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公共交通オープンデータの推進から考える
データ駆動型社会への道
東京大学 生産技術研究所
伊藤昌毅
情報処理学会 連続セミナー2020
「人間中心社会を支える情報技術の新潮流」
2020年10月13日
伊藤 昌毅
• 東京大学 生産技術研究所 特任講師
– ユビキタスコンピューティング
– 交通情報学
• 経歴
– 静岡県掛川市出身
– 2002 慶應義塾大学 環境情報学部卒
– 2009 博士(政策・メディア) 指導教員: 慶應義塾大学 徳田英幸教授
– 2008-2010 慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 特別研究助教
– 2010-2013 鳥取大学 大学院工学研究科 助教
– 2013-2019 東京大学 生産技術研究所 助教
– 2019- 現職
• 委員(国土交通省)
– バス情報の効率的な収集・共有に向けた検討会 座長
– 公共交通分野におけるオープンデータ推進に関する検討会 委員
– MaaS関連データ検討会 委員
– 交通政策基本研究小委員会 委員 他
• 委員(その他)
– 経済産業省 官民データの相互運用性実現に向けた検討会 座長
– 沖縄 観光2次交通の利便性向上に向けた検討委員会 委員長 他
2
これまでの興味や研究分野
慶應義塾大学 徳田研究室
学生・特別研究助教
2000 2010
鳥取大学 大学院
工学研究科 助教
東京大学 生産技術研究所
瀬崎研究室 助教
大口研究室
特任講師
2013 2019
ユビキタスコンピューティング(IoT) 計算機やセンサの遍在環境
交通計画学
交通工学
空間情報・地図情報
公共交通のIT化・地域交通
ITS・交通制御
Human-Computer Interaction (HCI) ・社会におけるコンピュータの受容
環境センシング 人流センシング
コンピュータによって人・社会・空間を
どのように変えられるか
• ITと縁が遠そうな路線バス、地域公共交通のオープンデータ化
が進行中
公共交通とデータ
公共交通の裾野の広がり
新幹線
都市間鉄道
都市内・地域鉄道
都市間バス
路線バス・コミュニティバス
スピード、運賃、
1便当たり旅客数
デジタルデータがすでに存在
(経路検索など)
データが無く、検索も出来ない
9
標準的なバス情報フォーマットのオープンデータ整備が進行中
路線 時刻 運賃
「標準的なバス情報フォーマット」(世界標準のGTFS互換)でデータ整備
リアルタイム
乗換案内・MaaS サイネージ・印刷物等 交通分析・計画
バス業界において「標準化」「オープン化」が同時に進行中
• x
11
2018年11月:30
2019年2月:90 2019年7月:126
0
50
100
150
200
250
300
17年7月
17年10月
18年1月
18年4月
18年7月
18年10月
19年1月
19年4月
19年7月
19年10月
20年1月
20年4月
20年7月
件数
2018年7月:23
• Webページからデータを誰でもダウンロード出来るように
オープンデータとして自社などのWebページで公開
• 便ごとのバス停通過時刻、緯度経
度情報などをリアルタイム公開
• 混雑情報も追記可能
– 2020年7月より宇野バスが対応
• Protocol Buffer形式
GTFSリアルタイム(バスロケ)提供も増加中(28事業者)
• 公共交通オープンデータ協議会(坂村健会長)
による取り組み
– 公共交通オープンデータセンター
• 都バスは、Google Mapsでバスロケを考慮し
た検索が可能に
2020年: 都バス・横浜市営バスの
GTFS-JP・GTFSリアルタイムデータ公開
2019年3月
事業者 配信元 ベンダー
Vehicle
Position
Trip
Update
Alert ライセンス
宇野バス 配信元 その筋屋 ○ ○ ○ CC BY 4.0
両備バス・
岡電バス 配信元 Bus-Vison(リオス) ○ ○ CC BY 4.0
和歌山バス 配信元 Bus-Vison(リオス) ○ ○ CC BY 4.0
佐賀市交通局 配信元 ○ ○ ○ CC BY 4.0
富山県全事業
者
配信元 VISH(ヴァル研究所) ○ ○ ○ CC 0
オープンデータとして提供されている
GTFSリアルタイムデータの例
