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「良いプロジェクト」
のための
「良いチーム」
December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
3December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
出所:https://www.ted.com/talks/simon_sinek_why_good_leaders_make_you_feel_safe
4
ゴールから考える
December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
5December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
企画 実行 成功
6December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
納得出来る
(根拠がある)
わくわくする シンプル
(複雑なものは実行さ
れない)
7
•  「イシュー」とは何か?
•  プロジェクトプランの設計プロセス
•  エクセサイズ
December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
8December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
情報に埋もれてしまう
9December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
締切直前に徹夜
10December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
Nice to Have >> Must Have
11December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
依頼してから間に合わないことが判明
Yes, I’d be happy to pull
that data for you.
How ‘bout by June 6?
12December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
誰もゴールを理解していない
13December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
古い計画に立脚している
何故必要か?
l  「最も重要な作業」を見極め、仕事のインパクトを高める
l  「膨大なムダ作業」「締め切り直前の徹夜」を防ぐ
いつプランするのか?
l  常に修正していく
ワーク・プランニング
とは?
l  「イシュー」と「仮説」を検証するために必要な活動/作業
を組み立てること
l  限られた時間の中で最終的な結論を導くためのスケジュール
誰がプランするのか?
l  チーム全員が責任を持つ
15December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
個人の意識良い計画
16December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
ミーティングマネジメント
l  プロジェクト期間におけるキーマイルストーン、そのための
必要・十分な準備
l  ミーティングの目的を明確にしてスタートする・ミーティン
グの中で必ず結果(結論や成果)を出す
l  限界まで具体的に考える
タイムマネジメント
l  自分の時間を経営する
限られた資源で最大の成果を生むための時間配分
2分ルール
l  すぐやる>絶対にやる
「すぐやる」が一番効率的。絶対にやるは当たり前
l  ホールドしてしまっている時間=チームメンバーの時間を浪
費している時間
フロントローディング
l  大きな方針はなるべく早く協議する
17December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
18December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
開催国ブラジルを撃破し、決勝戦ではアルゼンチンにも競り勝って、24年ぶ
り4度目のワールドカップ優勝を成し遂げたサッカーのドイツ代表。
19December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
20December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
21December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
22
•  プロジェクトプランの必要性
•  プロジェクトプランの設計プロセス
•  エクセサイズ
December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
23December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
解決すべき「課題」の定義
YesかNoで答えられる争点
答えることで「アクション」が決まる
答えられてもアクションが決まらない
「課題」はイシューではない
24December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
「高齢化社会に向けた新規事業開発」
膨大なマクロ統計データ
他業界の先行事例分析
他国の事例収集
・・・眺めて、唸って、2ヶ月経過
・・・思いつきを言い合った結果、お蔵入り
25December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
26December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
日本の危機
消費税である必要性
リスクヘッジ
消費税増税の必要性
•  日本の財政赤字は危機的なXXX
•  細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収
支構造の改善が求められる
•  消費税は全税収の中で所得税に次いで大きい
存在であり、XXX
•  他の先進諸国に比べても日本の消費税率は相
対的に低い水準で、増税の余地は十分にある
といえる
•  一方で、消費税は低所得層にインパクトのあ
る税である
•  生活必需品に例外を適用することで、低所得
層に対するマイナスの影響を排除することは
十分に可能
結論のストーリーを意識して分解
(MECEも大事だが・・・)
27December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
28December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
我が社は中国に参入すべき 中国は成長している
競合B社が参入した
競合D社も準備中の
競合C社が参入した
29December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
我が社は中国に参入すべき
グローバル戦略において、中国
市場は必須なエリアか?
中国市場で求められる成功要因
を我が社は満たせるか?
強みを活かせるか?
投資対効果、事業インパクトを
踏まえ、優先度は高いか?
30
•  プロジェクトプランの必要性
•  エクセサイズ
December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
イシューを分解して「必要な情報」を定義する
必要な情報を「作業」に変換する
作業に「担当」と「締切」を設定する
得られた新情報を元にイシュー/仮説を修正する
32December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
l  消費税を増税の対象とす
べきか?
