20141203 tiberoセミナー講演資料

2014年12月3日
日本ティーマックスソフト株式会社
代表取締役副社長
羅鍾弼
(C) Copyright 2014, TmaxSoft Japan Co., Ltd All Rights
コストパフォーマンスを最適化するTibero RDBMS
データベースのライセンス・
保守コストって削減できるの？

1. 弊社ご紹介
2. Ｔｉｂｅｒｏの概要・特徴
3. データ移行
4. 顧客がTiberoを選択する理由は？
5. ＥＭＣ様との取り組みについて
目次
(C) Copyright 2014, TmaxSoft Japan Co., Ltd All Rights Reserved. 2

Ⅰ．弊社ご紹介

会社概要
設立
TmaxSoft Co., Ltd.
所在地
1997年6月3日
大韓民国京畿道城南市盆塘区
資本金 64億ウォン
社員数 451名（2014年12月現在）
• コンピュータソフトウェア（各種ミドルウェア・ソ
リューション）の開発・販売
• テクニカルサービス等
売上高 670億ウォン（2014年実績）
拠点韓国盆塘（ブンダン）
• TmaxSoft本社
• R&Dセンター
• 教育センター
海外拠点
• TmaxSoft Japan ・Tmax Russia
• TmaxSoft USA ・TmaxSoft UK
• TmaxSoft China ・Tmax Singapore
・Tmax Brazil
事業内容
代表者キム・ギョンウ
設立
TmaxData Co., Ltd.
所在地
2003年5月
大韓民国京畿道城南市盆塘区
資本金 43億ウォン
社員数 112名（2014年12月現在）
• データベースソフトウェアの開発・販売
• テクニカルサービス等
売上高 99億ウォン（2014年実績）
拠点韓国盆塘（ブンダン）
• 本社（ティーマックスビル内）
• R&Dセンター
• 教育センター
事業内容
代表者チャン・インス、パク・サンヨン

Tmax Software Stack
Tmax Groupは、ITシステムのコア・アプリケーションを構成するミドルウェア、フレームワ
ーク、チャンネル統合、データベースなどの技術領域でソリューションを供給しています。
ソフトウェア
国内取扱いソリューション

R&Dセンター（開発体制）
Tmax Groupは優れた技術力をベースに、世界有数のソフトウェア企業との競争を繰
り広げています。
R&Dへの
積極的な投資
- 毎年総売上高の約20%
をR&Dに投資
- 自律的かつ独立したR&
Dの運営
最良の研究開発者
- 最良の修士・博士級の
専門ソフトウェア研究
開発者が在籍
- KAIST、ソウル大学出身
の優秀な研究者
最高の研究施設人材育成
- 体系的な社内・社外教
育
-大学との提携プログラムに
よるトレーニングの提供
- 毎週セミナーによる社
内技術教育
- 個別研究室の提供
- 研究に最適な環境造成
(社員食堂、カフェテリ
ア、仮眠室、マッサー
ジルーム)

韓国市場を牽引するミドルウェア技術
TmaxSoftが開発した、Webアプリケーションサーバ「JEUS」は、韓国においてリ
リース後まもなく多くの企業に採用されました。2003年以降は、ほぼ市場シェア
No.1を獲得。
現在は、韓国WAS市場の約40％をJEUSが占めています。
Korea’s WAS Market Share in 2013Korea’s WAS Market Share Trends
(2003~2012)
[Source: IDC Korea, 2003~2012]
[Source: Korea IDC Korea, 2014]
Market
Share
• The World First Java EE 5, 6, 7 Certification
• ISO 9001 Certification
• Good Software Certification (JEUS 7)

