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DX in Education and Paradigm Shift

Japan Power of Humans Community #01 でお話しした内容です。

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DX in Education and Paradigm Shift

  1. 1. 教育現場のDXとパラダイムシフト 西端律子(畿央大学)
  2. 2. ◼ 畿央大学教育学部(奈良県) ◼教員養成:保育士、幼稚園教諭、小学校教 諭、養護教諭、特別支援学校教諭、 中・高「英語」 ◼担当科目: 教育方法・技術論、社会と情報、 スポーツ実習等 ◼ Microsoft MVP for Windows and Devices for IT Microsoft Windows Insider MVP ◼ 文部科学省中央教育審議会 情報ワーキンググループメンバー(元) 「教育の情報化の手引」制作委員(元)
  3. 3. 2 入学式の日の写真です。 さて、何が並んでいるでしょう?
  4. 4. 3ノートPCが550台!総額……
  5. 5. 4Windows端末を卒業まで貸与 ⚫ 1学年550人すべてに入学から卒業まで貸与 ◼ 2014年度…Surface Pro2 ◼ 2015年度…Surface Pro3 ◼ 2016年度…Surface3 ◼ 2017年度…Surface Pro4 ◼ 2018年度以降 LIFEBOOK ⚫Cooperate Owned Personally Enabled ◼ 「組織」の所有だが、個人利用も可能 ◼ 自宅への持ち帰り、クラブ等での活用もOK ◼ 卒業後は、一定の条件のもと、「自分のもの」となる ◼ M365(当時はO365)の包括契約
  6. 6. 5導入当初 まるで幕の内弁当のような…
  7. 7. 6 初期設定は各自で! まずは履修登録から。
  8. 8. 7ゲスト講師に来ていただきました!
  9. 9. 8 小学校での授業を意識して、 アプリを使った「空書き」
  10. 10. 9 授業のノートテイクも WordやOneNoteで。 OneDriveでいつでも参照可。
  11. 11. 10学食の昼休みの風景。 隙間時間で課題ができる。
  12. 12. 11本日の内容 ⚫ 大学の現況 ◼ いろいろな「遠隔授業」 ◼ 教職員の変化、学生の変化 ⚫ 小学校の変化 ◼ 昨年度までのICT活用 ◼ GIGAスクール構想 ⚫ 「教育」のパラダイムシフト(=考え方が変わる)が進行中 【お断り】 大学は、設置主体、目的、地域、規 模などによって、状況が異なります。 小学校も同様です。 例1)弊学では~ 例2)教員養成系大学の多くは~ 例3)一般的に小学校では~ 提示資料には書き込んでいません ので、お聴き取りください。
  13. 13. 12大学における「遠隔授業」(1) ⚫ さまざまな大学のさまざまな判断 ◼ 学生の状況 • 自宅環境(端末、 ネットワーク環境、家族 等) • 生活(移動距離、アルバイト、生活リズム 等) ◼ 授業の方法 • リアルタイム(同期型) • オンデマンド(非同期型) ◼ 授業開始時期 • 4月当初から • 2か月一斉休講 遠隔 =対面ではない
  14. 14. 13大学における「遠隔授業」 (2) ⚫ さまざまな大学のさまざまな判断 ◼ 学生の状況 • 自宅環境(端末、 ネットワーク環境、家族 等) • 生活(移動距離、アルバイト等) 2時間、半径30Kmが通学圏内
  15. 15. 14大学における「遠隔授業」(3) ⚫ さまざまな大学のさまざまな判断 ◼ 授業の方法 • (A)リアルタイム(同期型) –Teams, Zoom, Webex 等 –授業の様子がそのまま配信 • (B)オンデマンド(非同期型) –Moodle, YouTube, 大学独自システム 等 –授業の様子が録画されたものを各自で視聴 –資料(文字、文字+解説音声=動画等)を各自でダウンロード –出欠替わりの課題が付与。 時間割通りに授業、PC越しに出席確認 必ずしも時間割通りではない、課題提出=出席
  16. 16. 15大学における「遠隔授業」(4) ⚫ さまざまな大学のさまざまな判断 ◼ 授業開始時期 • 4月当初から –「15回授業」への対応 • 2か月一斉休講 –学生の環境確認のため –授業準備に充てるため –非常勤講師の対応のため 当初予定で、前期は8月14日まで
  17. 17. 16畿央大学における「遠隔授業」(1) ⚫ 学生の状況 ◼ Windows端末は貸与済 ◼ ネットワーク環境の調査 • 自宅に回線がない、「パケ放題」契約ではない、実家は山間部… ⚫ 授業の方法 ◼ オンデマンド(大学独自システム、のちにYouTube 等) • 文字資料提示 • 映像(授業映像, 資料+読み上げ音声)提示←当初非推奨 ◼ リアルタイム(Teams等)←大人数講義等では今でも非推奨 ⚫ 授業開始時期 ◼ 4月当初から • 9月から実習を控えているため、後ろにずらせない ネットワーク環境に配慮
