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OSSではじめるオープン・スタンダードのクラウド @201304
- 1. © 2013 IBM Corporation1
OSSではじめるオープン・スタンダードのクラウド
〜~オープンソースで実現する今後の企業システムのあり⽅方〜~
2013年年6⽉月20⽇日
新井真⼀一郎郎
⽇日本アイ・ビー・エム株式会社
Systems & Technology Evangelist -‐‑‒Linux/OSS-‐‑‒ @araishin
- 2. © 2013 IBM Corporation2
クラウドの採⽤用・構築時に
検討したいオープン性
- 3. © 2013 IBM Corporation3
オープン・ソースのみ
(コミュニティー技術)
プロプライエタリー
(商⽤用製品)
オープン・テクノロジー
ベース
複数の技術を
組み合せる必要がある
ベンダーに
ロックインされやすい
エンタープライズに
対応済みで
迅速に導⼊入し易易い
クラウドを実装/選択する際の採⽤用基準にはオープン性が重要です
- 4. © 2013 IBM Corporation4
クラウドのオープン・スタンダードとオープン・ソースは
ビジネスを加速させるための迅速かつ⾼高品質なクラウドの実現に重要です
§ 選択肢 -‐‑‒ 特定のベンダーやアーキテクチャーへのロックインの回避
§ 柔軟性 – 異異なるテクノロジーで実装されたシステム間の接続容易易性
§ 迅速性 – コミュニティーが開発を主導することによる⾼高い品質と機能
§ 俊敏性 – ビジネスの変化のスピードに則した早い対応性
§ ナレッジ – ソリューションを熟知した⼈人的/知的リソースの確保
オープン
スタンダード
オープン
アーキテクチャー
オープン
ソース
コミュニティー
革新
オープン・コンピューティングのメリット
コラボレーション
(SNS,
共有サービス)
データセンター/リソースプール
(バックエンド・システム)
データと処理の整合性
スマート・デバイスと資産
次世代
アーキテクチャー
- 6. © 2013 IBM Corporation6
Linux
仮想
システム・
パターン
SW
S
Win
SW
S
パターン・エディター
デプロイ
デプロイ
Linux
SWS
Win
SWS
IBM
SCE
VM VM
アプリ スキーマ
仮想アプリケーション
テンプレート
Web
アプリ
P
Data
Base
P
Link
ポリシー
ア
ス
仮想アプリケーション・
ビルダー
Linux
SWS
Win
SWS
VM VM
アプリ スキーマ
デプロイ
TOSCA
Win
SWS
Linux
SWS
Hypervisor
VM VM
Linux
SWS
Win
SWS
Hypervisor
VM VM
アプリ スキーマOpenStack
Web
アプリ
P
Data
Base
P
Link
ポリシー
ア
ス
仮想アプリケーション・
ビルダー
仮想アプリケーション
テンプレート
Private Cloud
Public Cloud
サービス・テンプレート
(zip ファイル)のやり取り
Private Cloud
オープン・スタンダードな技術が柔軟なクラウドの実現には不不可⽋欠
- 7. © 2013 IBM Corporation7
オープン性の⾼高い標準化により可搬性を確保した柔軟なクラウド
n サービス・テンプレート
n トポロジー・テンプレート
n マネジメント・プラン
n ミドルウェア・サービス
n Infrastructure as code
n 開発ツール、SDK
n WebサービスとAPI
n アプリケーション・フレームワーク
WebサービスAPI、アプリケーション・フレームワークなどは TOSCA では仕様の
外に位置づけられる。 これらはクラウド、⾮非クラウドと関係なく必要になるため、
クラウドにバンドリングされない⽅方が望ましい。
利利便便性
オープン性
OASIS TOSCA
従来のPublic PaaS専業ベンダー
- 8. © 2013 IBM Corporation8
IBMが標準化団体と推進するクラウドのオープン・スタンダード
n Open Cloud Manifesto
n DMTF OVF
n OpenStack Foundation
n OASIS TOSCA
n OSLC / W3C LDP
n OMG CSCC
DMTF: Distributed Management Task Force
OVF: Open Virtualization Format
OASIS: Organization for the Advancement of Structured Information Standards
TOSCA: Topology and Orchestration Specification for Cloud Applications
OSLC: Open Services for Lifecycle Collaboration
LDP: Linked Data Platform
CSCC: Cloud Standards Customer Council
- 9. © 2013 IBM Corporation9
OASIS TOSCA(PaaSのオープン標準仕様)とコンテナでの展開
TOSCAサービス・テンプレート CSARとTOSCAコンテナ
OASIS TOSCA テクニカル・コミッティー・スポンサー
n CA Technologies (chair)
n IBM (chair)
n 3M HIS
n Axway Software
n Cisco Systems
n Primeton Technologies, Inc.
