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日本のITがナゼ海外企業に勝てないのか~序章~
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kojirokishi
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GAFAやBATHといった海外勢を前にして、ほとんど存在感を示せていない日本企業。その根本的な課題を掘り下げるシリーズの序章。いや、ほんとしょうがないんですよ。
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日本のITがナゼ海外企業に勝てないのか~序章~
1.
日本のITがナゼ 海外企業に勝て ないのか ~ 序章 ~ それはしょうがないこと オトナ計画会議2020/2/7@オトナボックス
岸 コウジロウ
2.
はじめに ● この資料の背景と目的 ○ 本資料ではIT企業勤務の経験をベースに、日本のITがナゼ海外企業に勝てないのかを考察したい。また、その 課題に対する提案を行いたい。 ○
なお、本資料をまとめる理由は「日本が世界に通用するIT国家となるべく提案をしたい」という想いからであり、決 して日本をこき下ろしたいということではない。 ○ 本資料はその序章とし、後続の検討のためのインデックス(目次)となるような資料としたい。つまり本資料は全 てが「はじめに」である。 ● 3行でいうと ○ 日本はIT後進国である ○ 日本人にシミ付く根源的な意識は「都合主義」「しょうがない文化」である ○ 日本のITが勝てない理由は「経営、意思決定」「組織、文化」「過去の文化」「合理性の欠如」のためである ● 記載しないこと ○ 「ITが勝てない理由」についての詳細 ○ 日本への想い
3.
日本はIT後進国 である 1. 日本はIT後進国である 2. 日本人にシミ付く根源的な意識は 「都合主義」「しょうがない文化」で ある 3.
日本のITが勝てない理由は「経営、 意思決定」「組織、文化」「過去の 文化」「合理性の欠如」のためであ る
4.
日本はIT後進国である ● 既に多くのところで語られている日本がIT後進国であることについては省略、以下を見て 「日本の方が勝っている」と言う人は少ない ※少ないと言って欲しい… ○
アメリカのGAFA(+M)や中国のBATH ○ 日本の御三家である富士通・NEC・日立 ● デジタルトランスフォーメーション(DX)の波が世界を包む今、日本は出遅れてしまってい るらしい <出典> NRIセキュア DXへの取り組みおよびそれに伴うセキュリティ対応 https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2019/cc/0 718_1 まさかの7割もの企業がDXの取り組みを していないという結果に。 ※セキュリティはDXの根幹を担う
5.
日本がIT後進国である理由 ● 同じくNRI社によるアンケート、DXに取り組む際の阻害要因は以下 ● この結果からも見えてくるのは、日本人にシミ付く根源的な2つの意識 それらを次の章で説明していく 「都合主義」
と 「しょうがない文化」 <出典> NRIセキュア DXへの取り組みおよびそれに伴うセキュリティ対応 https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2019/cc/0 718_1 技術者のスキル、予算や投信判断などが 上位に。意識面も以降に続く。 「わからない」も非常に多い。
6.
リープフロッグ(カエル跳び)現象 ● 念のため、リープフロッグ現象というのも覚えておいて欲しい ● 後進国が先進国を一気に抜き去る事を言い以下が有名 ○
中国における、PC文化をすっ飛ばした、モバイルインターネットへの跳躍 ○ アフリカにおける、固定電話をすっ飛ばした、携帯電話への跳躍 ● 先進国にある”都合”をすっ飛ばせるのが強味 ○ 過去の3G回線を守り続けないといけない…という都合 ○ システムを全部COBOLで作っているのでオープン化できない…という都合 等々… 元先進国である日本は、様々な”事情”って奴が はびこっているっていうことも前提に持っていて欲しい (つまり、しょうがないってこともある) いつの間に あんなところまで…
7.
日本人にシミ付く 根源的な意識は 「都合主義」「しょ うがない文化」で ある 1. 日本はIT後進国である 2. 日本人にシミ付く根源的な意識は 「都合主義」「しょうがない文化」で ある 3.
日本のITが勝てない理由は「経営、 意思決定」「組織、文化」「過去の 文化」「合理性の欠如」のためであ る
8.
日本人にシミ付く根源的な意識 ● 「合理主義」より「都合主義」 ○ 何かが必要(課題)だから、こうする(対策)のではない ○
今の状況がこう(都合)だから、こうする(対処) → 合理的な課題解決手法ではなく対処療法は解決に至らない スピード感も圧倒的に後手に回る ● 都合があるから「しょうがない文化」 ○ 今の状況がこう(都合)だから、こうする(対処)ならまだマシ ○ 今の状況がこう(都合)だから、しょうがない(放置・我慢) → 放置されると、後手どころの騒ぎではない 諦めたらそこで試合終了じゃなかっ たの?
9.
日本人にシミ付く根源的な意識 ● さきほどのアンケート ①技術者のスキルが課題なら、育てれば 良い。企業にとって人員育成は非常に根 本的な課題のはず。それを放置してしまっ ている。 ②理解という3つの課題、これは文化や意識 醸成といった組織としての課題であり、これこそ 現場は「しょうがない」で我慢してしまうことも…。 ① ②
10.
