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多様な地域ニーズに対して
社会資源になる
精 神 保 健 福 祉 士 の
実 践 方 法
峰 政 裕 一 郎
©2018 MINEMASA Youichiroh
生活社会の変化
現代社会の複雑化
人口減少
ソーシャルワーカーの役割、
特に「地域(社会)への働きかけ」が
より重要性を増している
PSWの職域の拡大
医療・行政・
司法・教育・企業
新たな問題の顕在化 社会的ニーズの拡大
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PSWはソーシャルワーカーとして
実践に取り組めているのか?
©2018 MINEMASA Youichiroh
「制度から排除されている人びとへの支援を主な目的としているコミュニ
ティソーシャルワーカーや独立型社会福祉士であっても、制度から排除される
ことで権利の非実現が生じている人びとのニーズを充足する法制度の改廃・創
設および権力構造の変革等を目的とした実践は限定的だと言える。」
養成教育の影響
養成課程における
ソーシャルアクションの軽視
所属機関の影響
職場の理解、余裕のなさ、制約
高良麻子(2017, p74-76.)
支援が限定的になっている!?
これらの要因によって・・・
©2018 MINEMASA Youichiroh
「限定的な支援」の弊害としての「枠」
「制度」や「所属団体」
本来多様に考えることがで
きる支援方法が、制度や所
属内に押し込められる。
ニーズがある人、
制度からもれた人に対して、
支援が届いていない。
限られた「枠」の中での実践
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ソーシャルワーカー(PSW)が
クライエントの生活管理装置に
なっている。
経験的ではあるが、ワーカーは悪気なく、疑いなくそれを実行することがある。
枠のある実践
ワーカーが、支援が必要な人の社会資源
になっていないことの弊害としておきる。
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「枠」を超えるために
PSWは地域の中で立脚し、
社会資源化されることが重要
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HOW DO YOU DO IT?
http://frames-design.com/
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PSWの社会資源化
PSWを地域の中で見える化する
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PSWの社会資源化• ふれあい人権フェスタでの広報活動
• ソーシャルワーカーデイでのイベント実施
• PSW協会の県民向けのイベント
身内(同業者・関係者・家族・当事者)
日頃から意識が高い人
➥すでにPSWを知っている人
よくある
PSW知ってもらう
見える化活動
参加する人
これも枠の中でしか
見える化の活動が行われていないことになる。
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ならばどうするか・・・
私の提案する実践方法
所属先とは異なるところで、
複数の活動を行う。
©2018 MINEMASA Youichiroh
所属先とは異なる、複数の活動を行う。
ー 仮 説 ー
制度の「枠」を越えた
つながりが増え、地
域におけるPSWの存
在を知ってもらえる。
シナジー(相乗効果)を
つくり、所属先の実践を
有意義にする。
1 2
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実際の活動と結果の検証
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方 法
演者は2011 年以降、所属機関とは別の勉強会やイベント、
事業などに参加・参画する機会が増えた 。
そこで、所属先とは異なる複数 の活動をもつことが
シナジー(相乗効果)をうみ、PSWの見える化に有効
であるという視点から整理する。
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 ここでいう「活動」とは
職場業務以外の営利を目的としない、かつ社会的に意味の
あることを目指した取り組み。
 ここでいう「地域」とは
居住する市区町村の地理的な規模の範囲で、人びとが生活
を営んでいるまちを想定する。
例)地域でPSWが有名になる ➤ 和歌山市でPSWが有名になる
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2011〜2017年の職場外の活動
 和歌山県精神医学ソーシャルワーカー協会の委員
 日本精神保健福祉士協会 学会発表
 和歌山市精神保健福祉業務担当者連絡会事務局(事務局長)
 近畿2府4県合同研修会実行委員(企画運営)
 司法福祉学会での学会発表
 デイケア連絡会創設
