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中学からの勉強ポートフォリオ学習のススメ
中学以降の勉強で重要なこと全方位学習からポートフォリオ学習への転換    全方位学習                ポートフォリオ学習        数       英              数       英    理          ...
全方位学習がはらむ問題● 中学後半~高校前半での成績の急落● 高校・大学受験での不利● 実社会での有用性の欠如
問題が生まれる仕組み       なぜ? 成績の         Ⅰ 学習コストの増大  急落         Ⅱ 垂直科目と水平科目の違い       なぜ?受験での         Ⅲ 傾斜配点 不利       なぜ?有用性の      ...
Ⅰ 学習コストの増大数学は質が、国語・理科・社会は量が、英語はその両方が急速に大変になる科目       小学校               中学校                高等学校国語   基礎的な文章理解力を身につけ     る   ...
Ⅱ 垂直科目と水平科目の違い ①垂直科目は時間のかかる積み上げが重要       垂直科目                     水平科目      数学・英語・理科 (物理)        社会・理科(物理以外)・国語 過去の段階をきちんと...
Ⅱ 垂直科目と水平科目の違い ②垂直科目の点数は急落する上に取り戻しにくい科目                 ありがちな例        80点           60点              20点       乗法公式・垂直    ...
Ⅱ 垂直科目と水平科目の違い ③水平科目の内容は時間が経つと忘れる科目                  特徴     現在段階の学習は過去段階の学習の応用 (=復習を兼ねている )垂直   乗法公式・                  高次方...
全方位学習の問題点急速に増大する学習コストで不足しがちな勉強時間を社会などの水平科目(=穴の空いたバケツ)にまで過剰に割いてしまうこと       社会・理科(物理以外)・国語などの水平科目は、       大きな蛇口の下に置かれた穴空きのバケ...
Ⅲ 傾斜配点● 垂直科目をより高配点とする入試が多い● 水平科目は将来的に入試で使えない場合も多い   学校例(進学偏差値)         数学:英語:国語:社会:理科の配点比率 (-は該当試験なし )  慶應義塾高校普通科 (73)    ...
全方位学習の問題点時間をかけても低い配点 / 入試で使えない水平科目にまで過剰に時間を割いてしまうこと        一部の職業(例:医者や弁護士、研究者など)では、        対応する大学学部への入学が就職に事実上必須となる。      ...
Ⅳ 知識と論理・言語の違い仕事で必要な知識は業務内容によって異なるが、論理や語学(特に英語)のスキルは幅広く通用する 知識 / 論理・言語          性質          対応科目    知識        特定の分野で役に立つ情報・...
Ⅴ 理系科目と年収の関係 ①文系の場合、大学入試で数学を用いた人の方が、年収も正規雇用率も高い      大学入試で数学科目を受験したか否か (対 文学部出身者 )                 平均年収   1回も数学科目を受験しなかった ...
Ⅴ 理系科目と年収の関係 ②理系の場合、得意科目が生物の人と物理の人では、物理を得意とする人の方が高い年収を得ている               得意科目(対 理系学部出身者 )                     平均年収   生物を得意...
全方位学習の問題点時間をかけても将来的に応用が利かず、経済的メリットにも乏しい水平科目にまで、過剰な時間をかけてしまうこと        金銭は人生のすべてではないが、        なるべくなら悩みの少ない人生の方が良い。
過剰な時間を割いてしまう理由 ①    多くの子供は放っておくと    水平科目に流れやすい  科目区分               学習の特徴         ●   記憶に加えて、理解と応用が重要となる  垂直科目   ●         ...
過剰な時間を割いてしまう理由 ②  親は「勉強すること自体」を喜ぶ  & 「直近の点数」を重視しがち 放任または全方位学習になりがち    しかし、水平科目の学習内容は時間が経つと忘れてしまう。    つまり、水平科目と垂直科目に同じように時間...
