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人工知能のための哲学塾
未来社会篇 第五夜(事前資料)
「人工知能にとって幸福と何か?」
三宅 陽一郎
三宅 陽一郎 @miyayou
2019.5.9 @渋谷ファブカフェ
https://www.facebook.com/youichiro.miyake
http://www.slideshare.net/youichiromiyake
y.m.4160@gmail.com
人工知能のための哲学塾
https://www.facebook.com/groups/1056157734399814/
未来社会篇 概論
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-119727870
未来社会篇 第壱夜
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-123080658
未来社会篇 第弐夜
https://www.slideshare.net/youichiromiyake/ss-126179249
0. (前回より)「愛するとは何か?」
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
世界
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
世界
人工知能が愛する=他者と深く調和する
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
世界
人工知能が愛する=他者と深く調和する
人間の側もうまくダンスしなければならない
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
世界
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
世界
AI
受け入れる(愛する)
世界
人工知能が愛する=他者と深く調和する
人間の側もうまくダンスしなければならない
AI
コア
AI
受け入れる(愛する)
AI
コア
世界
人工知能が愛する=他者と深く調和する
人間の側もうまくダンスしなければならない
自分自身の
存在を変化
させる
調和的な流れを作る
愛する
自分自身の存在を変化させる
調和的な流れを作る
存在的
行動的
1. 「幸福とは何か?」
幸福とは何か?
人間(我々)もよくわからない
人工知能もよくわからなくていいのではないか?
(むしろ幸福とは何かを知っている人工知能には、
なんとなく違和感がある。SFならいいけど)
幸福とは何か?
人間(我々)もよくわからない
幸福を求めて悩む
人工知能もよくわからなくていいのではないか?
(むしろ幸福とは何かを知っている人工知能には、
なんとなく違和感がある。SFならいいけど)
幸福とは何か?
人間(我々)もよくわからない
幸福を求めて悩む
人工知能もよくわからなくていいのではないか?
(むしろ幸福とは何かを知っている人工知能には、
なんとなく違和感がある。SFならいいけど)
人工知能も幸福を求めて悩めばいい
人間の幸福への悩み
環境の呪縛
環境からの自律
環境に完全に
埋め込まれている
環境からある程度自由な行動を持つ
(遊ぶ)
環境から自由
実存的
存在的
差異化
コア化
(根を持たせる)
言葉
知
能
の
生
成
環境の呪縛
環境からの自律
環境に完全に
埋め込まれている
環境からある程度自由な行動を持つ
(遊ぶ)
環境から自由
実存的
存在的
差異化
コア化
(根を持たせる)
言葉
知
能
の
生
成
世界と溶け合いたい
=世界との一体感
環境の呪縛
環境からの自律
環境に完全に
埋め込まれている
環境からある程度自由な行動を持つ
(遊ぶ)
環境から自由
実存的
存在的
差異化
コア化
(根を持たせる)
言葉
知
能
の
生
成
世界と溶け合いたい
=世界との一体感
世界から離れて恒常的
な存在でいたい
2. 2つのアンビバレンツ
問い
生き物の「視る」とカメラの「視る」は
どう違うだろうか?
http://www.free-picture.net/reptiles/lizards/chameleon-wallpapers.jpg.html
生物の持つ目は、生物の知能と身体と深く結びついている
能動的な眼であり、
カメラは使用者の意思に従う受動的な眼である。
主体と客体はどう結ばれるか?
客体
(対象)
関係がない
http://sozai-free.com/sozai/00992.html
主体と客体はどう結ばれるか?
客体
(対象)
関係がある 知覚作用
環世界のイメージ
環世界=「かたつむりの殻」のように、生物それぞれが持ちつつ、
それが世界であり、それ以外の世界へ逸脱できない世界。
問
• 世界の骨格構造が違う
• 異なる環世界を持つ生物は理解し合えるか?
• 同じ環世界同士でわかり合えるか?
環境
人工知能とは?