 福祉・医療・司法研究会への参加
 障害者・市民の夏まつり実行委員会(運営)
 演劇ふるさとをください実行委員会
 内閣府コアリーダー育成事業 派遣(NZへ)
 内閣府コアリーダー育成事業 海外青年招聘
 古民家(山﨑邸)の活用会議参加
 ひと・アート・まち 和歌山 2011企画参加
 ひと・アート・まち 和歌山 2016企画参加
 和歌山市の底力事業(障害者のアート)
 ケアする人のケアセミナー実行委員会
 福祉アートデザインの勉強会
 あう会(若手支援者のコミュニティづくり)
 りんく(障害当事者含む読み聞かせサークル)
 あーとタイム (絵を自由にかける時間と場所)
 朝のファシリテーション勉強会
 NPO広報の研究会
 海友会
 わかナビ(情報メディア発信活動)
精神保健福祉に関連する活動
福祉に関連する活動
まちの活動
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活動の結果
医療福祉の分野を越えたつながりが広がり、結果として
①活動の素地が増え、新たな活動に波及した。
②主たる実践において、支援が拡充できた。
③個人が知られることを通じてPSWが認識された。
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活動の素地が増え、新たな活動に波及した例
支援者の支援
としてヨガを取り入れる
ヨーガ療法士
古民家活用の作戦会議 まちの交流や引きこも
り支援に古民家を活か
す。
ヨーガ療法士と知り合う。
精神科デイケア
のプログラムへ
ヨーガ療法士とつながることで、
新たな活動に展開していった。
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主たる実践において、支援が拡充できた例
海外派遣研修
研修に参加していた
スーパーの専務が
自宅がでできる仕事を提供
デイケア
海外招聘研修
Aさん
内職の仕事したい!自宅で!
海外青年を
招いて、和
歌山の福
祉実践の
向上を図る
PSW
制度外の新たな就労支援につながった。
でも・・・自宅に仕事を提供する事業所がない!
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個人が知られることを通じてPSWが認識された例
ファシリテーション勉強会
某メディア情報発信
プロジェクトチーム
派生した活動 NPO広報研究会
NPOスタッフ
大学生
公務員
起業家
大学教員
建築士
看護師
などなど
デザイナー
不動産屋
公務員
ファンドレイザー
大学生
飲食店員
放送局デスク
NPOスタッフ
NPO中間支援者
キャリコン
デザイナー
PSW
個人を知っても
らうことでPSW
としての相談
(ニーズ)
を受ける
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活動の結果
制度の「枠」を越えたつながり
が増え、地域におけるPSWの
存在を知ってもらえる。
シナジー(相乗)効果をつくり、実
践を有意義にする。
1 2
医療福祉の分野を越えたつながりが広がり、結果として
①活動の素地が増え、新たな活動に波及した。
②主たる実践において、支援が拡充できた。
③個人が知られることを通じてPSWが認識された。
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複数の実践が、PSWの
社会資源化に有効である。
©2018 MINEMASA Youichiroh
考 察
©2018 MINEMASA Youichiroh
シナジーを生む4要素
• 目 的 活動を方向づけるもの。
活動によって実現しようとするもの
• 人 地域の人材。他者。
• 場 目的を倍体するもの
• ネットワーク 人や場をつなぐもの。
• 目的がなければ烏合の衆。
• 人がいなければ活動が成り立たない。
• 場がなければ広がらない。
• ネットワークがなければ、相乗されない。
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ネットワーク
• 海外交流を通してスキルアップ。
• NPO広報力をあげ、価値の再
発見を目指す。
• ファシリテーションを身につける。
• 関係機関とのつながりをつくる。
デザイナー、起業家、不動産屋、コ
ワーキングスペース管理者、ラーメ
ン屋、IT系、ブロガー、アナウン
サー、お笑い芸人、コンサルタント、
記者、放送局デスク、NPOスタッフ、
編集者・・・・
コワーキングスペース、コミュニティスペース、
いろんな研修会など
人と人
人と場
人と目的
目的
場
人
これまでの活動を当てはめてみる。
©2018 MINEMASA Youichiroh
目的に合わせて、多様なリソースから新たな活動創作へ
NPOスタッフ
大学生
公務員
起業家
大学教員
建築士
看護師
芸人
ラーメン店主
などなど
記者
不動産屋
公務員
ファンドレイザー
大学生
飲食店員
放送局デスク
NPOスタッフ
NPO中間支援者
キャリコン
デザイナー
PSW
コワーキングスペース
コミュニティーカフェ
〇〇勉強会
△△研究会
場
人
ネットワーク
目的
目的が見つかれば
ネットワークや場を介して
