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⼤豊町職員研修
レゴ® シリアスプレイ® メソッドを⽤いた
キャリアデザインプログラム
第3回 ⾃分のWhyと向き合う
ビジュアルレポート
⾼知⼤学 地域協働学部
コミュニティデザイン研究室
岡本 廉(b20m6j01@s.kochi-u.ac.jp)
須藤 順(j.suto@kochi-u.ac.jp)
2021年7⽉20⽇
Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved.
実施概要
n ⽇ 時︓令和3年7⽉20⽇(⽕) 9時00分〜16時00分
n 会 場︓⼤豊町役場
n 主 催︓⼤豊町・⾼知⼤学地域協働学部コミュニティデザイン研究室
n 参加⼈数︓16名(午前-午後に分かれて実施)
n 実施内容︓1⼈ひとりが対話を通じて理想の⽣き⽅・働き⽅・学び⽅を想像し、キャリアデザインを
描いていく講座。レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活⽤することで、⾃分なりに納得
した意思決定を⾏うための価値観や信念を⾒つけ、⾃分⾃⾝のあるべき姿に復元するため
のレジリエンスやセルフリーダーシップを獲得する。
【タイムライン】
Time Theme
09:00-09:10 オープニング&チェックイン
09:10-09:30 ゴールデンサークルとは(インプット)
09:30-11:55 レゴ®シリアスプレイ®ワーク(個⼈のWhyを⾒つける)
11:55-12:00 チェックアウト
13:00-13:10 オープニング&チェックイン
13:10-13:30 ゴールデンサークルとは(インプット)
13:30-15:55 レゴ®シリアスプレイ®ワーク(個⼈のWhyを⾒つける)
15:55-16:00 チェックアウト
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実施体制
第3回
⼤豊町町役場
⾼知⼤学
地域協働学部
コミュニティデザイン研究室
(須藤順)
講師
⾼知⼤学⼤学院修⼠課程 岡本廉
サポート
⾼知⼤学地域協働学部4回⽣ 檜⼭諒
⾼知⼤学地域協働学部4回⽣ 春⽥碧
⾼知⼤学地域協働学部3回⽣ 川村洸⼠郎
本研修のねらい・ゴール
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本研修のねらい
1⼈ひとりが⾃⼰理解を深め、
ブロックを使って
よりよい⽣き⽅・働き⽅・学び⽅を
考えていくための学びの場
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研修の全体像
①対等な関係のなかで意⾒交流を⾏う場の形成
②⾃⼰理解を深め、理想のキャリアデザインを描く
③⾃分なりに納得した意思決定を⾏うための基準や軸を⾒つける
・⾃⼰理解
・他者理解
・⾃分なりの基準や
軸を⾒つける
⾃分の未来 組織の未来
⾃分⾃⾝の在りたい姿
第1回〜第4回 第5回〜第7回
⼤豊町役場の在りたい姿
・理想の組織
・組織と⾃分の関係性
・組織の信念を⾒つける
×
理想の⽣き⽅・働き⽅を⾒つける
研修の様⼦
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ゴールデンサークルとは(インプット)
研修講師を務める岡本より、研修⽬的の共有が⾏われた後、プログラムへの導⼊としてサイモン・シネックのゴールデンサークルの説
明や動画紹介、公務員視点からの「Why」の重要性などについてインプットが⾏われた。優れたリーダーが⼈の⾏動を促すときの思考
様式をはじめとして、⾃らの「Why」が何かを考え続けること、それを⼈に伝え続けることの⼤切さを学ぶ様⼦が確認できた。
ゴールデンサークルのインプットの様⼦
チェックインの様⼦ 動画視聴の様⼦
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レゴ® シリアスプレイ®ワーク(経験や出来事、思い出の表現)
個⼈の「Why」を探っていくために、まずは⼀⼈⼀⼈が今までの⼈⽣を振り返り、頭に思い浮かんだ出来事や経験、⼤事な思い出、印
象深い⼈との出会いなどをポストイットに書き出した。そのなかで⾃分の⼈⽣に変化をもたらしたと感じたものを4~5枚選び、ブロッ
クを⽤いて表現した。次に、出来上がった作品を横軸(時系列)と縦軸(作品の印象やテンションの起伏)の「思い出グラフ」上で配
置し、作品に含まれたストーリーに対する⾃分の思いや⼤切さなどの些細な違いを、パーソナル・ランドスケープとして可視化した。