l  消費税が全税収の中で額
の観点で上位
l  消費税率は他の先進諸国
に比べて低い
イシュー 仮説 分析 必要な情報
l  税目別の税収額比較
l  税目別の税収構成比の経
年推移
l  先進諸国の消費税率比較
l  税目別の税収データ
(10年分、国税庁)
l  先進諸国の消費税率
(直近、新聞雑誌記事)
l  「イシュー」から逆算して、必要な情報を定義する。やみくもに情報収集に着手しない
l  情報収集は仮説を検証するために存在する
33December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
イシュー
増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
作業
国内
分析
海外
分析
専門家
インタ
ビュー
専門家
インタ
ビュー
専門家
インタ
ビュー
作業タイプのくくりで分担を設定する
(ケースバイケース)
•  工場などで人員、工程管理などに用いられる帯状のグラフ
•  横軸に時間、縦軸に人員、製造設備等を配置し、工程ごとの個別の作業開始日、
作業完了日などといった情報を帯状に示す
•  さらに、工程によってはある工程で出来上がった中間物を別の工程でさらに作業
を行なう場合があるが、この相互関係は先に行なう作業の作業完了日から次に行
なう作業の作業開始日へと矢印で明示されることもある。
Module 作業内容	 担当	 進捗	
Week
1 2 3 4 5 6 7 8 9
製品A
戦略立案	
2次情報調査	 菅谷	 済	
インタビュー設計 / アポ取り	 服部	 着手	
インタビュー実施	 大橋 未	
調査会社調整(定量調査)	 服部	 着手	
定量調査設計 / 実施	 服部	 未	
定量調査分析	 大橋	 未	
戦略オプション抽出	 全員	 未	
ガントチャート
35December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
仮説構築	1回目 仮説検証�
仮説構築�2回目 仮説検証�
3回目 仮説構築� 仮説検証�
クライアントが抱える課題�
ケースのアウトプット�
ワークプラ
ンと作業
ワークプラ
ンと作業
ワークプラ
ンと作業
アウトプットやデータが出たところで当初仮説が正しかったか
を検証する	
•  当初の仮説に拘らない	
•  データが他の読み取り方が出来ないか十分に考える	
•  クリティカルシンキングに必要な「態度」	
1) 知的好奇心・・・いろいろな問題に興味を持ち、自
らの答えを探そうとする態度	
2) オープンネス・・・自分の考えにとらわれすぎず、
色々な立場やアイディアを尊重する態度	
3) 気合い・・・きちんと論理を組み合わせて、悩ましい
中でもしっかり結論を出そうとする態度	
4) 根性・・・さらに良い結論を求めてアイディアを出し、
また考え抜こうとする態度
36
•  プロジェクトプランの必要性
December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
37December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
l  消費税を増税の対象とす
べきか?
l  消費税が全税収の中で額
の観点で上位
l  消費税率は他の先進諸国
に比べて低い
イシュー 仮説 分析 必要な情報
l  税目別の税収額比較
l  税目別の税収構成比の経
年推移
l  先進諸国の消費税率比較
l  税目別の税収データ
(10年分、国税庁)
l  先進諸国の消費税率
(直近、新聞雑誌記事)
l  「イシュー」から逆算して、必要な情報を定義する。やみくもに情報収集に着手しない
l  情報収集は仮説を検証するために存在する
38December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
39December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
日本の危機
消費税である必要性
リスクヘッジ
消費税増税の必要性
•  日本の財政赤字は危機的なXXX
•  細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収
支構造の改善が求められる
•  消費税は全税収の中で所得税に次いで大きい
存在であり、XXX
•  他の先進諸国に比べても日本の消費税率は相
対的に低い水準で、増税の余地は十分にある
といえる
•  一方で、消費税は低所得層にインパクトのあ
る税である
•  生活必需品に例外を適用することで、低所得
層に対するマイナスの影響を排除することは
十分に可能
結論のストーリーを意識して分解
(MECEも大事だが・・・)
40December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
消費税は上げるべきか? 増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
41December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
皆さんのプロジェクトのゴールは?
最終報告会の構成は?(サブイシュー)
42December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
最終報告会の構成を踏まえ…
•  皆さんのプロジェクトの
仮説/分析/作業
を一人3つ考えてください
•  チームで”“ Must Have”な仮説・分析
を5つ絞って作業計画を整理してくださ
い(順番と期限だけ)
5分
15分
イシュー 仮説 分析 必要な情報
43
本日のまとめ
December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
44December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
企画 実行 成功
45December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
納得出来る
(根拠がある)
わくわくする シンプル
(複雑なものは実行さ
れない)
理解する 実行する 実行し続ける
相手の気持ちを考えよう
46December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
l  消費税を増税の対象とす
べきか?
l  消費税が全税収の中で額
の観点で上位
l  消費税率は他の先進諸国
に比べて低い
イシュー 仮説 分析 必要な情報
l  税目別の税収額比較
l  税目別の税収構成比の経
年推移
l  先進諸国の消費税率比較
l  税目別の税収データ
(10年分、国税庁)
l  先進諸国の消費税率
(直近、新聞雑誌記事)
l  「イシュー」から逆算して、必要な情報を定義する。やみくもに情報収集に着手しない
l  情報収集は仮説を検証するために存在する
作業にかかる前に論点を考えよう
47December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
増税は必要か?