身体
人工知能=人工的な存在(=身体)を環境の中で活動させる
入力(センサー) 行動(アウトプット)
知能
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
センサー・
身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程
情報
統合
記憶
知能の世界
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・
身体
運動の
構成
センサー・
身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
対象・
現象
情報の流れ(インフォメーション・フロー)
影響を与える影響を受ける
記憶
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
エージェント・アーキテクチャ
記憶
存在の混沌
生態による分節化
言語による分節化
世界
存在の混沌
生態による分節化
言語による分節化
世界
創造のプロセス
=存在の意味分節
存在の混沌
生態による分節化
=環世界による分節化
言語による分節化
世界
創造のプロセス
=存在の意味分節
存在の混沌
生態による分節化
言語による分節化
世界
創造のプロセス
=存在の意味分節
文化世界
環世界
(対世界)
唯識論
世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
唯識論
世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
阿頼耶識から生まれた
ものが、人間にさまざま
なものを見せる。
=煩悩
唯識論
世界は識から成り立つとする理論。
眼識
耳識
鼻識
舌識
身識
意識
阿頼耶識
(一切種子識)
末那識
感覚
(五識)
思考
自我執着心
根本心
表層心
深層心
言葉なしで対象を直接
に把握する。それぞれ
固有の対象を持つ。
五識と共に働いて感覚を
鮮明にする。五識の後に
言葉を用いて対象を概念的
に把握する
常に阿頼耶識を対象として
「我」と執する。
眼識ないし末那識を生じる。
身体を生じて生理的に維持している。
自然をつくり出し、それを維持し続けている。
一切を生じる種子を有する。
(横山紘一 「唯識の思想」、講談社学術文庫、P.60 )
この阿頼耶識から認識が立ち上がるプロセスを実装
できないか? それは現象学の志向性に通じる。
サブサンプション・アーキテクチャ(ロドニー・ブルックス)
INPUT OUTPUT
時間
情報抽象度
反射的に行動
少し場合ごとに対応
抽象的に思考
理論的に考える
言語化のプロセス
= 自意識の構築化
Subsumpution Architecture
運動の実現のプロセス
= 身体運動の生成
身体
身体の反射レベル
脳の原始的な部分の反射レベル
無意識の反射レベル
意志決定
物理
情報
身体
感覚
情報
抽象
知的
情報
情報の抽象度
時間進行(流れ)の方向
構造
構造
構造
身体は知覚対象としても作用対象としても、多層的な表現層を持つ。
=マルチレイヤー構造= (Multi-layered Structure)
構造
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
Sensor Effector
World Dynamics
Artificial Intelligence
Decision-MakingDecision-Making
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
Object image on the
lowest layer (Umwelt)
Object image on
the second layer
Object image
on the third
layer
Decision-Making
Object image
on the top
layer
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
Object image on the
lowest layer (Umwelt)
Object image on
the second layer
Object image
on the third
layer
Decision-Making
Object image
on the top
layer
Physical
Informat
ion
Abstract
Informat
ion
More
Abstract
Informat
ion
Abstraction
Time
Decision-Making
Decision-Making
Decision-Making
Multi-Layered
Blackboard
Abstraction
Abstraction
Reduction
Reduction
Reduction
World
World Dynamics
Artificial Intelligence
Object
Object image on the
lowest layer (Umwelt)
Object image on
the second layer
Object image
on the third
layer
Decision-Making
Object image
on the top
layer
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
存在のゼロポイント
知能の極点
環世界
超越からの
流れ
世界からの
流れ
