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現状分析→価値開発→仕様化&
テスト設計の展開事例解説 2回目
ToBe要件の組立(RDRA)
1
RDRAの構造
2
システム価値 システム境界 システム
外部システム
要求
アクター
システム外部環境
利用シーン
業務フロー
バリエーショ
ン
条件
業務
ビジネス
ユースケース
業務
業務
業務
アクティビ
ティ
画面
ユースケース
イベント
情報
状態
状態
遷移
依存
業務を組み立てる
3
組織
顧客
申請 法人
申請
仕入
先
商品
申込
顧客
金融機関
システム
仕入先シ
ステム
審査
XX登録
経理
組織
自社
顧客
取引先
商品
申請
業務
仕入先
金融機関
金融
機関
金融機関
システム
商品
食料品
生鮮品
金融機関
都市銀行
地方銀行
顧客
大口顧客
通常顧客
イベ
ント
XX契約
を登録す
る
登録
審査
条件
XXを審
査する
XXを
申し
込む
申込
画面
申込
審査
XX契
約
経理
申込
審査 XX契
約
状態モデル
申込済み 審査中
顧客
金融
機関
商品
登録済み
XXを
申し
込む
XXを審
査する
XX契約
を登録す
る
[申請:業務]
ビジネスユースケース図
ビジネスコンテキスト図
[申請:BUC]
UC複合図
自社の業
務は?
業務に関わる
ビジネスの要
素は?
業務を価値や責
務に分割する
そのBUCはどのよ
うなビジネス要素
と関わるのか?
このBUCはどの
ようなステップ
で進むのか?
まずは各ステップ
をビジネス要素ど
の相互作用として
組み立てよう
そのビジネス要素にはバリエーションがあるか?
各UCで何
を行う?
顧客
金融
機関
申込
審査
XX契
約
商品
情報モデル
トランザクショ
ン系の情報
これビジネスを駆
動する情報だね
情報を構造
化すると
申込、契約には状
態があるよね?
状態は何処
で変わる?
業務はどのようなBUC
からできているか?
リソース
系の情報
そのBUCはどのような仕
事で組み立てているの?
外部システムとつ
なぐにはイベント
が必要
AsIsからToBeへ
4
新図書館システム
既存図書館システム
ToBeシステム可視化
システム化の狙い • 省力化
• 守りの運営をシステムで省力化
• 工数:85%⇒15%
• 魅力化
• 図書館の利便性の向上
• 攻めの経営で提供価値の最大化
• 経費圧縮
• 外部関係組織との連携
5
暗黙の前提事項
6
図書館のサービス
は従来通り
今後トライしていくとこ
ろは、システム対象外
システム化に
よって省力化と
魅力向上
守りの運営に関わるもの
外部関係組織との連携
7
初期要求を把握する
• 最上位要求
• 省力化
• RFIDによる蔵書管理
• セルフレジ方式で無人でも貸出・返却可能
• Option 館内にAI学習機能付きのQ&A機能搭載
• 図書館の魅力アップ
• 会員は会員カードでもスマホ登録でも貸出可能
• Webで図書館システムにアクセスし、各種図書の貸出状況、人
気ランキング参照や予約、書籍リクエストができる
• 経費圧縮
• 新古本の導入
• 市民の本持ち込み受入と販売(重複本)
8
機能要求の整理
• 省力化
• RFIDによる蔵書管理
• セルフレジ方式で無人でも貸出・返却可能
• Option
• 館内にAI学習機能付きのQ&A機能搭載
IT要求 具体的な要求へのブレークダウン
RFIDによる蔵書管理 蔵書の管理(棚卸)をRFIDで自動化する(今書架にある在庫の把握)
セルフレジ方式で無人でも貸出・返却可能 会員自身がのスマホもしくは図書館備え付けの端末で貸出・返却が可能
会員は会員カードでもスマホ登録でも貸出可能
【Option】
館内にAI学習機能付きのQ&A機能搭載
図書館の様々な情報をCMSで管理する
