2015.7.21 教員免許状更新講習の受付を学生ボランティアにしてもらうために、事前研修を行った際の資料です。

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教員免許状更新講習ってなに？
2015.7.21
学生ボランティア向け事前研修
まつみや（きょうむ）

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今回みなさんにしたお願い
• 教員免許状更新講習のときの、朝の受付
– 7/21（火）事前研修←今日
– 7/31（金）直前準備 15:00～17:00
– 8/3（月）～7（金）講習本番
・8:00～9:00の時間帯、受付業務に従事
– 8/7（金）事後研修 13:00～14:30

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今回のお願いのねらい
①教職に対するリアリティの涵養
②その結果としての、学生のモチベーション
の向上
– 教員採用試験まで、先が長い人もいます
– 勉強のモチベーションを維持するには、多くの
仕掛け（機会）が必要です
– そうした機会のひとつとして提供します

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教員免許状更新講習って？
• なんとなく、説明できますか？
• わからないことがあるときには、
５Ｗ１Ｈ
で考えてみよう。

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教員免許状更新講習って？
Ｗｈｏ（誰が？）
Ｗｈｅｎ（いつ？）
Ｗｈｅｒｅ（どこで？）
Ｗｈａｔ（何を？）
Ｗｈｙ（なぜ？）
Ｈｏｗ（どのように？）

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教員免許状更新講習って？
Ｗｈｏ（誰が？） ：現役の先生が
Ｗｈｅｎ（いつ？） ：１０年に一度
Ｗｈｅｒｅ（どこで？） ：大学で
Ｗｈａｔ（何を？） ：講習を
Ｗｈｙ（なぜ？） ：最新の知識技能を身
に付けるため
Ｈｏｗ（どのように？）:30時間以上受講する

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背景
• 『今後の教員免許制度の在り方について
（答申）』（中央教育審議会，2002）
– 教員免許状の総合化・弾力化，特別免許状の
活用促進，教員免許更新制の可能性
• 多様化する子どもたちの教育への対応
• いわゆる「指導力不足教員」の問題
– 一部教員の不祥事等によって、教員集団そのものが社
会からの期待に十分応えきれていないという指摘

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背景
• 『社会総がかりで教育再生を～公教育再
生への第一歩』（教育再生会議，2007）
– 安倍内閣（当時）の閣議決定によって設けら
れた会議「教育再生会議」による第一次報告
• 教育職員免許法の改正（教員免許更新制導入）の
平成19（2007）年通常国会への提出が明記
⇒ 教員免許更新制 2009年度より導入へ

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目的
• その時々で教員として必要な資質能力が
保持されるよう、定期的に最新の知識技能
を身に付けることで、教員が自身と誇りを
持って教壇に立ち、社会の尊敬と信頼を得
ることを目指すもの
• ※不適格教員の排除を目的としたもので
はありません
（文部科学省ホームページより）

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基本的な制度設計
• 主たる対象は現職の学校教員
• 期限までに、大学等が開設する合計30時
間以上の講習を修了したのち、必要な手
続きを行う
• 30時間の内訳は、必修領域12時間以上、
選択領域18時間以上
• 受講料は自費。本学の場合、30時間合計
で30,000円をいただいている

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もしも受講しなかったら？
失職します。
– 旧免許状の場合
• 免許状が「休眠状態」に入る
– 新免許状の場合
• 免許状が「失効」する
⇒いずれにせよ、現職の先生は、教員
免許状の保持を前提に採用されてい
るので、受講しなかったら失職する。

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以上を踏まえて…
• 先生方にとって、この講習がどのような意
味をもっていると思いますか？みなさんが
先生になったあとのことを想像して、考え
てみてください
• 我々はどのような姿勢で、お迎えすればよ
いと思いますか？気持ち、態度、服装、
etc…
• 正解はないので、一緒に考えましょう

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引用・参考文献
小野勝士（2015）「教員免許更新制度導入に伴う教
員免許事務の課題について」『教師教育研究』
第28号，pp.121-130.
中央教育審議会（2002）『今後の教員免許制度の
在り方について（答申）』（平成14年2月21日）
教育再生会議（2007）『社会総がかりで教育再生を
～公教育再生への第一歩～―第一次報告―』