消費税であるべきか?
(全税収の中でどの程度の
大きさか?)
消費税率を上げることで
マイナスの影響があるか?
消費税率は他国の水準
に比べて、低いか?
日本の危機
消費税である必要性
リスクヘッジ
消費税増税の必要性
•  日本の財政赤字は危機的なXXX
•  細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収
支構造の改善が求められる
•  消費税は全税収の中で所得税に次いで大きい
存在であり、XXX
•  他の先進諸国に比べても日本の消費税率は相
対的に低い水準で、増税の余地は十分にある
といえる
•  一方で、消費税は低所得層にインパクトのあ
る税である
•  生活必需品に例外を適用することで、低所得
層に対するマイナスの影響を排除することは
十分に可能
最終報告を想像して、Must Haveに集中!
•  相手の気持ちを考えよう
(良い企画=納得できる/ワクワク/シンプル)
•  作業にかかる前に「論点」を考えよう
•  最終報告を想像して、Must Haveに集中!	
頑張ってください!Good Luck!

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How to Well Plan a Project-プロジェクト設計法〜生産性の高いプロジェクト設計に向けて

  • 1.
  • 3. 3December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 出所:https://www.ted.com/talks/simon_sinek_why_good_leaders_make_you_feel_safe
  • 4. 4 ゴールから考える December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 5. 5December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 企画 実行 成功
  • 6. 6December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 納得出来る (根拠がある) わくわくする シンプル (複雑なものは実行さ れない)
  • 7. 7 •  「イシュー」とは何か? •  プロジェクトプランの設計プロセス •  エクセサイズ December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 8. 8December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 情報に埋もれてしまう
  • 9. 9December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 締切直前に徹夜
  • 10. 10December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. Nice to Have >> Must Have
  • 11. 11December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 依頼してから間に合わないことが判明 Yes, I’d be happy to pull that data for you. How ‘bout by June 6?
  • 12. 12December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 誰もゴールを理解していない
  • 13. 13December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 古い計画に立脚している
  • 14. 何故必要か? l  「最も重要な作業」を見極め、仕事のインパクトを高める l  「膨大なムダ作業」「締め切り直前の徹夜」を防ぐ いつプランするのか? l  常に修正していく ワーク・プランニング とは? l  「イシュー」と「仮説」を検証するために必要な活動/作業 を組み立てること l  限られた時間の中で最終的な結論を導くためのスケジュール 誰がプランするのか? l  チーム全員が責任を持つ
  • 15. 15December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 個人の意識良い計画
  • 16. 16December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. ミーティングマネジメント l  プロジェクト期間におけるキーマイルストーン、そのための 必要・十分な準備 l  ミーティングの目的を明確にしてスタートする・ミーティン グの中で必ず結果(結論や成果)を出す l  限界まで具体的に考える タイムマネジメント l  自分の時間を経営する 限られた資源で最大の成果を生むための時間配分 2分ルール l  すぐやる>絶対にやる 「すぐやる」が一番効率的。絶対にやるは当たり前 l  ホールドしてしまっている時間=チームメンバーの時間を浪 費している時間 フロントローディング l  大きな方針はなるべく早く協議する
  • 17. 17December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 18. 18December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 開催国ブラジルを撃破し、決勝戦ではアルゼンチンにも競り勝って、24年ぶ り4度目のワールドカップ優勝を成し遂げたサッカーのドイツ代表。
  • 19. 19December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 20. 20December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 21. 21December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 22. 22 •  プロジェクトプランの必要性 •  プロジェクトプランの設計プロセス •  エクセサイズ December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 23. 23December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 解決すべき「課題」の定義 YesかNoで答えられる争点 答えることで「アクション」が決まる 答えられてもアクションが決まらない 「課題」はイシューではない
  • 24. 24December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 「高齢化社会に向けた新規事業開発」 膨大なマクロ統計データ 他業界の先行事例分析 他国の事例収集 ・・・眺めて、唸って、2ヶ月経過 ・・・思いつきを言い合った結果、お蔵入り
  • 25. 25December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か? 消費税であるべきか? (全税収の中でどの程度の 大きさか?) 消費税率を上げることで マイナスの影響があるか? 消費税率は他国の水準 に比べて、低いか?
