NPO法人NICEが地域と地球にポップな架け橋を創る活動の推進を目的として始めた国際ボランティア大賞（http://www.nice1.gr.jp/wc-award-2016/）。今年2016年大会は、全国から16事業、13人のボランティアによるエントリーをいただき、10月に東日本・西日本・北日本で地方予選大会を開催いたしました。 予選大会の結果、プロジェクト部門は4事業、ボランティア部門は3名が、12月の全国大会出場を決めました。現在、残りの全国大会出場枠（1事業と2名）をかけて、WEB投票を実施中！ 西日本予選大会プロジェクト部門にエントリーしたDaganのスライドです。FacebookおよびTwitterでシェアして投票してください。予選大会の獲得票数とシェアの数の合計上位1事業と2名が、全国大会に出場することができます。（投票期日：2017/11/30 17:00）

1. Dagan ワークキャンプ
～ボランティアの意義と
環境問題について（マレーシア）～
市原千聡（２０１６年キャンプリーダー）

2. １)地域・社会の課題
①ゴミ問題
②ボランティアに対する感覚のズレ

3. ①ゴミ問題の背景
1 マレーシアのゴミ
・原因：経済発展に伴う急激な都市化
の進展、国民の生活様式の多様化等
・全国で毎日約22,900トンのごみが排出
（廃棄物の内訳は左図参照）
・リサイクル業者に回って再生される
ものはわずか4.5%

4. ②ボランティアに対する意識のズレ
・人数の条件の問題：１０人以上
集まらないと✖
・金銭面の問題

5. 2) 去年までの活動実績
・ロングハウスに住むJames Meringaiさんと直接
交渉を行いつつ開催（現地の団体を通さず）
・２００８年から開催 Dagan長屋でのワーキャ
ンは今回２０１６年夏で１３回目
・ワーク内容：水道管の整備 ロングハウス周辺
のゴミ拾い
👇成果として
水道管の埋め立て完成！
ゴミは一か所に集めるだけ…（意味がない！）

6. 3) そして今年は…
⑴参加人数：日本人１１名
現地の大勢の方々
⑵ワーク内容：
・ロングハウス周辺のゴミ拾い
・ゴミ置き場の周りに柵を設置
👇成果として
・前回と同様ゴミを一か所に集
めるだけ
・柵は完成！（⇒柵でゴミを集
める場所を区切って明確化する
ことによって、ポイ捨て防止！
＋清潔感が保たれる）

7. ⑶それ以外の活動
ブランコ作り
キャンプファイヤー
マンディー
Game 伝統衣装 日本語講座

8. 私たち自身の成長・変化
・殻を自分から破って素の自分を出せた
・あまり英語が得意ではないメンバーがこの
ワーキャンをきっかけに「留学したい」！
・ネットが使えない中での遊びの力
・行く前よりも若干ノリが良くなった
・純粋に新たなものに触れる素晴らしさ
・ささいなことでhappinessを感じることがで
きること etc…

9. 4) これからの活動プラン
①ゴミ問題に関する教育を本格的に…
⇒ゴミの分別、リサイクルについて教育
②ボランティアに対する意識の統一（現地と私たちの）
⇒開催側と私たちの目的を明確化し、確認する

10. 5) 2030年に目指すゴール
・ロングハウスの周りの溜まっているゴミが
なくなる
・ゴミの分別が当たり前になっている
・Daganのワーキャンが続いていること
・ロングハウスの雰囲気は変わらないままでいる
と
・日本に遊びに来てもらって日本を案内する