どうすればいいのか     ポートフォリオ学習への転換                   特に数学と英語を重視した学習スタンス                 (物理は進路によっては用いないこともあるため )    全方位学習        ...
学習スケジュールの配分 普段の勉強:垂直科目のみを勉強   試験が近い時:水平科目を補う                                       入学試験             定期試験                  ...
日常生活でできる水平科目への補完 漫画、雑誌、テレビなどを有効活用     楽しみながら基礎が自然と頭に入る
ポートフォリオ学習の利点          高効果・高効率・低負担 学習方法           学習効果・効率                   子供の負担全方位学習                     ×               ...
低負担で余った時間は…  子どもらしい豊かな時間へ!
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中学からの勉強 - ポートフォリオ学習のススメ -

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「中学からの勉強」という題ですが、筆者は勉強大好き人間ではありません。
むしろ、なるべく勉強をしないため(かつ、それでもちゃんと成績を確保するため)の勉強法という位置づけで、甥っ子のためにこれを作りました。

また、「中学から」と銘打ってますが、内容は小学校からの勉強にも当てはまることですし、むしろ小学校から始めた方が効果は出やすいです。

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中学からの勉強 - ポートフォリオ学習のススメ -

  1. 1. 中学からの勉強ポートフォリオ学習のススメ
  2. 2. 中学以降の勉強で重要なこと全方位学習からポートフォリオ学習への転換 全方位学習 ポートフォリオ学習 数 英 数 英 理 国 社 国 社 理主要科目を満遍なく学習 重要科目を重点的に学習 (低効果、低効率、高負担 ) (高効果、高効率、低負担 )
  3. 3. 全方位学習がはらむ問題● 中学後半~高校前半での成績の急落● 高校・大学受験での不利● 実社会での有用性の欠如
  4. 4. 問題が生まれる仕組み なぜ? 成績の Ⅰ 学習コストの増大 急落 Ⅱ 垂直科目と水平科目の違い なぜ?受験での Ⅲ 傾斜配点 不利 なぜ?有用性の Ⅳ 知識と論理・言語の違い 欠如 Ⅴ 理系科目と年収の関係
  5. 5. Ⅰ 学習コストの増大数学は質が、国語・理科・社会は量が、英語はその両方が急速に大変になる科目 小学校 中学校 高等学校国語 基礎的な文章理解力を身につけ る 現代文に加え、古文・漢文への接 触が始まる 難解な現代文、古文・漢文の本格的 な読解を行う英語 あいさつ+α程度の例文に触れ る 本格的な文法・単語学習が始まる 読解・作文において実用レベルの英 語力を養う数学 日常生活で必須となるレベルの 計算能力を養う(算数) 代数(x,y)の導入など、抽象思考 の訓練が始まる 微積分や複素数、三角関数など高 度に抽象的な理論を学ぶ理科 身の回りの物事について自然科 学的な興味を養う 事象自体ではなく、事象を生む仕 組みの学習が始まる 事象発生の仕組みについて、詳細 な背景・理論を学ぶ社会 常識レベルの社会的事実に触 れ、興味を養う いわゆる「物識り」レベルの社会 事実について学習する マニアックな知識だけでなく、歴史・ 社会的背景をも学ぶ
