マイクロソフト 森さん SharePoint Business Connectivity Services を使用した外部アプリケーション連携 ～ SharePoint と BCS 連携することで外部アプリケーションが持つ情報の可能性を引き出します ～

1. BCS (Business Data Connectivity Service)
を使用した外部アプリケーション連携
Presenter
森 健吾
日本マイクロソフト株式会社
コマーシャル テクニカル サポート
Community Open Day
2012 1

2. 自己紹介
<担当製品>
・SharePoint 開発
・SharePoint BI / 各種サービス
・Office Web Apps
・Office 開発 (オートメーション, VSTO)
・InfoPath
ブログ
Office Client Development Support Blog
http://blogs.msdn.com/b/office_client_development_support_blog/
Japan SharePoint Support Team Blog
http://blogs.technet.com/b/sharepoint_support/
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3. Agenda
BCS には可能性がある！
1. BCS とは？
2. BCS で外部システムと連携する <DEMO>
2-1. SQL Server に接続
2-2. WCF サービスに接続
2-3. .NET Assembly Connector を使用して接続
3. BCS のデータ アクセス セキュリティ
3-2. BDC ID (RevertToSelf) のための補足事項
3-3. Secure Store Service について
4. BCS で広がる世界
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4. 想定しているシナリオ (今回の例)
アプリケーションを統合・連携せよ！
Kenmori 社の Web アプリケーション
・SQL Server をバックエンドにしたアプリ
ケーションがある。
・Kenmori 社には SharePoint も導入さ
れた。
多重管理ではなく、ビジネス データを
活かしながら、コラボレーションを推進
したい。
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5. 1-1. BCS とは？
データ層でアプリケーションと連携するため汎用性が生まれる。
SharePoint
外部コンテンツ タイプ
カスタム アプリケーション
外部リスト 、外部列
Web パーツ/ UI
リスト ビュー、BI
サイト
ワークフロー リスト データベース
各種サービス
User Profile, クロール etc.
リスト (外部) Web サービス
カスタム ソリューション
Web パーツ、サイト定義
リスト (外部)
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6. 1-2. 開発ツール
SharePoint Designer or Visual Studio
対応形式 コーディング 配置
SharePoint ・SQL Server 不要 エクスポート・イ
Designer 2010 ・ASMX / WCF ンポートは可能
サービス
Visual Studio 実装次第 必要 再配布可能
2010 (WSP)
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7. 1-3. 限定的 or 汎用的
常に BCS を使用すべき？ NO! どちらのソリューションにもメリットがある。
限定的 汎用的
(カスタム
Web パーツ等)
例) 特定のデータを Web パーツで (BCS)
表示
SIer エンド ユーザー
・実装工数が短い ・コードなしで実現可能な場合がある
・テスト範囲が狭い ・保守費用が削減できる
・処理が高速である。
(アイテム < 5000 の絞りを受けない) ベンダー
・製品の SharePoint との連携を売りにできる。
・競合製品ではなく、共生を目指せる。
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8. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
SharePoint Designer 2010 や Visual Studio 2010 を使用して接続
ＤＥＭＯ
接続先アプリケーションの紹介
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9. 2. カスタム アプリケーション概要
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10. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
外部コンテンツ タイプ作成のポイントを紹介します。
(1) データ ソース (エンティティ) を特定する
(2) 5 つの “操作” (操作、引数、戻り値) を追加する。
・リストの読み取り
・項目の読み取り
・作成
・更新
・削除
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11. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
SharePoint Designer 2010 や Visual Studio 2010 を使用して接続
ＤＥＭＯ
1. SharePoint Designer 2010 で SQL Server に接続
2. SharePoint Designer 2010 で WCF Service に接続
3. Visual Studio 2010 で WCF Data Service に接続
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12. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
1. SharePoint Designer 2010 で SQL Server に接続
閲覧
追加
削除
更新
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13. 2. カスタム アプリケーション概要
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14. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
1. SharePoint Designer 2010 で SQL Server に接続
実際の動きを見てみましょう。
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15. 2. カスタム アプリケーション概要
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16. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
1. SharePoint Designer 2010 で SQL Server に接続
少しだけ、構造を理解しましょう。
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17. 2. カスタム アプリケーション概要
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18. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
2. SharePoint Designer 2010 で WCF Service に接続
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19. 2. カスタム アプリケーション概要
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20. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
3. Visual Studio 2010 で WCF Data Service に接続
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21. 2. カスタム アプリケーション概要
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22. 2. 外部コンテンツ タイプを実際に作る
懸念事項のおさらい
共通
・挿入時にも識別子が必要 (キー項目の内部自動生成などが難しい)
WCF サービスに接続
・DataSet, DataTable を含む、Complex Type は対応外
・OData (RESTful Web サービス) は対応外
対応外のデータに接続する場合は、.NET Assembly Connector を使用する。
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23. 3. データアクセス セキュリティについて
PassThrough, RevertToSelf or Secure Store Service
NTLM 認証のダブルホップに注意 対処方法
2 hop 1. PassThrough with Kerberos
委任を許可する。
DB サーバー 2. BDC ID (RevertToSelf)
1 hop
(外部) ASP.NET 偽装解除
2 hop
3. Secure Store Service オススメ
Proxy 偽装
SharePoint
Web Front End
Web サービス
(外部)
クライアント ブラウザ
※匿名アクセス
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24. 3. データアクセス セキュリティについて (2)
対処策 2. BDC ID (RevertToSelf) のための補足事項
セキュリティ的に危険性が高いため、既定の状態では許可されていない。
SharePoint における ASP.NET 偽装解除
= w3wp.exe 実行アカウント
= Web アプリケーションのシステム アカウント
<<PowerShell で有効化>>
$bdc = Get-SPServiceApplication | where {$_ -match "<ServiceName>"}
$bdc.RevertToSelfAllowed = $true
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25. 3. データアクセス セキュリティについて (3)
• 対処策 3. Secure Store Service 画面デモ
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26. 4. BCS で広がる世界
いろいろ幅が広がります。
ほんの一部を紹介します！
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27. 4. BCS で広がる世界
外部リスト
リストビューが使用可能 : グループ化、並べ替え、フィルタ、集計などが可能 27

28. 4. BCS で広がる世界
外部列
ワークフローとも連携可能
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29. 4. BCS で広がる世界
クライアント アプリケーション連携！！
SharePoint Workspace
Outlook

30. 4. BCS で広がる世界
検索連携！！
プロファイル ページ
で見やすく！
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31. 4. BCS で広がる世界
ユーザー プロファイル連携！！
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32. 4. BCS で広がる世界
プログラミング連携！！
SPList, SPQuery と連携できる。 (http://msdn.microsoft.com/en-us/library/ff798432.aspx)
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