Webで図書館システムにアクセスし、各種図書の貸出状況、
人気ランキング参照や予約、書籍リクエストができる
市内の全図書館を対象にする
各種ランキング、蔵書の確認
貸出予約、受取り図書館の指定
書籍リクエストを受け取れる
新古本の導入 新古本の購入業務を追加する
市民の本持ち込み受入と販売(重複本) 市民の本持ち込み業務を追加する
機能要求
• 図書館の魅力アップ
• 会員は会員カードでもスマホ登録でも貸出可能
• Webで図書館システムにアクセスし、各種図書の貸
出状況、人気ランキング参照や予約、書籍リクエス
トができる
• 経費圧縮
• 新古本の導入
• 市民の本持ち込み受入と引き取り
9
要求のマッピング(AsIs)
10
図書館員
会員
会員
カード
窓口
会員
期限管理
会員登録
[会員管理:業務]
窓口
会員
返却
窓口貸出
書架
図書
館員
蔵書
[貸出・返却:業務]
[蔵書管理:業務]
会員
棚卸
書籍
補充
書籍店
蔵書 司書
書籍発注
窓口
図書館
会員
貸出・
返却
書籍
店
司書
蔵書
管理
書架
蔵書
会員
管理
図書
館員
司書
会員のスマホもしくは
図書館備え付けの端末
で貸出・返却が可能
市内の全図書館を対
象にする
図書館の様々な情報
をCMSで管理する 各種ランキング、
蔵書の確認
蔵書の管理をRFID
で自動化する
書籍リクエストを受け取れる
新古本の購入業務を追加する
市民の本持ち込み
業務を追加する
貸出予約、受取
り図書館の指定
要求の具体化①
• 複数の案からどう選ぶか
• 議論した内容を非機能要求(機能要求)としてまとめる
11
窓口
会員
返却
窓口貸出
書架
図書
館員
蔵書
[貸出・返却:業務] [窓口貸出:BUC]
蔵書を
貸出す
書架から
本を探す
蔵書の貸出
を登録する
会員
貸出
登録
蔵書
貸出
図書
図書
館員 貸出制限
例3「環境依存しない方式」で表現する
[窓口貸出:BUC]
蔵書を
借りる
書架から
本を探す
蔵書の貸出
を登録する
会員
蔵書
貸出
図書
貸出
登録
どの環境でも使える
画面として表現
貸出制限
例2「スマホアプリ」で対応する
[窓口貸出:BUC]
蔵書を
借りる
書架から
本を探す
蔵書の貸出
を登録する
会員
蔵書
貸出
図書
図書館アプ
リ
貸出登録
アプリを別システ
ムとして表現
貸出制限
例1「専用端末を用意する」
[窓口貸出:BUC]
蔵書を
借りる
書架から
本を探す
蔵書の貸出
を登録する
会員
蔵書
貸出
図書
専用端末
貸出登録
専用端末を別シス
テムとして表現
貸出制限
非機能要求
会員が自分のスマホで貸出登録ができる
老人、子供、スマホを持たない人、会員カードを使う方向け
に大きな画面の端末を用意する
スマホ向けと図書館の端末で同一のコードベースにする
会員のスマホもしくは
図書館備え付けの端末
で貸出・返却が可能
具体的なWhat
を検討する
要求の具体化② 新しい業務の追加
12
窓口
会員
返却
窓口貸出
書架
図書
館員
蔵書
[貸出・返却:業務]
Web予約
予約図書一覧
を出力する
貸出予
約一覧
貸出予約一
覧出力条件
予約図
書を受
け取る
予約図書
の準備
貸出
予約
会員
図書
館員
会員
図書
館員
・貸出予約一覧を出力
・未取り置きのものを探す
・取置棚に置く
蔵書の貸出
を登録する
予約
消込
貸出
予約
取置図書を
消し込む
貸出本の予約・
取消をする
貸出
予約
蔵書
検索
貸出
予約 蔵書
[Web予約:BUC]
予約の仕事を
洗い出す
図書館
予約図書
の配送
市内の全図書館の蔵
書を予約できる
貸出予約、
受取り図書館の指定
取置期限 貸出準備完了日+7日
会員
貸出可能
を通知す
る
予約図書を
取り置く
貸出準
備登録
取置
期限
貸出
予約
蔵書
ビジネスルール
を導出
[予約図書の配送:BUC]
配送
準備
図書配
送係
配送リ
スト
配送
計画
配送リスト
