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The esperanto generator 
会田寅次郎
自己紹介 
会田寅次郎 
中学一年生 
Python歴3ヶ月 
動的型付原理主義者 
Perlにトラウマがある 
Objective-Cにトラウマがある 
Pythonを始めた理由: 
ソフトのAPIにPython製のが 
多いから 
最近Pythonと人工知能にちょっとはまっている。 
今回、コンピュータにエスペラントを作ってもらう、 
という企画を立てた。 
人工知能・・・数列や画像を覚えさせる、学習させる事で 
これは缶コーヒブルーマウンテンで、これはコカコーラで、などと、画像がどのよう 
な物か認識したり、 
モーツァルトやベートーベンの曲を覚えさせる事で 
モーツァルト風の曲やベートーベン風の曲を作らせる事が出来る、みたいな感じ 
で 
人間と同じような感じに動く事が出来る機能を持っている、すごいやつです。
エスペラントとは? 
ザメンホフという人が作った人工言語。 
言語問題を解決するために作られた。 
ラテン語と似ているが、ずっと簡単らしい。 
いろいろめんどくさい決まり事がない。 
ヨーロッパに話者が多い。 
語彙はヨーロッパで 
使われている言語互換。 
話者の分布
で、esperanto generator
言語として成り立たなそうな物も言語として扱う。 
なぜかというと、現在地球上にある言語の決ま 
り事にとらわれる事なく、もっと新しい文体、 
新しい表現の言語を作らなくては実験性、面 
白みがないように思えてきたから。 
動詞なんてなくしちゃえ! 
名詞なんてなくしちゃえ!
今までにない文体を実現するため、言語の定義 
の振幅を大きく広げる。 
もう、どんな物でも言語にする。 
Esperanto generator 
は何千、何万と言語 
を作る。その過程の 
話。 
だが、ひとつだけ制約をつける。 
それは、必ずちゃんと人間が使える、使えそ 
うな言語を含めて作らせる、という制約だ。 
つまり、できた言語の内、全然使えなさそう 
な言語がほとんどだったとしても、一つはち 
ゃんと使えそうな言語が作られるようにする 
、ということだ。
今日はいい天気ですね 
今日は悪い天気ですね 
修飾語が無い言語 
翻訳今日は天気です 
言語として成り立たない! 
どちらも作らせる! 
今日はいい天気ですね 
今日は悪い天気ですね 
翻訳 
修飾語が有る言語 
いい天気今日は 
悪い天気今日は 
言語として成り立つ!
それを実現するために・・・ 
そういった、全然使えない言語と、普通に成 
り立つ言語、両方を作らせるには、どうすれば 
いいのか?
普通に言語を作るだけなら、例文を人工知能に 
学習させ、人工知能に例文を作らせる、と 
言った事で良いが・・・ 
もう、どんな物でも言語にする。 
とか言ってしまったので、そんな事は出来ない。 
なので、そういった、既存の言語から作れるも 
のをインプットする行為は、やめる。 
いっその事、インプットを無くしてしまおう!
例文言語
人間は、「100」を「1」にする事しか出来ない。 
今まで蓄えてきた知識などを、「1」にする。 
それが、人間における「作る」ということだ。 
しかし、機械には出来る。「0」を「1」にする事が。 
ランダムを使い、無から、新しい言語を作る。 
そして、新しい文体の、実験的な言語が作られ 
る。 
そうやって、esperanto generatorは言語を作り 
続ける。
つまり、既存の言語から作れるものに頼らず、 
ランダムに頼って、言語を作らせる、という事 
だ。 
それを実現するためには、データを言語にする 
構造が必要だ。
そもそも、なぜ私は、ランダム、実験的にそこま 
でこだわるのだろうか?
