【Working paper】 アカデミック・コーチングの大学教育改革への挑戦 菅原秀幸
【要旨】 アカデミック・コーチングは、学生の「主体的学び」をうながすために、もっとも効果的である。これまでの「教えて、育てる」というティーチング主体型「教育OS」から、「引き出して、伸ばす」というコーチング主体型「学習OS」への転換が急がれる。そのカギは、学生を変えることではなく、教師が変わることであり、アカデミック・コーチングの基本体系3・4・5が有効である。「アカデミック・コーチング学」の構築が、日本の教育改革の切り札の一つになる。