150716 地域向けセミナー acp　配布資料　

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『生き方』,『逝き方』を考える
～アドバンス・ケア・プランニング～
2015/07/16
桜新町アーバンクリニック五味一英
kazuhidegomi@sakura-urban.jp

きょうは
 現場で患者・家族の意思決定に関わっている方々
が集まりました！！
医師，歯科医師，看護師，薬剤師，
MSW，ケアマネージャー，ヘルパー…
と職種は様々！
病院，施設，在宅と働く場所も様々です！
2

はじめに
 今回もワークショップを中心に皆で対話を楽
しみます．
すっきりした結論はでません！
もやもやしたまま帰ってください！！
“参加して良かったぁ” と思えるように
こちらも努力します．
3

本日の流れ
18:30- はじめに
18:40- カフェ型トークをしよう！
－ワールドカフェ
トークテーマは『○○○○』
途中，休憩あり
20:10- まとめの話
20:25- 質疑応答
20:30 終了
4

ご存知ですか？？
5
エンディング
ノート
事前指示書
リビング
ウィル
終活

しかし，現状は…
6
人生の最終段階における医療に関する意識調査（平成25年）

あなた自身のこととして，
家族として，
避けては通れない話．
 きょうは，皆が“自分のこと”として考える機会
を用意してみました．
7

グループワーク
 今回，
ワールドカフェ
という方法で話し合い(対話)をすすめます．
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知的刺激を得たい
新しい視点を得たい
対話を楽しみほかの人の意見を知りたい
違う分野・文化の人とつながりたい
正しい答えを知りたい
自分の意見を通したい
仕事に直結する人脈をつくりたい
自分の分野のつながりを深めたい

すすめかた
1セット目
12分
自由に席替え
2セット目
12分
自由に席替え
3セット目
12分
ふりかえりの時間
発表
9

ワールドカフェ
基本的なルールを知っておこう！
• 尊重と敬意を持って参加しよう！
• 非難や否定はしない！
• 1人が長時間話しすぎない！
（一つの発言は30秒以内）
• 思いついたことは，すぐ書きとめよう！
• 多くの人と会話し，つながりを広げよう！
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トークテーマ
『不治の病を宣告されて，
あなたがやりたいこと』
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ふりかえり
対話の内容をふり返ってみましょう．
最後に各グループ2分ずつ発表をお願いします．
発表者を決めてください．
「答え」を出す必要はありません．
グループで出た内容を皆で共有しましょう．
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まとめ
 グループワークを通して，
・自分のこととして考えることができた．
・様々な価値観があることがわかった．
など，それぞれが感じることがあったでしょう．
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アドバンス・ケア・プランニング

歴史的変遷

現状
まだまだ，一般市民への啓蒙活動や，ACPを
サポートする体制は整っていない．
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時間経過でみると…

地域での関わりでみると…
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急性期
病院
訪問診療
地域心筋梗塞
くも膜下出血
心不全
COPD
がん認知症かぜ健康診断
予防接種
DNAR
アドバンス
ディレクティブ
病院医
アドバンス・ケア・
プランニング
救命救急
センター
診療所(外来)
プライマリケア医
在宅医
病棟看護師訪問看護師ヘルパー
ケアマネージャー
薬剤師
MSW

在宅での特徴
訪問を行っているすべての患者・家族が対象．
何らかの疾病を抱えており，介入の手がかり
がある．
外来に比べて時間をかけやすい．
定期的に，長期間に関わることができる．
患者の本音がでやすい．（ホームだから？）
⇔ 心を閉ざすことも容易．
家族と想いを共有しやすい．
多職種での情報収集・共有が可能．
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個人的に取り組んでいること
本人の想いや価値観を普段の会話の中から探る．
例えば，
（仏壇を見ながら）,（お盆の時期に）
「旦那さんは亡くなられてから随分経つんですか？」
－「そうね．もう10年になるかしら．」
「大病されたんですか？」
－「ある日，急に救急車で運ばれて3日後にはね．私もあんな風に苦しまずに
逝きたいわ．」
（食事の話題が出た際に），
－「もうこれ（饅頭）が食べられなくなったら死んだ方がましだわ．」
「何でそう思うんですか？」
－「前に入院して食べられない時ほど苦しいことはなかったから．」
「今後，もしそうしたことが起こったらと考えたことはありますか？」・・・
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個人的に取り組んでいること
聴いた内容はできるだけ記録に残す．
－その時，誰が同席していたか．どんな状況だったか．
病院受診/搬送の際にはその情報が引き継がれ
るように情報提供する．
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今後の課題と取り組み
 すべての人に考える機会をもってもらえるような場
を提供する．
→ 一般市民へのセミナーやパンフレットの作成
 侵襲的でないコミュニケーションを広く学ぶ必要性
がある．
→ ロールプレイを含む研修
 多職種間，他施設間での情報共有の方法を考える．
→ ACP手帳？情報提供書フォーム
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＜参考資料＞
 「国⽴⽴寿医療研究センター在宅医療連携部」HP
－人生の最終段階における医療にかかる相談員の研修会資料
http://www.ncgg.go.jp/zaitaku1/eol/kensyu/2014leader0
1_doc.html
 人生の最終段階における医療の決定プロセスに関するガイ
ドライン（厚生労働省）
 人生の最終段階における医療に関する意識調査報告書
（平成２６年３月終末期医療に関する意識調査等検討会）
24

アドバンス・ディレクティブ

書類があっても役立たない？

アドバンス・ケア・プランニングはなぜ必要か？

ACPの効用

今後のこといつ話し合うか？

概要

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