を作成する
配送結果
の登録
配送結果を
登録する
会員
予約図書
取置通知
蔵書
配送
配送結
果登録
貸出
予約
要求の具体化③
蔵書管理
[蔵書管理:業務]
会員
棚卸
書籍
補充
書籍店
蔵書 司書
書籍発注
蔵書を閲
覧する
会員
[書籍閲覧:BUC]
蔵書を参
照する
蔵書参照
蔵書ス
キャン
司書
[棚卸:BUC]
紛失図書
を登録
蔵書をス
キャンする
スキャン 蔵書
紛失図書登
録
紛失図書を
登録する
紛失
図書
蔵書
RFID
書架
蔵書通知
蔵書の管理をRFID
で自動化する
書籍リクエスト
を受け取れる
市民の本持ち込み
業務を追加する
各種ランキング、
蔵書の確認
蔵書
閲覧
書籍リク
エスト
中古本販売
チェーン
補充リスト
を作成する
書籍の発
注を行う
司書
[書籍補充:BUC]
書籍発注
書籍発
注登録
蔵書を登録し
ラベルを張る
蔵書を登
録する
蔵書
登録 蔵書
書籍ラベル
販売
チェーン
書籍発
注登録
新古本の購入業
務を追加する
蔵書
購入書籍を
リクエスト
会員
[書籍リクエスト:BUC]
ISBN参照
購入書籍を
リクエスト
購入リク
エスト
本
書籍参照
書籍リク
エスト
貸出
図書
持込本を
受入れる
会員
外部システム
が提供する画
面を使う
13
要求の具体化④ 案内業務
窓口
図書館
会員
貸出・
返却
書籍
店
司書
蔵書
管理
書架
蔵書
会員
管理
図書
館員
司書
案内
業務
図書
館
蔵書
書架
会員
貸出
図書
書籍
発注
本
情報モデル
貸出
予約
図書館
CMS
市内の全図書館
を対象にする
図書館の様々な情報
をCMSで管理する
図書館の
情報を登
録する
図書
館員
[図書館情報登録:BUC]
CMS
コンテン
ツ登録
図書館情
報登録
図書
館員
[案内:業務]
CMS
書籍リク
エスト
配送
計画
紛失
図書
14
今回のシステム
開発の対象外
要件の精度を確認する
15
取置期限 貸出準備完了日+7日
予約図書一覧
を出力する
貸出予
約一覧
貸出予約一
覧出力条件
予約図書
を受け取
る
・貸出予約一覧を出力
・未取り置きのものを探す
・取置棚に置く
予約図書
の準備
貸出
予約
会員
図書
館員
会員
図書
館員
蔵書の貸出
を登録する
予約
消込
貸出
予約
取置図書を
消し込む
会員
貸出可能
を通知す
る
予約図書を
取り置く
貸出準
備登録
取置
期限
貸出
予約
蔵書
貸出本の予約・
取消をする
貸出
予約
蔵書
検索
貸出
予約 蔵書
[Web予約:BUC]
蔵書
書架
会員
貸出
図書
書籍
発注
本
情報モデル
貸出
予約
貸出期限を
確認する
蔵書の貸出
を登録する
貸出中
在庫中
期限内
期限
切れ
貸出図書の返
却を登録する
蔵書の状態
[貸出期限<今日]
[貸出期限>=今日] 取り置
き中
予約図書
を取り置
く
貸出本の
予約・取
消をする
状態モデル
各UCから導出された
情報を構造化する
Web予約の仕事
を洗い出す
予約されたものは貸出できない
図書館
紛失
図書
振り返り
16
重要な要求から要件をコントロール
• 一貫したシステムを構築する
ために
• 「全要求を満たしたものがシス
テム」は間違い
• 重要な要求を明らかにする
• 重要ではない要求は一旦捨てる
• 重要な要求から組み立てる
• 「決める」
• 重要な要求から要件を組立る
• 要件を組み立てる中で要求とし
て方向性を合意する
17
要件
要件
重要な要求
イメージ
「システムは要求を
全て実現したもの」
要求
要求
ビジネス的知見の有無
18
ビジエスが成立
している
仕組み化されている
貸出・返却
蔵書管理
まずはビジネス
を成立させる
仕組み化さ
れていない
仕組み化する
仕組み化の見直し
検証的要件
• RFIDによる蔵書管理
• 「RFID書架」というプロダク
トがある
• ↓
• 使えるか?