※ 都バス、横浜市営バスなどは再配布が出来ず、アーカイブしたデータを共有出来ない
16
• 路線バス事業者: 全体の約2割
– 一部地域で民間・公営事業者を含めたGTFSオープンデータ整備が進む
• 北海道、青森、群馬、富山、山梨、和歌山、岡山、佐賀、熊本、沖縄など
• 計画中の事業者も少なくない
– 一部の大規模事業者は自前データ作成、Google提供(有償含む)
– 様子見の事業者も多く、大都市部は進まず
• コミュニティバス:全体の約2割
– 県や市の事業でデータ整備推進
• 北海道、群馬、富山、静岡、愛知、岐阜、高知、福井、福岡、沖縄など
• 本年度事業で整備計画中の県も複数あり
– 地域的な偏りも大きいが格差は埋まりつつある
GTFSデータ整備状況: 273事業者の内訳
地方でも都市でも
公営でも民間でも
路線バスはオープンデータ化が
既定路線に
GTFS形式
• 世界で広く使われる形式
• 乗換案内に必要な情報(バス停・駅+路線+時刻表+運賃)をまとめて格納
したファイル形式
バス停/駅+路線 時刻 運賃
GTFS: Googleによるデファクト
スタンダードが出発点
• 2005年オレゴン州ポートラン
ドの公共交通事業者とGoogle
によりGTFSという標準規格が
作られた
– 2010年前後から米国で普及
– オープンデータとして公開
• 現在はGoogleの手を離れ、世
界中でデータが作られている
http://qiita.com/niyalist/items/5eef5f9fef7fa1dc6644
• 事業者データ
• バス停データ
• 路線データ
• 時刻表データ
• 路線図(緯度経度)データ
• など
GTFS-JPにはCSVファイル形式で以下の情報が格納
技術はそれほど新しくない
しかし現実的な解として世界に広まっている
RDB
1969年 CoddがRDBを提唱
1974年 SEQUEL言語(後の
SQL)開発
1987年 SQLがISO標準に
CSV形式
1972年のIBM Fortran がサ
ポート(Wikipedia)
2005年にRFC4180として成
文化
ASCIIコード
1963年にAmerican
Standards Association(ASA、
後のANSI)によって制定
リレーショナルデータベースとして解釈可能
• x
例: 本日 渋谷駅前 51番乗り場から発車するバス
• 例:SNSの「都バスは同時に何台走っている?」という問いに
すぐに答えられる
– Max 1141台, 都バスの保有台数は約1500台
SQLなので様々な角度からデータ取得が可能
https://twitter.com/niyalist/status/1295398917488574464
データ整備が実現した経緯 その1
乗換案内サービスで検索出来ますか?
NAVITIME
駅すぱあと 駅探 乗換案内 ジョルダン 乗換案内
Yahoo!乗換案内 Google Maps
Apple Maps
日本の公共交通データ流通の現状
JR 私鉄
交通新聞社 JTBパブリッシング
乗換案内サービス事業者
私鉄 バス バス バス
バスデータに関しては、集約して販売する
事業者がなく、乗換案内事業者それぞれが
独自で一社一社のデータを集めている
私鉄
地域の公共交通は乗換案内に出てこない
地域の公共交通は乗換案内に出てこない
データ整備にはコストが掛かるため
利用者数が少ない地域のバスにまで
手が回らない
交通事業者が自ら
標準形式のオープンデータを用意して
乗換案内に提供する
海外の事例: 交通事業者がオープンデータを提供
• 路線図、時刻表、リアルタイム車両位置情報などのデータの利用を開放
• 自由に使ってもらうことで、アプリの作成や工夫を凝らした印刷物などの情
報提供を促進
• アメリカ、ヨーロッパでは当たり前になりつつある
• 大企業、ベンチャー−企業、個人がアプリ開発
オープンデータから様々なアプリが開発される
• 県庁、市役所、地元IT企業等とGTFS、GTFSリア
ルタイムによるオープンデータ化を実現
– Google Mapsへ提供可能に
• アイデアソン、ハッカソンで地域でのデータ活用
を目指す
2014年〜 静岡県でコミュニティバスのオー
プンデータ化の取り組み
• 2015年末に記事公開
公共交通オープンデータの海外の状況を報告
• 交通の専門家は学会に結集している
• ならばそこに参加してオープンデータ
を訴える
学会発表を繰り返す
「交通ジオメディアサミット 〜 IT×公共交通
