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Yasuhisa Kondo
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2017年9月26日 第20回CPS月惑星探査研究会:太陽系データワークショップ発表スライド
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オープンデータについて
1.
オープンデータについて 近 藤 康
久 kondo@chikyu.ac.jp
2.
自己紹介 • 出身分野は考古学 • 総合地球環境学研究所(地球研) 研究基盤国際センター 情報基盤部門
准教授 • GIS・リモートセンシング担当 • オープンサイエンス推進担当 • 文部科学省科学技術・学術政策研究所 客員研究官を兼任 • 日本地球惑星科学連合(JpGU) 情報システム副委員長 地球人間圏科学セクション所属 • http://researchmap.jp/yasuhisa_kondo • 0000-0001-7670-4475 2
3.
• 2001年に文部科学省附置研究所として創設。京都市北区上賀茂に所在 • 地球環境問題を「人と自然の相互作用環」の視点から研究 •
文理融合型の共同研究プロジェクトを時限付きで推進 • 社会の多様な主体との協働による超学際研究が持ち味 • 持続可能性国際研究プログラム「Future Earth」のアジアセンター 3
4.
オープンデータとは “Open data and
content can be freely used, modified, and shared by anyone for any purpose” (試訳)オープンなデータとコンテンツは誰もがあ らゆる目的で自由に使用・改変・共有できるも のである。 ––– http://opendefinition.org
5.
オープンデータの二つの流れ オープンガバメント データ Open Government Data オープンリサーチ データ Open
Research Data オープンガバナンス Open Governance オープンサイエンス Open Science 社会課題の解決 オープンイノベーション Open Innovation シビックテック Civic Tech 超学際研究 Transdisciplinary Research
6.
オープンデータのレベル 段階 データ公開の様態 形式
編集 ★ オープンライセンスで公開 PDF 編集不可 ★★ コンピュータで処理可能な形式で公開 XLS 編集可 ★★★ オープンに利用できる形式で公開 CSV 機械判読 可能 ★★★★ Web標準の形式で公開 RDF ★★★★★ 他のデータにリンクする形式で公開 LOD 参考: http://www.soumu.go.jp/main_content/000353999.pdf
7.
オープンガバメントデータの拡大
8.
オープンサイエンスの収束 トップダウン型政策とボトムアップ型運動 北本朝展(2017)「データキュレーションの現状と課題」 http://agora.ex.nii.ac.jp/~kitamoto/research/publications/kyushu17-ppt.pdf より抜粋
9.
宇宙科学におけるデータプラットフォーム VESPA/Europlanet 2020 VESPA: Virtual European
Solar and Planetary Access
10.
宇宙科学における市民科学(シチズンサイエンス)
11.
宇宙科学における市民科学(シチズンサイエンス)
12.
(門外漢が見た) 宇宙科学のオープンデータ • 宇宙科学は、セクシーサイエンス →大人も子どもも大好き → 市民科学との親和性が高い •
宇宙科学は、ビッグデータサイエンス → 持続可能なデータポータルが必要 → あわよくば、オープンデータに… → VESPAの日本版 or 世界版?
13.
残りの時間を使って意見交換しましょう (宇宙研のお悩み、地球研と同じだ…) • あなたのデータ、オープンデータにしたいですか? – 特定の人にだけ提供しない、はできません。 –
フェアデータ(再利用可能なデータ)という選択肢もあります。 • データアーカイブがcompleteでなければならないのはなぜです か? – データセットが「完璧」でなければならないという意味ですか? • オープンとクローズの「分界点」は社会や科学の規範が変化する と変動しますよね? • キャリブレーション前の「生データ」の追跡可能性を確保する必要 はありますか? • データリテラシーを「よそさん」と共有するにはどうすればいいで しょう? • データライブラリアンの導入はいかが?
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