リモートワークが世界的かつ同時期に普及した事により、従来の組織の在り方自体の変化が必要とされている。 国内外問わず、未だに「オフィスへ戻る・戻らない」議論が繰り広げられているが、一部のスタートアップ企業などはオフィスレスを前提とした新しい組織運営に取り組んでいる。 それによる変化はありとあらゆる領域に及ぶ、例えば:被雇用者の居住地関係なく幅広い地域を対象にした新たな採用戦略の可能性、採用市場のグローバル化がもたらす所謂「途上国人材」の給与レベル上昇、シン・グローバル企業の組織体制・命令系統・社内コミュニケーション手段など。 ソフトウェアとインターネットの可能性をいかに上手く活用できるかが組織の競争率に影響したように、リモート組織運営のノウハウも、同様に国・業界・規模を問わず、全ての組織の競争率やパフォーマンスを影響する要素になった。 本プレゼンでは、オフィスレスへのシフトがもたらす様々なチャンスとチャレンジに解説しつつ、グローバルリモートワークを実践しているスタートアップの運用事例を紹介していきたい。