• プロトタイプ作成
• 製品評価
• どういう機能が必要なのか
• 並行して技術検証を行う
19
蔵書ス
キャン
司書
[棚卸:BUC]
紛失図書
を登録
蔵書をス
キャンする
スキャン 蔵書
紛失図書登
録
紛失図書を
登録する
紛失
図書
蔵書
RFID
書架
蔵書通知
蔵書の管理をRFID
で自動化する
要件定義
技術検証
要件定義・仕様化・設計・実装
情報モデル
画面遷移
画面項目
・入力チェック
・計算式
画面標準
レイアウト/振舞
RDRA
標準に従った
具体的なレイ
アウトと振る
舞い
物理
データモデル
・DB設計
・カラム
・タイプ
・制約
論理
データモデル
・項目
ER図
非機能要求
処理方式
・同期・非同期
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・並行分散処理
UI関連の条件
UI
システ
ム間連
携
UC複合図
情報
画面
イベント
条件
タイ
マー
IF一覧
・連携タイミング
IF項目
・制約
相手の方式に
合わせた方式
アーキテク
チャに沿った
方式
組
織
業務
組
織 業務
組
織
パッ
ケージ
機能/
処理
フロントエン
ドとバックエ
ンドの処理方
式
・ファイ
ル
・API
データ量
仕様の分類
実装単位
・レイヤー
・ドメインモデ
ル
機能の条件
デー
タ
コード
サンプル
UC キーユースケー
ス
コード
サンプル
コード
サンプル
コード
サンプル
・典型的な処理
・画面処理
・連携処理
・機能処理
時間当たりのトラン
ザクション量
実現可能性のフィードバック
システムアーキテクチャ
フレームワーク 使用ライブラリ プラットフォーム
プロトタイピング
アーキ
テク
チャ
20
要件定義 仕様化 設計・実装・テスト
アプリケーション
アーキテクチャ
・パッケージ
要件定義
設計・実装・テ
スト 導入
入出力に関わる仕様 実装に依存する仕様
バリエーション
ラフス
ケッチ
企
画
RDRA
要
件
実
装
仕
様
統合テスト・リリース
プロジェクトのフェーズ検討
検討期間 助走期間 開発期間 移行期間
21
企
画
RDRA
要件
実
装
仕
様
統合テスト・リリース
要件定義・実現可能性の担保
能力の分析
業務
BUC・UC
情報・状態
方向性の検討
ToBe要求
業務・BUC
情報・状態
ToBeの確立
業務・BUC
Job/UC
情報・状態
開発からリリースまでの一連の手順を実現
検討期間 助走期間 開発期間 移行期間
UI/UXプロ
トタイプ
開発環境構築
UI標準
アーキテクチャ
仕様
バリエーション
値
運用仕様
実装仕様
22
まとめ
情報モデル 状態モデル
UC複合図
組
織
組
織
業務
組
織 業務
組
織
目的
システム
コンテキ
スト
要求モデ
ル
ビジネス
コンテキスト
ビジネスユースケー
ス
業務フロー/利用シー
ン
階層化してス
コープを決める
システム化の方向性を求める
システム化の詳細化
整合性を維
持する
23
要件
要件
重要な要求 • 暗黙の前提を確認する
• 重要な要求を明らかにする
(SaPID、匠メソッド)
• 要求を使って要件を組立
• 方向性を要求で合意する
• RDRAレイヤーの依存関係を
使って要件を組み立てる

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