n Red Hat
n SAP AG
n Software AG, Inc.
n Citrix Systems
n Cloudsoft Corporation Limited
n EMC
n Hewlett-‐‑‒Packard
n Jericho Systems
- 10. © 2013 IBM Corporation10
⾃自動化
テスト
アーティファクト
オープン・スタンダードの選択がお客様の⻑⾧長期投資を保護します
グローバル
クラウド
マーケット
利利⽤用者
サービス・テンプレート l 豊富な選択(インフラ、サービス)
l 規模の経済(低コスト・⾼高品質)
l 導⼊入・管理理の容易易性
l システム間連携
l ポータビリティ
l ベンダー・ロックインなし
l コミュニティー
l SW事業者
l サービス・テンプレート事業者
l 開発・運⽤用ツール事業者
l システム・インテグレータ
l クラウド・サービス・プロバイダー
l 企業内IT部⾨門
l クラウドリソース事業者
l ⼤大学・研究機関
l 公的プロジェクト
TOSCA 処理理系
OSLC
データ
変更更管理理
監視 要求管理理
エコシステム
- 11. © 2013 IBM Corporation11
オープンなクラウドの構築には
ワークロードのプール化と
ソフトウェアによる制御が鍵に
- 12. © 2013 IBM Corporation12
クラウド最適型インフラ
トランザクション・
データベース
ビジネス・ アプリケーション
アナリティック
Web / コラボレーション
§ アプリケーション・データベース
§ オンライン・トランザクション処理理
§ バッチ
§ システム管理理
§ ウェブ・サービング/ホスティング
§ ファイルとプリント
§ ERP(エンタープライズ・リソー
ス・プランニング)
§ CRM
§ アプリケーション開発
§ データ・マイニング・アプリケーション
§ エンタープライズ・サーチ
§ 将来予測
適⽤用業務を構成する4種類のワークロード
8,000社のお客様のシステム分析に基づくワークロード分類
- 13. © 2013 IBM Corporation13
ワークロード毎にプール化し最適化
受
・
発
注
物
流流
⼈人
事
総
務
情
報
系
A社 B社 C社 D社
個別サイロ型インフラ クラウド最適型インフラ
• サイロ型システム
• 複雑な組み合わせ
• 保守運⽤用コストの増⼤大
• システム環境の硬直化・⻑⾧長時間
• 脆弱なガバナンス
• ワークロード最適化システム
• 統合アーキテクチャー
• 保守運⽤用コストの最⼩小化
• 柔軟性・迅速なリソース提供
• ガバナンスとセキュリティー
個別
トランザクション
データベース
ビジネス・
アプリケーション
アナリティック
Web
コラボレーション
個別
異異なるワークロードを最⼩小・最適なリソースで処理理
- 14. © 2013 IBM Corporation14
多様なワークロードに対応するために
.