主要顧客
韓国・海外で約1,900の顧客を持ち、約3,000プロジェクトを遂行するなど、韓国屈指の大手企業
や海外有数の企業でTmax Groupの製品が採用されています。
金融銀行 : 韓国銀行、韓国4大銀行(新韓銀行、農協、ウリィ銀行、国民銀行)、企業銀行、ハナ銀行、外換銀行、産業銀行、
韓国シティ銀行
保険 : サムスン生命(韓国1位)、サムスン火災、新韓生命、大韓生命、LIG生命、LIG損害保険、現代海上火災保険
証券 : 韓国証券取引所、大宇証券(韓国1位)、現代証券、グッドモーニング新韓証券、MIRAE ASSET証券、シンヨン証
券、韓国証券
カード/信用 : サムスンカード、新韓カード、現代カード、韓国信用情報、韓国信用評価情報他
通信/メディア KT(韓国1位の通信会社)、SKT(韓国1位の移動通信会社)、LGT、ハナロ通信、DACOM、MBC、SBS、EBS、交通放
送、朝鮮日報(韓国1位の新聞社)、中央日報、電子新聞他
製造サムスン電子、現代起亜自動車、サムスン重工業、LG電子、現代重工業、POSCO、LG Philips、起亜自動車、GM大
宇自動車、現代石油化学、現代製鉄、GS Caltex 他
公共機関青瓦臺、国務総理室、企画財政部、行政安全部、教育科学技術部、法務部、国防部、環境部、労働部、国土海洋部、
大法院、金融監督院、全国道庁、韓国電力、韓国鉄道公社、仁川国際空港、韓国水資源公社他
流通/
サービス
アシアナ航空、ロッテホテル、サムスンエバーランド、サムスン物産、ホテル新羅、ロッテ百貨店、STX、新世界百貨店、GS
ホームショッピング他
海外野村證券、野村総合研究所、ヤマギワ(日本)、China Unicom、China Mobile（中国)、GE Capital(米国) 他
産業別主要顧客
8(C) Copyright 2014, TmaxSoft Japan Co., Ltd. All Rights Reserved.

Technology –検証された世界最高の技術力
世界的に検証された技術力
• S/Wの根本となる3大システムS/W(OS、
DBMS、Middleware)技術を保有
• コア技術に基づく、幅広いソリューション製品を
供給
• 世界最高レベルの研究集団(韓国/海外有
数の大学出身の修士・博士で構成)
コア技術の保有
世界市場で
検証された
技術志向の企業
世界市場に対する
技術的自信 • 世界初のJ2EE 1.4認証の取得
• 世界初のJava EE 5認証の取得
• 世界初のJava EE 6認証の取得
• リホスト関連リサーチで記載
• Magic Quadrant 4分野でランク
• Niche Players→Visionariesに格上げ
• 高品質のS/Wを要求する導入事例を多数
確保(日本)
• 大型グローバル金融会社の導入事例の確
保(米国)
Tmax Groupは、ミドルウェア、DBMS、OSなど、ソフトウェアの基本となる3大コア技術を保
有している世界最高の技術力を持つ企業として、すでに韓国と海外でその技術的成果を認められ
ています。

グローバル展開
10(C) Copyright 2014, TmaxSoft Japan Co., Ltd All Rights Reserved
TmaxGlobalは、グローバル市場における事業拡大を積極的に進めています。
‐ 海外法人７社
TmaxSoft China (Beijing)
TmaxSoft Japan
(Tokyo)
TmaxSoft Korea (H/Q)
TmaxData
TmaxSoft USA
(New Jersey)
TmaxSoft UK
Tmax Singapore (Singapore)
Tmax Russia (Moscow)
Tmax Brazil
(Sao Paulo)

会社概要
所在地
2000年7月13日
東京都港区三田3-12-16 山光ビル
9千万円
コンピュータソフトウェアの販売等（ミドルウェア・ソリューション）
ミドルウェア製品
• TPモニタ「Tmax」
• Webアプリケーション「JEUS」
• Webサーバ「Tmax WebtoB」
• RDBMS 「Tibero RDBMS」
設立
資本金
事業内容
主な製品
代表者代表取締役早水光祥
日本ティーマックスソフト株式会社（TmaxSoft Japan Co., Ltd.）社名
ソリューション製品
• Rehosting Solution 「Tmax OpenFrame」
• IFRS Solution 「ProIFRS」
OPENSYSTEMに基づいた日本のIT基盤再構築への貢献
経営
MISSION

日本 – OpenFrameの活性化、Tiberoの販売開始
OpenFrameを利用したリホスティング・ビジネスと共に、本格的なDB市場に進出するための
パートナー様とビジネスの推進を進めております。
OpenFrame
(Rehosting)
市場拡大
Tibero
(DBMS)
OpenFrame Tibero
• HP、HiSOL、NIT、CECなど、優秀なパートナーを
確保しており、多数のプロジェクトを進めている
• 流通業の大規模プロジェクトを進行中
• 野村総合研究所を含め、多数の企業で検証テ
ストを実施
• 複数社とパートナー契約を進行中
• Oracleの代案としての市場性を立証
OpenFrameとTiberoのDual戦略
既存OpenFrameのパートナー + Tiberoの新規パートナー

