本日は継続的インテグレーション/継続的デリバリーのお話をします。
モダンな開発プロセスとそうでない従来型の開発プロセスを比べると
・従来のシステム開発手法のコストはウォーターフォール的にシステムを作り5年経ったらシステムを更改する、または刷新するというコストに比べ
・モダンな開発プロセスのコストはアジャイル開発手法でプロジェクト推進をするシステム開発がマイクロサービスアーキテクチャで設計された場合のコストですから、圧倒的にモダンな開発手法を選択した方が良いにも関わらず従来型の開発プロセスを続けている企業はたくさんあります。
この2つを比較すると十数倍のコストの開きがあるにも関わらず、日本でモダンな開発プロセスがあまり進まない理由として考えられるのが
まずは、IT産業の構造が固定化されており大手企業が見積しやすい従来の開発手法による受注案件の割合がまだ高い傾向にあるという点。
また発注側にしても社内稟議の通りやすい従来型の提案を採用する傾向があるという点が考えられます。
本日は、モダンな開発プロセスを選択した場合、プリセールスから開発、運用までをどのように継続的インテグレーションし、継続的配置をしていくのかについてお話ししますので、モダンな開発プロセスを積極的に採用するための手掛かりとなるかもしれません。