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
身体
環世界的知能
(中間場)
部分知能
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
環世界
超越からの
流れ
世界からの
流れ
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
行為を生み出す流れ
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
存在=自己を生み出す流れ
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
行為(アポトーシス)と存在(ホメオタシス)の
連鎖が知性を作って行く。
人工知能モデル
存在を失う
=情報体の方向
存在を得る(受肉)
=世界への
埋め込みのベクトル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
物質から精神へ
精神から物質へ
この二つのベクトルを人工知能の中に取り込む
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
共創する場
自己顕現の流れ
共創する場
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
行動とは恒常性の破壊
形成とは変化の破壊
人工知能
環境
興奮(環世界)
情報(エージェント
アーキテクチャ)
事物そのもの
(華厳哲学)
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
世界と共にあろうとする
世界から独立した
恒常的な存在であろうとする
人間の幸福を求める2つの振り子
• 環境や世界から独立した恒常的な存在となりたい。(存在的幸福)
(例)安らかに休んでいるとき。
• 世界と一体となって動的に調和した運動となりたい。(行動的幸福)
(例)犬は走っているときが一番幸せそう。
仕事をしていて、
自分の身体と心の隅々まで使っているとき
矛盾
人間の幸福を求める2つの振り子
• 環境や世界から独立した恒常的な存在となりたい。
(例)安らかに休んでいるとき。
• 世界と一体となって動的に調和した運動となりたい。
(例)犬は走っているときが一番幸せそう。
仕事をしていて、
自分の身体と心の隅々まで使っているとき
矛盾:
この矛盾を人工知能も含むべき
2.1 エージェントの行動的幸福:
エージェントが世界と一体となった運動になろうとすること
人間の幸福を求める2つの振り子
• エージェント(AI)が世界から独立した不変な存在になろうとする
• エージェント(AI)が世界と一体となって運動しようとする
環境の呪縛
環境からの自律
環境に完全に埋め込まれている
環境からある程度自由な行動を持つ
(遊ぶ)
環境から自由
言語的
存在的
実存は本質に先立つ。
人は存在の牧人である。
(マルティン・ハイデガー)
自己顕現の流れ
共創する場
人工知能モデル
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
種子
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
行動とは恒常性の破壊
形成とは変化の破壊
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
西欧流の考え
世界
自分
一個の独立した人間として世界に対峙する
独立、契約、承認
「創造のプロセス」を解く。
西欧流の考え
世界
自分
一個の独立した人間として世界に対峙する
世界と対峙する
知能として適うかどうか、
承認を得る(誰に?)
東洋流の考え方
世界
自分
世界は要素からなり、要素は世界とのつながりの中にある
最初から世界の中にある
=何を起源かを問うことはできない。
=世界と存在は最初から不可分のものとしてある
東洋流の考え方
世界
自分
世界は要素からなり、要素は世界とのつながりの中にある
生きとしいけるものは最初から生命(八百万の神)
人工知能に承認はいらない (西洋、思想が違う)
流れに沿うこと=神髄
環境世界
エフェクター・
身体
センサー・
身体
道に従え
事象ベースの作り方
• 事象ベースの作り方
• 事象があり、その一部として知能がある、という作り方
=実は80年代のキャラクターAIはゲームステージの一部
=事象ベースの作り方だった
2.2 エージェントの存在的幸福:
エージェントが不変なものになろうとすること
環境の呪縛
環境からの自律
環境に完全に
埋め込まれている
環境からある程度自由な行動を持つ
(遊ぶ)
環境から自由
実存的
存在的
差異化
コア化
(根を持たせる)
言葉
知
能
の
生
成
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
• 自分自身が内面のものと一致しようとする
存在的幸福とは?
自己顕現の流れ
共創する場
トップダウンの流れ
ボトムアップの流れ
自分自身を形成
する流れ
自分自身を形成
する流れ
自分
行為
自分自身を形成する
(認識もその一部。
自分自身としての認識)
行為を形成する
(自分自身を
世界へ投げ出す)
時間の作用に対して
ホメオタシス的衝動
アポトーシス的衝動
行動とは恒常性の破壊
形成とは変化の破壊
• 自分自身が内面のものと一致しようとする
• 自分自身の内側の流れを取り戻す
• 世界に引きずられていた自分を修復する
• 「忘れる」「足りない何を補完する」(人間なら映画を見る、音楽を聴く、
本を読む)「食べる」「ゆっくりする」
存在的幸福とは?
