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植物生理学植物ホルモン2
- 2. エチレンの生合成
CK ABA
AUX
・メチオニンから合成
・高濃度のオーキシン→エチレン生成
・傷害、ストレス条件でエチレン生成増加
- 3. 果実の後熟
後熟……果実が収穫後に柔らかく熟する現象
クリマクテリック果実
果実の後熟の時期に呼吸速度が高まる。エチレン処
理によりクリマクテリック到来が早まる。自然状態
でもクリマクテリック前にエチレン生成高まる。
アボカド、バナナなど
非クリマクテリック果実
果実の後熟の時期に呼吸速度が高まらない。エチレ
ンの処理によっていくらかは呼吸の増加が起きて、
成熟が早まる。
オレンジ、レモンなど
エチレンの吸収剤を用いて長距離輸送!
- 4. エチレンの生理作用(1)
三重反応
・伸長成長阻害(伸びない!)
・肥大成長(横に太る!)
・重力屈性異常(芽生えが横に曲がる!)
成長促進
・イネ幼葉鞘
・水生植物など
水没から逃れるため
http://bio.hamajima.co.jp/topic
s/2009/09/07/deepwaterrice/
- 9. 分化全能性
植物切片 in オーキシン & サイトカイニン
カルスの形成
カルス培養
タバコのカルス
AUX > CK :根が分化
AUX < CK :茎葉が分化
植物細胞の分化はオーキシンと
サイトカイニンのバランスで決
定される
分化全能性 カルスからの茎葉、根の分化