出典：IMF 2017年10月
食料問題の解決には多くの灌漑水が必要

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2030年には需要に対して39％の水不足
Source: FAOStat; OECD-FAO Agricultural Outlook 2012 | Confidential
c
Available Water per
Person is declining
4
8
12
16
1955 1990 2025
US
Mexico
China
India
Israel
4,190
6,900
4,210
-39%
2030
demand
2005
demand
Expected 2030
supply
Water Supply is
Forecast to be Short
出典：Netafim

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将来を担う持続型農業のために
7
熊本県 八代 茨城県 鉾田
福島県 会津坂下 熊本県 南阿蘇
課題「経験、勘、水、肥料」－＞Digital Farmingで解決
規模
拡大
高品
質化
省力
化
有休
利用

9. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved.
IoTとAIを活用する環境持続型農業
8
最も経験と勘が必要な「潅水と施肥」
→IoTとAI技術で自動化
→節水・減肥と収量拡大を同時に実現

10. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved.
ゼロアグリの戦略

11. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved.
完全人工光型植物工場
２９ha
複合環境制御装置
のある温室
９５２ha
複合環境制御装置
のない温室
４２,２８０ha
ゼロアグリはパイプハウス向けの環境制御装置
10
国内の一般的な
パイプハウス市場
98%をカバー可能
出典：施設園芸をめぐる情勢（H29,農水省）

12. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved.
アジアで年率18％成長の点滴潅水技術を実装
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13. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved.
IoTとAI活用による点滴栽培の自動化システム
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特許取得済

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ゼロアグリ × LINE 連携!
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農作業に必要なメッセージをオンデマンドで通知
LINEメニュー画面液肥供給レポート
×
① タンク内に液肥残量が少なくなると、アラートをLINE配信！
② LINEでリクエストすると、本日の液肥供給レポートを配信！
③ 地域の農業資材ベンダーとの協業による自動配送機能（予定）

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コネクティッドテックによる農業イノベーション
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インターネットの常時接続で
農業社会に新たなビジネスモデルの創出
モニタリング
リモート監視による
機会損失の減少
自動制御
リモートからの圃場の確認と
潅水施肥の自動化
栽培データ、オープンデータ
活用による新たなサービス創出
データ利活用

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ゼロアグリの導入実績

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実績 24県120拠点に導入
（アジアの導入実績ベトナム、タイ、中国含む）
北海道
メロン
青森
トマト
岩手
キュウリ
ミニトマト
ホウレンソウ
山形
メロン
福島
トマト
アスパラガス
いちご
トルコギキョウ
ピーマン
茨城
いちご
栃木
トマト
群馬
トマト
ミニトマト
埼玉
トマト
神奈川
トマト
キュウリ
ナス
愛知
ミニトマト
奈良
メロン
小玉スイカ
岡山
いちご
山口
トマト
高知
トマト
徳島
キュウリ
宮崎
ピーマン
佐賀
キュウリ
熊本
トマト
ナス
沖縄
ナス
ピーマン
ゴーヤ
ホウレンソウ
上海
ベトナム
タイ
広島
トマト
キュウリ
レモン
愛媛
トマト
大阪
トマト
山梨
ミニトマト
千葉
トマト、スイカ
長野
メロン
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18. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved. 17
<生産者情報>
所在地 福島県 会津若松
栽培作物 大玉トマト
作型 5月～10月
栽培面積 17a
就農歴 10年（脱サラ後に就農）
※栽培期間は5月-10月
地域平均 慣行 ゼロアグリ
収量
(10aあたり)
6.4t 12.4ｔ 13.7t
販売額
(合計)
-
35%増
事例1．作物の高品質化による収支改善

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事例2.単位面積当たりの収量向上による収支改善
<生産者情報>
所在地 熊本県八代
栽培作物 大玉トマト
作型 8月～6月
栽培面積 170a
就農歴 7年目（実家の後継者）
目標
収益率向上
課題
八代地区では、元々の地下水位が
高いため、潅水施肥の調整が
難しい
18
1922 1972
2081 1797
2081 1797
2147 2290
1805 2295
2725 3040
4000
5085
4194
5468
1598
4314
0
5000
10000
15000
20000
25000
30000
慣行栽培 ゼロアグリ
反収
kg
10月 11月 12月 1月 2月 3月 4月 5月 6月
収支27％増

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事例3. 潅水施肥の自動化にによる規模拡大
<生産者情報>
所在地 熊本県八代
栽培作物 大玉トマト
作型 8月～6月
栽培面積 70a
就農歴 10年目
導入成果
潅水施肥の時間90％削減
栽培面積の拡大
慣行区 1時間/1日 ゼロアグリ区 0.5時間/週
目標
規模拡大
課題
八代地区では、元々の地下水位が
高いため、潅水施肥の調整が
難しい
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ゼロアグリ導入後4年目にして、20a→60aに
経営面積300%増

21. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved.
事例4：ベトナム ダラット高原にて多品種栽培に対応
ラムドム省の農業開発課題をアグリテックで解決！！
(JICA中小企業海外展開支援事業～案件化調査実施)
事業目的：
・栽培技術の平準化による収量の安定化
・グローバルレベルの高品質野菜の栽培
・多施肥による環境破壊の軽減
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ゼロアグリ事業のGOAL

23. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved.
スマート農業 ゼロアグリの受賞履歴
経産省IoT推進ラボ
準グランプリ受賞
JEITA ベンチャー賞経産省 J- StartUpに認定
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平成29年度異能ジェネレー
ションアワード 特別賞受賞
第4回 日本ベンチャー大賞
農林水産部門

24. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved. 23
ゼロアグリで「世界を変えるための目標」に貢献
節水・減肥・高収益を実現する高度栽培をIoTで！

25. Copyright 2018 Routrek Networks, Inc. All rights reserved.
環境にやさしい持続型農業！
Grow for Children