はじめてのLean Canvas〜最初のアイディアを言語化してみよう #bpstudy
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2015/1/30 BPStudy #89 (http://bpstudy.connpass.com/event/10376/)発表資料。
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はじめてのLean Canvas〜最初のアイディアを言語化してみよう #bpstudy
- 1. はじめての Lean Canvas BPStudy #89 2015/1/30 中川伸一(リクルート住まいカンパニー)
- 2. 自己紹介 • 中川伸一(35) • 株式会社リクルート住まいカンパニー • Software Engineer • 趣味・特技・得意なこと • Agile / Lean Startup • Python • 野球 • UK Rock
- 3. 野生の野球アナリスト
- 6. スターティングメンバー 1. 本日のテーマ 2. Lean Startup（基本だけ） 3. Lean Canvas（じっくり解説） 4. Workshop（簡単に） 5. さいごに または、本日のお土産
- 7. 本日のテーマ
- 9. アイディアの言語化 • 新しいサービスやアプリのアイディア • 上司や経営者への提案 • クライアント様に課題と製品を伝える • etc… これらをLean Canvasで表現してみましょう！
- 10. Lean Startupとは?
- 12. Lean Startup • BUILD：IDEAS(仮説)を元にPRODUCT(MVP)を作る • MEASURE：MVPをCUSTOMERに使ってもらい、 DATAを得る • LEARN：DATAから学び(LEARN)を得、新しいIDEAS を構築する • BUILD→MEASURE→LEARNを小さく、速く繰り返 • • • • • して検証、製品化まで突っ走る ※MVP：Minimum Viable Product(実用最小限製品)
- 13. Lean Canvas
- 17. Lean Canvas • 最初のIDEAS、「プランA」を言語化する手法 • プランAを各領域ごとに言語化、他の人に共有す る目的に最適なフォーマット • 半日で書ける「高速性」、要点のみを書く「簡 潔性」、軽さ重視「携帯性」に特化 • Business Model Canvasをベースにアレンジ ※O REILLY「RUNNING LEAN（実践リーンスタートアップ）」より抜粋
- 18. 解説
- 19. 実例で説明します！
- 22. 書き順
- 23. ① ②③ ④ ⑨ ⑧ ⑤ ⑥⑦
- 24. マス目の意味
- 25. ①Problem • ターゲット顧客が解決すべき課題 • 上位3つまで ※たくさん書いちゃダメ！ • 課題に対処する「代替品」があるとベスト ※代替品 = 競合他社の製品、とは限りません！
- 26. ・MLBをみているが選 手を知らない ・必要な情報だけ、手 軽に簡潔に ・グラフなどで絵図に なってると嬉しい 既存の代替品 ・Yahoo等のポータル ・野球専門誌 ・詳しい人に聞く ・諦める ①
- 27. ②Customer Segments • Problemを感じている顧客 • 具体的な顧客はアーリーアダプターとして定義 • アーリーアダプターからペルソナを作れるとより Good!!!
- 29. ③UVP • Unique Value Proposition(独自の価値提案) • 他のProductと違う、注目すべき価値 ※理由も含む • 例：「動画のflickr」←YouTubeのこと
- 31. ④Solution • UVPを実現するProduct. MVPと考えて良い. • 機能は3つに絞り込む • リッチに作り込み過ぎない. 手描きのスケッチで もSolutionとして成立する場合もある.