(C) Copyright 2014, TmaxSoft Japan Co., Ltd All Rights Reserve
d.
Ⅱ．Ｔｉｂｅｒｏの概要・特徴

d.
Tiberoのアーキテクチャー
Tiberoは安定性と性能を確保するために、Multi-Process、Multi-Thread アーキテクチャーを
採用しています。また、ユーザーや開発者に多様な標準開発インターフェースを提供するこ
とで、他DBMSや様々な3rd Partyツールとの互換を容易にしました。
Clients
Tibero Instance
Monitor
Process
Process Monitor
Working Process Background Process
Control Thread Working Thread
Redo Log
Buffer
Shared
Cache
Database
Buffer
Tibero
Database
Database
Buffer
Writer
Checkpoint
Process
Redo Log
Buffer Writer
(Log Archiver)
Sequence
Writer
Seq
Data File Log File
Redo
Logfile
Archive
Logfile
Listener
Tablespace
スレッドベース構造
TSM (Tibero Shared Memory)
• クライアントの接続時間の早さ
• セッションの増加にも負荷を最小
化
• プロセスの生成/消去を省く
• システムリソースの利用を最小化
• 安定したシステム負荷管理
14

d.
Tiberoのマイルストーンについて
2002年にTiberoのエンジン開発に成功して独自技術を確保し、2008年に世界で2番目に共有
ディスクベースのClustering RDBMSを開発したティベロは、過去１０年間研究開発に邁進し
てきた成果を足がかりに、DB専門企業としての本格的な飛躍を目指しております。
15
2003. 06
Tibero1.0 リ
リース
2008. 11
Tibero 4.0 リリース
Shared DB Active Clusterのサポート
2011. 10
Tibero 5.0 リリー
ス
独自技術開発市場参入製品の拡散成長
2015.
Tibero 6.0 リリー
ス
検討中
飛躍
• 進歩したTAC
Clustering技術を適用
• 世界で2番目にShared Disk Cluster を
サポート
• KT TACで導入
• 野村證券のOpenFrameに適用
• 米国G社(大手金融会社)で導入
• 韓国・海外で440余りの導入事例を保
有
2006. 12
Tibero3.0 リ
リース
• エンジン・プロセスおよび
Disk I/Oの改善 →安定性/性
能の向上
• Tibero Message
Queue(TMQ)をサポート
→Oracle Advanced Queue
対応機能
• Tibero Active Storageをサ
ポート →Oracle Automatic
Storage Mgmt対応機能
• OCI互換ドライバー
→Oracleベースのアプリ
ケーション互換性の向上

d.
DBMSの一般要件
DBMSは、クライアントの互換性とフロントエンドの性能、バックエンドの安定性/可用性を
基本要件とします。
Client
SQL
- 標準SQL
- 非標準SQL
Interface
- 標準インターフェース
Frontend
PL/SQL
- Stored Procedure
- Stored Function
Optimizer
- Cost Base Optimizer
- Rule Base Optimizer
Backend
SAM
(Storage Access Method)
互換性
性能
安定性/可用性
16

d.
Tiberoは、DBMSのもっとも重要な安定性、高性能、利便性、互換性のために、様々な機
能を保有しています
互換性
高性能
利便性
安定性
• Row-Level Locking 及び MVCC
• Parallel Query による大容量データ処理
• 様々なpartitioning機能 – Range, List, Hash,
Composite
• CBO基盤 Optimizer及び様々なHint サポー
ト
• GUI 基盤開発及び管理Tool
• Interactive SQL遂行機と Enbedded SQL Pre-
compiler
• Data 抽出及び積載, Migration Tool
• 様々な3rd partyソリューションと連動
• 標準SQL及び標準インターフェースサポー
ト
- JDBC, ODBC, OLEDB, CLI (Call Level
Interface)
• Oracle PL/SQL, Embedded SQL 互換
• Oracle Data Type, Function 互換
• DBLinkによる様々な異機種DBMS 連動
• Multi-Process, Multi-Thread アーキテクチャー
• 様々なバックアップ及び復旧機能
• 共有ディスク基盤TAC (Tibero Active Cluster)
• DB 暗号化及びアクセス制御、監視
Tibero
メリット
Tiberoの特徴
17