2020年とその先の未来を考える〜」 開催
• 2016年2月12日開催(東大駒場第2キャンパス コンベンションホール) 195人来場
• 産(現場寄り): JR東日本、バイタルリード(出雲市の交通コンサルタント)
• 産(IT寄り): ジョルダン、ナビタイム、ヴァル研究所(駅すぱあと)
• 官: 国土交通省、学: 東京大学(私)
• コミュニティ: Code for Japan、 路線図ドットコムなど
Impress Internet Watch 記事
バス情報の効率的な収集・共有に向けた
検討会(2016年12月〜2017年3月)
• 事務局: 総合政策局公共交通政策部交通計画課
• 外部委員
– 伊藤昌毅 東京大学生産技術研究所(座長)
– ー川雄一 株式会社構造計画研究所
– 伊藤浩之 公共交通利用促進ネットワーク
– 井上佳国 ジョルダン株式会社
– 遠藤治男 日本バス協会
– 櫻井浩司 株式会社駅探
– 篠原雄大 株式会社ナビタイムジャパン
– 丹賀浩太郎 株式会社工房
– 別所正博 公共交通オープンデータ協議会
– 山本直樹 株式会社ヴァル研究所
各社のエンジニアが集まった
ワーキンググループを開催
• 東大生産技術研究所に
各コンテンツプロバイ
ダのエンジニアなどが
集まり、バスデータの
フォーマットについて
集中討議
• データ項目のひとつひ
とつを徹底議論
2017年3月31日
「標準的なバス情報フォーマット」公開
• GTFSリアルタイムをベースにバスロ
ケデータの標準化にも対応
• GTFS-JPの改定作業
– 2年経って40項目以上の検討、見直し事項が蓄
積
• 国交省バス情報の静的・動的データ利
活用検討会
– バスロケ事業者も委員に
2019年3月 標準的なバス情報フォーマット 第2版
データ整備が実現した経緯 その2
データを作ればGoogle Mapsで検索可能に
• いつも使ってるスマホアプリから自然にバス
情報にアクセス可能
• 外国人も使っているアプリ
• 標準的なバス情報フォーマット
(GTFS-JP)データ整備に関わる有志
によるコミュニティ
– 2017年夏頃から、国交省検討会の関係者らを
中心に自然発生的に誕生
– 普及に関わるツール開発、勉強会やイベント
開催、関係者への働きかけなどを継続的に実
施
– チャットなどによる活発な情報交換
• 参加者
– 大学研究者
– 乗換案内サービスデータ整備担当
– バス事業者向けツール開発者
– 公共交通コンサルタント
– 交通事業者職員
– 自治体職員 等 20名程度
標準的なバス情報フォーマット広め隊
• 西沢ツール
– 西沢明氏開発
– 約40+自治体・事業者が利用
フリーのデータ作成ツール開発・提供・利用支援
• 見える化共通入力フォーマット
– 伊藤浩之氏開発
• 当初は三重県のプロジェクトで利用
– 約33自治体・事業者が利用
• 無償配布されているダイ
ヤ編集システム
• プロ向けシステムと同等
の機能を備え、バス事業
の運営に利用出来る
• GTFS/標準的なバス情報
フォーマット出力機能を
備える
– 42事業者がオープンデータ公
開
その筋屋
http://www.sinjidai.com/sujiya/
• 県や運輸局が実施する勉強会に講師として登壇
• 事業者や自治体にツール導入を指南
広め隊による講演会・講習会
• 2018年9月25日(火) 東大生研 コンベンションホールにて
230名超の参加者
– 東京2020交通の実務と学のトップ × Google 乗換案内トップ × 国内経路検索3
社経営陣と考える東京オリンピック・パラリンピックの交通情報のあり方
– 路線バスオープンデータの最新情報
第3回交通ジオメディアサミット
〜東京2020の交通をITで支えるために〜
• 2019年3月2日(土) 東大生研 にて
• https://geomedia2020.peatix.com
公共交通オープンデータ最前線 in
インターナショナルオープンデータデイ2019開催
• GTFSの標準化を進めている
MobilityData.orgと協業
– 日本にてミーティング開催
– 公式Webページの翻訳受託
国際連携
• 佐賀、富山、群馬、沖縄
• その他にも続々と・・・
県によるデータ整備事業
• 2019年夏開始
• 宮崎県串間市、やまさ海
運などのデータ支援など
をサポート
九州運輸局によるデータ整備支援事業
• 国土交通省海事局内航課に
より船舶向けデータフォー
マット(GTFS互換)が策定
