Recomendados
Mais conteúdo relacionado
Destaque
Destaque (20)
Semelhante a 新宮城下町遺跡(第1次)発掘調査【途中経過報告】20160510
Semelhante a 新宮城下町遺跡(第1次)発掘調査【途中経過報告】20160510 (8)
新宮城下町遺跡(第1次)発掘調査【途中経過報告】20160510
- 1. 平成28年5月10日（火） 議員説明会資料（文化振興課 文化複合施設建設に伴う 新宮城跡･新宮城下町遺跡(第1次)発掘調査 【途中経過報告】 ◆事業主体 ◆調査受託者 ◆調査指導 ◆調査の目的 、 新宮市（担当：教育委員会文化振興課） 公益財団法人和歌山県文化財センター 和歌山県教育委員会 文化複合施設の建設によって破壊される遺跡を写真や図面な どに記録保存し、後世に地域の歴史を継承するため 、 ＝ 1．第1次発掘調査に至る経緯 年月日 平成27茸 7 月 1 4 日 ∼ 8 月 8 日 10月13E 11月10日 11月17日 12月17E 平成28茸 1 月 7 B 2月下旬∼ 事暖 ￨日丹鶴小学校グラウンドにおいて試掘調査を実施｡江戸膿 代の道の痕跡、屋敷跡、中世の遺構を確認‘ 和歌山県教育委員会が旧丹鶴小学校敷地の一部を｢新宮u 下町遺跡」として｢周知の埋蔵文化財包蔵地」として認定。 壷別添資料1（埋蔵文化財包蔵地図 新宮市から県教育委員会へ､埋蔵文化財包蔵地において文 化複合施設の建設を行う旨､通知する｡(文化財保護法94条〕 県教育委員会から市と市教育委員会に｢記録保存のためα 発掘調査を実施」「重要遺跡発見の場合、遺跡の保護上叱 要な措置を県教育委員会と協議」との通知を受ける。（文ｲt 財保護法94条： 12月補正予算議決。1次調査費（27∼28年度債務量 担行為：27年度14，546千円、28年度33,94○千圧 ／合計48,486千円彦 公益財団法人和歌山県文化財センターと「新宮城跡・新匡 城下町遺跡（第1次）発掘調査」を委託契約 県文化財センター、現地調査開始
- 2. 28年3月30日(1-1区:第1面検出状況〕 2 調 査 概 要 ◆第1次調査は、｜日丹鶴小学校グラウンド（ホール棟建設予定地の一部分）の 約2，400㎡（調査区名：1−1区∼1−3区）を対象とし、2月下旬Z −1区（約1100㎡）から調査を開始。 壷別添資料2（当初：第1次発掘調査位置図） ◆試掘調査での遺構面は、近世と中世の2面の確認であったため、本調査も2 面との想定で調査を開始。 →調査を進める中で、さらに古い古墳時代・弥生時代・縄文時代の遺物 や遺構も確認され、3面の遺構面が存在することが判明。 ∼主な成果（4月末時点）∼ 【1面目：近世】終了 ①南北に延びる道路と排水溝（江戸期の古地図には「河原町通」と記載） ゆ ぃ お だ く ②侍屋敷地を区画する石垣や屋敷への入り□（古地図から由比家と小田部家） ※調査区の北西で発見された石垣は、江戸初期と推定される。城下町の整備が、新宮城 と一体のものとして行われたことが想定できる。 【2面目：中世、古墳∼弥生】現在、検出作業中 ①地下式石組み倉庫 ②柱穴 ⑧弥生時代∼古墳時代の遺構
- 3. ④弥生土器、土師器、須恵器、常滑焼、五輪塔、瓦 ※中世は、上皇・貴族らの度重なる熊野御幸や民衆の熊野信仰を背景に、新宮が隆盛を 極めた時代だが、資料が少なく不明なことが多い。空白の時代の一端を窺える貴重な 調査となっている。 【3面目】2面目終了後、検出予定 ①縄文土器 ②縄文時代の遺構 3.調査の課題と今後の第1次調査について ◇武家屋敷跡が想定より石材を多用した遺構であったため､遺構検出や図面作成に時 間を要した。 ◇想定2面であった遺構面が、調査により3面の存在が判明し、調査量が増加してし る。また、古い時代から新しい時代まで、常に人間の活動痕跡がある。 L ∼ こ の こ と か ら ∼ ／もい． ◆当初予定の1次調査履行期限までに、予定面積2400㎡の全てを、3面目 まで完了させることが困難な状態。 ◆丹鶴小学校解体工事…7月言工の予定｡調査完了を待てば解体工程に遅れが 発生。 二工程に影響が出ないよう、1次調査は調査面積を約1300mに縮ﾉ」 し、予定通りの期限で一旦終了させる。 言別添資料3（実施：第1次発掘調査位置図） ◆調査残部の約1100㎡は、解体工事言手後、実施予定の2次調査へ含む雪 ※2次調査費用は6月に補正予算計上の予定。