  • 26. 26December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 増税は必要か? 消費税であるべきか? (全税収の中でどの程度の 大きさか?) 消費税率を上げることで マイナスの影響があるか? 消費税率は他国の水準 に比べて、低いか? 日本の危機 消費税である必要性 リスクヘッジ 消費税増税の必要性 •  日本の財政赤字は危機的なXXX •  細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収 支構造の改善が求められる •  消費税は全税収の中で所得税に次いで大きい 存在であり、XXX •  他の先進諸国に比べても日本の消費税率は相 対的に低い水準で、増税の余地は十分にある といえる •  一方で、消費税は低所得層にインパクトのあ る税である •  生活必需品に例外を適用することで、低所得 層に対するマイナスの影響を排除することは 十分に可能
  • 27. 結論のストーリーを意識して分解 (MECEも大事だが・・・) 27December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か? 消費税であるべきか? (全税収の中でどの程度の 大きさか?) 消費税率を上げることで マイナスの影響があるか? 消費税率は他国の水準 に比べて、低いか?
  • 28. 28December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 我が社は中国に参入すべき 中国は成長している 競合B社が参入した 競合D社も準備中の 競合C社が参入した
  • 29. 29December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 我が社は中国に参入すべき グローバル戦略において、中国 市場は必須なエリアか? 中国市場で求められる成功要因 を我が社は満たせるか? 強みを活かせるか? 投資対効果、事業インパクトを 踏まえ、優先度は高いか?
  • 30. 30 •  プロジェクトプランの必要性 •  エクセサイズ December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 32. 32December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. l  消費税を増税の対象とす べきか? l  消費税が全税収の中で額 の観点で上位 l  消費税率は他の先進諸国 に比べて低い イシュー 仮説 分析 必要な情報 l  税目別の税収額比較 l  税目別の税収構成比の経 年推移 l  先進諸国の消費税率比較 l  税目別の税収データ (10年分、国税庁) l  先進諸国の消費税率 (直近、新聞雑誌記事) l  「イシュー」から逆算して、必要な情報を定義する。やみくもに情報収集に着手しない l  情報収集は仮説を検証するために存在する
  • 33. 33December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. イシュー 増税は必要か? 消費税であるべきか? (全税収の中でどの程度の 大きさか?) 消費税率を上げることで マイナスの影響があるか? 消費税率は他国の水準 に比べて、低いか? 作業 国内 分析 海外 分析 専門家 インタ ビュー 専門家 インタ ビュー 専門家 インタ ビュー 作業タイプのくくりで分担を設定する (ケースバイケース)
  • 34. •  工場などで人員、工程管理などに用いられる帯状のグラフ •  横軸に時間、縦軸に人員、製造設備等を配置し、工程ごとの個別の作業開始日、 作業完了日などといった情報を帯状に示す •  さらに、工程によってはある工程で出来上がった中間物を別の工程でさらに作業 を行なう場合があるが、この相互関係は先に行なう作業の作業完了日から次に行 なう作業の作業開始日へと矢印で明示されることもある。 Module 作業内容 担当 進捗 Week 1 2 3 4 5 6 7 8 9 製品A 戦略立案 2次情報調査 菅谷 済 インタビュー設計 / アポ取り 服部 着手 インタビュー実施 大橋 未 調査会社調整(定量調査) 服部 着手 定量調査設計 / 実施 服部 未 定量調査分析 大橋 未 戦略オプション抽出 全員 未 ガントチャート
  • 35. 35December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 仮説構築 1回目 仮説検証� 仮説構築�2回目 仮説検証� 3回目 仮説構築� 仮説検証� クライアントが抱える課題� ケースのアウトプット� ワークプラ ンと作業 ワークプラ ンと作業 ワークプラ ンと作業 アウトプットやデータが出たところで当初仮説が正しかったか を検証する •  当初の仮説に拘らない •  データが他の読み取り方が出来ないか十分に考える •  クリティカルシンキングに必要な「態度」 1) 知的好奇心・・・いろいろな問題に興味を持ち、自 らの答えを探そうとする態度 2) オープンネス・・・自分の考えにとらわれすぎず、 色々な立場やアイディアを尊重する態度 3) 気合い・・・きちんと論理を組み合わせて、悩ましい 中でもしっかり結論を出そうとする態度 4) 根性・・・さらに良い結論を求めてアイディアを出し、 また考え抜こうとする態度
  • 36. 36 •  プロジェクトプランの必要性 December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 37. 37December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. l  消費税を増税の対象とす べきか? l  消費税が全税収の中で額 の観点で上位 l  消費税率は他の先進諸国 に比べて低い イシュー 仮説 分析 必要な情報 l  税目別の税収額比較 l  税目別の税収構成比の経 年推移 l  先進諸国の消費税率比較 l  税目別の税収データ (10年分、国税庁) l  先進諸国の消費税率 (直近、新聞雑誌記事) l  「イシュー」から逆算して、必要な情報を定義する。やみくもに情報収集に着手しない l  情報収集は仮説を検証するために存在する
  • 38. 38December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か? 消費税であるべきか? (全税収の中でどの程度の 大きさか?) 消費税率を上げることで マイナスの影響があるか? 消費税率は他国の水準 に比べて、低いか?