– 受託 ジョルダン株式会社
標準的なフェリー・旅客船航路情報フォーマット
58
• 低予算でコミュニティ主体
– ツールやプラットフォームはコミュニティで開発
– 官民連携の新しいモデルになり得る動きではないか
• ITが得意ではないはずの業界が主体的に実行
– 地方や中小規模の公共交通事業者が積極的に取り組む
– 人材発掘。地域ごとにリーダーが生まれる状況
• 民間企業なのに「オープンデータ」が受け入れられる
– 商用利用も含め無償提供、用途に制限を設けない
– イノベーション促進などのために行政において官民データの活用が推進中
• 明確な利用シナリオ
– Google Mapsという確かなアウトプットからサイネージなどに発展
データ整備のこれまでの特徴
データ利用の広がり
• GoogleはGTFS形式によるオープン
データを推奨
– ほぼ選り好みせずデータを掲載
– 検索の統計情報も公開
• 乗換案内に掲載されていない自治
体やバス事業者が利用促進のため
にデータ整備
• 訪日外国人が利用するのはGoogle
Maps
Google Mapsへの掲載
「駅すぱあと/Yahoo!乗換案内」がオープン
データを採用
• オープンデータ化されたバスデータを経路探索に採用
https://ekiworld.net/personal/app/spec/info.html?style=pc
Moovitが日本のデータに対応
• イスラエルのベンチャー企業が開発するMoovitが山梨県GTFSを採用
サイネージでの活用
• 群馬県・富山県では2018年度整備したデータを活用しバスロ
ケーションシステムの整備を推進
– GTFSリアルタイムデータのオープン化にも取り組む
バスロケーションシステムの基礎データ
https://www.pref.gunma.jp/04/h21g_00088.htmlhttps://toyama.vtfm.jp
• 北海道十勝MaaS実証実験の
基盤データの一部はGTFS-JP
オープンデータ
• 小田急+VAL研究所のMaaS
プラットフォームに採用
MaaSの基盤データとして
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ss/stk/hokkaido-tokachi-maas.htm
https://www.slideshare.net/KenjiMorohoshi/20200128shikoku-gtfsjp
• Aa
市民発のアプリも登場
https://play.google.com/store/apps/details?id=work.momizi.unomap&hl=jahttps://sonohino-kibunshidai.org/aobus_now/
青バスなう! UnoMap
地域コミュニティが
データ活用
富山県資料
Code for Saga
• 東京都交通局のバス・地下鉄デー
タをAPIで提供した。 民間がデー
タを使って新しいサービスを展開
でき、スタートアップに繋がる可
能性。 また住民がテクノロジを
活用して社会や地域の課題を解決
するシビックテックの取り組みに
よりQoSを向上」 との言及
– 「ポスト・コロナを見据えた東京のDXの推
進に向けたオンラインシンポジウム」での
発言(2020年10月12日)
東京都小池知事も期待を表明
https://www.youtube.com/watch?v=R_-CQIiVwpc
1:14:50 頃〜
• 公共交通オープンデータの紹介
や、それを利用したプログラミ
ング方法を解説
– GTFSとODPTデータを紹介
– QGIS、SQL、Processing、Lineボット
などで活用
• 122ページの書籍を300部以上
販売
技術書展6で同人誌を販売
乗換案内のためのデータ作りから
交通事業者の主体的な活動へ
データが使われる姿が見えると事業者の意識が変わる
• お盆の日のみ走る臨時便を事
前に情報提供
• その日を設定した検索にだけ
案内される
• Google Mapsはデータを送信
してからほぼ48時間以内で更
新されるらしい
臨時便への対応
• バス乗り場の位置や名称
まで含んだ案内を実現
• 事業者が必要と思うレベ
ルの情報提供が可能
先進事例:
乗り場を含めたバス案内
先進事例(佐賀市営バス・祐徳バス):
正確な情報でバス→バスの乗換も安心
• 佐賀空港から「枝梅酒造」を検索
• バス停位置が正確だから「県庁前」での乗換も
不安なし!
