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b20_2022ali_【函短大】絵本の世界を広げよう.pdf

  1. 「絵本の世界を広げよう」 -子どもの心を育てる保育・幼児教育の視点から- 函館短期大学 保育学科1年 おもしろ絵本チーム 石井美蘭 五十嵐心音 三浦一花 三橋美楓 佐々木江梨 滝川実花 増川紀子
  2. 研究の背景 2 私たち「おもしろ絵本チーム」は、保育学科で学ぶ学生です。 保育・幼児教育では、子どもが幼少期の頃から、心豊かに育つには、 どのような環境が重要であるか、また保育士として子ども豊に育てる援助は どのようなものであるのか、という専門的視野の学びに取り組んでいます。 また子どもは、遊びや生活の中で育つ と示されます。 (保育所保育指針・幼稚園教育要領) 絵本は、日々の生活の中にあります。 みなさんも、子どもの頃に絵本を読んでもらったこと、読んだことがあると 思います。絵本の子どもの認知だけでなく心や様々な能力を育てるといわれます。 その時の記憶を振り返ると、どのような心の自分がいたでしょう。 わくわくする自分や ストーリーに涙がでてしまう自分、 いつも読んでほしいと思う絵本、 読んでもらっていると なんだかねむくなってしまう絵本、 絵本は文字と絵で、わたしたちを 近くや遠くの いろいろな世界に誘って くれます。 私たちは、そんな絵本の世界を さまざまな工夫をして、子どもの心に届ける方法 を開発してみたいと思います。 「開発」とは“教材開発”などの視点から考えて いきたいと思います。 ♪〔おもしろ絵本チーム〕
  3. 研究の目的 3 研究の目的は、次の3つです。 1.保育・幼児教育の視点から、絵本の世界を子ども心に届ける方法を構想 する。 ➡ 絵本の世界を広げる独自性の活動の構想 2.絵本の世界を子どもの心に届ける実践を行い、その結果を振り返る ➡ 専門性を活かした分析 ➡ 次回の改善PDCA 3.それらの結果から、次回への提言を行うとともに、函館の人口減少による 子どもの減少の昨今において、学びを活かし地域と連携する方法について 絵本を媒体として考察を行う ➡ 函館・地域課題を踏まえて、地域活性について考えてみる 専門性を活かして何かだきないだろうか? 体験が 社会貢献に つながる・・・ ♪〔おもしろ絵本チーム〕
  4. 研究の方法 4 研究の方法は、3つです。 構想 1.保育・幼児教育の視点から、絵本の世界を子ども心に届ける方法を 構想する。 ➡ 絵本の世界を広げる独自性の活動の構想 実践 2.絵本の世界を子どもの心に届ける実践を行い、その結果を振り返る。 各自が 体験レポートを記述する。 ➡ 専門性を活かした分析 ➡ 改善PDCA 考察 3.実践を振り返り、次に向けて課題を整理する。 → 地域と協力できる方法を考察する。 ♪〔おもしろ絵本チーム〕
  5. 研究の結果 5 <絵本の読み聞かせの実践から> 令和4年9月6日(火)函館市中央図書館にて「読み聞かせ会」の実践を 行った。 その実践をどのように構想していったのか、実践を振りかえる。 <対象> 平日のため3歳以上児は、幼稚園に通園している。 そのため3歳未満時の子どもを対象とする。 <構想視点>・親子で楽しく参加できる工夫をする。 ・手遊びなど絵本の世界を広げる表現の工夫をおこなう。 ・3歳未満の子どもを対象とするので、絵本選びに留意する。 ・子どもと応答的な関わりのなかで、進めていく工夫をする。 今回は、「函館中央図書館」さまに、ご協力をいただき、 実践の機会をいただいた。 この2年ほど、学外での実践の機会が無かったので良い経験となった。 ♪〔おもしろ絵本チーム〕
  6. 研究の結果・絵本読み聞かせの実践構想 6 <絵本の読み聞かせの実践から> 次に①取り組み、②工夫の視点、③配慮 について表にまとめる。 ♪〔〕 ① 取り組み ② 工夫の視点 ③配 慮 1、 導入 手遊び たべもの手遊び スケッチブックシアタ―をつ かう 木琴を使い、音の楽しさを 味わう 視覚的にも子どもがわかる ようにする 言葉だけではなく、様々な 音の楽しさを経験させる。 2.絵本「くだもの」 導入のたべものと関連づけ る 簡単な内容であるが、子ど もの様子を見て声かけする 3.絵本「言葉あそび」 懐かしいお菓子がでてくる 言葉の韻をふむ面白さがあ る 子ども飽きないように抜粋 して朗読する 4.手遊び「ワニの親子」 ペープサートを作成 見ていて楽しい工夫をする カスタネットなど効果音の工 夫 手遊びも内容も次の絵本に 関連付けて選んだ。