⾔葉だけでは読み取れない、⼀つ⼀つの出来事のなかでの⾃分の思考や感情を内省している様⼦が確認できた。
選択した経験・出来事・思い出などを表現する作品を作成している様⼦
経験・出来事・思い出などの洗い出し
思い出グラフに作品を配置している様⼦
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参考資料
思い出グラフのフォーマット
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レゴ® シリアスプレイ®ワーク(パーソナルランドスケープの共有)
作品を配置したパーソナルランドスケープのなかで、頂点と底辺にある作品の共有を⾏なった。また、そこに配置した理由や、他の作
品との関係性について尋ねる質問も数多く⾏われ、⼀⼈⼀⼈が⼤事にしていることや信念・価値観につながる気づきや発⾒が得られて
いる様⼦も確認できた。なお、頂点と底辺の作品は、作成者の強い感情を伴うため、Whyに明確に導いていくものである。
「思い出グラフ」の作品について説明している参加者の様⼦
「時系列」と「作品の印象やテンションの起伏」で表現したパーソナルランドスケープ
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レゴ® シリアスプレイ®ワーク(Whyの作成)
パーソナルランドスケープの共有時に話した内容をポストイットに記述した。その中から、直感的に⼤切だと思ったものや⾃分⾃⾝の
原動⼒になっていそうなキーワードが含まれるものを選び、それを基に⾃分の⼈⽣の「Why」が何かをブロックを⽤いて表現した。う
まく表現できず苦労している様⼦も⾒られたが、⾃分が信じていることや⼤切にしたいことなどを発⾒していく様⼦が確認できた。
⾃分の「Why」
参加者の様⼦ ⾃分の「Why」について説明する様⼦
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LEGO® SERIOUS PLAY®(LSP)とは
「頭のなかでなんとなく意識している
モヤモヤとした部分を可視化する」⽅法
出典︓
ラスムセン R.・蓮沼孝・⽯原正雄(2016)『戦略を形にする思考術︓レゴ®シリアスプレイ®で組織はよみがえる』徳間書店
レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活⽤したワークショップ | ソフトバンク(2020/12/31、https://www.softbank.jp/biz/other/lsp/)
参考資料
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LSPの進め⽅(例)
出典︓
栄前⽥勝太郎・⽵⽥哲也・宮⽊俊明(2020)『ひらめきとアイデアがあふれ出すビジネスフレームワーク実践ブック』エムディエヌコーポレーション
①問い
「夢のようなチームとは︖」
②1⼈ひとりが
作品をつくる
③でき上がったすべての作品を作者が説明し、他の
メンバーからの質問を受けるなどの対話を進める
④全員の気づきや
学びを共有する
?
たくさんのレゴのパーツ 作者
作品についてのQ&Aを通じて、
意味や価値を⽣み出す
作品の
ストーリーを語る
ここにこの部品を
使ったのは、
どうしてですか︖
「夢のようなチームとは︖」
⼿に任せて感覚的に
つくり上げていく
参考資料
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全ての個⼈や組織には、必ずWhy、How、Whatがある
⼈は『何を(What)』ではなく、『なぜ(Why)』に動かさ
れる
Why?
How?
What?
「Why」なぜそうするのか
(信念、⽬的、何のためにするのか)
「How」どうやるのか
(商品やサービスの説明、⽅法、理論)
「What」何をするのか
(商品、サービス、⾏う仕事)
Ex. 地域ビジョン、町の将来像
Ex. まちづくりの基本⽅針、政策⽬標
Ex. 施策や実際の取り組み
出典︓
サイモンシネック 優れたリーダーはどうやって⾏動を促すか(2021/07/13、
https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/how_great_leaders_inspire_action)
参考資料
ゴールデンサークルとは
Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved.
Why?
How?
What?