日本人にシミ付く根源的な意識 ● 現場にある「都合主義」と「しょうがない文化」の例 ○ クラウドやアジャイル開発のスキルを持っている人がいない しょうがないから、今は自分達でTry&Errorしてみよう ○
セキュリティ部門のチェックが厳しくて開発速度が上がらない セキュリティ対策は最重要事項、ロンチが遅くなっても仕方ない ○ 自社に開発体力がないので、開発チームは外部委託しよう 1hくらいかかる立地だけど、他社だし仕方がないか Try&Errorは悪い事じゃないけど、 一時的にでも有識者入れて立ち上 げてもらったら? 仕方なくないでしょ!経営課題と認 識し、セキュリティ部門と一緒に解 決すべき そんなことしたら意識醸成が難しくて、 それ以上の課題が膨らんじゃうよ…。
11.
日本人にシミ付く根源的な意識 ● 先に挙げたような課題はプロジェクトやチームの課題というより、もはや企業の経営課題といえ る。 ● 企業経営者は社員たちの「都合主義」「しょうがない文化」を見つけ出し、合理的な判断で 対処を考えるべきである。 「都合でしょうがない」で片付くなんて、社員 は言い訳し放題な環境を作っていることを、 経営者は理解すべき。
12.
日本のITが勝てない 理由は「経営、意思 決定」「組織、文化」 「過去の文化」「合理 性の欠如」のためであ る 1. 日本はIT後進国である 2. 日本人にシミ付く根源的な意識は 「都合主義」「しょうがない文化」で ある 3.
日本のITが勝てない理由は「経営、 意思決定」「組織、文化」「過去の 文化」「合理性の欠如」のためであ る
13.
日本のITが勝てない理由とは? ● 日本のITが勝てない理由を言い換えると、世界中の顧客が日本の製品・サービスを利用 していないということ ● 世界中の顧客は何故GAFAやBATHのサービスを利用するのか?その逆を辿り日本のIT が勝てない理由を考えたい ○
GoogleやFacebookで特徴的なもの データプラットフォーマーとして、デジタルトランスフォーメーション(データ利用)の中核を担う。圧倒的な データ量で人々のライフを変革。 ○ AmazonやGoogleで特徴的なもの 徹底した顧客視点。とてつもない速度でのサービス提供(新規、改変)対応。 ○ Appleで特徴的なもの 顧客の体験を中心とした設計。ブランド力。 ● つまり、上記が”無い”から日本のITは負けていると言っても過言ではない (もちろん一部企業は持っているものもある)
14.
日本のITが勝てない理由とは? ● もう少し補足すると ○ データドリブンな意思決定ができない(仕組み的、スキル的) ○
顧客志向なサービスデザインスキルがない(趣向、体験) ○ アジリティのある開発力がない(柔軟性、俊敏性) ということになる。 ● 何故そんな状況になってしまうのか? データドリブンは意思決定を合理的にするため。顧客志向 は顧客の事をよく知り、勘ではなく合理的なアプローチをデザ インするため。アジリティのある開発をするには合理的である 必要がある。 やっぱり合理性が重要なキーワードだと思うんだ。
15.
日本のITが勝てない理由とは? ● 日本がデータドリブンで顧客志向なサービスをアジリティ高く出せない理由 ○ 経営、意思決定
経営層の無理解、能力不足 権限委譲されず、誰も責任をとらない制度、意思決定の遅さ ○ 組織、文化 人が育たない文化、リソース、人材不足(スキル、人手など) 組織構成と労働契約形態により低い生産性 ○ 過去の歴史 SIer文化と製造業的アプローチ 足を引っ張るこれまでの歴史 ● 上記の3点に加え、全ての資料の前提としている以下の2点について、別途資料にて掘り 下げて見解を述べたい ○ 合理性の重要性 ○ サービス提供者としての自覚
16.
(参考)サービス提供者としての自覚 ● サービス提供者としての自覚(Sense of
responsibility to Your Service) ○ このサービスを使って欲しい ○ このサービスで人を幸せにしたい ○ このサービスは自分たちの物だ ○ このサービスを良くしたい ○ このサービスを勧められる サービス提供者としての自覚が無いと このような良い発想にはならず 良いサービスも生まれない サービス開発の前提ともいえるこのキーワ ード、しかし育成方法が語られることは少 ない 日本の企業環境はサービス提供者として の自覚が醸成しづらい環境にあることも説 明したい
17.
関連資料 ● 日本のITがナゼ海外企業に勝てないのか~経営、意思決定~ ● 日本のITがナゼ海外企業に勝てないのか~組織、文化~ ●
日本のITがナゼ海外企業に勝てないのか~過去の歴史~ ● 日本のITがナゼ海外企業に勝てないのか~合理性の欠如~ ● 日本のITがナゼ海外企業に勝てないのか~サービス提供者としての自覚~ できるだけ、対策も含めた 資料にするよ!
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