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「経営学入門」5

  1. 1. 経営戦略入門 競争戦略 (2) 競争優位の構築
  2. 2. 顧客に選ばれる「理由」 QCDF と4P
  3. 3. 0. マーケティング・ミックスと セグメンテーション • 競争優位構築の基本的な考え方 • ある程度類似したニーズをもつターゲット市場を見つけ出し、そ れにフィットするようマーケティング・ミックスを構築する • マーケティング・ミックス • ターゲット市場に働きかけるための手段(施策)の組み合わせ • 4P、QCDF • セグメンテーション • 自社が働きかける顧客を識別し、ターゲット市場(ターゲット・ セグメント)を設定する活動
  4. 4. 1-1-1. 品質を高める (Qの向上) • 品質(Quality)は、顧客が受け取る製品やサービスの良し悪し • 製品、サービスによって評価方法が異なる • 製品、サービスの特性によって、高め方が異なる
  5. 5. 1-1-2. Product ―Quality向上の前に― • 製品サービスとは何かは難しい「問題」 • マクドナルドのハンバーガーは何か、デパートは何と競合し ているのか • 製品やサービスの便益 • 本質的便益と補助的便益 • 本質的便益を見極め、その評価軸を前提にQを高める
  6. 6. 1-1-3. 補助的便益 • 本質的便益をより魅力的にす る補助的便益 • ブランド • ブランド・エクイティ(ブラン ド資産) • パッケージ、おまけ • おまけを目当てにした購入 • 配送 • 製品やサービスをタイムリーに 届ける (D: Delivery) • 保証 • 製品サービスは不具合を起こし うる • メンテナンス • 購入「後」への手当
  7. 7. 1-1-4. プロダクト・ミックス • 企業は複数の製品サービスを用意し、顧客ニーズとの適合性を高め る • ラインの「幅」と「深さ」 • 製品やサービスのカテゴリーの広さが「幅」 • 製品ラインの中のバリエーションが「深さ」 • プロダクト・ミックスの設計 • 幅広いニーズに対して、広いラインで対応 cf. フルライン • 顧客のこだわりに対して、深い(狭い)ラインで対応 • 自社の製品サービス同士の関係への配慮 • カニバリゼーション(cannibalization)の回避
  8. 8. 1-2-1. コストを下げる (Cの改善) • 顧客が製品やサービスを入手するために費やす金銭、労力を少 なくする • 顧客が費やす金銭が「価格」 • 価格が安くても労力が掛かると、顧客は購入してくれない • 価格をさげるためにはコスト(C)を下げなければならない • 製品やサービスを提供するために必要な費用をさげなけ れば、低い価格は維持できない
  9. 9. 1-2-2. Price ―顧客に分かりやすい「コスト」― • 価格に関する意思決定 • 定価 (希望小売価格) • 割引率 • 支払期間、ローンの条件 • 価格に関する意思決定に影響を及ぼす要因 • 製品サービスのコスト • 競争相手が設定している価格 • 顧客の「財布の具合」 (購買力、Willing to Pay)
  10. 10. 1-2-3. Pricing の難しさ • 当該時点だけでなく、将来の コスト変化(低下)も考慮 • 製品サービスの本質との フィット • 価格もまた製品やサービスの本 質を伝える情報 • 低価格が望ましい場合 • 他企業が追随できない • 低価格によって市場が広がる • 電卓、薄型テレビ普及の事例 • 低価格化に慎重になる場合 • 競合企業が同等のレベルの経営 資源、企業能力を持つ場合 • 「カットスロート」競争、「利益 なき繁忙」 • 牛丼の値下げキャンペーン
  11. 11. 1-3-1. 納期を短くする (Dの向上) • 顧客が「欲しい」と希望してから実際に製品やサービスを入手 できるまでの時間を短くする • 提供できないと顧客は他社の製品サービスを購入してしまう • 納期を短くするためには、 • 原材料や製品を貯めておく (在庫を持つ) • 短時間で製品サービスを提供できる体制(システム)をつくる • 納期を短くするための工場内の仕組みと工場外の仕組み
  12. 12. 1-3-2. Place ―Dへの影響― • Place(流通チャネル)に関する意思決定でDeliveryを向上させる • 工場生産、サービス提供のシステム構築、改善 • 「生産管理」の重要性 • Placeに関する2つの意思決定 • 流通チャネルとは「企業から最終ユーザに製品(サービス)が 渡るまでの経路、使用する場所」 • 最終的な「出口」に関する意思決定 • 「出口」に至る経路に関する意思決定 • 商流・・・商取引(売買の情報)に関する意思決定 • ロジスティクス・・・物品の動きに関する意思決定