d.
安定性 – 検証されたDBMS
Oracle 互換を標榜するDBMSの代表するTiberoは、10年以上持続的な研究開発により技術の向上と製品
安定性化で最近マーケットシェアをどんどん高めていっています。国内も２００６年から野村証券をは
じめ、OpenFrameの基盤Storageとして採用され、２４＊３６５運用しています。
TIBEROリファレンス状況分野別WinBack主要事例
(件数)
0
100
200
300
400
500
600
700
800
900
2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013
累積数
누적수
(年度)
公共
金融
製造/通信
• 韓国水資源工事リアルタイム水度システム
• 気象庁統合気象ITインフラ
• 郵政事業本部郵政事務自動化
• 法務部サイバー安全センター
• 韓国KDN電子決済システム
• LG損害保険イメージ・システム
• ウリィ銀行電子登記システム
• セマウル金庫中央会控除高度化事業
• 金融決済院単位業務DB統合
• KB貯蓄銀行勘定系
• 現代ハイスコMES
• LGUplus NIAサービス代行
• LG化学データセンター構築
• サムスン電子 PRMS 構築
• SkhynixFMS 構築
18

d.
安定性 - Backup & Recovery (1/2)
予期せぬ障害からデータを安全に保護するために、様々なバックアップ/復旧方法をサポート
しています。
Online バックアップ及び復旧
• DBが運用中の状態で周期的にデータファイル
及びログファイルをバックアップサーバで転
送
(1) 完全復旧 : DBを一番最新状態に復旧
(2) 不完全復旧
 特徴時間基準
 特徴TSN基準
 特徴Archive logファイル基準
その他様々な技術
• Offline バックアップ & 復旧
• Crash Recovery
• Online Media Recovery
• Export/Import 利用した論理的バックアップ/復
旧
• Flashback Query サポート
 過去特徴時点データ照会
• 復旧管理者 (RMGR) 提供
 Online Full Backup
 Incremental Backup
 Automatic Recovery
Disk
Storage
DB Server
Disk
Script 利用
Data file
Control file 生成論
Archive log file
 Begin Backup /
End Backupで保護
Backup
Server
Exportされ
た File
tbExport
tbImport データベース
Data 塔載
Data 抽出
19

d.
安定性 - Backup & Recovery (2/2)
Tiberoは様々なバックアップ及び復旧ソリューションと連動をサポートします。
バックアップ/復旧ソリューション連動事例
バックアップ/復旧ソリューション連動事例
分類会社名製品名
バックアップ
EMC NetWorker
Symantec NetBackup
IBM Tivoli
Quest NetVault
Atempo Time Navigator
HP Data Protector
NetWorker
Server
Data
File Log
File Control
File
• tbExport
• Offline Copy
• Bigin ~ End
Backup
• 論理的バックアッ
プ
• 物理的バックアッ
プ
Tibero
Server
Backup
Server
• データ
復旧
• データ照会
• 該当データ
Read
20

d.
Tiberoは災害状況におけても高可用性とデータの整合性を維持するために、運用DBはTAC
で構成し、DRシステムはSingle又は二重化で構成する災害復旧(Disaster Recovery)機能を
サポートしています。
安定性 – Disaster Recovery (DR)
TSC DR 構成
• 運用DBはTAC 二重化構成を行い、DRシステ
ムは SingleでStandBy Modeで運用する(TSCは
Sync 又はAsyncモード選択可能)
• 運用DBはTAC 二重化構成を行い、DR システ
ムはSingleで構成後、ProSyncリアルタイム同
期化
ProSync 複製DR構成
• ProSyncというTibero CDC ソリューション利
用
• 運用DBにてProSync Agentを利用し、Tibero
運用データリアルタイム複製
• DRセンタにTiberoをActive構成を通し、 Read
Only構成又は両方向Active DR構成可能
Disk
運用 DB
Disk
Redo log リアルタイム転送 (ProSync)
DRセンタ
Disk
運用 DB
Disk
DRセンタ
Active ActiveActive ActiveStandBy (TSC)
Redo log Sync/Async 転送 (TSC)
Active (ProSync)
ProSync
Agent
ProSync
Agent
21