• リアルタイムデータも掲載準備中
• バスロケやアラートを標準フォーマットで積極公開、利便性向上へ
GTFSリアルタイムで攻めの情報発信
• GTFSリアルタイム
– 信頼出来る情報源=バス会社が迅速に広
く情報提供する仕組み
– 路線、便などに紐付けた柔軟な情報発信
が可能
• アプリの対応が進む
– Google Maps: 対応
• 情報発信すれば即座に反映
– 「標準的なバス情報フォーマット」に組
み込まれたことで日本企業の対応も進行
中
災害時・緊急時の情報発信もオープンデータで
• アナログな現場オペレーションにGTFSだけを導入しても求めら
れる情報提供ができない
• 業務フロー全体を捉えたデジタル化を進めている
GTFS整備からバス事業のDX推進へ
(みちのりホールディングス)
【国土交通省主催】標準的なバス情報フォーマット/GTFSオンラインセミナー(2020年9月)
https://www.youtube.com/watch?v=vQV3kXBtAAs
プラットフォーム?
• 事業者のWebページにデータ公開
– Googleなどにもそこから提供
• 嶋田リスト
– 旭川高専 嶋田先生がメンテナンスしている
GTFSオープンデータのリスト
• URLが固定ならAPIとしてアクセス
出来るが、実状は運用次第
→けっこうこれでも十分?
ミニマム(現状): 事業者のWeb+リンク集
https://tshimada291.sakura.ne.jp/transport/gtfs-list.html
データポータルへの挑戦
ジョルダン 公共交通オープンデータセンター
Okinawa Transit Tourism
OpenData Platform
https://www.ottop.databed.orghttps://ckan.odpt.org/https://www.ptd-hs.jp
• xx
世界的に稼働しているデータポータル
http://transit.land http://transitfeeds.com
• 散逸構造論をベースにコミュニティの
成り立ちを説く考え方
– 熱力学的に平衡でない状態から自己組織
化で構造ができる
• 構成員(今回の例ならバス事業者)か
ら生まれた熱気が対流を起こし、やが
て構造化されていく
• データが社会の実際の活動から生み出
されている以上、まずはデータ整備、
流通への熱気がそこから生まれること
が大事
お味噌汁理論: 流れが先で構造が後
藤井靖史氏(CODE for AIZU)
http://www.civicwave.jp/archives/52126065.html
データが社会そのものと結びついている以上
プラットフォームは
先に固定的にあるべきものではない
GoogleがあってWebが生まれたわけではない
Webの熱気の中からGoogleも生まれた
公共交通における
データ駆動型社会への道は
どうしたら開けるか
• 地域公共交通活性化再生法(2007年
制定)により、行政が主導して地域
公共交通を計画、実現する枠組みが
明確化。
• 特徴(伊藤の理解)
– 地域のことは地域(事業者、住民、行政な
ど)で
– 全体をネットワークで考える
– やる気のある地域を金や制度でサポート
– まちづくりとの連携
背景: 行政の役割の高まり
• 2020年法改正
で示された方針
• 地域に「デー
タ」という武器
を
https://www.mlit.go.jp/common/001352013.pdf
データの流れからみたバス事業
公共交通
事業者
運輸局
(国)
利用者
自治体
アプリ
事業者
標準化+オープン化
許認可・申請
紙ベース
情報提供の義務は無い
許認可権限
形式的な要件は確認はするが
地域の状況を踏まえた判断はしない
自治体が地域の交通をデザイン
することが法的に求められている
ダイヤ改正・臨時便
路線やバス停の新設・廃止
新規参入・撤退
この体制のままよりよい交通は作れるのか?
