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iFridgeビジネスプランコンテスト案
- 1. いつでも・どこでも、 冷蔵庫のストックが確認できる iFridge (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 1
- 2. (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 2 ⽇本⼈なら、誰もが、もったいない、という気持ちが ストレスになる瞬間があるはずです。 例えば、私は4⼈家族の実家暮らしです。 家族と買い物に⾏くタイミングが被ってしまい、同じものを別々に 買ってきてしまった結果、⾷べきれず期限切れになったものを 捨てるといったことが頻繁に起こります。 ⽇本が⽣み出しているフードロスは、世界でもワーストレベルです。 そして、⽇本のフードロスの半分は家庭から出ています。 こうした背景から、私は、家庭内のフードロスを削減する iFredgeというプラットフォームを発案しました。 きっかけ
- 3. (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 3 １次審査のフィードバック • 既存のIoT型冷蔵庫との差別化の検討 • ハードウェアだけでなくプラットフォームを創造するようなビジネスモデルの構築 1次審査のフィードバック • 冷蔵庫に取り付ける⼩型カメラ＋冷蔵庫の中⾝が⾒えるアプリ 1次審査への提案内容 iFridgeを ⾷料を無駄なく、最後までおいしく⾷べるためのプラットフォーム として構築します 改善した提案内容
- 4. iFridgeプラットフォーム (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 4 スマホアプリ レシートOCR バーコードリーダー 冷蔵庫 提携スーパー レシピレコメンド 過剰在庫の情報 ポイントプログラム⼩型カメラ スマートタグ 買いすぎ防⽌ ⾷べきり促進 ⾒える化の徹底 ⾷べきり促進 廃棄削減 インセンティブ • iFredgeは、従来のIoT型冷蔵庫の100分の１の価格にまで導⼊コストを圧倒的にコストを下げる • スーパーなどのストアと提携し、消費者への経済的インセンティブ提供で継続的な利⽤を促す iFridgeのねらい
- 5. ユーザーメリット (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 5 ユーザーの冷蔵庫の余り⾷材に イオン店頭での過剰な在庫を 組合せたレシピを提案 家 庭 内 ロ ス 削 減 提案したレシピに沿って店頭で 買い物したユーザーへ、WAON ポイントをアップして付与 レシピ 提案 ポイント アップ 4⼈家族で年間 6万円相当と ⾒込まれている ⾷品ロスを削減 いつもの買い物に 簡単な⼯夫だけで お得に⽣活できる ユーザーへの経済メリットを⾼め、店頭のフードロス、家庭のフードロス、両⽅を削減する iFridgeからの提案 ユーザーメリット 店 頭 ロ ス 削 減
- 6. 展開フェーズと収益モデル (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 6 Phase 1 Phase 2 Phase 3 ターゲット ターゲット 市場規模 展開内容 ファミリー世帯 2,646万世帯(52.9%) 実証実験 • カメラ・アプリβ開発 • 100世帯で実証実験 テストマーケティング • ｸﾗｳﾄﾞﾌｧﾝﾃﾞｨﾝｸﾞで 初期ロット受注⽣産 • 試験的な店舗販売 • インフルエンサー活⽤ 2,646万のファミリー世帯に対して、フェーズを分けて機能を強化しながら展開します 本格販売開始 • 多チャネル展開 • 代理店網活⽤ • 家電メーカー提携 直接収益 ハードウェア(カメラ)販売 アプリ⽉額課⾦ 間接収益 出資先SM店舗の利益率向上 ポイント会員囲い込み
- 7. iFridgeの成⻑性と将来性 (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 7 2030年までに世界全体でフードロスを 半減させる SDGs ユーザーへの経済メリットを⾼め、店頭のフードロス、家庭のフードロス、両⽅を削減する 消費者の⽇常⽣活に深く⼊り込みながら フードロス課題を解決する ESG経営･CSV 社会課題 対策 収益性 持続性 • 家庭内のフードロス削減 • 店頭でのフードロス削減 • 利益率の向上 • 顧客の囲い込み
- 8. iFridgeは、既に家庭に置かれている冷蔵庫に ⼩型カメラをあと付けで設置することで、 冷蔵庫をIoT化できるソリューションです。 いつでも･どこでも冷蔵庫のストックを 確認できるので、買い物に無駄が⽣まれず、 資源とお⾦のセーブに貢献します。 冷蔵庫のストックを いつでも･どこでも 確認できるカメラ & アプリ プロダクト (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 8
