LODチャレンジ2016 テーマ賞「教育LOD賞」受賞作品紹介 2017年3月11日

1. 教科書LOD
2017年3月11日
LODチャレンジ2016 授賞式
江草由佳（国立教育政策研究所）
高久雅生（筑波大学）
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テーマ賞「教育LOD賞」受賞

2. 2
https://w3id.org/jp-textbook/

3. なぜ教科書?
• 誰もが一度は通るみち
 義務教育を通じてほぼ全ての国民が触ったことのある
書籍（コンテンツ）
• 膨大な労力を費やして編纂、利用されている
 教科書検定制度
 教育制度
• 国立教育政策研究所教育図書館
 戦前から戦後にかけての教科書を所蔵する国内有数
の専門図書館
 教育制度や教科書など、教育に関する質問調査業務
を数多く受け付けている
 現行教科書を体系的に収集、整理、保存
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4. textbook:高等学校
/2013/古B/301dbpedia:高等
学校
学校種別
対応学習指導要領
textbook:curriculum
/高等学校/2013
古B
教科書記号
新編古典B
書名
三角洋一, 池内
輝雄, 小町谷照
彦 ほか27名
編著者
2013
検定年
301
教科書番号
東京書籍
出版者
K280.82||T8||
2013B
NIER請求記号
EB16240830
NIER書誌ID
2013
教科書
目録掲
載年度
2014-
2016
使用年度
教科
textbook:curriculum
/高等学校/2009/
国語
科目
textbook:curriculum/
高等学校/2009/国語
/古典B
名称
高等学校学
習指導要領
発行年
2009
施行年
2013
文科省ウェブサイト
http://www.mext.go.jp/a_menu/shot
ou/new-cs/youryou/1304427.htm
教科書LODのデータモデル

5. 教科書LODの構築
• 教育図書館の保有する戦後教科書情報を提供い
ただいて研究用に開発
 対象：約7000件の書誌情報（タイトルや出版社等）
• https://w3id.org/jp-textbook/ をベースURIとする
 すべての教科書にURIを付与
 https://w3id.org/jp-textbook/中学校/2001/国語/704
 学校種別＋検定年度＋教科書記号＋教科書番号
 そのほか、付随するすべての教科・科目、学習指導要
領や教科書目録に対してもURIを付与
• 外部サービスの活用
 Githubページ
 固定URIサービス（w3id.org）など
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6. 今後の展開
• 安定した情報の更新
 教育図書館との協力体制
• 対応する教科書の充実
 過去：現在は1992年学習指導要領から
 未来：新年度以降の教科書、新学習指導要領へ
• さらなる情報源とのリンク
 他の図書館の提供する所蔵情報や識別子（NCID等）
• 応用アプリケーション
 目次レベルの情報を付加した研究開発
 例： 唐詩情報LOD （https://w3id.org/tangpoem/）
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