- 32. Solutionの例 • モックアップ • ペーパープロトタイプ • ブログでお知らせ、メールで配信(Groupon) • コンセプトを表す3分の動画(Dropbox) サービスやアプリとは限らないのがポイント！！！
- 34. ⑤Channels • Customer Segmentsへの経路. UVPを伝える 大切な経路. • UVP / Solutionの性質に合わせて使い分ける • inbound(Pull)：blog, SEO, etc… • outbound(Push)：SEM, TV CM, 営業, etc…
- 36. ⑥Revenue Streams • 収益モデル • 初期はお金が入ることを目標に検証 • 磨きこみを続ける中で変化する部分
- 37. ⑦Cost Structure • コスト構造 • MVPではなく、製品が市場に出るまでにかかる コスト • 営業、開発、広告、etc…
- 39. ⑧Key Metrics • 主要指標 • MVPにより、仮説(Problem)が解決できてるか？ を測るKPI • GOALではなく、Processを評価←KGIを使わな い理由
- 41. ⑨Unfair Advantage • 日本語訳：「圧倒的な優位性」 • 簡単にコピーしたり、購入できない「強み」 • 書くのが一番難しいマス目
- 42. ・MLBをみているが選 手を知らない ・必要な情報だけ、手 軽に簡潔に ・グラフなどで絵図に なってると嬉しい 既存の代替品 ・Yahoo等のポータル ・野球専門誌 ・詳しい人に聞く ・諦める MLB名鑑アプリ ・チーム、ポジション、 成績等、気になる情報だ け表示 ・成績をグラフ表示 ・PC/スマホ両方手軽に 楽しめるUI やさしい野球選手名鑑 ハイレベル・コンセプト ・野球、特にMLBの見え にくい面白さと気付きを 提供し、MLBファンを増 やす 野球好きの20∼40歳 代の男性 ・毎夕プロ野球の結果をチェック ・たまにMLBもチェック ・PC/スマホで情報収集 アーリーアダプター ・MLBに詳しくない野球好き ・海外出張ついでにMLB観戦・SNS ・友達への口コミ ・カンファレンス発表 ・広告 ・サービスごと売る ・AWSのホスティング費用 ・ドメイン使用料 ・中川の休日工数 獲得 ：友達が使う 活性化：友達が友達を呼ぶ 紹介 ：ブログや2chで取り上げ られる 継続 ：Yahoo選手名鑑に負け ず劣らず使われる 収益 ：サービスごと売り抜け ① ②③ ④ ⑧ ⑤ ⑥⑦ ⑨ 「IT 野球」の掛け算で動 ける人間力とスキル ・セイバーメトリクス ・Lean Startup ・Python ・プレゼンスキル ・人脈 ・エンジニア ・野球界隈
- 43. 完成
- 45. コツ(Running Lean) • 一気にスケッチする！ →15∼30分以内で一気呵成に仕上げる • 空欄があっても構わない →空欄はリスク( 学び) • 簡潔に、分かる範囲で書く →未来の事、不確実な事は書かない • 書いたらすぐ人に見せる！ • • • • • • • • • • • ※O REILLY「RUNNING LEAN（実践リーンスタートアップ）」より抜粋
- 46. コツ(中川のオススメ) • まず書いてみること！ →最初は手描きがオススメ • 書いたらすぐ人に見せる！ • • • • • • • • • • • →本当に大切なので二回いいました • とにかくたくさん書く、そして人に見せる！ →ここはもう千本ノック気分で
- 47. Workshop 1. Lean Canvasを書こう(10分) 2. フィードバックをもらおう(10分)
- 48. Lean Canvasを書こう • お手元の紙にLean Canvasを書いてみましょう • 制限時間は10分 • • • • お題を２つ出します。どれか好きなお題で書いて みましょう
- 49. お題 • 自分が考えている・思い描いているサービスやアプリのアイ デア ※仕事以外を推奨（あとで人に見せるため） • 普段使っているWebサービスのLean Canvasを想像で書く • Twitter • SUUMO • connpass • etc…
- 50. フィードバックをもらおう • 隣の人にLean Canvasを見せて説明しましょう • 説明を聞いた人はフィードバック（感想・アドバ イス）を返しましょう • 5分経ったら交代しましょう
- 51. フィードバックのやり方 • マス目に対してコメント（お好きな方法で） • 製品・顧客・市場のリスクを読む • 線を引く Lean Canvasならではのやり方
- 52. リスクを読む 製品 製品 製品 市場 顧客 顧客製品 市場市場
- 54. さいごに • 書いてみよう →アイディアが思いついたらまず言語化しよう • 読もう（読んでもらおう） →アイディアを共有しよう。意見をもらおう • 何よりも「実践」が一番！！！ →アイディアは奥にしまわず伝えて実践！
- 55. Workshop（続き） • 懇親会で続きをやります！（やりたい人だけ） • 皆さんが書いたキャンバス、是非とも私に見せ てください • 喜んでフィードバックします&一緒に二枚目の キャンバスを書きましょう！
- 56. おしまい！ ご清聴ありがとうございました！ blog「Lean Baseball 」 http://shinyorke.hatenablog.com/