ワークロードの抽象化
処理理パターンと、
機能要件、⾮非機能要件に基づき抽象化
リソースの抽象化
異異種混交リソースとシステム構成要素を
柔軟に抽象化
ワークロードとリソースのマッピング
要件に基づきワークロードに適切切なリソースを割り当て、
動的、⾃自動的にインフラとワークロードをオーケストレーション
継続的な最適化
⾃自律律的にワークロードの成果を最⼤大化するために
システムを継続して再構成
Software Defined Environment
ポリシー・ベースによる
最適リソースの動的・⾃自動マッピング
ビジネス・
アプリケーション
アナリティック
DB
トランザクション
Web
コラボレーション
Software
Defined
Storage
Software
Defined
Networking
Software
Defined
Compute
リソースの抽象化
ワークロードの抽象化
Software Defined Environment のコンセプト
- 15. © 2013 IBM Corporation15
⼿手作業で実施していた作業を迅速に動的・⾃自動実⾏行行
Software Defined Environment
Agile
Efficiency
現在の環境
ワークロードを⼿手作業でサーバー、ストレー
ジネットワーク資源に静的に割り当て
サーバー管理理者が⼿手作業で必要な構成と
想定されるキャパシティーの仮想マシンを定義
運⽤用スタッフが⼿手作業で、仮想マシンに必要
なアプリケーションをマッピングし、
必要なソフトウェアを導⼊入
⼿手作業による最適化の継続と再構成
アプリケーションの特性に基づき、ワークロ
ードを最適なサーバー、ストレージ、ネット
ワーク資源に迅速に動的・⾃自動アサイン
必要な構成、キャパシティーを有する仮想マ
シンを、システムが動的かつ⾃自動的に定義
ソフトウェアが動的かつ⾃自動でワークロード
を仮想マシンにマッピングし、
必要なソフトウェアを展開
ポリシー・ベースでインフラを監視し
継続的に最適化
Software Defined Environment の価値
- 16. © 2013 IBM Corporation16
250名を超える
IBM社員が参画
設⽴立立スポンサーとして
400名を超えるIBM社員が参画
プラチナ・メンバー
として参画
and
設⽴立立、ボード・メンバーとして参画
700名を越える専任開発者が
オープン・ソース・コミュニティーに参画
10,000⼈人を超えるIBM社員がOSSに従事
設⽴立立メンバー
として参画
OSSにおけるIBMのリーダーシップ
- 17. © 2013 IBM Corporation17
ネットワーク仮想化
プライベート・クラウド環境 パブリック・クラウドA社
オン/オフプレミス
オンプレミス
オフプレミス
リソースプール
• 両クラウドを使⽤用可能とするプロトコル定義 (Open Stack/Open Daylight)
• ネットワークの仮想化により、動的リソース提供を迅速化
• ベンダー・ロックインを回避
SDEの価値
l アプリケーションの要求に応じて、ユーザーはパブリック、プライベート両⽅方の
クラウド・リソースを統合クラウドとしてシームレスに利利⽤用可能
l クラウド・ベンダーからの解放
お客様のメリット
パブリック・クラウドB社
パブリック・クラウドC社
クラウド間のシームレスな使⽤用
OpenSoftware Defined Environment の価値
- 18. © 2013 IBM Corporation18
l これまで⼿手作業で実施していたシステム構成を
動的かつ⾃自動的に実⾏行行し、変化に迅速に対応
Agile
Efficient
Open
l 様々なワークロードを無駄なく最適なコンピューター
資源に割り当てることにより、ITリソースの効率率率化を
実現するとともに、構築・運⽤用・保守のコストを削減
l ハイブリッド・クラウドの容易易な構築と
クラウドベンダーによるベンダーロックインからの解放
Software Defined Environment (SDE)の効果
- 19. © 2013 IBM Corporation19
SDEの実現技術OpenStack/
OpenFlowで作る
オープン・クラウド
- 20. © 2013 IBM Corporation20
IBMはオープンソース・エコシステムをリードし続けています
IBMは地球をよりスマートにしていくという
コーポレートビジョン「Smarter Planet」を提唱し、
その実現のために、オープンソース・エコシステムをリードし続けています
- 21. © 2013 IBM Corporation21
OpenStack はグローバルな開発者の協業のもとに成り⽴立立っており、パブリック・クラ
