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オープンサイエンスの最新動向
2018/10/19
東京財団政策研究所 政策データ・ラボ
南山泰之
ORCID ID:0000-0002-7280-3342
目次
1. オープンアクセスからオープンサイエンスへ
2. 政策的な動向
3. アカデミアの取り組み
4. 広がるオープン化の潮流
5. 図書館とオープンサイエンスを考える
林和弘. オープンアクセスからオープンサイエンスへ(一部改変)
http://www.nii.ac.jp/sparc/event/2014/pdf/20150309_5.pdf
1. オープンアクセスから
オープンサイエンスへ
オープンアクセスの歴史
https://marielebert.wordpress.com/2015/06/20/openaccesschronology/
今日的なオープンアクセス
https://openaccess.mpg.de/Berlin-Declaration
http://www.budapestopenaccessinitiative.org/
定義
anyone can freely access, use,
modify, and share for any
purpose
http://opendefinition.org/
意義
・品質保証
「オープン」に対する明確な定
義を提供することで、「オープ
ン」とそれ以外を区別する
・互換性
データを組み合わせることが
法的・技術的に可能かどうか
の指標
・単純性
データを組み合わせるために
複雑な制限(著作権処理等)
を要求されない
http://okfn.jp/tag/open-definition/
背景:学術雑誌の価格高騰
• 研究論文の増加=学術雑誌刊行コスト増
– 価格上昇→購読中止→売上部数減少→価格上
昇の悪循環
出版社
図書館研究者
売れない
買えない
読めない
読んで
もらえない
(Library Journal: Periodical Price Surveyより)
オープン・アクセスの2手段
• BOAI-1 セルフ・アーカイビング(Green OA)
– 著者自身が著作をOAリポジトリで公開
• 著者自身のホームページ
• 機関リポジトリ
• プレプリントサーバ (arXiv.orgなど)
• 政府系助成機関アーカイブ (PubMed Centralなど)
• BOAI-2 オープンアクセスジャーナル(Gold
OA)
– 無料でアクセスできる電子ジャーナルを創刊し、
また、そうしたジャーナルに論文を発表すること
Green OA振興
• 国立情報学研究所学術機関リポジトリ構築連携支援事業(平17-24)
– 委託事業として、国内大学等の機関リポジトリ構築、インフラ整備を支援
• 機関リポジトリ推進委員会(平25-) → オープンアクセスリポジトリ推進
協会(JPCOAR)(平28-)
– 「(2)機関リポジトリを通じた大学の知の発信システムの構築」(NII-国公私立
大学図書館協力委員会『連携・協力の推進に関する協定書』(平22)
• DRF:デジタルリポジトリ連合(平18-)
– 国内の大学、研究機関 156機関
– 「機関リポジトリの設立・運営に関する公開メーリング
リスト」、研修開催、ワークショップ開催等
• COAR:国際オープンアクセスリポジトリ連合(2009-)
– 世界の大学、関連団体(DRF、NIIを含む)により設立
– 日本の大学図書館職員も活動参画(執行部、WG等)
https://www.nii.ac.jp/irp/archive/statistic/ http://irdb.nii.ac.jp/analysis/index.php
2018年9月現在:
・754機関が機関リポジトリ構築済み
・全国で290万件のコンテンツ数
→ うち159万件(約55%)が論文等
機関リポジトリ
https://jstagebeta.jst.go.jp/
J-STAGE
・1999年に科学技術振興機構(JST)よりサービスイン
・日本の電子ジャーナル公開システム。
主に学協会が利用
・2,695誌、469万記事以上を収録(2017年10月現在)
・2017年11月末に新インターフェースへ切替
J-STAGE
オープンアクセスの広がり
Piwowar, Heather, et al. (2017). Data from: The State of OA: A large-scale analysis of the prevalence and impact of Open
Access articles [Data set]. Zenodo. http://doi.org/10.5281/zenodo.1041791
オープンサイエンスとは
内閣府『我が国におけるオープンサイエンス推進のあり方について~
サイエンスの新たな飛躍の時代の幕開け~』(2015年3月30日)
http://www8.cao.go.jp/cstp/sonota/openscience/
「オープンサイエンスとは、公的研究資金を用いた研究
成果(論文、生産された研究データ等)について、科学
界はもとより産業界及び社会一般から広く容易なアクセ
ス・利用を可能にし、知の創出に新たな道を開くとともに、
効果的に科学技術研究を推進することでイノベーション
の創出につなげることを目指した新たなサイエンス」
新たな知の創造プロセス(内閣府, 2015)
科学研究をより開かれた活動へと変革していく運動
(北本, 2015?)
公的資金による研究成果(論文や関連するデータ
セット等) に学術関係者だけでなく、民間企業や一般
市民が、広く利用・アクセスできるようにするもの
(つくばコミュニケ, 2016)
明確な定義なし
定義?