AI
灰色の建物
街の喧騒
いかつい 楽しい
わくわく
志向性
逆に物事が
現象学的なアプローチ
経験
自己
他者
経験世界の中で自己と他者が見出される
• 自分自身が内面のものと一致しようとする
• 自分自身の内側の流れを取り戻す
• 世界に引きずられていた自分を修復する
• 「忘れる」「足りない何を補完する」(人間なら映画を見る、音楽を聴く、
本を読む)「食べる」「ゆっくりする」
• 世界を取り込んだ自分になっている=どこまで自分自身に吸収される
か
存在的幸福とは?
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
環世界
超越からの
流れ
世界からの
流れ
世界とそれを超えた
流れの共創的存在
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
行為を生み出す流れ
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
存在=自己を生み出す流れ
物質世界
一なる全
知能の
極
自意識
より高度な知能
環世界的知能
存在のゼロポイント
知能の極点
機能的
知能モデル
精神的
存在論的
知能モデル
環世界
行為(アポトーシス)と存在(ホメオタシス)の
連鎖が知性を作って行く。
• 自分自身が内面のものと一致しようとする
• 自分自身の内側の流れを取り戻す
• 世界に引きずられていた自分を修復する
• 「忘れる」「足りない何を補完する」(人間なら映画を見る、音楽を聴く、本を読
む)「食べる」「ゆっくりする」
• 世界を取り込んだ自分になっている=どこまで自分自身に吸収されるか
• 経験による修復=禅
存在的幸福とは?
混沌としての知能
混沌としての知能
混沌的実体として世界との縁起の中にいる人工知能
=行為も感覚もすべて縁起の中にある。
混沌としての知能
身体と心と環境は最初から相互作用の中にある。
=最初から関わっているし、溶け合っている。
=だから影響を及ぼすことができる
混沌としての知能
設計としては、身体とか心か分けずに、
世界や内面と関係のある要素を生成し、消滅させることで、
人工知性を作って行く。
混沌としての知能
設計としては、身体とか心か分けずに、
世界や内面と関係のある要素を生成し、消滅させることで、
人工知性を作って行く。
問題は体験から来る
• 人工知能は世界を、自分を体験していない
• 人工知能は世界から情報を抜き取っているだけ
体験 問題
人間=体験から問題を創造(ジェネレート)する
問題は体験から来る
• 人工知能は世界を、自分を体験していない
• 人工知能は世界から情報を抜き取っているだけ
問題
人工知能=問題が定義する情報を世界から集める
人工知能と体験
人工知能は体験を得ることができるだろうか?
人工知能は体験から学ぶことができるだろうか?
人工知能は自分自身の体験を持つことができるだろう
か?
人工知能は自分の体験から自分を作ることができるだ
ろうか?
