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= 検証された価値を実現するための⼿段の検討
How
アーキテクチャの設計
プロセスのフレームを決める
リリースプランニング
インセプションデッキ
価値の実現⽅式の設計と、What(機能開発)をレディに
するための諸活動。
(いわゆる「イテレーションゼロ」と呼ばれることも)
初期のモデリング
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How to What
Howレベルで⽅針が変わると、Whatへの影響は⼤きい
逆にWhatのやり⽅を変えるためにはHowから考え直す
例えば、スマホアプリをWeb Viewで作ってきたけども
ある体験を実現する必要が分かり、ネイティブでの開発
(新しいHow)が必要になった、など。
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Why to How to What
なので、Whyが変わると影響はさらに⼤きい。
新たなWhyを実現するためのHowの設計。Whatの⾒直し。
リーンスタートアップで
「ピボット」と呼ばれる
レベルの転換。
価値仮説(Why)が変わるの
だから場合によっては事業や
サービスががらっと変わる
レベル。
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[補⾜] WhatからWhyを問い直す
機能開発(What)の活動の結果、MVPがつくりだされる。
(MVP=実⽤的で最⼩限の範囲のプロダクト)
MVPでの検証の⽬的は、その結果から価値仮説(Why)を
問い直すことである。後に残していたソフトウェアによる
最もリアルな検証にあたる。
MVP
MVPによる検証
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Why と How と Whatの重なりをつくる
そうなんだけど、Whyフェーズ、Howフェーズ、
Whatフェーズとかいう考えで切っちゃうと⼤事な観点が
抜けちゃうんだ。それは、
「ソフトウェアとは少しずつ形になる中で、
どうあるべきかが分かったり、発⾒があったりするもの」
ということだ。なので、3つのレイヤーを分断するのでは
なく、如何に重なりをつくるかが⼤事なんだ。
なるほど〜。Why→How→Whatで
活動を進めていけばいいのね。
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What over How over Why
インセプション
デッキ
ユーザーストーリー
マッピング
PO ☓ 開発者 による「プロトタイピング」
PO ☓ 開発チーム で「ユーザーストーリーマッピング」
PO ☓ 開発チームで「インセプションデッキ」
(プロダクトオーナー)
仮説検証段階で
仮説検証段階で
設計、プロセス段階で
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少しずつ練度を⾼めよう
① Why、How、What それぞれの段階の練度を⾼める
例えば開発にスクラムを導⼊しよう、⻑期にわたる検証を始める前に
DESIGN SPRINTを1週間やろう。
分けたり、重ねたり、ややこしい…。
そんなことできるのかな。
② Why、How、What の重なりをつくる
例えば開発を始める前にインセプションデッキでPOを巻き込む。
POが⼀⼈でプロダクトバックログを出すのではなく、⼀緒にストーリー
マッピングをやる。
③ Why、How、Whatの⾏き来を早める