1st
3nd
2nd
公務員という枠を超えて、
役場と住⺠が笑いあえる
ような関係を創り出したい
写真やイラストを⼊れて、
住⺠に直接⼿に取って
もらえるような広報誌を
作ってほしい。
役場職員が、普段どのよう
な仕事や活動をしているか
知ってもらうことが必要。
参考資料
Whyの例(公務員の場合)
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Why?
How?
What?
あなたを形作ってきた
価値観や信念
≒⾃分の原動⼒
経験A
経験B
経験C
経験D
経験E
経験F
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Whyの形成と認識⽅法
出典︓
サイモン・シネック, デイビッド・ミード & ピーター・ドッカー(著),島藤真澄(訳)(2019)『FIND YOUR WHY: あなたとチームを強くするシンプルな
⽅法』ディスカヴァー・トゥエンティワン.
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⾼知⼤学地域協働学部コミュニティデザイン研究室(須藤順研究室)
担当︓准教授 須藤 順
〒780-8520 ⾼知県⾼知市曙町2-5-1総合研究棟1階
TEL 088-788-8077 FAX 088-888-8043
E-mail j.suto@kochi-u.ac.jp
Web http://www.communitydesign-kochi.jp/
⾼知⼤学⼤学院総合⼈間⾃然科学研究科地域協働学専攻
担当︓岡本 廉
E-mail b20m6j01@s.kochi-u.ac.jp
※本講座に関する問い合わせは上記までお願いいたします。
※本資料の無断での配布、外部組織や個⼈への配布・閲覧、及び⼆次使⽤は、固く
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問い合わせ先

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210720⼤豊町職員研修ビジュアルレポート( レゴ®シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム)

  • 1. ※プライバシー保護のため、参加者の皆様には一部ぼかし加工を入れています。 ⼤豊町職員研修 レゴ® シリアスプレイ® メソッドを⽤いた キャリアデザインプログラム 第3回 ⾃分のWhyと向き合う ビジュアルレポート ⾼知⼤学 地域協働学部 コミュニティデザイン研究室 岡本 廉(b20m6j01@s.kochi-u.ac.jp) 須藤 順(j.suto@kochi-u.ac.jp) 2021年7⽉20⽇
  • 2. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. 実施概要 n ⽇ 時︓令和3年7⽉20⽇(⽕) 9時00分〜16時00分 n 会 場︓⼤豊町役場 n 主 催︓⼤豊町・⾼知⼤学地域協働学部コミュニティデザイン研究室 n 参加⼈数︓16名(午前-午後に分かれて実施) n 実施内容︓1⼈ひとりが対話を通じて理想の⽣き⽅・働き⽅・学び⽅を想像し、キャリアデザインを 描いていく講座。レゴ®シリアスプレイ®メソッドを活⽤することで、⾃分なりに納得 した意思決定を⾏うための価値観や信念を⾒つけ、⾃分⾃⾝のあるべき姿に復元するため のレジリエンスやセルフリーダーシップを獲得する。 【タイムライン】 Time Theme 09:00-09:10 オープニング&チェックイン 09:10-09:30 ゴールデンサークルとは(インプット) 09:30-11:55 レゴ®シリアスプレイ®ワーク(個⼈のWhyを⾒つける) 11:55-12:00 チェックアウト 13:00-13:10 オープニング&チェックイン 13:10-13:30 ゴールデンサークルとは(インプット) 13:30-15:55 レゴ®シリアスプレイ®ワーク(個⼈のWhyを⾒つける) 15:55-16:00 チェックアウト
  • 3. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. 実施体制 第3回 ⼤豊町町役場 ⾼知⼤学 地域協働学部 コミュニティデザイン研究室 (須藤順) 講師 ⾼知⼤学⼤学院修⼠課程 岡本廉 サポート ⾼知⼤学地域協働学部4回⽣ 檜⼭諒 ⾼知⼤学地域協働学部4回⽣ 春⽥碧 ⾼知⼤学地域協働学部3回⽣ 川村洸⼠郎