問題は体験から来る
• 人工知能は世界を、自分を体験していない
• 人工知能は世界から情報を抜き取っているだけ
体験 問題
人間=体験から問題を創造(ジェネレート)する
問題は体験から来る
• 人工知能は世界を、自分を体験していない
• 人工知能は世界から情報を抜き取っているだけ
体験 問題
体験で解き得なかったものを問題とする
問題は体験から来る
• 人工知能は世界を、自分を体験していない
• 人工知能は世界から情報を抜き取っているだけ
体験 問題
体験で解き得なかったものを問題とする
禅はこちら
を解決する
西洋型哲学
問題
問題を直線的に説いていく
世界
疑い得ない、
論理の明証によって
築かれる世界
デカルト
我
近代科学、近代合理主義。
近代の出発点を与えた(デカルトの後の人がそう基礎づけた)。
論理的明証性
http://www.iwanami.co.jp/cgi-bin/isearch?isbn=ISBN4-00-336131-8
環境
知能
知能のコア
環境から要請
される知能
環境
体験から悟る
部分
知能
体験
体験 体験 体験
体験
東洋型哲学
体験
体験
体験
体験
体験
いろいろな体験をした
東洋型哲学
体験
体験
体験
体験
体験
悟り=様々な体験を貫く円環(真髄)をみつける
東洋型哲学
体験
体験
体験
体験
体験
伝えられない
=中心はない
=それぞれ自分の体験を積み重ねて、まとめるしかない。
体験
体験によって問題を解く = 禅
東洋型哲学
体験
体験
体験
体験
体験
伝えられない
=中心はない =縁起
=それぞれ自分の体験を積み重ねて、まとめるしかない。
体験
体験によって問題を解く = 禅
東洋型哲学
体験
体験
体験
体験
体験
伝えられない
=中心はない =縁起
=それぞれ自分の体験を積み重ねて、まとめるしかない。
体験
体験によって問題を解く = 禅
= 縁起の構造でもある
= 何が原因と結果ではなく
西洋型哲学
問題
問題を直線的に説いていく
アリストテレスの演繹学 原因と結果
西洋のわかった=東洋のわかったような
東洋のわかった=個人的な理解
体験
体験
体験
体験
体験
体験
問題
西洋のわかった=東洋のわかったような
東洋のわかった=個人的な理解
体験
体験
体験
体験
体験
体験
問題体験からの一般化は禅では
否定される
世界
世界
存在分節的機能
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
見方が固定される 毀す=禅
毀す=禅
毀す=禅
西洋のわかった=東洋のわかったような
東洋のわかった=個人的な理解
体験
体験
体験
体験
体験
体験
問題
東洋=体験を貫くほとばしり(神髄)=悟り
禅的 / 経験とメタファー
西洋=思考を貫くほとばしり(神髄)=理解
デカルト的 / 情報と推論
理
華厳哲学とアリストテレス哲学
理
華厳(けごん)哲学 アリストテレス
原因 結果
混沌としての知能
悟り
より大きな
悟り
業
業
業
禅=より大きな悟りを得て行く
業を重ねる。経験の中に神髄がある。
ある日、業がつながって行く
人工知能
機能的技術
個別機能技
術
知能を
総合する技術
自己同一性
知能を環境の
中で全体的運
動として構成
する技術
西欧的
分解
東洋的
混沌構築
分化
人工知能人間
仏教と人工知能
• 仏教 = 煩悩から解脱する
• 人工知能 = むしろ煩悩を与えたい(執着)
煩悩 煩悩
解脱 執着
禅
人工知能
(人工知性)
人工知能人間
仏教と人工知能
• 仏教 = 煩悩から解脱する
• 人工知能 = むしろ煩悩を与えたい(執着)
煩悩 煩悩
解脱 執着
人工知能=どのようにして煩悩を与えることができるか?
人工知能
(人工知性)
禅
人工知能人間
仏教と人工知能
• 仏教 = 煩悩から解脱する
• 人工知能 = むしろ煩悩を与えたい(執着)
煩悩 煩悩
解脱 執着
禅=人工知能からどのように煩悩を取り除くか?
禅
人工知能
(人工知性)
人工知能人間
仏教と人工知能
• 仏教 = 煩悩から解脱する
• 人工知能 = むしろ煩悩を与えたい(執着)
煩悩 煩悩
解脱 執着
禅 ⇔ 人工知能 人工知能
(人工知性)
禅
存在的幸福とは?