Ref:
http://www8.cao.go.jp/cstp/sonota/openscience/
http://agora.ex.nii.ac.jp/~kitamoto/research/open-science/
http://www8.cao.go.jp/cstp/kokusaiteki/g7_2016/20160517communique_jp.pdf
オープンサイエンスの活動
(私的要約)
• ウェブの拡大が背景
• 論文のオープンアクセスだけではなく、研究
過程やデータなどもウェブで公開していく
• 市民にも公開して新たなイノベーションのきっ
かけに
オープンサイエンスの系譜
Ref: 武田英明. オープンサイエンスとオープンデータ
https://www.slideshare.net/takeda/ss-63707802
オープンサイエンスの潮流
オープンサイエンス=オープンアクセス+オープンデータ
内閣府、第5期科学技術基本計画(2016年1月)
http://www8.cao.go.jp/cstp/kihonkeikaku/5honbun.pdf
オープンイノベーション
知の創出、新たな価値 研究プロセスの透明化
オープンサイエンスの推進体制の構築
研究成果の幅広い活用
国 資金配分機関 大学・研究機関 研究者
Ref:JPCOAR研究データTF. 研究データ管理サービスの設計と実践_第1章:序論
http://id.nii.ac.jp/1458/00000107/
(補)データ管理への要請
• 文部科学省
– 『研究活動における不正行為への対応等に関するガイドライン』(2014.8.26)
– 研究機関は、研究者に対して一定期間研究データを保存し、必要な場合に開示することを
義務付ける旨の規程を設けるべし
• 日本学術会議
– 『(回答)科学研究における健全性の向上について』(2015.3.6)
– 論文等の形で発表された研究成果のもととなった実験データ等の研究資料は、当該論文等
の発表から10年間の保存を原則とする
• 東京大学の事例
– 『国立大学法人東京大学における研究活動上の不正行為の防止に関する規則』
(2016.1.28)
– 『国立大学法人東京大学における研究資料等の保存に関する指針』(2016.1.28)
• 文書、数値データ、画像などの研究資料(原則10年間保存)
• 試料や標本などの有体物(原則5年間保存)
オープンサイエンスの想定対象
→ 個人情報、生態
系関連情報等、社会
的に配慮する必要が
ある情報は対象外。
出典:山地一禎「学術機関リポジトリをめぐる最新動向」
Open
Access
Open
Science
研究手法の変化
https://aurora4d.jp/
http://www.kyoto-
u.ac.jp/ja/research/events_news/depart
ment/gakusai/events/2017/180223_1040
.html/at_view/eventpdf
様々な成果発信
“一図論文”
http://f1000research.com/articles/4-268/v1
Nature Publishing Group
2014年にデータジャーナル”Scientific Data”創刊
http://www.nature.com/sdata/
プレプリントサーバの隆盛
https://public.tableau.com/profile/sarah.parks
#!/vizhome/OApreprints/Dashboard1
異なる評価基準
PLoS Impact Explorer
PLoS誌の論文のソーシャルな評価を可視化
https://www.altmetric.com/demos/plos.html
論文にオープンデータバッジを付与する試み
41タイトルで実施中(2018年10月現在)
https://cos.io/our-services/open-science-badges/
2. 政策的な動向
Ref: Open access policies by country. Map based on Longitude
(generated) and Latitude (generated). URL link for country in
ROARMAP. Details are shown for Geographical Region. Data taken
from ROARMAP http://roarmap.eprints.org/. May 31st 2016.
海外の政策
https://rcos.nii.ac.jp/openscience/overseas/
国内の政策(抜粋)
• 2013年4月
– 学位規則の一部を改正する省令の施行について(博士論文の公開義務化)
• 2013年6月
– G8科学大臣会合における研究データのオープン化を確約する共同声明(日本も調印)
• 2015年3月
– 内閣府「国際的動向を踏まえたオープンサイエンスに関する検討会」報告書
• 2016年1月
– 第5期科学技術基本計画 ⇒知の基盤の強化に向けてオープンサイエンスを推進
• 2016年2月
– 科学技術・学術審議会 学術分科会 学術情報委員会「学術情報のオープン化の推進につい
て(審議まとめ)」
• 2016年7月
– 日本学術会議 オープンサイエンスの取組に関する検討委員会「オープンイノベーションに
資するオープンサイエンスのあり方に関する提言」
• 2017年6月
– 科学技術イノベーション総合戦略2017「オープンサイエンスの推進」
• 2018年6月
– 総合イノベーション戦略(閣議決定:オープンサイエンスのための基盤の整備) ← New!