- 9. ⾼価廉価 多機能 単機能 Fridge CamFridge Eye ポジショニング IoT冷蔵庫のポジショニング 既に⼤⼿家電メーカーが多機能なIoT冷蔵庫に 参⼊していますが、冷蔵庫の買い替えサイクルや その価格の⾼さからまだ普及していません。 iFridgeは「ストックを確認する」「無駄なく 消費する」という必須機能に特化して、 導⼊コストを下げながらも利便性を⾼めます。 ｢ストックを確認する｣ ｢無駄なく消費する｣ という必須機能に特化し 低価格で提供 (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 9 フォーカス 領域
- 10. ステートメント (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 10 ⽇本のフードロス ⽇本のフードロスの発⽣源 Reference：農林⽔産省 ⾷料産業局 調査資料より ⽇本のフードロスはアジア第１位で、 そのフードロスの約半数は家庭で発⽣しています。 iFridgeは、2⼈以上世帯での⼆重購⼊防⽌と 冷蔵庫のストックのムダのない使い切りで 家庭のフードロス削減に挑戦します。 家庭からの フードロスの削減 家庭からの排出 46%(281万ｔ/年) 事業系の排出 54% (330万ｔ/年) 4⼈家族では毎年 ６万円相当 ⾷品を廃棄していると ⾒積もられている 家庭からの排出の半分・140万トンの削減を⽬標
- 11. ポジショニング 新しい機能をむやみに採⽤せず、 フードロスの削減という視点で 低価格で⾼い利便性を実現します。 特に「冷蔵庫の中⾝が⾒える」 というソリューションは ⽇本初の取り組みになります。 低価格で 圧倒的な利便性 (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 11 メーカー iFridge Fridge Cam LG SHARP 低価格 ◎ ○ ✕ ✕ スマホ連携 ○ ○ ○ ○ 冷蔵庫画像 チェック ○ ○ ○ ✕ レシピ提供 ◎ ✕ ✕ ◎ 特売案内 ○ ✕ ✕ ○ ⽇本語対応 ◎ ✕ ✕ ◎
- 12. フードロスへのiFridgeの貢献 (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 12 家庭内フードロス 281万ｔの３分類 冷蔵庫のストックが確認できるので 家族の⼆重購⼊を回避できる 冷蔵庫のストックが確認できるので ⾷べ忘れの無駄を防げる アプリでレシピやコラムを発信して 正しい⾷の知識を提供できる 53万ｔ 19% 76万ｔ 27% 152万ｔ 54%
- 13. 共働き家庭や単⾝家庭が多い現代では、 ⾷品の買い物は慌ただしくなりがちです。 共働き家庭では、買い物も分担が多いでしょう。 遠⽅の家族への仕送りをする親⼼も⾒逃せません。 離れたところから冷蔵庫の中が確認できれば、 ⼆重購⼊など無駄な買い物が削減できます 帰宅中の慌ただしい買い物に、 共働き世帯の買い物に、 遠⽅の家族への贈り物に、 すぐ冷蔵庫のストックを確認 利⽤シチュエーション (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 13 冷蔵庫のなかに 今晩⾷べるもの 何かあったかな･･･？ 今⽇は夫の⽅が 帰りの時間が早いけど ⽜乳買ってるかな･･･？ ⼀⼈暮らし共働き世帯 東京の娘の冷蔵庫に ⽶や調味料は まだあるかな･･･？ 遠⽅で暮らす家族
- 14. アプリ機能 (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 14 レシピ機能 おすすめレシピを検索できる ・キーワードから探す ・余っている⾷材から探す ・⼈気ランキングから探す …etc. 特売情報 近隣スーパーの特売情報を 表⽰する 広告枠 ※ マネタイズ⽤ ※ 冷蔵庫のストックを画像で確認 ⾷材を有効活⽤する情報提供 冷蔵庫の扉を開けた タイミングで画像保存 過去1週間分の画像をストックして、気になったときや 週末買い込みのためにアプリで過去画像も⾒られる
- 15. 販売チャネル (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 15 冷蔵庫に取り付け スマホアプリで設定 ユーザー⾃⾝で 冷蔵庫に取り付け 操作アプリをダウンロード 家庭内WiFiとカメラを接続 利⽤開始 販売チャネル 利⽤準備 スーパーマーケット ECサイト 初期は都内イオン店舗から 徐々に提携スーパーを増やし 主婦層の買い物客に訴求する Amazonや楽天などの ECサイトにて直販する ⼤⼿家電量販店 携帯電話販売代理店 冷蔵庫販売時にセットして ⾼価格IoT冷蔵庫に匹敵する 付加価値を提供 スマホ販売時のOPとして 店舗来店ユーザーに販売 ➡ 実績連動インセンティブ
- 16. 課⾦モデルと収益⽬標 (C) 2020 Yumiko Fukuchi & Team 16 販売価格 3,000円/個 カメラ本体 WiFiモジュール付 冷蔵庫に2個程度取り付け アプリ課⾦ ダウンロード FREE 追加ユーザー 300円/⼈ アプリストアから無料DL フリーミアム型課⾦ ⽇本のファミリー世帯 2,646万世帯のうち 約10%の 264万世帯での導⼊を⽬標 カメラ本体の販売KPI 売上 264万世帯 × 3,000円 × 2個 ＝158億4,000万円 利益率 40% ＝63億3,600万円 導⼊したファミリー 264万世帯のうち 50%の132万世帯からの課⾦を⽬標 アプリの課⾦KPI