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「標準的なバス情報フォーマット」相互運用性の向上に向けての勉強会

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「標準的なバス情報フォーマット」相互運用性の向上に向けての勉強会

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2017年9月27日に東大生産技術研究所で開催した表題勉強会の冒頭での趣旨説明資料。

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「標準的なバス情報フォーマット」相互運用性の向上に向けての勉強会

  1. 1. 「標準的なバス情報フォーマット」 相互運用性の向上に向けての 勉強会 東京大学 生産技術研究所 伊藤昌毅 2017年9月27日 東京大学 生産技術研究所
  2. 2. バス情報の効率的な収集・共有に向けた 検討会(2016年12月〜2017年3月) 総合政策局公共交通政策部交通計画課 外部委員 ◦ 伊藤昌毅 東京大学生産技術研究所(座長) ◦ ー川雄一 株式会社構造計画研究所 ◦ 伊藤浩之 公共交通利用促進ネットワーク ◦ 井上佳国 ジョルダン株式会社 ◦ 遠藤治男 日本バス協会 ◦ 櫻井浩司 株式会社駅探 ◦ 篠原雄大 株式会社ナビタイムジャパン ◦ 丹賀浩太郎 株式会社工房 ◦ 別所正博 公共交通オープンデータ協議会 ◦ 山本直樹 株式会社ヴァル研究所
  3. 3. 2017年3月31日 「標準的なバス情報フォーマット」公開
  4. 4. 「標準的なバス情報フォーマット」いか がですか? キーワード: スモールスタート ◦ はじめから機能を詰め込まず、出来そうな範囲で始める 成功体験 ◦ バス事業者がデータを用意する→インターネットで検索される、という体験を出来るように 私の感じるインパクト ◦ 「国土交通省」の名前で公開することで強く広く認知された ◦ 交通事業者とコンテンツプロバイダとの役割分担を再定義した
  5. 5. 本日の議題: 相互運用性(Interoperability)の向上 システムやサービスを構成する部品同士が接続出来ること 今回は、フォーマットの詳細な解釈や運用上の制約などを関係者ですり合わせ、「標準的なバ ス情報フォーマット」に基づいたデータや、それを利用するシステムを、十分な互換性を持って 作成、開発出来ることを目指す 相互運用性の向上には継続的な努力が必要 ◦ 関連する技術の変化(通信プロトコル、汎用フォーマット、セキュリティなど) ◦ システム、ソフトウェアに求められる機能の変化、向上 ◦ 国際化の進展 ◦ など
  6. 6. 私の中にあるイメージ: インターネット黎明期のInterop 異なるベンダーによるさまざまなネット ワーク機器の相互接続性を検証する 場 ◦ IETFで標準化された同じプロトコルを実 装した機器どうしでも、うまくつながらな い場合が ◦ 接続を検証し、仕様と機器をブラッシュ アップ https://www.slideshare.net/InteropTokyo-ShowNet/shownet1994topology 1994年のShowNetのトポロジ図
  7. 7. 標準化・相互運用性向上は誰のため? バス事業者のため ◦ 少ないデータ整備の努力で多くの効果が得られる ◦ フォーマットを用いる各種サービスとの連携がしやすくなる コンテンツプロバイダのため ◦ データ整備コストの削減 ◦ 市場の拡大 ◦ 海外、サイネージ・チケットなど交通情報関連産業 バス利用者のため ◦ より多くの検索サービスでバスが検索出来る ◦ 複数の交通サービスを連携した利用が容易に 日本のため ◦ 日本企業が得意な分野で海外と共通の市場で戦える
  8. 8. 欧米における公共交通オープンデータ 交通事業者自らが提供 路線図、時刻表、リアルタイム車両位置情報などのデータの利用を開放 自由に使ってもらうことで、アプリの作成や工夫を凝らした印刷物などの情報提供を促進 アメリカ、ヨーロッパでは当たり前になりつつある