  18. 18. 17畿央大学における「遠隔授業」(2) ⚫ 授業支援システム(Open CEAS)におけるオンデマンド ◼ 資料の提示 ◼ 課題の付与 ×15週×履修科目数 実際の授業資料 ノートと同じ内容の音声を入れ、動画でも提示 とある2年生の時間割 1週間で90分×14コマ 1限 9:00~10:30 6限 18:00~19:30
  19. 19. 18畿央大学における「遠隔授業」(3) ⚫ 学生への対応 ◼ 「ネット環境整備奨学金」3万円×約2200名 ◼ 「特別奨学金」20万円×100名 ◼ 所蔵図書資料の郵送による貸し出し • 送料大学負担・返信自己負担 ⚫ 段階的な「制限」の解除 ◼ 当初、「授業支援システムを活用した文字資料のみ」が推奨 • 学生の環境が未整備 • 非常勤教員への対応 • PCを苦手とする教員のハードルを低く ◼ 6月後半からは、一定の配慮のもと、リアルタイムや映像を活用したオン デマンドも行われるように。 • 「文字だけではわかりにくい」という学生の声 • 他大学の様子も聞いて…
  20. 20. 19受講生の意見(1) ⚫ 2年生「教育方法技術論」180人・教員免許必修 ◼ 記名によるアンケート ◼ 5月実施(授業は3回終了) いつ授業を受けている? 人数(人) 時間割通り 6 授業のある日の日が変わるまで 57 課題の締め切り間際 27 自分の予定次第で特に決まっていない 90 動画資料がいい? 人数(人) たとえ通信料が増えても、動画を視聴す る遠隔授業がよい 100 通信料が増えるなら、動画を視聴しない 現在の形の遠隔授業でよい 51 通信料に関係なく、動画を視聴しない現 在の形の遠隔授業でよい 29 リアルタイムがいい? 人数(人) たとえ通信料が増えても、コミュニケーション を取りながら進める遠隔授業がよい 60 通信料が増えるなら、コミュニケーションをと らない現在の形の遠隔授業でよい 57 通信料に関係なく、コミュニケーションをとら ない現在の形の遠隔授業でよい 63 ・1か月で学生の生活が変わった。 ・動画資料の希望者はほぼ半数だが、不要 と考える学生が一定数いる。 ・リアルタイムについては考えが分かれる。
  21. 21. 20受講生の意見(2) ⚫ 困っていること上位3つ(選択肢・複数回答可) ◼ 先生に質問や相談ができない/しにくい ◼ 友達に相談できない/しにくい ◼ 集中できる環境がない ◼ その他…プリンタがない、ネットワークが弱い ⚫ よかったこと上位3つ(選択肢・複数回答可) ◼ 自分のペース(時間帯や場所)で、学習したいときに学習することができる ◼ 90分ずっとその場にいなくともよい。トイレに自由に立てたり、集中できなけ ればやめることもできる ◼ 資料が残っているので、復習できる ◼ その他 • 人混みやコミュニケーションが苦手 • 黒板の字が読みにくい • 黒板を写したり、考えたりするのに時間がかかる 遠隔の方がありがたい 大学に対応を要請
  22. 22. 21受講生の意見(3) 7% 21% 42% 30% どちらが学習を進めやすいか? 対面より遠隔 どちらかといえば対面より遠隔 どちらかといえば遠隔より対面 遠隔より対面 パラダイムシフト : 「本質は何か?」を考える
  23. 23. 22ゼミはTeamsで ⚫ ゼミ、研究室、ラボとも ◼ 1教員に1学年10人の学生が配属。2年間で卒業論文執筆。 ◼ ゼミ内ルール「発表や質疑応答の時はカメラオン、それ以外は自由」 • 回線への配慮 • 早めに終わり、私が一番先に抜けて、学生のみの歓談タイム • プライベートへの配慮 –慣れてからは不要。4年生がリード。 –趣味の紹介、あえて本棚やタペストリーの前から。 オンライン探し物競争 誰かがお題を言って、だれが一番 最初にカメラの前に持ってくるか? パラダイムシフト : その環境で楽しめることを考える
  24. 24. 23リアルタイム型遠隔授業のカメラ問題 ⚫ カメラをオンにしたくない学生 ◼ 名前と顔を知られたくない • LGBTQへの配慮 ◼ プライベートを見られたくない ◼ 家族がいるので、集中できない ◼ スクリーンショットが悪用された • 「ユニドル」の写真は売れる • 加工して、、、、 • それでなくともSNSに、、、、 ⚫ カメラをオンにしたい 教員 ◼ 出欠確認 ◼ 反応を見ながら進め たい ◼ 内職しているかも。。。 ◼ 寝ているかも。。。 変わらないと! プロなんだから。
  25. 25. 24畿央大学の教職員の変化 ⚫ 実技系の科目担当教員 ◼ 実技系科目はできない→どうすればできる?という相談 ◼ 何を教えるべきか→何を学生に身につけさせるべきか • 音楽:鍵盤アプリでピアノを代用し、演奏の映像を提出 • 図工:作る過程の映像と作品の画像を提出 • 教育実習指導:模擬授業の映像を提出 ⚫ 教員採用試験担当の職員 ◼ 遠隔ではできない→やらないよりましかも? ◼ Teamsを利用し、面接対策→遠隔でも伝えられることがある ◼ 7月から一部対面も再開したが、コロナ禍もあり、学生の参加は多くはな い。 パラダイムシフト : 思い込みからの脱却
  26. 26. 25ここでいったん質問タイム!