  7. 研究の結果・絵本読み聞かせの実践構想 7 ♪〔おもしろ絵本チーム〕 ① 取り組み ② 工夫の視点 ③ 配 慮 絵本 「ぴよーん」 子どもの表情を見ながら応 答的に朗読を行う工夫をす る 内容は単純な絵本である 「ぴよーん」と声の色を変え る 絵本 「おかあさんのパンツ」 パンツの大きさが変わるこ とで様々な変化を面白く伝 える 子どもの顔や様子を見なが ら伝えるようにする 絵本 「まゆげちゃん」 まゆげの変化で喜怒哀楽 があることを伝える お芝居のように動きを工夫 単に朗読だけではなく、 様々なアプローチを試みる 最後 楽器紹介 プレゼン紹介 親子で参加しているので保 護者の方にも楽器を知って もらうなどの工夫 おうちでも遊べるように絵本 の内容と関連する折り紙を 制作しプレゼントした
  8. 研究の結果・絵本読み聞かせの実践構想 8 「絵本の読み聞かせ」の実践では、「絵本の世界を広げる」ことを目的に 次の教材を制作・開発しました。 ①スケッチブックシアター ②楽器・手作り楽器 手作りカスタネット 民族楽器風 パキラ 木琴風 石琴 せっきん♪ ♪〔〕
  9. 研究の結果・絵本読み聞かせの実践構想 9 <開発した教材の紹介> ・ペープサート ・マペットとのび~る絵本 ・エプロンシアターの絵本 ・まゆげちゃんで遊ぼう! ・童謡と手作り絵本 ♪〔おもしろ絵本チーム〕
  10. 研究の結果・絵本読み聞かせの実践の様子 10 「絵本の読み聞かせ」の実践の様子を示します。 ♪〔おもしろ絵本チーム〕
  11. 研究の結果・絵本読み聞かせの実践結果分析①11 読み聞かせを実施後の振り返りシートのまとめを分析する。 ♪〔〕 実践の振り返り項目 感想 全体構想計画の工夫 絵本の選定の際、発達段階に配慮を行った。今回は特に3 歳未満児であることに留意した。保護者も楽しめるものであ ること。抱っこしたりなどの状況を想定した。手遊び等の視覚 支援を入れた。教材をうまく導入するようにした。 読み聞かせ時の配慮 小さな絵本であったため後ろの方は見えなかったと思う。 あらかじめ会場の大きさの想定が必要であった。大型絵本 は子どもも楽しんでいた。今回は声が響き良かった。聞いて いる方も楽しんでいる様子が伝わってきて読み手も嬉しかっ た。そう感じると、より対話的な読み聞かせができると感じた。 絵本の世界を広げる工 夫 手遊びを工夫したことにより、楽しい雰囲気づくりになった。 「教材」と「絵本」を関連づけることで、より絵本の世界が広 がると感じた。それにはまず、読み手が「絵本」の世界をより イメージ豊かに感じ、発想を広げていけるのかだと感じた。 今回、指導の先生から様々なアドバイスをもらったので、発 想の展開のヒントを身近で感じることが出来た。 ➡課題 絵本の世界を広げる教材と表現力 教材制作と使い方
  12. 研究の結果・まとめ 12 分析の結果から次のことが示されます。 1.「絵本世界を広げる」ために、読み手が絵本をより豊かに解釈して イメージをもつ工夫をする。 2.「絵本の世界を広げる」工夫として、教材と絵本の関わりを考え 教材を上手に提示して、子どものイメージを広げる工夫をする 3.保育専門職を目指すことから、保育実践は重要です。 「絵本の読み聞かせ」などの保育実践は貴重な機会であることから、 ①実践をする学びと、②社会貢献を関連づけた 取り組み ができればと 良い考えます。学びを学外で試すことが出来ると、いろいろ改善できる 機会となります。 今回、函館中央図書館での実践を経験させていただき そのように 考えます。 ♪〔おもしろ絵本チーム〕
  13. 研究の結果・今後に向けて 13 分析の結果から次のことが分かりました。 1.読み手が絵本をより豊かに解釈 ➡ 多様な絵本を知るために、書籍について紹介し合う機会をもつ 2.教材と絵本の関わり ➡ 絵本のイメージを広げる 教材の意図や 何を目的に行うのかを意識して 構想する 3.実践をする学びと、社会貢献を関連づけた 取り組み ➡ わたしたちの実践の学びが、 社会貢献 つながると良いな、 子育て支援 にもなると思う、 子どもが少ない、大切に育てよう、 という 地域課題 も考えて、 連携して実践する活動により、 ふだんの生活の中で より良い生活の工夫を 考えていけたらいいと思います。 ♪〔おもしろ絵本チーム〕 子育て 支援 地域 課題 実践 社会 貢献 連携
  14. みなさんの オシの絵本 は何ですか? 14 ご覧いただきありがとうございます。 ー 絵本からはじまる・心が広がる・世界が広がる ー 令和4年9月6日(日)函館市中央図書館 中庭 「絵本読み聞かせ会」 実践をさせていただきありがとうございました 函館短期大学 保育学科 おもしろ絵本チーム
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