2020/7/17に開催した「匠Methodをもう少し知りたい人のための勉強会 ②」の資料です。 https://it-takumi.connpass.com/event/180357/

1. 匠Methodをもう少し知りたい
人のための勉強会 ②
2020.07.17
© Takumi Business Place 2009-2019

2. アジェンダ
１．価値モデルについて
２．価値分析モデルとは
３．ワークショップ★価値分析モデルを作ってみよう

3. ① 価値モデルについて
© Takumi Business Place 2009-2018
2

4. 価値モデル
匠Methodの「価値モデル」とはこの2つ
3
価値デザインモデル 価値分析モデル

5. 価値モデル
なぜ２つあるのでしょうか？
4

6. 匠Methodの超根本的な考え
人は「やりたいこと」から考える
5
やりたいこと
企画する人
で？これって誰のため？
誰がうれしいの？
そもそもできるの？
どうやるの？
ステークホルダー
手段

7. 6
匠Methodの超根本的な考え
6
やりたいこと
企画する人
ステークホルダー
手段
価値デザインモデル
価値分析モデル
価値分析モデル
ここがシーズ
ここがニーズ

8. 7
シーズからニーズを描く
7
製品アーキテ
クチャ
製品コンセプ
ト
製品
ビジョン
方
向
性
HowからWhatの創出
ユーザ
ニーズとシーズの
バランス（調整）
シーズ
ニーズ

9. 8
匠Methodとは
やりたいこと＋うれしいこと＋手段
（＋合意形成）
＝ プロジェクト（企画）の成功

10. 価値分析モデル
© Takumi Business Place 2009-2018
9

11. 10
価値分析モデルの特長
１．皆の嬉しいを開発する
２．参加者の視野が広くなり目が輝き始める
３．活動の目的や狙いが定まる

12. Aさんの
うれしいこと
Aさんの
うれしいこと
Bさんの
うれしいこと
Bさんの
うれしいこと
Bさんの
うれしいこと
Aさんの
うれしいこと
AさんとBさんの
うれしいこと
Cさんの
うれしいこと
BA C
目的 目的 目的 目的
各ステークホルダーの
うれしいこと
対象とする
ステークホルダー
価値分析モデル 構成

13. 価値分析モデル サンプル
匠イベント企画

14. 価値分析モデル作成手順
価値分析モデルの作成手順

15. ① ステークホルダーを出そう
プロジェクトに関わる重要な関係者（の役割名）のこと
ステークホルダーとは？
付箋

16. ② 各ステークホルダーの価値を描こう
▸ シーン …どんな時に
全体的にストーリーの１シーンとして記述
▸ 手段 …何ができるので（どうやって）
プロジェクトで達成すべき手段となる
▸ どう嬉しい …嬉しさの表現
プロジェクトのゴールとしてこの言葉をもらう
付箋

17. 価値分析モデルで大切なこと
ステークホルダーの価値のバランスを考えて
デザインすること

18. ③ 目的を出そう
そもそもこの活動がなぜ立ち上がったのか
いくつかの目的として記述したもの
・・・・言ってみれば、「下心」的でもあります
目的とは？
付箋

19. ④ 価値と目的の対応付けましょう
ビジネス慣習的な目的、曖昧な目的を排除し洗練化させます
目的 目的 目的 目的① ② ④
目的に番号を付け、
価値と対応付けます
③
価値
③

20. ワークショップ
© Takumi Business Place 2009-2018
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21. 本日のテーマ
＜匠カフェの社員旅行企画＞
社員旅行企画します！
＜背景＞
★匠カフェは、都内で数店経営しているチェーンカフェ店です。
★お店は、店長を含めた正社員とアルバイトの方で365日朝7時か
ら22時 まで運営しています。
★直接契約しているハワイにある農場と工場で作られたこだわりの
豆で淹れたコーヒーを売りにしています。
★店舗間の交流はほぼなく、役員と店長での月１の営業会議があり
ます。
フィクションです。

22. ステークホルダーモデル
© Takumi Business Place 2009-2018 21

23. 価値分析モデル 作成
価値分析モデルを作成しましょう

24. 価値分析モデル 作成まとめ
目的に番号を付け、価値と対応付けましょう
目的を出しましょう目的
ステークホルダーに対し
価値を描きましょう価値記述
ステークホルダーを出しましょう。ステーク
ホルダー

25. 24
匠Thinkから抜粋（価値分析モデルの誕生）
目的を考えるだけでは不足、価値を問う
プロジェクトには通常、なにかしらの目的があります。
ただ、その「目的」に価値はありますか？という視点です。これが
匠Methodが要求開発から1歩踏み出すことに成功した視点でした。
価値についてじっくり考えると、目的よりももっともっと具体的な世界
がそこにありました。人は価値をつかむためには手段がないとリアリ
ティがなく、本気になれないのです。だから手段が重要なのです。