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  28. 28. 27
  29. 29. 28
  30. 30. 29小学校に押し寄せるDXの波(1) ⚫ DX=「教育の情報化」「ICT活用」 ⚫ 小学校における教育内容 ◼ 文部科学省が「学習指導要領」で示す ◼ 検定教科書を利用するのである程度一定 ◼ 「学習指導要領」は約10年に1度改訂 ⚫ 小学校における教育方法 ◼ 代表的な指導方法はあるが、決まってはいない ◼ 「学習環境」(教室にあるもの)が異なるから
  31. 31. 30文部科学省教育の情報化の実態等に 関する調査結果(1) https://www.mext.go.jp/content/20191224-mxt_jogai01-100013287_048.pdf 普通教室のLAN整備率 実線:無線 点線:無線+有線 教育用コンピュータ1台当たりの 児童生徒数
  32. 32. 31文部科学省教育の情報化の実態等に 関する調査結果(2) https://www.mext.go.jp/content/20191224-mxt_jogai01-100013287_048.pdf
  33. 33. 32文部科学省教育の情報化の実態等に 関する調査結果(3) https://www.mext.go.jp/content/20191224-mxt_jogai01-100013287_048.pdf
  34. 34. 33小学校に押し寄せるDXの波(2) ⚫ 「教育の情報化」に関する基盤整備が全国統一ではない ◼ 自治体により、地方交付金の用途が異なるため ⚫ 「GIGAスクール構想」(令和元年/2019年12月) ◼ GIGA = Global and Innovation Gateway for All ◼ 1人1台端末環境は、もはや令和の時代における学校の「スタンダード」 ◼ 児童生徒向けの1人1台端末と、高速大容量の通信ネットワークを一体 的に整備 ◼ 1台当たり4.5万円を補助。令和5年度までに、小中全学年で達成
  35. 35. 34小学校のオンライン授業(1) ⚫ 2020年3月:全国すべての小中高校と特別支援学校について、 3月2日から春休みに入るまで臨時休校 ⚫ 学びを止めないための模索が開始 ◼ 端末、ネットワーク環境の整備、アカウントの配付 ◼ 著作権、情報セキュリティ、個人情報などの諸問題 ⚫ 2020年4月以降 ◼ 担任によるプリント配付、宿題回収で乗り切ったところ ◼ 各家庭の環境も活用し、「オンライン教育」に取り組んだところ ◼ 中学校、高等学校では授業支援システムを活用したところも
  36. 36. 35小学校のオンライン授業(2) ⚫ 各自治体の判断で学校再開←イマココ ◼ 授業時数確保のため夏休みが後ろ倒しに ◼ 学校現場のスタンスが分かれつつ、、、 ⚫ コロナ前の「伝統的な環境」に! ◼ オンライン授業はあくまで「対 面授業の代用」 ◼ 授業を元に戻すことが大事 ◼ 子どもたちの心身の健康を取 り戻すことが最優先 ⚫ GIGAスクールで環境整備を! ◼ 第2波がくるかもしれない ◼ 今、整備しておかないと、次の予 算がいつになるか ◼ 一人1台端末で、できることが増 えるのでは? ◼ オンラインの良さがあるのでは? パラダイムシフト : 環境そのものを変えていく
  37. 37. 36 徳島県板野郡上板町高志小学校 対面授業が再開しても、一人1台端末環境で学習 端末は「ICT活用モデル校」整備 当方が大阪から遠隔で「指導・助言」
  38. 38. 37奈良県の場合 ⚫ ICT活用が非常に遅れていたが、数年前から積極的に ◼ 現職教員の研修制度の拡充(奈良エヴァンジェリスト講習) ◼ 小学校でのプログラミング教育支援 ◼ Adobe Creative Cloudの包括契約 ◼ M365およびGoogle for Educationアカウントの配付 ◼ 校務(学校事務)支援システムの一斉導入 ◼ GIGAスクールによる奈良県域での端末一括整備 • 小、中、高校、特別支援学校合わせて93,000台強 • Chromebook(96.3%), iPad(3.7%) • 早いところは7月下旬、遅くとも11月末まで http://www.e-net.nara.jp/kenkyo/index.cfm/27,2191,109,html
  39. 39. 38教育現場で必要な「次世代」視点 目の前の「子ど も」を育てる 「子ども」がさら に次世代の「子ど も」を育てる パラダイムシフト : 先を見通す(俯瞰)力
  40. 40. 39パラダイムシフトのために 思い込みから の脱却 環境そのものを 変えていく その環境で 楽しめることを 考える 先を見通す (俯瞰)力 IT
  41. 41. IT技術×人間力=無限大(∞) 次世代につながる 子どもを育てる力 教員 保護者 地域の一員

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