githubのアカウント名 
自分で作ったソフト等を 
公開できるサイト。 
aidatorajiro 
※たぶんgithubの更新は当分先のことになりそうです・・・

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The esperanto generator

Notas do Editor

  1. The esperanto generator この企画は、コンピュータにエスペラントを作らせよう、という企画です。 このプレゼンの9割は予想と推論で出来ていて、さらに人工知能に関する知識も相当間違ってるでしょうが、何卒お許しください。
  2. まず最初に、自己紹介をします。 僕の名前は、会田寅次郎と言います。 中学一年生です。 僕のPython歴は、3ヶ月と、非常に短いです。たぶんPythonの一割も理解してません。 動的型付言語原理主義者で、使う言語はほとんど動的型付けです。JavaのJの字を見ただけでアナフィラキシーが起こります。最近は色々触ってますが・・・ Pythonを始めた理由は、 ソフトのAPIにPython製のが多いからです。 なんか、最低限の教養はないとな、みたいな感じで、Pythonを始めました。 PerlとObjective-Cにトラウマがあります。もうチンプンカンプンになったので投げました。 プログラミングに関しての自己紹介はこんな感じです。 最近、人工知能にちょっとはまっていて、 今回、Pythonでコンピュータにエスペラントを作ってもらう、という企画を立てました。 コンピュータ関連のイベントで、人工知能の事とかを知って興味を持って、 そのイベントに居た人も人工知能を動かすのにPythonを使ってたので、 じゃあPythonでやってみようかな、と思ってこの企画を立てました。 人工知能とは、数列や画像を覚えさせる、学習させる事で これは缶コーヒブルーマウンテンで、これはコカコーラで、などと、画像がどのような物か認識したり、 モーツァルトやベートーベンの曲を覚えさせる事で モーツァルト風の曲やベートーベン風の曲を作らせる事が出来る、みたいな感じで 人間と同じような感じに動く事が出来る機能を持っている、すごいやつです。
  3. エスペラントとは。 ザメンホフという人が作った、人工言語です。 言語問題を解決するために作られました。 ラテン語と似ているけど、ずっと簡単らしいです。 色々めんどくさい決まりがないらしいです。 ヨーロッパに話者が多いようです。 語彙はヨーロッパで使われている言語と互換性が高いみたいです。 話者の分布はこんな感じです。 まあしかし、この企画のタイトルに使ってたりする「エスペラント」は人工言語の象徴としてのエスペレント、なので このような特徴はあまり考えないで、「The esperanto generator」を作ります。
  4. 次に、「esperanto generator」の大枠、について説明をします。 言語を作るプログラムを作る、となると、言語の作らせ方が重要になってきます。 例えば、 「ちゃんと日本語や、英語等の言語の決まり事にそって作らせるのか、  そもそも、一から作らせることなどせずに日本語や、英語等をベースにして作らせるのか」 「語彙や発音も作らせるのか。作るとしたら、どうやって作らせるのか」 「単語単位で作らせるのか。文字単位、発音単位で作らせるのか。」 「難しい言い回しとかはどうやって作らせるのか」 などなど。そういった言語の作らせ方、大枠を、ここで説明したいと思います。
  5. 僕がesperanto generatorを思いついた時から、もうこれだけはやろうと思っていたことがあります。 それは、 言語として成り立たなそうな物も言語として扱う。 という事です。 今ある言語は、やっぱり一定の決まりに従って、出来ているわけです。 ある程度は日本語と英語も互換性があります。 極論を言ってしまえば、どちらにも名詞がありますし、動詞もあります。 しかし、僕は思いました。 「そういう、今ある言語の決まり事に沿って作るって、どうなんだろう。 やっぱり、もっと新しい言語を作らないと、楽しくないんじゃないか。今ある言語とにたような物が出来るだけ、それで何になるというのか。」 そうおもったのです。 もっと新しい言語を、作らせなければいけないのではないか。 [アニメーションがある所の前まで行く] 動詞、形容詞、名詞、副詞、助動詞、主語、副詞、助動詞、動詞。 これらは英語と日本語、両方の言語に出演している品詞です。 英語と日本語は結構違う言語のはずです。 なのに、海を超えて同じ物が存在している。 という事はこれらは結構一般的な単語である、といえます。 もっと新しい言語を作らなければ行けないので、こういった物にバツ印を付けて、無くしちゃいましょう!!! [クリックして、アニメーションさせる。] [クリック] もっと新しく、もっと実験的に!!! 動詞なんてなくしちゃえ! 名詞なんてなくしちゃえ!
  6. 今までに無い文体を実現するため、言語の定義の振幅を大きく広げます。 もう、どんな物でも言語にします。 スリッパでも、ハエでも、イカの塩辛でも言語にします。 それでも、一つだけ制約を付けます。 それは、必ずちゃんと人間が使える、使えそうな言語を含めて作らせる、という制約です。 Esperanto generatorは何千、何万と言語を創ります。そして、その創る言語の中に、 必ずちゃんと人間が使える、使えそうな言語を含ませる、ということです。 つまり、できた言語の内、全然使えなさそうな言語がほとんどだったとしても、 一つはちゃんと使えそうな言語が作られるようにする、ということです。 なので、言語を作る時には、「度合い」を定めることになります。 どれくらい使える言語なのか、という度合いです。 その度合いに沿って、作って行くことになります。
  7. わかりやすく例をあげて説明します。 例えば、「今日はいい天気ですね」という文と、     「今日は悪い天気ですね」という文を翻訳した結果、 どちらも同じ「今日は天気です」という文を出力した言語Aがあるとします。 この言語には、修飾語がありません。 これでは、言語として成り立ちません。 一方下の言語B、二つの文を翻訳した結果、 「いい天気今日は」という文と、 「悪い天気今日は」という文が出力されました。 この言語には、修飾語があります。 この言語は、言語として成り立ちます。 Esperanto generatorでは、この言語Aと言語B、どちらも作らせる、という事です。
  8. そのような、全然使えない言語と、普通に成り立つ言語、 両方を作らせるには、どうすればいいのでしょうか?