  6. 6. Ⅱ 垂直科目と水平科目の違い ①垂直科目は時間のかかる積み上げが重要 垂直科目 水平科目 数学・英語・理科 (物理) 社会・理科(物理以外)・国語 過去の段階をきちんと理解していないと、現 過去の学習内容の理解が不完全でも、現在 在の学習内容もきちんと理解できない科目 の学習内容は問題なく理解できる科目 点数UPに時間がかかる すぐに点数UPできる 微積分 高次方程式 鎌倉時代 室町時代 戦国時代 乗法公式・因数分解
  7. 7. Ⅱ 垂直科目と水平科目の違い ②垂直科目の点数は急落する上に取り戻しにくい科目 ありがちな例 80点 60点 20点 乗法公式・垂直 因数分解 高次方程式 微積分科目 不完全だが大体は理解 前段階での貯金と問題 前提としている部分すら への一時的な慣れでまだ何 完全に理解できておらず、 とかなる段階 勉強しようにも「何が分から ないか分からない」状態に 80点 20点 100点水平 鎌倉時代 室町時代 戦国時代科目 不完全だが大体は理解 忙しくて勉強を 心を入れ替えて勉強をすると さぼってしまった 前段階とは関係なく点数が上がる
  8. 8. Ⅱ 垂直科目と水平科目の違い ③水平科目の内容は時間が経つと忘れる科目 特徴 現在段階の学習は過去段階の学習の応用 (=復習を兼ねている )垂直 乗法公式・ 高次方程式 微積分 因数分解科目 乗法公式・因数分解の応用 対象として高次方程式を扱う 現在段階の学習と過去段階の学習の関連が薄い (=時間が経つと忘れる )水平 鎌倉時代 室町時代 戦国時代科目 鎌倉時代の学習内容を 室町時代の学習内容を 振り返る機会は乏しい 振り返る機会は乏しい
  9. 9. 全方位学習の問題点急速に増大する学習コストで不足しがちな勉強時間を社会などの水平科目(=穴の空いたバケツ)にまで過剰に割いてしまうこと 社会・理科(物理以外)・国語などの水平科目は、 大きな蛇口の下に置かれた穴空きのバケツのようなもの。 水(知識)は溜まりやすいが、その水は時間と共に抜けていく。
  10. 10. Ⅲ 傾斜配点● 垂直科目をより高配点とする入試が多い● 水平科目は将来的に入試で使えない場合も多い 学校例(進学偏差値) 数学:英語:国語:社会:理科の配点比率 (-は該当試験なし ) 慶應義塾高校普通科 (73) 数学 1:英語 1:国語 1:社会 -:理科 - 聖和学院 (51) 数学 1:英語 1:国語 1:社会 -(0.5)*1:理科 -(0.5)*1東京大学 文系センター試験 (75) 数学 1:英語 1:国語 1:社会 0.5*2:理科 0.5 慶應義塾大学 理工学部(64) 数学 1.5:英語 1.5:国語 -:社会 -:理科 1*2 明治大学 (58) 数学 -:英語 2:国語 1.5:社会 1:理科 -*1: 英国数の3科目のみでの受験と、数学の代わりに社会/理科を選択して4科目での受験と、どちらかを選択可能*2: 社会なら社会、理科なら理科の中で2科目を選択して受験(配点はどちらも表に記載した点数分与えられる)
  11. 11. 全方位学習の問題点時間をかけても低い配点 / 入試で使えない水平科目にまで過剰に時間を割いてしまうこと 一部の職業(例:医者や弁護士、研究者など)では、 対応する大学学部への入学が就職に事実上必須となる。 全方位学習で水平科目に過剰な時間を割きすぎると、 将来の可能性を狭めることにつながってしまう。
  12. 12. Ⅳ 知識と論理・言語の違い仕事で必要な知識は業務内容によって異なるが、論理や語学(特に英語)のスキルは幅広く通用する 知識 / 論理・言語 性質 対応科目 知識 特定の分野で役に立つ情報・技術 水平科目 色々な分野の知識を学習・応用する 論理・言語 垂直科目 ために必要な技術