利用の実態は
自治体に届かない
• 利用者
– スマートフォン活用にシフト、スマホで公共交通がより便利に
• 公共交通事業者
– アナログな業務を多く残す(ダイヤ作成なども一部はアナログ)
– デジタル機器が連携せずに導入されている状況
• 国(運輸局)
– 公共交通事業者からの許認可や届け出を受ける立場
– ほぼ全てが紙の束+ハンコ
• 自治体
– 地域の公共交通をデザインする役割を求められるように
– ITの専門家も、交通の専門家も不足
公共交通データ活用の現状
運輸局への紙による膨大な申請・届出業務
バス会社(永井運輸@前橋) 関東運輸局
太田恒平, 水野羊平, 三浦公貴, 伊藤昌毅, "GTFS-JPデータを用いた乗合
バス事業の電子申請に向けた基礎検討 ~帳票地獄からの脱却による働き
方改革を目指して~", 第59回土木計画学研究発表会, 2019年6月9日.
書式の例
• x
https://wwwtb.mlit.go.jp/chubu/bus/procedure/noriai/style.html
利用者向けのデジタル化を進めたところで…
運輸行政のデジタル化を目指して
電子化すればいいのに、なぜできない?
• 今でもできている。大きな問題だとは思っていない
• 相当の費用が掛かるが予算が付かない
• 国交省における担当部署が不明
• 使われる気がしない。メリットが見えない
• 許認可、申請業務が複雑であり、分かっている人が少ない
• 一方で、GTFSを作成し公開しているのに、なぜまったく同じ
内容を紙に落として提出する必要があるのか?という事業者か
らの意見も
令和元年度 第2回 (第16回) 国土交通省交通政策審議会 交通体系分科会 地域公共交通部会 (19/09/27)
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001311067.pdf
専門家からのインプット
名古屋大学
加藤博和教授による
これ以外にも関係者の会
議等で発言の機会がある
度に申請の電子化の話を
されていた
• x
伊藤からも問題提起と提言
交通政策審議会 交通政策基本計画小委員会(2020年1月)にて
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/s304_koutuuseisaku01.html
規制改革推進に関する
答申(2020年7月)
• 内閣府 規制改革推進会議
• 交通事業者のデータ整備・連携
の推進
• 交通事業者から国への申請のオ
ンライン化
– 交通業界におけるDX(デジタルトランス
フォーメーション)推進
令和3年度 国土交通省
自動車局関係
予算概算要求概要
2020年9月25日公開
https://www.mlit.go.jp/page
/content/001364071.pdf
太田・伊藤らによる検討
太田恒平, 水野羊平, 三浦公貴, 伊藤昌毅, "GTFS-JPデー
タを用いた乗合バス事業の電子申請に向けた基礎検討 ~
帳票地獄からの脱却による働き方改革を目指して~", 第
59回土木計画学研究発表会, 2019年6月9日.