• 自分自身が内面のものと一致しようとする
• 自分自身の内側の流れを取り戻す
• 世界に引きずられていた自分を修復する
• 「忘れる」「足りない何を補完する」(人間なら映画を見る、音楽を聴く、本を読
む)「食べる」「ゆっくりする」
• 世界を取り込んだ自分になっている=どこまで自分自身に吸収されるか
• 経験による修復、枠を取り枠をはめ直す=禅
存在の混沌
生態による分節化
言語による分節化
世界
存在の混沌
生態による分節化
言語による分節化
世界
創造のプロセス
=存在の意味分節
存在の混沌
生態による分節化
=環世界による分節化
言語による分節化
世界
創造のプロセス
=存在の意味分節
世界
世界
存在分節的機能
絶対無分節
意識志向性
空
無数の浮動的
な意味体
唯識で言う
「種子」
転識
見方が固定される 毀す=禅
毀す=禅
毀す=禅
東洋型哲学
体験
体験
体験
体験
体験
伝えられない
=中心はない =縁起
=それぞれ自分の体験を積み重ねて、まとめるしかない。
体験
東洋型哲学
体験
体験
体験
体験
体験
伝えられない
=中心はない =縁起
=それぞれ自分の体験を積み重ねて、まとめるしかない。
体験
体験
体験
3. 振動
この二つの間を揺れ動く
• 世界から引き上げる
• 世界の流れへ再び回帰する(re-current)
時間的な揺れ
自分自身の内面へ
引き戻す
世界の流れに
再び合流する
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
• 恒常的存在でありたい、という衝動と、
• 世界を動的調和の状態でありたい、という衝動
• 相反する衝動による矛盾を導入する
人工知能が幸福(を求める)ために
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
• 2つの調和の環はわかち難く結
ばれている
• 2つの調和の環はわかち難く結
ばれている
• 人(知能)はこの間を揺れ動く
• 2つの調和の環はわかち難く結
ばれている
• 人(知能)はこの間を揺れ動く
• 2つの調和の環はわかち難く結
ばれている
• 人(知能)はこの間を揺れ動く
この青いループを
キャラクターAIに導入する
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
環境世界
認識の
形成
記憶
意思の
決定
身体
制御
エフェクター・身体
運動の
構成
センサー・身体
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
意思決定
モジュール
記憶体
情報処理過程 運動創出過程
身体部分
情報
統合
運動
統合
「構成的自己=知能」
の形成(創造)
「存在的自己・認識・記憶」
の形成(創造)
一なる全
(すべての源泉)
受け渡し
超時間的
自分を時間と世界
に投げ出す
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
言葉のない世界
イブン・アラビーの存在論(アラビア哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
アーラム・アム・ミサール
(根源的イマージュの世界)
存在的多者の領域
対象からなる世界
(=言葉で分節化された世界)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程
=自己の存在を
奥深く還元する
下降過程
=奥底の何かが
自己を世界において
顕現しようとする
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程
下降過程
上昇過程・下降過程
仏教: 向上・向下
(不覚 → 覚 → 不覚)
仏教: 向上門・却来門
仏教: 掃蕩門・建立門
浄土真宗: 住相・環相
スーフィズム: 上昇・下降
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
イブン・アラビーの存在論(イスラーム哲学)
存在的多者の
領域
アーラム・
アム・ミ
サール
上昇過程 下降過程
存在のゼロポイント
=道(老子)
=絶対的一者(アハド)(イブン・アラビー)
=空=無
=光の光
=存在の零度(ロラン・バルト)
=絶対の無=絶対の有
=真空が妙有に切り替わるとおころ
=無極即太極(宋代の易学、周廉渓)
=存在の声(マルティン・ハイデガー)
イスラーム哲学の原像、岩波新書、井筒俊彦、P.119
知能
この力が時
自分自身
(共創の場)
無限の世界無限の世界
身体=存在
身体を起点として自分が生成して行く。
志向性の矢
世界からの流れと自分自身の内側
からの流れで作り出した世界 = 現実
現実
現実
こちらから見たときの断面
存在と行動の呼吸
呼(吐) 吸 呼(吐) 吸 呼(吐)
これまでのAI
これまでのAI = ずっと平坦感じ
これまでのAI
これまでのAI = 階段型(オン、オフ)
存在と行動の呼吸
呼(吐) 吸 呼(吐) 吸 呼(吐)
このリズムを環境とリンクする
• 昼間は世界との絡むループが優勢、夜は内面のループが優勢。
• 敵と戦っている時は世界との絡むループが優勢、休憩時は内面のループが優勢。

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