  13. 13. Ⅴ 理系科目と年収の関係 ①文系の場合、大学入試で数学を用いた人の方が、年収も正規雇用率も高い 大学入試で数学科目を受験したか否か (対 文学部出身者 ) 平均年収 1回も数学科目を受験しなかった 443万円 少なくとも1回以上、数学科目を受験した 532万円 大学入試で数学科目を受験したか否か (対 ゆとり教育世代 ) 正規雇用率 1回も数学科目を受験しなかった 77% 少なくとも1回以上、数学科目を受験した 84%いずれも同志社大学 八木匡(公共経済学教授) 2011年時のインターネット調査より (2012年4月12日 朝日新聞 報)。24~74歳の大卒者 約1万3千人から回答を得た。
  14. 14. Ⅴ 理系科目と年収の関係 ②理系の場合、得意科目が生物の人と物理の人では、物理を得意とする人の方が高い年収を得ている 得意科目(対 理系学部出身者 ) 平均年収 生物を得意としていた人 577万円 物理を得意としていた人 661万円同志社大学 八木匡(公共経済学教授) 2011年時のインターネット調査より (2012年4月12日 朝日新聞 報)。24~74歳の大卒者 約1万3千人から回答を得た。
  15. 15. 全方位学習の問題点時間をかけても将来的に応用が利かず、経済的メリットにも乏しい水平科目にまで、過剰な時間をかけてしまうこと 金銭は人生のすべてではないが、 なるべくなら悩みの少ない人生の方が良い。
  16. 16. 過剰な時間を割いてしまう理由 ① 多くの子供は放っておくと 水平科目に流れやすい 科目区分 学習の特徴 ● 記憶に加えて、理解と応用が重要となる 垂直科目 ● ● 一定のペースで勉強していても点数が急落しやすい 一度落ちた点数を取り戻すことが難しい ● 記憶が主で、理解・応用はそこまで必要ない 水平科目 ● ● 一定のペースで勉強していれば点数の急落は起きにくい 一度点数が落ちても取り戻し易い 水平科目は垂直科目より学習が楽(ラク)
  17. 17. 過剰な時間を割いてしまう理由 ② 親は「勉強すること自体」を喜ぶ & 「直近の点数」を重視しがち 放任または全方位学習になりがち しかし、水平科目の学習内容は時間が経つと忘れてしまう。 つまり、水平科目と垂直科目に同じように時間をかけること 自体がすでに「過剰 (=非効率的)」であると認識すべき。
  18. 18. どうすればいいのか ポートフォリオ学習への転換 特に数学と英語を重視した学習スタンス (物理は進路によっては用いないこともあるため ) 全方位学習 ポートフォリオ学習 数 英 数 英 理 国 社 国 社 理 満遍なくと言えば聞こえはいいが、 水平科目は赤点ぎりぎりでも許容し、 どれも中途半端になりがちな学習法 代わりに垂直科目に重点的に時間を割く、
  19. 19. 学習スケジュールの配分 普段の勉強:垂直科目のみを勉強 試験が近い時:水平科目を補う 入学試験 定期試験 時間 垂直科目のみを 垂直科目のみを 重点的に勉強 重点的に勉強 赤点を取らない程度に水 水平科目を重点的に勉強して 平科目を勉強 点数を急上昇させる
  20. 20. 日常生活でできる水平科目への補完 漫画、雑誌、テレビなどを有効活用 楽しみながら基礎が自然と頭に入る
  21. 21. ポートフォリオ学習の利点 高効果・高効率・低負担 学習方法 学習効果・効率 子供の負担全方位学習 × × 時間が経つと忘れてしまう水平科目にまで、時間を過 日常から全ての科目を学習するため、学 剰に割くため、勉強量の割に垂直科目への学習が弱 年が進んで勉強難易度が上がるにつれ、 く、やがて点数が急落する 子供の負担がどんどんと増えていくポートフォリオ ○ ○ 日ごろから水平科目を重点的に学ぶため、学年が進 日ごろの勉強は科目が絞られているた 学習 んでも点数の急落が起きにくい。 め、子供の負担が少ない。 また、直前には取り返しの効きやすい水平科目も学 また、水平科目の取り返しも、日ごろから 習するため、総合点を上げやすい。 娯楽として基礎に触れているため、案外 容易。
  22. 22. 低負担で余った時間は… 子どもらしい豊かな時間へ!

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