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柏の葉キャンパス アクアテラス環境モニタリング

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柏の葉キャンパス アクアテラス環境モニタリング

  1. 1. アクアテラス環境モニタリング 杉浦 隆幸 twitter: @lumin 協力:UDCK 柏の葉アーバンデザインセンター 柏の葉IoTハッカソン 優秀賞作品 2018/2/17 テーマ⑥:自然と共生する都市空間-グリーンマネジメント
  2. 2. アクアテラスとは  2016年11月より一般供与された、調整池で自然 共生型の親水空間。地域住民や就業者の交流空 間。次期開発エリアにおける中核ゾーン. 参考:http://www.udck.jp/pr/20161122release02.pdf
  3. 3. 問題:池に大量の藻が発生  見た目が悪化  臭いがする  対応策はある  噴水などは電気を食うので24時間使いたくない。  どの対策をどの程度したらよいのか、モニタリン グが必要。
  4. 4. LoRaWANを生かした地域課題解決  LoRaWANの省電力、長距離を生かせる。  無人・屋外・長期間稼働が必要。  クラウド連携  アクアテラスの環境を改善する。  IoTで池の水質を測定し改善するのは前例がない。 LoRaでは海水での実績はあるが、池の環境改善は 初めて。  アクアテラスで実証実験後、複数の各所の池など に設置可。
  5. 5. 対策と評価  アオコ・アオミドロの発生を防ぐ方法  pHを酸性に保つ (赤土を入れるなど)  水中酸素濃度をあげる (噴水、エアポンプなどで)  水温を低くする (攪拌など)  いつどの程度の対策を取るのか  アオコ・アオミドロ発生予測  対応策の効果が数値化  IoTとセンサーで目標と予測を出す  目標:水の色が緑にならない  どの対策がどのタイミングで必要なのか明確になる  予測:25度以上の水温が高く対策がなければ、緑色になる。
  6. 6. IoT pHセンサ ー 水温センサ ー カラーセンサー 橋などに係留 フロート内防水ケースにLoRaWANと Arduino フロー ト 柏の葉アクアテラス バッテリー 環境モニタリングブイ
  7. 7. 指標としたい値  池の水の色 緑の割合  pH が酸性になっているか  水温 25度以上の日がどの程度連続するか
  8. 8. マイコン・センサー・ケース  マイコン Arduino UNO R3 ($2.99)  Kiwi LoRa シールド (センスウェイ貸出品)  カラーセンサー S11059-02DT (¥500)  水温センサー DS18B20 +SR002 ($10.40)  pHセンサー プローブ dyimore($7.97)  pHセンサー用基板 PH-4502C($8.42)  電源:モバイルバッテリー20000mAh 改(¥1080)  ブイ(マリン用品) (¥1500)  水道パイプ ・おもり・旗・ロープ等(¥2000程度)  材料費は合計 8400円程(LoRaシールドを除く)
  9. 9. ソフトウェア  Arduino スケッチ  Kiwi LoraWAN, D18b20, S11059, pH対応  Python3  mqtt  Web (HTML5対応)  D3.js C3.js
  10. 10. 1月5日午前11時進水
  11. 11. 表示(時系列・値)  カーソルのポイントすると、時刻・数値が表示される  水温は ℃ RGB IRは各色の値 grはRGB中の緑の比率( 夜は算出しない)時刻はUTC
  12. 12. PC・スマホ対応  http://lumin.jp/lumin/kashiwa/kashiwa_aqua.html  だれでも、PCからもスマホからもモニター可能。
  13. 13. 浸水  浅いところに弱い  浅い場所に移動し ていた  ブイが小さいため に、十分な防水が できない。 UDCK提供
  14. 14. 破損個所  マイコン Arduino UNO R3 ($2.99)  Kiwi LoRa シールド (センスウェイ貸出品)  カラーセンサー S11059-02DT (¥500)  水温センサー DS18B20 +SR002 ($10.40)  pHセンサー プローブ dyimore($7.97)  pHセンサー用基板 PH-4502C($8.42)  電源:モバイルバッテリー20000mAh 改(¥1080)  ブイ(マリン用品) (¥1500)  水道パイプ ・おもり・旗・ロープ等(¥2000程度)
  15. 15. 弱点を改良した2号機  3重防水  場所の変更 1月11日夕刻進水
  16. 16. 2号機のケース  タッパー大(ダイソー ¥324x2)  タッパー中(数年前に買ったもの ¥108)  Ziplock Lサイズ  omodofo モバイルバッテリー 10000mAh
  17. 17. 実証実験結果  データが得られた期間  1/5 11:08 – 1/6 21:38  1/11 16:46 – 1/14 16:39  緑色の割合 (gr) 0.31-0.36  期間中水温 2.0-7.4 ℃  pH:不具合と故障により優位な値が得られず、故 障前は変化のみ取得できた  ※ 1/15日以降は池の水を抜くため実験不可
  18. 18. 今後の予定  時期が冬であり短期間であったため、アオコ・ア オミドロ類の成長率が低いため池の色の変化が十 分とれなかった。  夏季に行うことができれば結果が出せると思われ る。  緑の割合(gr値)が安定した評価指標として使えそう である。  pHセンサーの正常動作、溶存酸素量(DO)の値を測 定したい。
  19. 19. その他得られたこと  省電力設計にしたために、モバイルバッテリー の消耗はわずかであった。  pHセンサーは省電力設計になっていないため 、長期使用では改造する必要がある。  pHセンサーの動作が安定するようにする必要 がある。  ブイ型にするには、より小さな基板を使う必要 がある。
  20. 20. 実施したい場所を募集しています。 柏市内で事業化したい事業者も募集中。 lumin@lumin.jp

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