2019年度公立鳥取環境大学SDGsシンポジウムで、事例報告という形で発表させていただいた内容です。「だいせん週末住人」「もちがせ週末住人」という、大学がない地域に、大学生が余暇時間を使って暮らし、そこで小さな社会実験をしていく仕組みのお話です。

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1. 今日、みなさんと考えたいこと
2. 私の話を少しだけ
3. SDGｓの本質と、ローカルで人が育つということ
4. 事例1「もちがせ週末住人」
5. 事例2「だいせん週末住人」
6. 地域おこし研究員のこと
7. 将来を考えることと、人類の未来を考えること
8. 結論
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“SDGｓに挑戦する”うえでの
「ローカル」の価値とは？
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東京都日野市出身 シュタイナー教育
「もちがせ週末住人」 「だいせん週末住人」
公
立
鳥
取
環
境
大
学
地
域
お
こ
し
研
究
員
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未来の価値観を
語る共通言語
何らかのボトルネックがある
※Creating Social Value（社会的価値共創型）
発想し、実装する
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PBL の現場としてのローカル
※Project Based Learning（実践型教育）
※
ボトルネックを発見し
解決策を発想し
アクターと協働して実装する
・ワカモノを
必要としている
・小規模だからこそ
アイデアを実装できる
・協働すべきアクターと
すぐに出会える
・イノベーションを
必要としている
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ホームページ、Facebook、Instagram、
その他記事等を、ぜひご覧ください!
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挑戦する大学生と
暮らす宿経営
「減少社会」の日本において自分たちが暮らしたいと
思える１０年後２０年後の未来を共に創る
Our
Vision
「挑戦する大学生と暮らす宿」を起点に、
「地域でチャレンジする」というエンターテイメントを
提供して面白い仲間を増やし続ける
Our
Mission
Our
Job
週末住人ｓ
コミュニティ運営
学生＆
地域コーディネーター
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人口減少時代における
地域の人材の持続性とは？
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地域の暮らしの
リアルを体感
食住を共にしながら
語り合う滞在
離れていても得る
仲間たちからの刺激
ボトルネックを見つけ 発想して実装し 学び合う
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11. 約１０００人・泊の滞在（２年10か月）
３本の論文
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約６０人の週末住人ｓ
２人の移住（転職・新卒）
４０％超のリピート率
５０コ以上のチャレンジ（学生が企画実行）
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◎学問×チャレンジ（例）
・社会学の視点で新しいかたちの宿泊事業を立ち上げ
・地域学の視点で用瀬の観光資源を発掘し体験メニューを開発
・マーケティング学の視点からワーホリの顧客サービスを検証
・経営学の視点から商品開発・イベント販売
・生態学の視点から耕作放棄地の利用実験
・心理学＆建築学の視点から内装デザイン
・情報コミュニケーション学の視点から地域PR動画の製作
・国際社会学の視点からイベント出店
◎趣味（スキル）×チャレンジ（例）
・カメラのスキルを生かして写真集を製作
・裁縫のスキルを生かして内装デザイン
・ピエロのスキルを生かしてイベント出店
・料理のスキルを生かしてイベント出店
・木工のスキルを生かして箱庭整備
・マッサージのスキルを生かして地域に入り込む
・バーテンダーのスキルを生かしてイベント開催
・おしゃべりのスキルを生かして冊子製作
実践を通じて学問の理解を深める 自分の最大限のスキルを確認
それぞれの普段住んでいる場所でさらに成長
チャレンジのサイクルが生まれる
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従来の大学生の地域活動
活動の単発さ
提案どまりの無意味さ
生活実感との誤差
地域の受け入れ疲れ
主体性の低さ
繰り返し滞在し信頼関係を深める
小さく自ら行動・実行する
自ら暮らしながら発想する
イベント化せず「当たり前化」する
個人を基準に行動する
大学生が、住み込みながら、個々人の想いに合わせて活動する
大学生にとっての価値と、地域住民にとっての価値が両立する
週末住人モデル
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15. 大学がない地域で
週末などの余暇時間に
大学生が住人になり
主体的に暮らす
仕組みを行政×住民の協働により構築
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大学生・住民個人の
ニーズを探索
月1回以上のペースで通い、
ホームステイしながら、
テーマを持って暮らす
子どもを対象にした
「まちの授業・部活」
を企画する
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※
※慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス
慶應SFC ×地方自治体等の連携協定に基づき
「大学院生」と「地域おこし協力隊」の2つの立場を持って
「研究」と「実践」の2つの視点から
地方創生に資する取り組みを行う
住み込んで実践 アカデミックに研究
リアルの体感
協働の能力
理論的背景
一般化・モデル化
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まとめに入ります
今一度、気合入れてお聞きください m(_ _)m
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成熟社会・人口減少だからこそ
従来の社会システムが機能しなくなっている
自分の将来と人類の未来を
リンクさせて考える
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大学生は将来を考えるうえで、人類の未来を考えざるを得ない
ローカルで（週末に）住み込みながら暮らすことで
主体的に課題発見・価値発想・社会実装を試すことができて
“SDGｓに挑戦する”人材育成ができる
「週末住人モデル」や「地域おこし研究員」はその事例
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人口最少県 鳥取を、未来価値を創発する
小さな実験場に！
“SDGｓに挑戦する”うえでの
「ローカル」の価値とは？
ご清聴ありがとうございました<(_ _)>
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