• xx
電子申請の将来像
• x
ロードマップの検討
GTFSから申請データを作れるか?表紙編
GTFSから申請データを作れるか?路線編
• 業務分析、要件定義ができる発注側の人材がいるか
• アジャイル的な開発手法が必要なのではないか。それを実践出
来るIT企業や発注制度があるか
• 交通事業者のシステム開発がついてくるか
• 期限を決めて電子化に一本化出来るか
• 2年ローテーション人事で大丈夫か
期待とともに懸念も大きい
行政によるデータ活用:
「地域が自らデザインする地域の交通」
のために
都バスのサービスレベルを把握するマップを作成
高松駅13:00発の到達圏
https://qiita.com/niyalist/items/1d3941761df3969f16a2
• 鉄道・バスのデータをハックする1, 2
作成方法を解説した同人誌を販売中
https://booth.pm/ja/items/1317273 https://booth.pm/ja/items/1987541
データに基づいた交通計画は途上
「アート」の面は
無くならないだろう
MaaS
(Mobility as a Service)
触れにくい話題
• ドア・ツー・ドアの移動に対し、 様々な移動手法・サービスを組み合わ
せて1つの移動サービスとして捉えるものであり、ワンストップでシーム
レスな移動が可能となる。
• 加えて、様々な移動手段・サービスの個々のサービス自体と価格を統合
して、 一つのサービスとしてプライシングすることにより、いわば「統
合一貫サービス」 を新たに生み出すものであり、価格面における利便性
の向上により利用者の移動行動に変化をもたらし、移動需要・交通流の
マネジメント、さらには、供給の効率化も期待できる。
• 小売・飲食等の商業、宿泊・観光、物流などあらゆるサービス分野との
連携や、医療、福祉、教育、一般行政サービスとの連携により、移動手
段・サービスの高付加価値化、より一層の需要の拡大も期待できる。
MaaSとは?
(国交省 都市と地方の新たなモビリティサービス懇談会中間とりまとめより)
• GAFAに匹敵する強大なプ
ラットフォーマーが出る説
世界はMaaSの覇権競争?
• 覇権は無理、複数プラット
フォーマーが共存する説
https://xtrend.nikkei.com/atcl/contents/18/00150/00002/https://business.nikkei.com/atcl/report/15/226265/112900306/
国土交通省のMaaS事業
• 大企業
– AI、ビッグデータ、IoT
領域のビジネス開発とし
てモビリティに注目
– プロトタイプを開発し
PoC実施
自治体の現場と大企業のモビリティソリューションの
ミスマッチ問題
※複数の実話をもとに再構成
• 自治体
– 有名な大企業が来た!
– トップが連れてきた!
– 具体的な問題を抱える
「高齢化率63%の熊山
地区283世帯のための移
動手段確保…」
最初は相思相愛
• 最初は甘い言葉で「何でも出来ます」と言う
• いまいち使いづらいサービス、UI
• 担当する地方支社と東京の開発者に距離がありすぎ
• 問題を指摘しても反応が悪い、改良されない
• 数年で撤退、地域は取り残される
■■■■モビリティの実証実験
すごそうなバズワード
• 地元の印象
– あるモノを押しつけてるだけ、地域から学ぶ気が無い!
– 地域は残り続けるのに企業は撤退出来る
• 企業の本音
– 大企業では数百人規模のサービスに投資出来ない
– 地域交通はビジネス化が難しい
• 地域交通専門家の知見
– 「やっぱり」
– 他の地域は騙されないように気をつけよう
熱を生み出すことができず、スタートでつまづく
いくつもの地域に関わっているのでか
なり重要なのだが、往々にしてIT企業
はキーパーソンだと認識していない
• 公共交通・特に路線バス、地域交通においてはオープンデータ
整備が進み、IT活用の気運が高まっている
• データ整備が実現したのはコミュニティの力によるところが大
きい
• 地域が交通を考える時代に向けて、データ駆動型の公共交通が
求められている
• IT企業の交通への向き合い方には課題があることも
まとめ

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西日本豪雨で止まった「広島の公共交通情報提供」のその後
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バス会社からのデータ提供がオープンデータにたどり着くまで
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低価格で高品質な苺をふんだんに使用したGTFS-RTを整備してみた話
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オープンでGTFSな横浜
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みちのりホールディングスにおけるDX
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GTFS-JPを使った申請の検討について
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自治体におけるGTFS整備効果と課題 ~クローズ環境下でのオープンデータ整備~
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群馬型廉価版バスロケーションシステムモデルによるGTFSリアルタイム実証実験
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地域公共交通計画を活用した継続的・分野横断的データ活用の取組み
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公共交通オープンデータの推進から考えるデータ駆動型社会への道