d.
高可用性 – Tibero Active Cluster (TAC 1/3)
Tibero Active Cluster(以下、TAC)はTibero RDBMSの高可用性を目的とする機能です。TACは
OracleのRACと同様の機能で、障害の際にフェイルオーバー処理やその他クラスター運用に
必要な機能を提供することで、安定したシステムの運用とシステムの拡張容易性を保証しま
す。
22
Tibero RDBMS Instance #1 Tibero RDBMS Instance #2, #3 …
Background
Process
Network
Tibero Shared Memory
Working Process
SQL Parse
Data Dictionary
SQL Execution
Database Cache
Manager
Clients
ODBC
JDBC
CLI
OLE
DB
ESQL
Clients
ODBC
JDBC
CLI
OLE
DB
ESQL
Background
Process
Log Buffer
Writer
Data Buffer
Writer
Sequence
Manager
Log Archiver
TAC Control
Manager
Log Buffer
Writer
Data Buffer
Writer
Sequence
Manager
Log Archiver
TAC Control
Manager
Tibero Shared Memory
Working Process
SQL Parse
Data Dictionary
SQL Execution
Database Cache
Manager
Listener
Shared Disk
Tablespace
Data File
Tablespace
Data File
Archive log
Redo log
Log File
Listener

d.
TACは約120個のリファレンスにて安定的に動作しており、最大4-nodeまでインストールさ
れ、業務に使用しています。
4-node 容量 POC 結果最近TAC事例
2493
4944
7393
9439
0
2000
4000
6000
8000
10000
1 node 2 node 3 node 4 node
노드별 통합TPS
통합 TPS
会社業務システム
公務員年金
管理公団
組合せ型福祉システム再構築
韓国石油管理院類似石油管理システム構築
農協中央会
資金管理システム及び
農畜協経営情報システム
新保険システム
方位事業庁 KJCCS
国防庁国法統合情報管理所インフラ
慶南銀行次世帯MCI ODS
KB国民銀行勘定権限管理システム
気象庁
COMIS 4 気象統合情報システ
ム
光州銀行身分証イメージシステム
ハナカードモバイルAPPサービス
23

d.
Tiberoは、安定性と高可用性のために、独立ディスク式の二重化方式をサポートします。
Active-Standby 方式
• 障害時、Fail-over時間の間、サービス
中断後、Standbyサーバでサービス提供
• Fail-over時間の間、変更されたデータ
の複製のための負荷及びoverhead発生
• 通常時、Standbyサーバは遊休資源で効
率性が落ちる。
Active-Active(Read Only) 方式
• 障害時、サービスの中断なく、復旧可
能
• Fail-over時間の間、変更されたデータ
複製のための負荷及びoverhead 発生
• 複製向けのActiveサーバはRead Onlyで
運用され、資源の効率性が高い。
Disk Disk
Active StandBy
Change Log
Propagation
Disk Disk
Active Active(Read-Only)
Change Log
Propagation
24

d.
互換性 – 標準遵守とOracleとの互換性
標準SQLとインターフェースをサポートすることで、様々なアプリケーションとのスムーズ
な連携を提供すると共に、Oracleとの高い互換性によって迅速且つ容易なDBの移行をサポー
トします。
25
 標準SQLのサポート (SQL-92, SQL-99 )
 様々な標準インターフェースのサポート
JDBC, ODBC, OLE DB, CLI (Call Level Interface)
 X/Open標準を遵守するXAインターフェース
- ほとんどのミドルウェア製品と連携が可能
 様々な文字セットのサポート
 DB Link (Sybase, Oracle, DB2, MS SQL,)
Oracleとの
高い互換性
グローバル標準の遵守
 非標準SQLのサポート (Oracle変形SQLのサポート)
 アプリケーションの互換性
- Oracle Stored Procedureとの互換 (PL/SQL)
- Oracle Embedded SQLとの互換（Pro*C)
 データ型
- CHAR, VARCHAR
- NUMBER, DATE, TIMESTAMP
- BLOB, CLOB, LONG , RAW, ROWID
- 国際化のサポート (NVARCHAR, NCLOB)キャラクターセ
ット（shift-jis,euc-jp,TILDEの移行が可能）
Oracleとの互換性

