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日心シンポジウム2021働く人のための心理学:企画趣旨説明

  1. 働く人のための心理学(2) ―支えてきた人を支えていくには― 日本心理学会第85回大会 公募シンポジウム • 話題提供(1) 榊原 良太 先生 鹿児島大学 • 話題提供(2) 水野 雅之 先生 東京家政大学 • 話題提供(3) 野口 麻衣子 先生 東京医科歯科大学 • 話題提供(4) 平野 智子 先生 筑波大学 • 話題提供(5) 中大路 誠 先生 関西大学 • 企画・指定討論 阿部 晋吾 先生 関西大学 • 企画・司会 藤 桂 筑波大学
  2. •「働き方」,「仕事」と「プライベート」,「キャリア」への考え方の変化 …ハラスメント防止の義務付け,急速な業態の変化,失業・転職など •様々な「古くて」「新しい」問いや課題が絶えず生まれつづけている •そこにある課題を読み取り,その解決を追求することは, 既存の研究知見・分野をアップデートしていく契機にもなりうるのでは →「学術(基礎)」研究における知見が,「現場(応用)」の問題解決へ →「現場(応用)」から見つかる課題が「学術(基礎)」研究をさらに展開 •昨今のコロナ禍によって大きく変わった,「働く」ということの意味 これからの「働く」
  3. コロナ禍における医療従事者 •日本看護協会(2020年4月) 「新型コロナウイルス感染症に関する看護職の相談窓口」を開設 →看護職・その家族への差別や偏見に関する相談 →休職・離職を検討する声や, ストレスによる心身の不調についての相談も 出典:https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/wg_h_3_2.pdf https://www.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20210203_4.pdf •日本医師会(2021年2月) 2020年10月1日-12月25日までの医療従事者への風評被害の調査 →医療機関に勤務しているだけで差別的対応を受けた事例 →買い物先での非難,子の登園・登校の拒否なども
  4. •日本看護協会(2020年12月) 2020年9月8日~28日に,看護職員の新型コロナウイルス感染症対応に関する実態調査を実施 (ウェブ調査):有効回収数38479件(個人) 出典:https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/covid_19/research/pdf/indiv_research2020.pdf (緑線は著者によるものです)
  5. 出典:https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/covid_19/research/pdf/indiv_research2020.pdf (緑線は著者によるものです)
  6. •東京都作業療法士会(2020年4月) 会員138名を対象に調査 →業務内容に影響があったと回答した方は約8割に →「面会制限により不安やストレスが募っている」 「リハビリ機器が故障しても業者による修理ができず,本来の訓練が行えていない」 「利用者の危機意識もまちまちであり、自主的にサービスを自粛する方もいれば、人混みに外出し てしまっている方も」「介護自粛により生活不活発による廃用症候群が生じている」 「感染拡大の予防とリハビリの必要性との天秤が難しい」 出典:https://tokyo-ot.com/uploads/2020/04/118838dd4f0701d9fedfa210ea20ed9c.pdf Q:新型コロナウイルスの発生により、ご 自身の業務内容には影響が出ましたか?
  7. 出典:https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/covid_19/research/pdf/indiv_research2020.pdf •日本看護協会(2020年12月) 看護管理者・病院を対象とした調査結果より… (有効回答2765件) →看護補助者の応募者数に関しては 「減った」という回答が過半数を占め, 退職者が「増えた」という回答も4割弱に …人を「支える」ということに関して 一般の人々の意識・考え方もまた変化しつつ あるのでは
  8. 出典:https://www.nurse.or.jp/nursing/practice/covid_19/research/pdf/indiv_research2020.pdf •日本看護協会(2020年12月) …コロナ禍という未曽有の状態,様々な困難が伴う中で, なお「働き続ける」という意思を支える要因や それに伴う心理的困難や負担を緩和する要因を見出していくことは,心理学が貢献でき得る点ではないか
  9. 今回のシンポでは… • 病棟看護師,訪問看護師,理学療法士,作業療法士など 医療従事者の方々を対象に「支え続ける」「働き続ける」ことを研究されてきた先生方より… →コロナ前後に関わらず,どのような中で働いているのか,その中で必要なものは何か →その「何か」は,コロナ禍の中においてどのような役割を果たすのか →さらにその「何か」を越えて,コロナ禍の中で人々をこれからも支えていくこと, これから新たに支えていくことのために必要なものは何か …そして,医療従事者の方々だけが負荷・負担を負わないよう, 医療従事者でない私たち(=一般市民として/患者・利用者として/心理学者として)が できること・行うべきこととは何か,についても検討するための契機として
  10. 話題提供の概要 • 話題提供(1)榊原 良太 先生より …病棟看護師における感情制御,肯定的再評価,COVID-19下における困難 • 話題提供(2)水野 雅之 先生より …作業療法士・理学療法士の方におけるセルフ・コンパッションとサポートの効果 • 話題提供(3)野口 麻衣子 先生より …訪問看護師の就業継続,ダイアログ・言語化,事例検討会を通した実践的研究 • 話題提供(4)平野 智子 先生より …訪問看護師におけるCOVID-19下での心理的影響,精神的健康の推移とその向上 • 話題提供(5)中大路 誠 先生より …大学生におけるCOVID-19下でのキャリア意識の変化,「働く」ことへの臨み方
  11. 指定討論 • 阿部 晋吾 先生より …各発表の総括と,先生方の発表への質問:社会心理学的観点から …これからのコロナ禍における「支えてきた人を支えていく方法」について →指定討論者からのコメントに対する, 発表者および司会者からのリプライについても,スライドの中に含めております
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