  9. 普通に言語を作るだけなら、例文を人工知能に学習させ、 人工知能に例文を作らせる、と言った事で良いのですが・・・ 「もう、どんな物でも言語にします。 スリッパでも、ハエでも、イカの塩辛でも言語にします。」 とか言っちゃったので、そんな事は出来ません。 すこしでも出来た物が既存の言語に依存してたら、新しい文体にならないのです。 だから、既存の言語から作れるものをインプットする行為は、やめます。
  10. 既存の言語からインプットするのをやめる。 つまり、機械に「0」から言語を作ってもらうのです。 何もしなくても勝手に言語を、「0」から言語を作ってくれる。凄いですね。
  11. では、どうやって言語を作らせるのでしょう。 人間は、「100」を「1」にする事しか出来ません。 今まで蓄えてきた知識などを、「1」にするのです。 それが、人間における「創る」ということです。 しかし、機械にはできます。 「0」を、「1」にすることが。 ランダム。ランダムがあれば、無から情報を作り出せます。 ランダムを使い、無から、新しい言語を創る。 そして、新しい文体の、実験的な言語が創られます。 そうやって、esperanto generatorは言語を創り続けます。
  12. つまり、既存の言語から作れるものに頼らず、ランダムに頼って、 言語をつくらせる、という事です。 それを実現するためには、データを言語にする構造が必要です。 つまり、ランダムな物から作られたデータを、言語に変換する、という仕組みです。 この仕組みが、Esperano generatorを作る上で、一番重要な部分です。 この仕組みさえ出来てしまえば、Esperano generatorはできたも同然です。 しかし、データを言語にする、というプログラムは、非常に難しいものです。 なので僕は、ここで挫折しました。 このデータを言語にする、というプログラムのおかげで、 「Esperano generator」を作るのは、非常に難しい、という事に気づかされました。 今回、なんと僕はPythonのプログラムを作っていません。 このプログラムを作るのが非常に難しかったからです。 やっぱり難しいですね、こういうのを作るのは。
  13. 最後に、そもそも、なぜ僕は、ランダム、実験的にそこまでこだわるのだろうか、という事を話したいと思います。 これこそが、このesperanto generatorのコンセプトです。 最後にそれを、話したいと思います。
  14. この地球に存在する、人が使う、人が創る言語は、はっきり言って宇宙には通用しない。 実はこのプロジェクト、普通に人工知能に例文を大量に学習させて、 地球上にある言語の全ての平均を取っているような言語を創って、 それで「もっとわかりやすいエスペラント」みたいなものを、コンピュータに創らせても良かったかも知れない。 だが、私はそんな事はしなかった。 なぜか。 それは今まで言った通り、もっと新しい、もっと実験的な言語を創らせたかったからだ。 これには一つ、深い理由がある。 この地球に存在する言語は、一定の決まりに従って、出来ている。 だが、宇宙に存在する全ての言語が、その決まりに従っているわけがない。 宇宙人が使う言語は、人間の想像を絶するような、文体、構造になっているかもしれない。 「人間の想像を絶する」というのが、重要なポイントだ。 人間には到底想像する事の出来ない、未知の、宇宙人の世界だ。 しかも言語は、その文明を発展させてきた、非常に重要なものだ。 文明と切っても切れないような関係のある言語、しかも、未知の宇宙の文明だ。 それこそ、モノリスや、神まで関係しているかもしれない。 そんな、想像もつかないような世界。 人間が創った言語をもとにしていては、絶対に届くごとは無いだろう。 だが、機械にならそこに届く事が出来るかも知れない。 ランダムがある。 完全なランダムを基に言語を創れば、それこそ宇宙人が使っているような言語も 生成されるかも知れない。 無限の可能性がある。 そう、無限の可能性が。 いや、もしかすると神自身とも対話できるかも知れない。 第一、自分の国の言葉で神にお祈りなんて、おかしい。 神は、全知全能ではなくて、ちゃんと神の言葉で 話しかけなければ振り向いてくれない、なんてケースもあるだろう。 そういう、神の言葉も、esperanto generatorには創る事が出来るかも知れない。 だからこそ、ランダムという物を、私は使ったのだ。 それが、esperanto generatorのコンセプトだ。 今回、Pythonのデモは出来ていませんが、少しでもesperanto generatorに興味を持っていただけたら、幸いです。 そのうち完成版をgithubなんかに上げるかも上げないかもです。果たして僕は、宇宙に対抗できるのか!? 乞うご期待!
  15. ぼくのgithubのアカウント名は、aidatorajiroです。宜しくおねがいします。