ウド、プライベート・クラウドのためのオープン・ソースでユビキタスなIaaSクラウド
コンピューティングプラットフォームを実現するテクノロジーです。
The OpenStack Foundation – 成⻑⾧長し続けるエコシステム
プラチナ・スポンサー ゴールド・スポンサー
APR
2012
APR
2013
150
Contributors
2600 Individuals
859
Contributors
8900+ Individuals
1年年間での⾶飛躍的な成⻑⾧長
- 22. © 2013 IBM Corporation22
IBMの取組み
• Foundation 体制確⽴立立にあたってのガイダンス提供・
Foundation の定款ドラフト作成における法務⽀支援
• プログラム開発において、”core contributors”として
安定性向上、品質向上における開発貢献
IBM社内で様々な事業に所属する250名を超えるIBM社
員が開発貢献
• 相互運⽤用性の⾼高いクラウド環境の整備
• クラウドでお客様の成功をご⽀支援するオープン・スタ
ンダードの推進:LinkedData, CCRA, TOSCA, 等
• IBM⾃自⾝身の取り組みやユーザー・コミュニティーの継
続的な⽀支援を通じて、⾰革新的かつ多様性を備えたエコ
システムでOpenStackの成⻑⾧長を⽀支援
Platform as a Service Technologies
Infrastructure as a Service Technologies
Infrastructur
e
UsagePerformanceAdministration Security
Lifecycle Resources Environment
s
Applications Integratio
n
Foundation
Cloud Computing
Reference Architecture
(CCRA)
Cloud Standards
Customer Council
(CSCC)
LinkedData,
OSLC
TOSCA
エコシステムでIBMが取り組むスタンダード推進
OpenStack
Open Source
Reference
相互運⽤用性の⾼高いオープンなクラウドは
、柔軟なクラウドの実現、そして
お客様のビジネスの成功に重要です
IaaS基盤ではOpenStack Foundationとともにオープン化を推進
- 23. © 2013 IBM Corporation23
OpenStackの開発におけるIBMの貢献内容
OpenStack Compute
Provision and manage large networks of virtual machines
• Platform integration
• High Availability enhancements
• Resource optimization
• Live upgrade contributions
• Enablement for P & Z Systems, DB2
• ESXi support
• VM group enablement in scheduler
• CPU allocation for vCPUs
• Cross hypervisor testing and validation
OpenStack Storage
Create petabytes of secure, reliable storage using
standard HW
• Block & object storage enablement for IBM capability
• Nova blueprints
• Cinder local storage & local instance clone
• Efficient clone image in Cinder SVC driver for cFlex
• Nova & Cinder storage blueprints
• Storwise/SVC driver update – support iSCSI CHAP
auth
• Wsgi application interface enabling external web
server
• Swift / Keystone interface for Keystone v3 API
OpenStack Networking
Create petabytes of secure, reliable storage using
standard HW
• Support for key emerging networking standards
• Quantum blueprints & migration from Nova