海外の助成団体
https://www.theguardian.com/science/2016/may/28/eu-
ministers-2020-target-free-access-scientific-papers
https://www.helmholtz.de/en/about_us/press_releases/
artikel/artikeldetail/helmholtz_gemeinschaft_verabschie
det_open_access_richtlinie/
ビル&メリンダ・ゲイツ財団
◇2017年1月より正式発効
◇助成研究の成果は
・出版後すぐにOAで公開
・CC-BYライセンスを付与
・エンバーゴ(猶予期間)は設
けない
◇Nature、Science等のトッ
プジャーナルは対応できず
→ 投稿が不可能に
→ Scienceは1年間のトライア
ルで結論先延ばし・・
日本の資金配分機関の方針
機関名 方針策定状況
国立研究開発法人
日本医療研究開発機構
(AMED)
• 「疾病克服に向けたゲノム医療実現化プロジェクト」及び「難病克服プロ
ジェクト」ゲノム医療実現のためのデータシェアリングポリシー(2016.4)
• 2018.5.1以降にAMEDが新規公募する事業について、データマネジメン
トプランの提出を義務化(2018.3)
国立研究開発法人
科学技術振興機構(JST)
• 「オープンサイエンス促進に向けた研究成果の取扱いに関するJSTの基
本方針」策定(2017.4)
• 「戦略的創造研究推進事業におけるデータマネジメント実施方針」に基
づき、データマネジメントプランの提出を要求
経済産業省
産業技術環境局
• 「委託研究開発におけるデータマネジメントに関する運用ガイドライン」
策定(2017.12)
• データマネジメントプランの作成を要求
独立行政法人
日本学術振興会(JSPS)
• 「論文のオープンアクセス化に関する実施方針」策定(2017.3)
• データに関する方針は未定
出版社の姿勢
Ref: 船守美穂. 世界と日本のオープンサイエンスと研究データ管理の動向―日本は研究
データ管理にどのように向き合えば良いか?
https://researchmap.jp/index.php?action=cv_download_main&upload_id=171547
出版社のポリシー(Springer Nature)
https://www.springernature.com/gp/authors/research-data-policy/data-policy-types/12327096
Weak
Strong
潮流の激化
https://www.elsevier.com/connect/addressing-the-
resignation-of-the-lingua-editorial-board
cOAlition S
協定を結んだ11カ国の研究助成機関が出資を行った研究のうち、2020年以降に発表され
る論文をオープンアクセスで公開する構想
Ref: https://gigazine.net/news/20180906-open-access-journal-subscriptions/
オープンアクセス方針の策定
http://roarmap.eprints.org/
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/?page_id=53
国立研究開発法人におけるデータポ
リシー策定のためのガイドライン
• データポリシーで定めるべき項目
1. 機関におけるポリシー策定の目的について
2. 管理する研究データの定義、制限事項について
3. 研究データの保存・管理・運用・セキュリティについて
4. 研究データに対するメタデータ、識別子の付与、フォーマット
について
5. 研究データの帰属、知的財産の取り扱いについて
6. 研究データの公開、非公開及び猶予期間並びに引用につい
て
Ref: 国際的動向を踏まえたオープンサイエンスの推進に関する検討会(平成30年6月29日)
http://www8.cao.go.jp/cstp/stsonota/datapolicy/datapolicy.pdf
2020年度末までに24法人全てでの策定を目指す
3. アカデミアの取り組み
Ref: https://www.onlineuniversities.com/articles/students/how-to-
begin-basic-academic-research/
http://www.h2020.md/en/open-science-and-open-data-ict2015
コンソーシアムによる交渉
http://www.knowledgeunlatched.org/
https://scoap3.org/
OA2020
Ref: 尾城孝一.学術出版の今後を考える
http://www.unibiopress.org/PDF/20180216.pdf
• OpenAIREなど
モニタリング
https://ref.sherpa.ac.uk/
https://www.openaire.eu/infra-monitoring
Open Science Monitor
https://ec.europa.eu/info/research-and-
innovation/strategy/goals-research-and-innovation-
policy/open-science/open-science-monitor_en
データの集約・再利用
https://www.eudat.eu/use-cases
COAR Next Generation Repository
http://ngr.coar-repositories.org/
Wellcome Open Research
https://wellcomeopenresearch.org/
横断検索
加藤文彦. オープンサイエンス時代の学術情報検索.