d.
互換性 – 3rd Party Solution
多様なソリューションと連携することで最適なシステムを構築します。現在、90余りの3rd Partyソリュショ
ンとの連携をサポートしており、認証センターを通じて拡張を続けています。(認証センターによる迅速な
製品連携をサポート)
区分ソリューションメーカー
バックアップ
Veritas NetBackup Symantec
Time Navigator Atempo
Tivoli IBM
NetVault BackBone Software
NetWorker EMC
BackupXcelerator Ncerti
Simpana CommVault
Data Protector HP
Clustering /
HA
Sun Cluster SUN
Veritas Cluster Server Symantec
HACMP IBM
MC Service Guard HP
EVIDIAN SafeHA Withncompany
EnCluster_HA Clunix
PrimeCluster Fujitsu
モニタリング MaxGauge EXEM
DB開発管理 Orange Warevalley
モデリング
Erwin CA
Together Borland
DA# EN-CORE
区分ソリューションメーカー
ETL / CDC
DataStage7.5 IBM
TeraStream Datastreams
DBアクセス
セキュリ
ティー
Chakra Warevalley
DBSafer Pnpsecure
PETRA Sinsiway
DB-i Somansa
Middleman Banet
DB暗号化
D'Amo Pentasecurity
CubeOne eglobalsystem
SecureDB Ksign
XecureDB Softforum
OLAP
OZ Report FORCS
Cognos BI IBM
HyPerion Oracle
BusinessObject SAP
Crystal Report SAP
REXPORT Clipsoft
Report Designer M2Soft
GIS
WebGIS Geomania
IntraMap KSIC
26

d.
利便性 – 開発/運用サポート・ユーティリティー
Tibero RDBMSをより効率的に開発および管理できるよう、開発者と管理者に有用なユーテ
ィリティーをサポートしています。
27
tbLoader
• 大容量データファイルをデータベースに高速
ロード
tbMigrator
• 他DBMSのデータとアプリケーションを修
正せずにTiberoにマイグレーションする
ツール
• マイグレーション対象 : データ(Table、
Index）View、Synonymなどのあらゆるス
キーマ・オブジェクト、制約、権限、ロー
ル
• マイグレーションの並列処理で迅速なデー
タ移行の実行速度を保証
tbExport/tbImport
• データベースに保存されているスキーマ・オブ
ジェクトとデータ全体または一部を抽出する
ツールのtbExportと、抽出されたファイルから
スキーマ・オブジェクトとデータをデータベー
スにロードするtbImportを提供
tbAdmin
• SQL文の入力・編集・実行
• DML SQL文の実行プランの表示
• 性能向上のためのPartial Data Fetch
• Open File/Save As…機能
• Describe Object(Table、View、Synonym)機能
• SQL実行結果のExcel保存、列フィルタリング、ソート
• 各種モニタリング、アドミンツールのサポート
tbLoader
Log
File
Data
File
Control
File
Error
File
データのロード
エクス
ポートさ
れたファ
イル
tbExport
tbImport
オブジェクト、データのロード
オブジェクト、データのロード
データベース
データベース

d.
EXEMのMaxGauge for Tibero、 WarevalleyのOrange for Tibero、 EN-COREのDA# for Tibero、
CAのErWinなど、様々な3rd Partyソリューションとの連動をサポートしています。
利便性 -開発運用の3rd Party連動
EXEM、
MaxGauge for Tibero
Warevalley、
Orange for Tibero
EN-CORE 、
DA#
CA、
ErWin
28

d.
高性能 – 多様な高性能メカニズム (1/2)
高性能処理のための多様な手法を使い、大容量システムにおいて最良の性能を保証します。
29
Row-Level Locking • ロック範囲を最小化するために、行レベル・ロッキング(Row-Level Locking)手法を使用
• ロック・エスカレーション(Lock Escalation)を防止し、性能への負荷を最小化
MVCC
(Multi Version
Concurrency Control)
• 多版型同時実行制御(MVCC: Multi-Version Concurrency Control)手法を適用し、複数のユーザ
ーからの同時処理要求の処理性能が向上
• 書き込みと読み込み処理間でブロッキングが発生しない構造
Parallel DML • 1つのクエリを複数のスレッドが並列処理し、スピーディーな応答速度を実現
• 独自実行できるオペレーション・グループ(Operation Group)を自動構成し、並列処理を実行
Parallel Data Loading • 大量のテキストデータをデータベースにロードするユーティリティー(tbLoader)を利用
• ユーティリティー内の複数スレッドが同時に実行され、ロード速度が向上
Partitioning • Range/Hash/List/Composite Partitionなど、多様なパーティション(Partition)方式をサポート
• Global Index/Local Indexをサポート
Multi Process -
Multi Thread
• 必要なスレッドを事前に作成及び待機させることにより、ユーザーの接続要求に即時に反応
• システム・リソースを最小限に使用