• FibreChannel support
OpenStack Shared Services
Libraries that provide image management,
authentication & security across all OpenStack projects
• Security & authentication enhancements
• Image activation for OVF
• Guest level metric collection
• APIs: Enablement for key emerging standards
• Membership services enhancements
• Glance: multiple image locations
General OpenStack contributions
• Globalization and crowd-‐‑‒sourced translation integration
• Drive IBM value-‐‑‒add capability from SCP
• Community facing contributions – bug fixing, community
building & promotion
• QA items
- 24. © 2013 IBM Corporation24
V7000接続ドライバーはOpenStackストレージ環境の可⽤用性を向上
IBM Flex System
Flex System Manager
ü ケーブル結線不不要なため障害ポイントを削減
ü サーバー障害時には予備筐体に⾃自動切切り替え
ü 管理理アプライアンス“Flex System Manager”でfirmwareの⼀一括更更新を実現
- 25. © 2013 IBM Corporation25
OpenStackの開発に対する貢献度度
§ githubのリポジトリを使ってgitdm
コマンドで集計
§ 対象期間
• 2012-‐‑‒09-‐‑‒28 〜~ 2013-‐‑‒01-‐‑‒15
§ Changesets数、レビュー数ともに
RackSpace社、Red Hat社に次いで
第3位
- 26. © 2013 IBM Corporation26
OpenStackベースのスケーラブルなクラウド・プラットフォーム
IBM SmarterCloud Orchestrator
オーケストレーション機能
プラットフォーム・サービス機能 (PaaS)
インフラストラクチャー・サービス機能 (IaaS)
セルフ・サービス・ポータル(Web GUI)
サービス・カタログ
仮想アプリ・パターン管理理
ワークフローの定義・
⾃自動化
プロビジョニング指⽰示
仮想イメージ管理理
App
DB
Web
DB
プロビジョニング仮想リソース割当 セキュリティー
VMware
Power
VM
Xen Hyper-‐‑‒Vz VM KVMEC2
IBM SC
Enterprise
2013年5月22日現在対応するハイパーバイザーは、Amazon EC2、Vmware、KVM です。その他のハイパーバイザーも順次対応予定です。
仮想システム・パターン管理理
• システム、アプリケーショ
ン・パターンの管理
• 複雑なタスクと
ワークフローを統合
• オープン・スタンダードの
管理基盤として
OpenStack を採用
• 高いスケーラビリティー
• OASISのTOSCAを
サポート
運
⽤用
に
お
け
る
拡
張
性
(API)
開
発
拡
張
性
(ー)ストレージコンピュート ネットワーク
- 27. © 2013 IBM Corporation27
サーバー仮想化 ストレージ仮想化
ネットワーク仮想化
46%86% の企業が
採⽤用もしくは検討中
ネットワーク環境は仮想化がボトルネックに
の企業が
採⽤用もしくは検討中
ネットワーク仮想化の遅れ
- 28. © 2013 IBM Corporation28
⾼高機能・⾼高価な分散配置された
ネットワーク機器
VLAN数などの既存のネットワークの
制限を前提とした固定的なネットワーク
職⼈人芸的な構築スタイル ⾃自動・⾃自律律的に変化するネットワーク・インフラへ
従来型ネットワーク SDEに求められるネットワーク
スモール・スタートや迅速なデプロイ
メントが可能な、動的に伸縮可能な
⾃自動・⾃自律律型ネットワーク
複数データセンターへまたがる⼤大規模
なマルチ・テナンシーを実現可能なス
ケーラブルなネットワーク
低コストに実現可能な仮想ネットワーク
現在のネットワークがかかえる課題
⾼高機能・⾼高価な分散配置された
ネットワーク機器
VLAN数などの既存のネットワークの
制限を前提とした固定的なネットワーク
全て事前に設計/テストされ、導⼊入時に