人とつながり、新たな活動が
生まれる。
逆もしかり。つながりの中
から新たな目的がみつかる
こともある。
©2018 MINEMASA Youichiroh
地域の多様なニーズに対して
「精神保健福祉」という鍵しか持っていなければ、
開くドアはごく限られたものになる。
©2018 MINEMASA Youichiroh
PSWが見える化され、社会資源として活用
精神保健福祉関係の相談や協力依頼
地域を知り、実践のために連携や協力
精神保健福祉への協力やコンテンツの提供
PSW
Citizen
市民
PSWの見える化と社会資源化
枠を越えた実践構築
©2018 MINEMASA Youichiroh
シナジーな活動の利点
1. 問題発生の前に、問題解決の素地を作れる。
2. ネットワーク・コミュニティの広がり方が違う。
①ストレングスやポジティブ・コアからの広がり
②地縁ベースから関心縁ベースへ
③所属団体や制度の影響の緩和
3. クライエント主体の実践に有効
4. 自分を助けてくれる。
5. 職場では習得できない知識やスキルが身につく
©2018 MINEMASA Youichiroh
考察1 問題の前に、問題解決の素地を作れる。
人口減少
空き家問題
認知症者や1人家
族の増加
PSW
弁護士
同業者
コミュニティの予防的機能(支援)の強化
今すぐ空き家になるわけではないが、
何かあったときの相談相手としてPSWを想定し
てもらえる。
例えば不動産屋が家が
将来の空き家問題を危惧
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考察2−① 広がり方…ストレングスやポジティブ・コア
問題の
顕在化
介入組織化
計画化
問題の
共有・調査
従来の実践方法
問題解決の実践はあるが、やりたいことを支援
する実践方法は少ない。それを実現できる。
シナジーな活動
「やってみたい」
「活かしたい」
コミュニティの
参画・参加参加や行動
組織化
計画化
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考察2−② 地縁ベースから感心縁へ
• 従来の実践方法
地縁をベースとしたコミュニティの広がり
事業所の周辺、自治体、民生員 等
• シナジーな活動
関心縁をベースとしたコミュニティの広がり
興味のあること、やりたいことなど同じ関心ごと、ネットサロン等
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考察2−③所属組織、制度の影響や制限を緩和
 多忙
 運営方針
 管理
 個人情報
 書類
 手続き
などなど
所属団体の影響
所属先とは別活動であるため
所属の介入を受けにくい。
組織を変えるより容易。
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3.クライエント主体の実践に有効
・ 専門家、専門機関
・ 福祉や医療に感心ある人
・ 制度
・ 問題や課題
・ 地縁
福祉制度や所属
福祉
制度
福祉外の
専門家
一般
コミュニティ
新たな
社会資源
枠組みに押し込
めない支援
・福祉や医療分野以外の専門家
・ ストレングス
・ ポジティブコア
・ 関心縁
・多種多様なコミュニティ
Client-Centered
制度などの枠に当てはめた実践
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考察5 職場では習得できない
知識やスキルが身につく
• 職場で身についた知識やスキル
・ソーシャルワーク関係の知識と技術。
・専門機関や事業所の情報。
・精神保健福祉関係の情報・ などなど
• 職場以外で身についた知識やスキル
・IT系のコミュニケーションツールの使い方。
・ファシリテーションや広報の技術や知識。
・専門機関以外の企業などの情報。
・アート系の情報。 などなど
©2018 MINEMASA Youichiroh
・ 専門家、専門機関
・ 福祉や医療に感心ある人
・ 制度
・ 問題や課題
・ 地縁
・福祉や医療分野以外の専門家
・ ストレングス
・ ポジティブコア
・ 関心縁
・多種多様なコミュニティ
「所属組織としてのPSW」と「個人としてのPSW」
両方の強みを活かしている。
分野への専門性が高い
リスクの高い事例への対応
緊急度の高い事例への対応
個人情報の厳守
広がりのある支援
いろんな専門職とのつながり
地域の課題への介入
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複数活動の課題
• 緊急性、重要性が高い問題に対しては不向き。
• 公的なことと私的なことの整理。
• マネイジメント能力がけっこう必要。
• コミュニティは一時的に広がるが、やがて流動性は鈍化
する。
• 無駄が多い(即時的に何かに役立つと言えない)。
• コミュニティワークとの理論的整理が必要。
• やっぱり職場(仲間)の理解は大切。
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複数活動をもつ実践の展望
地域の問題へ介入 ソーシャルアクションの
公共財の創出 → 端緒になりうる?