  • 39. 39December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 増税は必要か? 消費税であるべきか? (全税収の中でどの程度の 大きさか?) 消費税率を上げることで マイナスの影響があるか? 消費税率は他国の水準 に比べて、低いか? 日本の危機 消費税である必要性 リスクヘッジ 消費税増税の必要性 •  日本の財政赤字は危機的なXXX •  細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収 支構造の改善が求められる •  消費税は全税収の中で所得税に次いで大きい 存在であり、XXX •  他の先進諸国に比べても日本の消費税率は相 対的に低い水準で、増税の余地は十分にある といえる •  一方で、消費税は低所得層にインパクトのあ る税である •  生活必需品に例外を適用することで、低所得 層に対するマイナスの影響を排除することは 十分に可能
  • 40. 結論のストーリーを意識して分解 (MECEも大事だが・・・) 40December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 消費税は上げるべきか? 増税は必要か? 消費税であるべきか? (全税収の中でどの程度の 大きさか?) 消費税率を上げることで マイナスの影響があるか? 消費税率は他国の水準 に比べて、低いか?
  • 41. 41December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 皆さんのプロジェクトのゴールは? 最終報告会の構成は?(サブイシュー)
  • 42. 42December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 最終報告会の構成を踏まえ… •  皆さんのプロジェクトの 仮説/分析/作業 を一人3つ考えてください •  チームで”“ Must Have”な仮説・分析 を5つ絞って作業計画を整理してくださ い(順番と期限だけ) 5分 15分 イシュー 仮説 分析 必要な情報
  • 43. 43 本日のまとめ December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved.
  • 44. 44December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 企画 実行 成功
  • 45. 45December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 納得出来る (根拠がある) わくわくする シンプル (複雑なものは実行さ れない) 理解する 実行する 実行し続ける 相手の気持ちを考えよう
  • 46. 46December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. l  消費税を増税の対象とす べきか? l  消費税が全税収の中で額 の観点で上位 l  消費税率は他の先進諸国 に比べて低い イシュー 仮説 分析 必要な情報 l  税目別の税収額比較 l  税目別の税収構成比の経 年推移 l  先進諸国の消費税率比較 l  税目別の税収データ (10年分、国税庁) l  先進諸国の消費税率 (直近、新聞雑誌記事) l  「イシュー」から逆算して、必要な情報を定義する。やみくもに情報収集に着手しない l  情報収集は仮説を検証するために存在する 作業にかかる前に論点を考えよう
  • 47. 47December, 2019 Copyright © 2012 Yusuke Utsumi. All Rights Reserved. 増税は必要か? 消費税であるべきか? (全税収の中でどの程度の 大きさか?) 消費税率を上げることで マイナスの影響があるか? 消費税率は他国の水準 に比べて、低いか? 日本の危機 消費税である必要性 リスクヘッジ 消費税増税の必要性 •  日本の財政赤字は危機的なXXX •  細かい改善の積み上げではなく、抜本的な収 支構造の改善が求められる •  消費税は全税収の中で所得税に次いで大きい 存在であり、XXX •  他の先進諸国に比べても日本の消費税率は相 対的に低い水準で、増税の余地は十分にある といえる •  一方で、消費税は低所得層にインパクトのあ る税である •  生活必需品に例外を適用することで、低所得 層に対するマイナスの影響を排除することは 十分に可能 最終報告を想像して、Must Haveに集中!