d.
Ⅲ．データ移行

d.
Tiberoは大量データを早い時間にMigrationできるノーハウ保有しており、既存Oracleデー
タを素早く安全にTiberoに移行できます。
Networkスピード,ストレージI/Oスピード,DB負荷,Downtime等を考慮し、
最適のデータ移行方法を選択
データ移行（1/4）
SAM file 利用データ移行 DB Link, Table Migrator 使用 CDC 利用データ同期化
• OracleにてSAM file生成
• TiberoにてtbLoader 利用し、
Loading
• Oracle Tibero DB Link
アクセスor Table Migrator
(独自tool) 使用
• 並列データ転送スピード向上
• ProSyncというTibero CDC
ソリューション利用
• 運用データ移行時、
Downtime 最少化可能
Disk
Oracle Tibero
Disk
SAM file
Disk
Oracle Tibero
Disk
Disk
Oracle Tibero
Disk
Redo/
Archived
Redo/
Archived
31

d.
GUI環境のtbMigratorを利用したデータ移行方法を提供するため、データ移行のために、
別途追加作業なく、容易な移行を保証します。
(Source)
Oracle DB
(Target)
Tibero DB
マイグレーションマシン (Client)
データ移行時、マシンのIOが承
諾される範囲にて移行Thread 個
数を調整し、移行時間を短縮
Oracleにアクセスし、
DDL及びデータを
Client
マシンで抽出
Tiberoにアクセスし、抽出されたDDL
を
実行し、データをLoading
tbMigrator メイン画面移行Option 設定 DDL Option 設定
 既存Objectの移行にtbMigrator toolを使用する予定です。
tbMigrator 移行対象Object
Table Sequence
Table Data Stored Procedure
Synonym Function
User Package
Index View
Object Privilege Lob
System Privilege Constraint
Role Trigger
32

d.
GUI環境のtbMigratorを利用したデータ・マイグレーション方法を提供することで、追加作業な
く簡単
且迅速な移行を保証します。
初期接続画面移行対象オブジェクトの選択
マイグレーションの実行整合性チェック
 マイグレーション対象:
- Table, Index, View,
Synonym, etc.
- Constraint, Privilege,
Role, etc.
33

d.
ProSyncは、Source DBにて指定されたテーブルのコミットされたデータのみ抽出し、
Target DBにリアルタイムで反映してもらうCDCソリューションです。
Disk
Source DB
Redo/
Archived
Disk
Target DB
Redo/
Archived
Capture Assemble Merge & Load
Capture : 時間に含まれたレコードの中、対象table抽出
Assemble : Commit データ抽出及び同様txにより、変更された
レコード結合
Merge : デーブル別、時間別にsortingし、テーブルに併合
Load : Target DBにSQL入力 or SAM file loading
サポート対象 Source DB
 Tibero (ProSync for Tibero)
 Oracle (ProSync for Oracle)
サポート対象Target DB
 Tibero
 Oracle
 DB2
Sybase
MS SQL等
 簡単な変換機能搭載
 ETL ソリューション用途
利用可能
34