- 4. 4．第2次調査について ◆ 第 2 次 調 査 地 ＝ 別 添 資 料 4 （ 第 2 次 発 掘 調 査 位 置 図 ） 小学校プール、校舎の東部、幼稚園舎など、ホール棟・図書館棟、外構工事 の予定地と、1次調査繰り越し分の約4400㎡が対象。 ∼ 課 題 ∼ ①複合施設の基礎工事・外構･配管工事などによる掘削場所（＝遺跡損壊場所＞ が確定する実施設計の後半段階に至るまで、最終的な発掘調査の面積は確定 しない。※遺跡損壊箇所を調査対･象とするため＝ ②設計者は、地盤改良工事を実施する可能性を示唆。一 改良工事実施の場合…建物の輪郭より−回り拡大して掘削工事が必要となる ため（幅7∼8m)、その範囲も発掘調査を行わねばな らず、面積・期間・経費とも追加となる。 5．遺跡の取り扱いについて ◆ 現 状 ． ・記録保存目的の発掘調査を実施中。 調査後､遺構を撤去し工事施工。→遺跡の記録を作成し保存。 重要遺構との評価により、県教育号県教育委員会から、 記録怪存ではない保存措 置も検討ぅｰ塾o¥c担宴受1土 →→設計者と方法を協議中。− − ※調査区北西の石垣など ●色■●■ロゥ旬輿■p■■■■■■■■■■■■■■■画■■■■■●■■■■■材■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ご□■■■■■■■■■■■■■■町■■■●■■■画■■●画■●画■■●■■■■■□毎分◆◆ ◆ 今 C 4 C ④ ；＜遺構の保存方法の考え方＞■ ：①現状保存・・・設計変更により、現状のまま露出保存し､公開活用。■ 現地保存・・・設計変更により、現状のまま埋戻し保存。： S §②移築保存・・・移設し、再現展示。■ §⑧記録保存・・・記録作成による保存の代替措置。調査後撤去。 ： 、 や ● ◆ ◆ ◆ ◇ ●●●■■■■■■■■■Q■●g■■■■■B□■■B■■の■●□■□■■画｡■■■■､■■■官■■■B■■■■■陣●■■■な■■■■●■■●■■毎色●■■ロ■■●■■■●ご■｡■画毎■●■旬口●｡■■■巳己●
- 6. 熊 野 j 当初：第1次発掘調査位置 ｢ −コ（'−1区∼’ 図 約 2 4 0 0 m− 3 区 _風鰯醒哩弓愛 唱昌琴ご雲昌皇員霞雲肩一 一 − 三コ− th L 毒 一 一 弔 一 − I 幼稚￨園 L” ’ 一 − 一 ＄ 1-3:区 プ ー ル '1-2区 、 、 、 、 、 1−1区 牌 ロ ー 聖 輔 澱 謹 い県 道 一 一 −
- 7. 熊 野 川 実施：第1次発掘調査位置図 く実施〉卿（'−1区 一 一 ・1−3区一部）約1300m 一 一 一 一一 吾 琴 ご ｰ 一 <2次調査へ仁二コ('-2区利一乏騨圭蕊繰り越す＞ 琴 て 琴 ＝ 旬、 毒 替 咽 因 戸 １ １ A ー = 群 編v瞳I丹鶴体育館 ？ 一 一 一 幸 一 一 一 一 [_翌i雲_斗一L _」 一 −＝ 凸 F 一 --^-r"二二二一11 」 IK−「 藍 ＝ ＝ 一 声 ＝ − :i-3区 〃鰯雲鯵嬢 プ一 ル 畳'1-2区1−1区 、 、 、 、 １ ， …−;にこ］ 聖 説 澱 謹 ④− 県 道 − 一 一 一 一
- 8. 第2次発掘調査位置図 扉室亙り2次調査予定範囲 辰子覆園土壌改良工事の場合､詔 一偉鍔---ご一 一 一 一 ＝ 一 ＝ 侭一笠 樫冨鋼雲霞目追加 曹翼室 喧望室愛国 ＃ 一 一 一＝ ＝ 蔀 一 録 税 t 毒 ロ‐ ■ − 丹鶴体育館 ー 頃 ︲ F 幼 稚 園 鱒 L一典−−−1 L 三 ’市民会 1 − ■ 一 言 へ 凸 一 一 ー 葱一 匙 _ 1O−L−n竺今■1L1裁 ’ 一 帥 1苔芭 校 舎 岡 面 旧 丹 一 ↓ ︽ ︾ 、 、 、 込 重 − １ ． ３ ， １ ｑ − １ ｄ Ｂ ｏ Ｉ ｌ も ２ が 、 錘 ・ ｉ ｆ ＃ １ ８ ． 号 か ＃ ｉ 、 「 プ ー ル 畳 − 1 i二コi 聖 謝 澱 謹 心 一 意 三 二 ＝ 一 三 主 二 二 日 一 ー 一 一 一 -