決定される固定的なネットワーク
⾼高機能・⾼高価な分散配置された
ネットワーク機器
VLAN数などの既存のネットワークの
制限を前提とした固定的なネットワーク
- 29. © 2013 IBM Corporation29
SDN (Software Defined Networking) レガシー・ネットワーク
• トラフィックをフロー単位に細かく
パケット転送制御が可能。
• 既存のIPネットワーク資産を有効活⽤用し、
柔軟かつ迅速に仮想ネットワークを
スケーラブルに構築可能。
OpenFlow
コントローラー
制御機能
管理理機能
データ転送機能
OpenFlow対応スイッチ
制御機能
管理理機能
データ転送機能
オーバレイ
コントローラー
既存L2/L3スイッチ
オーバーレイ・モデルHop-‐‑‒by-‐‑‒Hopモデル
SDNを実現する実装モデル
- 30. © 2013 IBM Corporation30
2011年11月
OpenFlow
対応スイッチ
2012年11月
OpenFlow
コントローラ
2013年6月
ネットワーク・オーバーレイ
ソリューション
SDNを推進するコミュニティへの参画
ホップ・バイ・ホップ型 オーバーレイ型
2013年6月
OpenFlow
対応スイッチ
2012年年4⽉月
設⽴立立メンバーとして250名を超える
IBM社員が参画
2013年年4⽉月
設⽴立立メンバーとして参画、ボー
ドのチェアを担当
2011年年3⽉月
設⽴立立メンバーとして参画
SDN関連製品の提供
• G8264 (10Gb)
• G8052 (1Gb)
• G8316 (40Gb)
• Programmable
Network Controller
• SDN for Virtual Environments
VMware Edition
NewNew
IBMの製品におけるSDNの取り組み
- 31. © 2013 IBM Corporation31
仮想マシンのデプロイ
仮想マシンの削除
⾃自動化ツール
(プロビジョニング)
IP/ホスト名の⾃自動割当
ITリソース割当
オープン・スタンダードとOSSで実現するオープン・クラウド
§ オープン・スタンダードなテクノロジーとOSSにより、様々なクラウド環境間の相互運⽤用性を確保し、
⻑⾧長期投資を保護する柔軟なマルチ・クラウド環境の実現を可能にします
ワークフロー
サービスカタログ
サービス・ポータル
利利⽤用者管理理
サービスデスク
スケジュール管理理
ITリソース管理理
TOSCA
災害対策
資源拡張
W/L分散
統合運⽤用
プライベート・クラウド
パブリック・クラウド
DBサーバー
ファイルサーバー
Webサーバー
企業ポータルソリューション
KVS DNSサーバー
LDAPサーバー
運⽤用監視
APサーバー
Big Data
メールサーバー
情報分析(BI)
Webアプリケーション
Ruby on Rails
勤怠⼈人事管理理
ERP
利利⽤用者
管理理者
IaaSPaaSSaaS
顧客管理理
DaaS
仮想デスクトップ
VERDE
標
準
ク
ラ
ウ
ド
ア
ー
キ
テ
ク
チ
ー
プロビジョニングの指⽰示
SmarterCloud Orchestrator
SmarterCloud Entry
SmarterCloud Control Desk
SmarterCloud Provisioning
OpenFlow
2013年6月18日現在対応するハイパーバイザーは、それぞれ次の通りです。その他のハイパーバイザーも順次対応予定です。
SmarterCloud Entry: KVM,VMware,Hyper-V
SmarterCloud Provisioning, SmarterCloud Orchestrator: Amazon EC2,KVM,VMware
- 33. © 2013 IBM Corporation33
仮想マシンのデプロイ
仮想マシンの削除
⾃自動化ツール
(プロビジョニング)
ITリソース割当
サービス・ポータル
プライベート・クラウド
ファイルサーバー
Webサーバー
企業ポータルソリューション
APサーバー メールサーバー
利利⽤用者
管理理者
IaaSPaaSSaaSDaaS
標
準
ク
ラ
ウ
ド
ア
ー
キ
テ
ク
チ
ー
適⽤用パターン[1] 社内サービス提供基盤の簡易易クラウド化
§ 社内で提供する情報提供⽤用ポータル・サイトや、プロジェクトで使⽤用するファイル
・サーバー、組織内の情報共有システムが稼働するサーバーを簡易易クラウド化する
OpenFlow
- 34. © 2013 IBM Corporation34
適⽤用パターン[1] 社内サービス提供基盤の簡易易クラウド化
§ 社内で提供する情報提供⽤用ポータル・サイトや、プロジェクトで使⽤用するファイル