  9. 9. GTFSの国際動向 Googleの規格からコミュニティの規格へ 柔軟で解釈の幅のある規格により多くの交通事業者におけるデファクトスタンダードに ◦ 北米だけでなくヨーロッパ ◦ 先進国だけでなく発展途上国も GTFSのディレクトリサービス開発が活発化 ◦ TransitLand、TransitFeeds 量の追求から質の向上にシフトしつつあるか?
  10. 10. コミュニティによるメンテナンス Mapzenなど交通データを扱う企業によるコミュニティがGTFS仕様を管理 ◦ 現在の課題はデータの整備から品質の向上にあるように見える
  11. 11. MapzenがGTFSの品質に 関するレポートを発表 https://mapzen.com/blog/transitland-feed-reports/
  12. 12. 分散しているデータを集約しAPI提供な どを行うサービスが立ち上がる 世界のGTFSデータが集約されたリポジトリ ◦ 高度なAPIなどを提供 http://transitfeeds.com https://transit.land
  13. 13. 全国でGTFSによる公共交通データ公開の 取り組みが始まる 石石川川県県能能美美市市「「ののみみババスス」」 2017年1月からGTFS形式でオープン データ公開。Google Mapsから検索 も可能に。 福福岡岡県県新新宮宮町町 2016年末からGTFS形式でバス、 渡船のデータ整備。Google Mapsから検索を可能に。 山山梨梨県県 主要2事業者(山梨交通、富 士急行)及び一部のコミュニ ティバスデータを2017年2月 よりGTFS形式で公開。 静静岡岡県県島島田田市市・・焼焼津津市市 OpenTrans.itによって2016年から GTFS形式でデータ公開。Google Mapsから検索も可能に。 宇宇野野ババスス((岡岡山山)) フリーのダイヤ編成システム「その筋屋」を 利用し、GTFSデータとGTFS Realtimeデータ を公開。Google Mapsからリアルタイム位 置を加味した検索が可能に。 北北海海道道室室蘭蘭市市 独自形式で公開していたオープンデー タをCode forがGTFS化、公式にも反映。
  14. 14. 2017年度「標準的なバス情報フォーマット」普及 のための行脚 福福井井県県 アーバンデータチャレンジの 一環で県内データの整備を 目指す。 岡岡山山県県 7月8日に岡山行政法実務研 究会+地域公共交通総合研 究所のセミナーで講演。 青青森森県県 2017年7月11日に地元行政、 バス事業者を招いた勉強会 を開催。 群群馬馬県県 県が中心となって県内バスデータ のオープンデータ化を目指す。8 月10日に訪問し講演。 香香川川県県 アーバンデータチャレンジの一環で交通データ オープンデータ化を目指す。10月7日講演。 富富山山県県 県が中心となりデータの整 備を目指している。9月30日 高岡市にて講演予定。 三三重重県県 伊藤浩之氏のサポートで データ整備が活発化。 千千葉葉県県柏柏市市 市内コミュニティバスのデー タ整備を東大にて開始。
  15. 15. 2017年7月11日: 青森県における 「GTFS・オープンデータ勉強会」 オープンデータの概要に関する講演とデータ整備の実習を実施 地元バス事業者、自治体などから20名以上の参加者
  16. 16. 「その筋屋」勉強会実施 無償で提供されるダイヤ編成システム ◦ 2017年8月23日(水)にその筋屋勉強会を実施
  17. 17. 地方公共交通事業者にとっての オープンデータの意義 東京のIT企業へデータを献上 データ整備によって、地域が主導権を握ってより良い交通を作る基盤を実現 地域の交通にとってのメリット ◦ データの一括集中管理による業務コストの削減 ◦ サイネージ、独自のチラシなどの実現 ◦ 公共交通サービスの実態把握と分析 ◦ 乗換案内アクセスログの活用した交通需要の把握 ◦ 交通サービスの高度化の実現 ◦ 需要変動に密着した頻繁なダイヤ改正 ◦ バスロケーションシステムの導入

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