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SQiP2016 SIG8
- 2. ● チケット駆動開発, CI/CD, Pull Request などの
チーム開発技術は登場して何年か経った。
● 企業での取り組み事例が報告されている。
○ デブサミ, 企業の公式技術ブログなど
● SQiPシンポジウムではあまり見ない。なぜか?
○ もう当たり前で語ることが少ない?
○ 知らない?興味が薄い?
○ 参加者層の違い?職種?業界?
○ 問題意識はあるが、議論の場が少なかったのでは?
● SIGを開いて話せばわかる。知見も広がるはず。
● 皆さんの課題解決のヒントを提供できる場を作ろう。
本SIG開催の動機
- 3. SIGリーダー/サブリーダーの自己紹介
● 金子 昌永
○ 車載デジタルテレビのプログラマーを5年経験した後、プログラマーやテスター
を支援する立場に転向し、ソフトウェア工学技術の調査・実践・教育に従事。
SQiPシンポジウム2015ではテスト設計について発表。モダンなチーム開発環
境も業務テーマの一つ。
● 三浦 拓也
○ ソースコードメトリクスなどの数値データを統計的に活用した、品質改善や作
業効率化のコンサルタントに従事しています。最近は、見える化と自動フォ
ローの仕組みを組み合わせた新しい開発基盤の開発を推進しています。
- 9. 主なツールの種類
● バージョン管理ツール
○ ファイルやソフトウェア構成のバージョンを管理する
○ VCS と略されることがある
● 課題管理ツール
○ 機能追加やバグなどの課題を管理する
○ プロジェクト管理機能とWikiを備えているものもある
○ ITS または BTS と略されることがある
● CIツール
○ 何らかのトリガーに対してコマンドラインジョブを実行し、
結果を表示するツール。(※CIツールだけでCIはできない)
● チャットツール / Botツール
○ 人間同士の会話はもちろん、他ツールからの通知を表示したり、
他ツールに命令することができる。
- 10. ツールの変遷
CVS SVN Git Mercurial
Bugzilla
Mantis
Trac
Redmine
Trello Taiga
waffle.io
JIRA
Buildbot Jenkins
Travis CI
Concourse
Circle CI
Pivotal
Tracker
Bamboo
GitHub GitLab Bitbucket
メーリングリ
スト
IRC
ChatWork
Slack
VCS/
VCS Hosting
ITS/BTS
PJ management
CI
Chat,
communication
WebSVN
Mattermost
連携, Webアプリ化, サービス化
HipChat
- 13. 参考になる情報源
● チーム開発実践入門 (技術評論社, 2014)
● チケット駆動開発 (翔泳社, 2012)
● GitHub実践入門 (技術評論社, 2014)
● Slack入門 (技術評論社, 2016)
● 雑誌:Software Design, Web+DB press など
● 企業の公式技術ブログ
○ DeNA, LINE, CyberAgent, Cookpad, Mercari, など
● SlideShare
● Qiita
● アトラシアン主催のイベント
- 17. グループディスカッション
● 4グループ
● 各自の抱える問題をポストイットに書く:3分
○ 1問題につき1枚, 何枚使ってもOK
● 書いた問題と共に簡単な自己紹介:1人1分
● 出た問題について他のメンバーと意見交換:10分
○ 「私の所ではこうしている」などあればベター
● 問題を分類する:10分
○ 問題を書いたポストイットを分類がわかるように
模造紙に貼ってください。
○ 分類の仕方はお任せします。迷ったら↓
{VCS, ITS, CI, コミュニケーション, インフラ}
- 19. おわりに
● 皆さんのチームの進歩のきっかけとなれば幸いです
● 調査を始める, 今の環境を見直す, など
何らかのアクションに繋がればと願っております。
● ツールは重要ですが、皆さんが直面している課題を元に
プランを立てることをおすすめ致します。
● 次回のSQiPシンポジウムで発表するのはいかがですか?
● 本資料, サーベイ結果, ディスカッション結果は
近日中に一般公開します。
○ http://www.slideshare.net/masskaneko/
- 23. Q3: GitHub, Bitbucket, GitLab などの
リポジトリホスティングツールについて
a.よく知らない
5
b.必要性を感じているが、導入検討には
至っていない。 6
c.使用している。
または使用検討のために評価している。 5
- 29. グループディスカッション結果の概要
● 参加者16名 → 4名x4グループ
● グループ分けの方法は席順
● 全員が会社組織に所属
● 業界は把握していない。偏りがあるかは不明。
● 職種は把握していないが、問題文面や議論内容からして
開発者・品質保証・管理者が混在。
● 活発に意見交換がなされ、計51の問題が挙げられた。
● 解決方法に関する議論には踏み込めていない。