・サーバー、組織内の情報共有システムが稼働するサーバーを簡易易クラウド化する
• 対象業務: 社内で利利⽤用するポータル・サイト、ファイル・サーバー、情報共有システム
• 実装環境: 簡易易ポータル機能を備えたx86サーバー仮想化環境
• ユーザー: プロジェクトやタスクに合わせて迅速に基盤確保が可能に
• IT部⾨門: クラウド基盤運⽤用によるクラウド・ノウハウ蓄積、OSS技術の習得
• 実装例例: Red Hat OpenStackやRHEVでポータル・サイトを構成
簡易易ポータル・サイト・イメージ
- 35. © 2013 IBM Corporation35
仮想マシンのデプロイ
仮想マシンの削除
⾃自動化ツール
(プロビジョニング)
IP/ホスト名の⾃自動割当
ITリソース割当
サービス・ポータル
災害対策
プライベート・クラウド
パブリック・クラウド
DBサーバー
情報分析(BI)
Webアプリケーション
Ruby on Rails
勤怠⼈人事管理理
ERP
利利⽤用者
管理理者
IaaSPaaSSaaS
顧客管理理
DaaS
標
準
ク
ラ
ウ
ド
ア
ー
キ
テ
ク
チ
ー
SmarterCloud Entry
適⽤用パターン[2] 災害対策環境をオープンなクラウドで構築
§ 各種サービス基盤で稼働するサーバーの災害対策環境を、オープンな技術で実
装されたパブリック・クラウド上に構築する
OpenFlow
- 36. © 2013 IBM Corporation36
適⽤用パターン[2] 災害対策環境をオープンなクラウドで構築
§ 各種サービス基盤で稼働するサーバーの災害対策環境を、オープンな技術で実
装されたパブリック・クラウド上に構築する
• 対象業務: 社内外で使⽤用する各種サービス基盤
• 実装環境: オープンな技術で実装されたパブリック・クラウド
• ユーザー: 災害発⽣生時のシステムの復復旧速度度改善による迅速な業務再開
• IT部⾨門: オンプレミス環境とパブリック・クラウドの統合運⽤用による、マルチ・
クラウド運⽤用ノウハウの蓄積。マルチ・クラウド最適化の実現策
• 実装例例: HAクラスタリング・ソフトを組み合わせクラウド上に災害対策環境を構成
- 37. © 2013 IBM Corporation37
仮想マシンのデプロイ
仮想マシンの削除
⾃自動化ツール
(プロビジョニング)
IP/ホスト名の⾃自動割当
ITリソース割当
ワークフロー
サービスカタログ
サービス・ポータル
利利⽤用者管理理
サービスデスク
スケジュール管理理
ITリソース管理理
TOSCA
資源拡張
W/L分散
統合運⽤用
プライベート・クラウド
パブリック・クラウド
DBサーバー
ファイルサーバー
Webサーバー
企業ポータルソリューション
KVS DNSサーバー
LDAPサーバー
運⽤用監視
APサーバー
Big Data
メールサーバー
情報分析(BI)
Webアプリケーション
Ruby on Rails
勤怠⼈人事管理理
ERP
利利⽤用者
管理理者
IaaSPaaSSaaS
顧客管理理
DaaS
仮想デスクトップ
VERDE
標
準
ク
ラ
ウ
ド
ア
ー
キ
テ
ク
チ
ー
プロビジョニングの指⽰示
SmarterCloud Orchestrator
適⽤用パターン[3] OSSベースのアプリ⾃自動構成クラウド環境
§ OSSを検討している業務サーバーの稼働環境として、TOSCA等のサービス・パ
ターンや、Chefなどの⾃自動化ツールによるアプリケーション⾃自動構成環境をク
ラウド上に構築する
OpenFlow
- 38. © 2013 IBM Corporation38
適⽤用パターン[3] OSSベースのアプリ⾃自動構成クラウド環境
§ OSSを検討している業務サーバーの稼働環境として、TOSCA等のサービス・パ
ターンや、Chefなどの⾃自動化ツールによるアプリケーション⾃自動構成環境をク
ラウド上に構築する
• 対象業務: OSSの採⽤用を検討している各種サービス基盤
• 実装環境: アプリケーション⾃自動構成ツールをクラウド上に構成
• ユーザー: 必要なときにサービスやアプリケーションを迅速に利利⽤用可能
• IT部⾨門: サービス・パターンやアプリケーション⾃自動導⼊入スクリプトの開発、運
⽤用による、SaaS/PaaSノウハウの蓄積。相互接続性の⾼高いビジネス基盤の実現策
• 実装例例: TOSCAやChefのパターン/Cookbookを適⽤用可能なクラウド環境を構成
http://community.opscode.com/
マーケット・プレイス・
ポータル・サイト
仮想システム
パターンの入手
ChefのCookbook
の入手
- 40. © 2013 IBM Corporation40
© IBM Corporation 2013. All Rights Reserved.