  13. 13. 1-3-3. 「出口」に関する意思決定 • 出口 • 最終ユーザが直接、製品サービ スを受け取る場所 • 流通チャネルの中で、一番、最終 ユーザに近いところ • 出口をいくつ設定するか • 出口はどのようなタイプか • 消費者と出口のフィット • ターゲットとするユーザの行動 パターンとのフィット • 出口に製品サービスをいかに 配置するか • シェルフ・スペースの有限性 • 出口(他企業)の立場に立った 思考の必要性 • 頻繁に売れる • 一つあたりの利幅が大きい • 他の製品サービスの「まとめ買 い」を誘発する
  14. 14. 1-3-4. 出口に至る経路に関する決定 • どのようにして、出口まで製品サービスを届けるか • 一般的に、出口が多くなれば流通経路は長くなる • 出口に至る経路を短くする工夫 • ロジスティクスの効率化 (モノそのものの流れ) • インターネット取引の採用 • 情報技術および輸送システムによる大きな変化 • 製品サービスの動きをきめ細かく、リアルタイムで把握 • SCM (Supply Chain Management) • モノの流れ全体を、情報技術の活用を通じて高度に効率化す るマネジメント
  15. 15. 4. 柔軟性を高める (Fの向上) • コストを(それほど)上昇させずに顧客の要求に応えること • 顧客は、ひとりひとり微妙に異なっている • 顧客の違いに対応するため柔軟性を高めることが必要 • 柔軟性を高めるためには • 前もって、いくつかの異なる製品やサービスを用意しておく • バリエーション、オプションの準備 (事前の準備) • 顧客の希望を聞いてからの対応 (事後への準備) • 製品やサービスをつくりだす体制(システム)に工夫を凝らす
  16. 16. 1-5-0. Promotion―QCDFと3Pの伝達― • プロモーション • 顧客との情報のやりとり • 企業が特定の製品やサービスに関する情報、あるいは自 社に関する情報を、顧客に伝える活動 • 製品サービスの提供自体が「顧客との情報のやりとり」 • 4つのプロモーション活動 • 広告宣伝、販売員活動、広報活動、販売促進
  17. 17. 1-5-1. 広告宣伝 • 広告媒体と広告宣伝 • 従来のマス媒体、インターネットなどの新しい媒体 • 各種媒体での発信を組み合わせて顧客に伝える • 広告媒体とターゲット・ユーザのフィット • 広告宣伝のメリット • 広い範囲に製品サービス、企業の情報を伝えられる • 広告宣伝のデメリット • 「一方通行」の情報伝達になりがち • 顧客にケースバイケースで対応することができない
  18. 18. 1-5-2. 販売員活動 • 販売員活動のメリット • 顧客との相互作用を行うことができる • 販売員活動のデメリット • 比較的狭い範囲にしか情報を伝えられない • いわゆる「営業マン」は企業と顧客の情報のやり取りを担って いる • 企業や製品サービスへの顧客のイメージを決める • 顧客からの要望(「顧客の声」)を企業に取り入れる
  19. 19. 1-5-3. 広報活動 • カネを支払わずに各種媒体で製品サービス、企業の情報を発信 • 広告宣伝との違い • 広報活動のメリット • 「カネを使わなくて済む」ではない • 第三者が伝えてくれることの意義 • 顧客が感じる信憑性が高まる • (身近な人を通じた)口コミ、ネット口コミの効果 • 顧客の「指名買い」に引かれる=プルの製品サービスの動き • 広報活動のデメリット • 企業が完全には、情報をコントロールできない
  20. 20. 1-5-4. 販売促進 (販促) • 「とにかく使ってもらって製品サービスの良さを分かって欲し い」 • 部分的な経験から顧客に良さを学ばせる • 試供品(サンプル)、体験(版)の提供 • オンラインゲームのβテスト • 発展形としてのフリーミアム • 「知名度が低い製品サービスの名前を覚えて欲しい」 • 顧客の注意(attention)を引きつける • 景品付きセール、クイズやアンケートによるプレゼント、 記念品の贈呈、各種イベント 20
  21. 21. 2. 4P(QCDF)内部の適合性 • 4つのPが互いに他とフィットしている必要性 • Productとニーズのフィット • 補助的サービスによる強化 • Place、Priceによる促進 • Promotionによる拡張 • 4Pの内部のフィットと共に、製造などを担う他部門との適合性 も重要 • ヨード卵光の事例 (沼上, 2008)