クライエント中心の実践
組織内でとどまる実践を行うより、
社会を変える可能性を秘めている。
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引用
1)高良麻子:日本におけるソーシャルアクションの実践モデル「制度からの排除」への対処.中央
法規, 2017. p74-76,
参考文献
1)岩間伸之:生活貧困者支援制度とソーシャルアクションの接点ー地域を基盤としたソーシャル
アクションのプロセスー.ソーシャルワーク研究Vol40No2通巻158.(株)相川書房,2014, p5-15.
2)倉持香苗:コミュニティカフェと地域社会ー支え合う関係を構築するソーシャルワーク実践.株
式会社明石書店.2014.
3)Charles A.Rapp:The Strength Model Case Management with People Suffering from Severe
and Persistent Mental Illness .(1998) 江畑啓介監訳.精神障害者のためのケースマネージメント.
金剛出版.1998.
4)香取 一昭, 大川 恒:ホールシステム・アプローチ―1000人以上でもとことん話し合える方法,日
本経済新聞出版社,2011.
5)高良麻子:日本におけるソーシャルアクションの実践モデル「制度からの排除」への対処.中央
法規,2017.
6)富樫ひとみ:高齢者の社会関係に関する文献的考察 ─社会関係の構造的特質の検討─.立
命館産業社会論集.42(4)p165-183,2007
7)谷亮治:『モテるまちづくり』まちづくりへ疲れた人へ。.しまや出版,2014.
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多様な地域ニーズに対して社会資源になる精神保健福祉士の実践方法:Practice method of mental health care worker becoming social resource for diverse regional needs

Editor's Notes

  1. 限定的な支援 つまり、枠のある支援と言えるでしょう。 この弊害は、枠の中にいる、現行の制度の対象となる人はその制度内に支援が押し込められる。 そして、枠の外の人、制度の対象にならない人に対して、支援が行き届かない。という現状を生み出します。
  2. 枠のある実践。 今ある制度の中でクライエントの生活を調整しようとする。 今ある制度の中にクライエントを当てはめていこうとする。
  3. 私は暇人という結論
  4. 広報の手伝い、情報提供、レクリエーションの場所とか、最近ではクラウドファンディングのアドバイス。 生活ほどの引っ越しのときに、不動団のアドバイス。商品開発のときにデザイナーの協力など
  5. 自分が子育てに困った時、引っ越ししたい時、携帯の機種変更をしたい時、ストレスを抱えてしまった時。。。自分が悩んだときに、色んな相談ができる。
  6. 人口減少が進む中、空き家問題が顕在化してきます。 家がすぐに空き家になるわけではありません。例えば、家族が死別し、認知症や病気の人が1人家族になってしまう。そのときに「あの家をどうにかしたいんだど・・・今は・・・」と相談されたときの協力者としてPSWそ想定してもらえる。
  7. 例えば就労支援は「やりたいことを支援している」といえるが、それは「障害者はなかなか就労できない」という前提の問題をはらんでいたり、 それはサービスにハマった範囲でしか支援できなかったりします。 これを厳密に掘り下げて行けば、卵かひよこかということになりますが、少なくとも制度外でやりたいことを実現していく事ができます。 介護系が多い。福祉事業所や医療機関の取組はすくない。
  8. 地縁とは住んでいる所をベースとしたつながり。従来の地域福祉は自治体や民生員は、地縁をベースにした働きかけ。 それとは異なり、アート、遊び、寄付、広報、手芸、ヨガまど関心あるテーマにそったつながりをベースにした働きかけ。
  9. 地縁とは住んでいる所をベースとしたつながり。従来の地域福祉は自治体や民生員は、地縁をベースにした働きかけ。 それとは異なり、アート、遊び、寄付、広報、手芸、ヨガまど関心あるテーマにそったつながりをベースにした働きかけ。
  10. 有効的なことがあるので、どんどんまいに出ていきましょう。 組織を動かすより、