ワークショップ、セッション、および資料料は、IBMまたはセッション発表者によって準備され、それぞれ独⾃自の⾒見見解を反映したものです。それらは情報
提供の⽬目的のみで提供されており、いかなる参加者に対しても法律律的またはその他の指導や助⾔言を意図したものではなく、またそのような結果を⽣生むも
のでもありません。本プレゼンテーションに含まれている情報については、完全性と正確性を帰するよう努⼒力力しましたが、「現状のまま」提供され、明
⽰示または暗⽰示にかかわらずいかなる保証も伴わないものとします。本プレゼンテーションまたはその他の資料料の使⽤用によって、あるいはその他の関連に
よって、いかなる損害が⽣生じた場合も、IBMは責任を負わないものとします。 本プレゼンテーションに含まれている内容は、IBMまたはそのサプライ
ヤーやライセンス交付者からいかなる保証または表明を引きだすことを意図したものでも、IBMソフトウェアの使⽤用を規定する適⽤用ライセンス契約の条
項を変更更することを意図したものでもなく、またそのような結果を⽣生むものでもありません。
本プレゼンテーションでIBM製品、プログラム、またはサービスに⾔言及していても、IBMが営業活動を⾏行行っているすべての国でそれらが使⽤用可能である
ことを暗⽰示するものではありません。本プレゼンテーションで⾔言及している製品リリース⽇日付や製品機能は、市場機会またはその他の要因に基づいて
IBM独⾃自の決定権をもっていつでも変更更できるものとし、いかなる⽅方法においても将来の製品または機能が使⽤用可能になると確約することを意図したも
のではありません。本資料料に含まれている内容は、参加者が開始する活動によって特定の販売、売上⾼高の向上、またはその他の結果が⽣生カると述べる、
または暗⽰示することを意図したものでも、またそのような結果を⽣生むものでもありません。
パフォーマンスは、管理理された環境において標準的なIBMベンチマークを使⽤用した測定と予測に基づいています。ユーザーが経験する実際のスループッ
トやパフォーマンスは、ユーザーのジョブ・ストリームにおけるマルチプログラミングの量量、⼊入出⼒力力構成、ストレージ構成、および処理理されるワーク
ロードなどの考慮事項を含む、数多くの要因に応じて変化します。したがって、個々のユーザーがここで述べられているものと同様の結果を得られると
確約するものではありません。
記述されているすべてのお客様事例例は、それらのお客様がどのようにIBM製品を使⽤用したか、またそれらのお客様が達成した結果の実例例として⽰示された
ものです。実際の環境コストおよびパフォーマンス特性は、お客様ごとに異異なる場合があります。
IBM、IBM ロゴ、ibm.com、AIX、iDataPlex、Flex System、Flex System Manager、PowerVM、pSeriesよびxSeriesは、世界の多くの国で登録さ
れたInternational Business Machines Corporation の商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があり
ます。現時点でのIBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。
IntelおよびXeonは、Intel Corporationまたは⼦子会社の⽶米国およびその他の国における商標または登録商標です。
Windowsは、Microsoft Corporationの⽶米国およびその他の国における商標です。
Linuxは、Linus Torvaldsの⽶米国およびその他の国における登録商標です。
他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。
現時点での IBM の商標リストについては、www.ibm.com/legal/copytrade.shtmlをご覧ください。