d.
Ⅳ．顧客がTiberoを選択する理由は？

d.
顧客がTiberoを選択する理由は？
Tiberoは大容量データ処理の最適化を目標に開発されたDBMSで、安定性/高可用性、互換性
、
高性能及び利便性を保証します。
安定性
高可用性
高性能
開発運用
利便性
相互連動
性互換性
• 構造的な安定性
• 多様なバックアップおよびリ
カバリー機能
• Flashback技術
• TAC(Tibero Active Cluster)、
TSC(Tibero Standby Cluster)
による可用性の確保
• 他DBMSのウィンバック事例
• 行レベル・ロッキング技法
• MVCCによる同時性制御
• パラレル・クエリによる大
容量データ処理
• 多様なパーティショニング
• コストベース・クエリ
処理の最適化(CBO)
• 標準SQL及び標準インター
フェースのサポート
• Oracle PL/SQL、埋込みSQL
との互換
• Oracleデータ型、関数との互
換
• DBLinkによる様々な異機種
DBMSとの連携
• 自動化されたマイグレーショ
ンツールのサポート
• GUI管理ツール
• Interactive SQL実行ツール
• データ抽出及びインポートツー
ル
• Pre-compiler
• 開発のための連携ツールのサ
ポート
• Oracleと差別化された技術サ
ポートサービス
• 既存のOracle開発要員の活用
36

d.
顧客がTiberoを選択する理由は？
37

d.
ITインフラの効率化
• システムの安定性および高可用性を確保
- 24時間365日のシステム運用で、学事業務
および大学サービスの品質を向上
- 受講申請の期間など、システムへのアク
セスが爆発的に増加する際にも安定的なシ
ステムを提供
• システム運用の連続性を確保
- システムの変更にも既存の運用/開発ツー
ルとの完全な互換を提供し、再教育または
新しい環境への適応による遅延時間が不要
Tibero導入の効果
Tibero RDBMSは、既存DBMSに比べ、5年基準で約59%のTCO削減効果を出しており、TACを
通じてより安定した業務環境を提供しています。
既存DBMSに比べ、5年間で約59%のTCOが削減する効果を発揮
1 2 3 4 5
￦140
￦120
￦100
￦80
￦60
￦40
￦0
: Tibero: 既存DBMS
(年)
既存DBのTCO
TiberoのTCO
Tibero 既存DB
59%の削減
38

d.
Ⅴ．ＥＭＣ様との取り組みについて

d.
ＥＭＣ様との協業事例
相互連動認証書
40

d.
検証済テストの概要
1. 目的
▪ TiberoデータベースとTimeFinder/ BCVのバックアップ構成環境で機能を確認
▪ BCVバックアップの互換性の検証(データベース名の変更、TAC<->シングルの変更)
2. 期間
▪ 2014年7月14日～17日
3. システム環境
Vmax Storage
Tibero
TAC
Source
BCV
TimeFinder
区分サーバー情報
モデル名 IBM, 9133-55A
OS 6100-08 , AIX 6.1
CPU 1.6GH * 4 (frequency : 1648350000)
Memory 8 GB (realmem : 8126464)
区分データベース情報
Version Tibero5 (S1419_CS_07_a S1419_86984a)
Instance type TAC 2Node
DB name tacdb
Instance name tac1, tac2

d.
検証済テスト・シナリオ
順序テスト項目テスト確認項目テストの担当
1 ソースのデータを確認データおよびデータベース名を確認 TmaxData
2 ソースのストレージのボリューム名を確認ソースのボリューム名を確認 EMC
3 ソースのストレージとBCVのストレージのペアを確認マッチングされるボリューム名を確認 EMC
4 ソースにてBegin backupコマンドを実行コマンドの実行を確認 TmaxData
5 ソースにてTimeFinder を実行 RecreateとActivateのプロセスを確認 EMC
6 ソースにてEnd backupコマンドを実行コマンドの実行を確認 TmaxData
7 BCVのストレージのボリューム名を確認 2番と一致するかを確認 EMC
8 データベース名を変更/シングル環境に変更
コマンドの実行を確認
Tipファイル、tbdsn.tbrファイルのデータベース
名を確認
TmaxData
9 BCVで正常にデータベースをオープン
- データベース名の変更、およびデータベー
ス・シングル構成への変更後、データベー
スの正常起動を確認
- 1番とデータを比較
TmaxData
EMC
42

© 2011 TmaxSoft Co., Ltd. All Rights Reserved.
Total enterprise solution provider, TmaxSoft
※ 本資料に記載の会社名、製品名はそれぞれの会社の商標もしくは登録商標です。
(C) Copyright 2014, TmaxSoft Japan Co., Ltd. All Rights Reserved. 43
お問い合わせ
日本ティーマックスソフト株式会社
営業部：山口信成
電話：03-5765-2554
メール：nobunari.yamaguchi@tmaxsoft.co.jp

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