第14回学術情報ソリューションセミナーより
http://datasearch.gesis.org/start
https://toolbox.google.com/datasetsearch
コミュニティ構築
http://japanlinkcenter.or
g/rduf/index.html
https://jpcoar.repo.nii.ac.jp/
研究データ管理に向けて
https://www.nii.ac.jp/service/jmooc/rdm/
4. 広がるオープン化の潮流
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AcademiaBusiness
Users
Citizens
Technicians
Etc…
Citizen Science
https://www.zooniverse.org/
企業とオープンデータ
http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1407/2
2/news004.html
Open by Default
http://www.data.go.jp/https://cio.go.jp/policy-opendata
行政資料の公開
http://www.klnet.pref.kanagawa.jp/data_catalog/
◇運営
神奈川県立図書館
情報公開広聴課(県政情
報センター)
神奈川県立公文書館
の連携により運営
◇データ
1,090件のデータセットを
公開(2018年10月時点)
オープンデータを介したコミュニティ
http://2018.lodc.jp/
Japan Open Science Summit 2018
http://joss.rcos.nii.ac.jp/
主催:国立情報学研究所ほか6機関
協力:国立国会図書館ほか4機関
後援:内閣府
協賛:SpringerNature, Wiley, Elsevier
参加者数:535名
テーマ:5種
講演、セッション数:21
5. 図書館とオープンサイエンスを
考える
https://www.fosteropenscience.eu/foster-taxonomy/open-science
オープンサイエンスの活動
(私的要約・再掲)
• ウェブの拡大が背景
• 論文のオープンアクセスだけではなく、研究
過程やデータなどもウェブで公開していく
• 市民にも公開して新たなイノベーションのきっ
かけに
配慮すべき要素
データ公開の社会的制約
個人情報の保護(被験者、犯罪歴、etc…)
国家安全保障など
知的財産の保護
その他、特に配慮を必要とするもの(ex. 絶滅危惧種の生息地情報)
インセンティブの欠如
著作物とは: 「思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学
術、美術又は音楽の範囲に属するもの」(著作権法第2条第1項第1号)。
 単なる客観的事実やデータは、著作物としての保護対象にならない
 データを得るために高度の知識や多大な労力、資金を必要としたとしても、
保護対象にならない = 名前も記載されない可能性
参考:”Research Data Management” by Carly Strasser
http://www.niso.org/apps/group_public/download.php/15375/PrimerRDM-2015-
0727.pdf
参考:著作権法の基本的な枠組みについて(オープンデータ関連)
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/densi/rwg/dai1/siryou09.pdf
何をするか
 ウェブを通じて、アカデミアの知見を社会へ還元する
(参考)ウェブらしさの条件
1. オープンさ
2. 他人にゆだねる(評価は他人が決める)
3. 時間にゆだねる(評価はあとで決まる)
4. つながりを重視(情報のリンク・人々のネットワーク)
5. ベストエフォート(完璧でなくとも最大限の努力をする)
大向一輝・池谷瑠絵. (2012) ウェブらしさを考
える本 ─つながり社会のゆくえ─ 第7章より
事例1:利用条件の明示
http://doi.org/10.15094/00014896
https://www.lib.u-tokyo.ac.jp/ja/library/general/reuse
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
「学術研究におけるクリエイティブ・コモンズ」より:
http://www.slideshare.net/TasukuMizuno/mizuno121814
著作権法との法的な調整を図るもの
事例2:Wikipediaタウン
開催日 開催都市 イベント名 会場
2013年2月23日 横浜市
横浜をWikipediaタウンに
しよう!街歩き
横浜市中央図書館
2013年5月25日 横浜市
横浜をWikipediaタウンに
しよう!街歩き
横浜市中央図書館
2014年5月11日 山中湖村(山梨県)
山中湖Wikipedia Town &
マッピングパーティ
(トライアル)
山中湖情報創造館
2014年8月30日 京都市
京都オープンデータソン
2014 vol. 2
京都府立図書館
2014年10月5日 京都市
京都オープンデータソン
2014 vol. 3
京都府立図書館
2014年12月7日 京都市
京都オープンデータソン
2014 vol. 4
京都府立図書館
2015年1月17日 森町(北海道)
第1回ウィキペディアタウ
ンもりまち
森町図書館
2015年1月24日 伊那市(長野県)
Wikipedia TOWN × 高遠
ぶらり in INA Valley
高遠町図書館
2015年3月15日 伊那市(長野県)
第2回 Wikipedia TOWN
in INA Valley
高遠町図書館
是住久美子. ライブラリアンによるWikipedia Townへの支援
http://current.ndl.go.jp/ca1847
事例3:ミッシングリンク
CiNii Researchと大学図書館(2018.6.18)
https://www.slideshare.net/ikki.ohmukai/cinii-
research2018618-103285531
識別子を介したリンク形成
DB
conference
creator
creator
affiliation
isPartOf
organizer
DB
識別子(ID)のつながりで表現する
1つの事物・事柄に1つの識別子(ID)を付与する。
識別子(ID)と識別子(ID)の関係を明確にする。
識別子さえ明確ならば、記述は外部から取得できるかもしれない。
JPCOAR説明会
2018資料より

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