  22. 22. 3-1. 競争優位構築の困難さ (1) • 競争優位を決める4つの指標(Q、C、D、F)はトレードオフの関 係にあることが多い • 品質を上げる→コストの増加 • コストを下げる→品質の低下、納期の伸張、柔軟性の低下 • 納期を短くする→コストの増加、品質の低下 • 柔軟性を高める→コストの増加 • 4つの指標を同時に高めることは難しい • 工夫を凝らすこと(=マネジメント)で、他の指標に「それほど」 悪影響がでないようにしつつ各指標を高める
  23. 23. 3-2. 競争優位構築の困難さ (2) • 顧客がどの指標を重視するかを把握することが難しい ↓ 顧客が重要視する指標を見極めるためのマーケティング活動 • 顧客が重視する指標は変化する ↓ マーケティング活動「+α」による未来の顧客の把握(予測)
  24. 24. 顧客の個性への対応 セグメンテーション
  25. 25. 1-1. セグメンテーションの必要性 • 顧客の個性 • 「市場は同質ではない」 • 効用関数の「中身」をみるマーケティング・サイエンス • 生産関数の「中身」をみる経営学 • 人間には一人一人個性があり好みがある • 顧客ニーズは皆同じではない • 顧客ニーズへの対応 • 一人一人異なる顧客ニーズに対応することは、現実的に不可能 • 非常に高価な製品(サービス)になってしまい、非常に高価な製 品(サービス)を購入できる顧客は限定的 • 技術によるある程度の解決(ごまかし)
  26. 26. 1-2. セグメンテーションとは • 顧客が「一人一人異なる」といっても一定の共通点がある • 性別、世代、ライフスタイル、など • セグメンテーション • 市場を(同じ)マーケティング・ミックスに対して、類似の反応を 示すような同質的な市場部分に分解すること • 顧客の共通点に着目 • 市場セグメント • セグメンテーションによって分解された市場の一部 • ターゲット・セグメント • 自社が主として狙う市場セグメント
  27. 27. 2-1. セグメンテーションの代表的軸 • セグメンテーションの基準= 「軸」 • 4つの代表的な(一般的な)軸 • 地理的な軸 • 地域差、都市規模、人口密度などに 着目 • 地域差の源泉・・・気候、歴史、文化、 伝統、所得水準、など • 人口統計的軸(デモグラフィック) • 国勢調査で質問される項目 • これらに応じて、ライフスタイル(消費 行動)が変わる可能性が高い • ライフスタイルが「どのように」変 わるのかを洞察する必要 • 心理的軸 • 顧客(人間)の本質的なタイプ • 心理学の応用 • 行動面の軸 • 使用頻度、製品サービスの認知、購 買に至る過程などに着目 • 消費者行動論
  28. 28. 2-2. 軸の組み合わせ、独自性 • セグメンテーションのための市場調査、統計的分析 • 市場調査法および統計分析手法の「標準化」されている • セグメンテーションで他社との「ギャップ」を創り出す • 他社と異なるマーケティングを行うためには • 自分でオリジナルな軸を自ら創造する • いくつかの軸を組み合わせる • 良いセグメンテーションを行うために • データ収集計画立案、データ収集、データ分析、分析結果解釈の どこで独自性を出すのか • 社会の変化や仕組みを観察し、洞察する力を持ち、セグメン テーションに「リアリティ」を持たせる
  29. 29. 2-3. セグメンテーションの チェックポイント • セグメント内の同質性 • 効率的に潜在的な顧客グループに働きかけられるようにする • セグメント間の異質性 • マーケティング・ミックスの有効な範囲が明確になる • セグメントの規模 • セグメンテーションによって分割された市場は元の市場より小さ いが、「十分な」規模を有するか • 操作性 • セグメント規模の予測し、有効なマーケティング・ミックスにつ いての示唆が得られるか
  30. 30. 3. まとめ+α ―ターゲット・セグメント とマーケティング・ミックスの適合性― • ターゲット・セグメントにフィットす るマーケティング・ミックスの構築 • 顧客から見えやすい4P • 企業内部で見えやすいQCDF • 4PとQCDFの適合性(fitness) • 継続的な適合性(fitness)の追求 (1)セグメンテーション → (2)ターゲット・セグメントの選定 → (3)マーケティング・ミックスの構築 → (1)セグメンテーション ・・・ • ダイナミズムのある競争戦略 • セグメントのダイナミズムへの配慮 • セグメント内の関係性 • セグメント内の顧客の類似性 • セグメント間の繋がり • セグメントは「便宜的なもの」 • セグメント間の波及効果を視野に入れ た戦略 • 時間的な顧客の変化 • 学習、成長・高齢化によるセグメン トの移動 • 「(競争)戦略はストーリー」

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