  • 5. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. 本研修のねらい 1⼈ひとりが⾃⼰理解を深め、 ブロックを使って よりよい⽣き⽅・働き⽅・学び⽅を 考えていくための学びの場
  • 6. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. 研修の全体像 ①対等な関係のなかで意⾒交流を⾏う場の形成 ②⾃⼰理解を深め、理想のキャリアデザインを描く ③⾃分なりに納得した意思決定を⾏うための基準や軸を⾒つける ・⾃⼰理解 ・他者理解 ・⾃分なりの基準や 軸を⾒つける ⾃分の未来 組織の未来 ⾃分⾃⾝の在りたい姿 第1回〜第4回 第5回〜第7回 ⼤豊町役場の在りたい姿 ・理想の組織 ・組織と⾃分の関係性 ・組織の信念を⾒つける × 理想の⽣き⽅・働き⽅を⾒つける
  • 8. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. ゴールデンサークルとは(インプット) 研修講師を務める岡本より、研修⽬的の共有が⾏われた後、プログラムへの導⼊としてサイモン・シネックのゴールデンサークルの説 明や動画紹介、公務員視点からの「Why」の重要性などについてインプットが⾏われた。優れたリーダーが⼈の⾏動を促すときの思考 様式をはじめとして、⾃らの「Why」が何かを考え続けること、それを⼈に伝え続けることの⼤切さを学ぶ様⼦が確認できた。 ゴールデンサークルのインプットの様⼦ チェックインの様⼦ 動画視聴の様⼦
  • 9. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. レゴ® シリアスプレイ®ワーク(経験や出来事、思い出の表現) 個⼈の「Why」を探っていくために、まずは⼀⼈⼀⼈が今までの⼈⽣を振り返り、頭に思い浮かんだ出来事や経験、⼤事な思い出、印 象深い⼈との出会いなどをポストイットに書き出した。そのなかで⾃分の⼈⽣に変化をもたらしたと感じたものを4~5枚選び、ブロッ クを⽤いて表現した。次に、出来上がった作品を横軸(時系列)と縦軸(作品の印象やテンションの起伏)の「思い出グラフ」上で配 置し、作品に含まれたストーリーに対する⾃分の思いや⼤切さなどの些細な違いを、パーソナル・ランドスケープとして可視化した。 ⾔葉だけでは読み取れない、⼀つ⼀つの出来事のなかでの⾃分の思考や感情を内省している様⼦が確認できた。 選択した経験・出来事・思い出などを表現する作品を作成している様⼦ 経験・出来事・思い出などの洗い出し 思い出グラフに作品を配置している様⼦
  • 10. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. 参考資料 思い出グラフのフォーマット
  • 11. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. レゴ® シリアスプレイ®ワーク(パーソナルランドスケープの共有) 作品を配置したパーソナルランドスケープのなかで、頂点と底辺にある作品の共有を⾏なった。また、そこに配置した理由や、他の作 品との関係性について尋ねる質問も数多く⾏われ、⼀⼈⼀⼈が⼤事にしていることや信念・価値観につながる気づきや発⾒が得られて いる様⼦も確認できた。なお、頂点と底辺の作品は、作成者の強い感情を伴うため、Whyに明確に導いていくものである。 「思い出グラフ」の作品について説明している参加者の様⼦ 「時系列」と「作品の印象やテンションの起伏」で表現したパーソナルランドスケープ
  • 12. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. レゴ® シリアスプレイ®ワーク(Whyの作成) パーソナルランドスケープの共有時に話した内容をポストイットに記述した。その中から、直感的に⼤切だと思ったものや⾃分⾃⾝の 原動⼒になっていそうなキーワードが含まれるものを選び、それを基に⾃分の⼈⽣の「Why」が何かをブロックを⽤いて表現した。う まく表現できず苦労している様⼦も⾒られたが、⾃分が信じていることや⼤切にしたいことなどを発⾒していく様⼦が確認できた。 ⾃分の「Why」 参加者の様⼦ ⾃分の「Why」について説明する様⼦
  • 13. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. LEGO® SERIOUS PLAY®(LSP)とは 「頭のなかでなんとなく意識している モヤモヤとした部分を可視化する」⽅法 出典︓ ラスムセン R.・蓮沼孝・⽯原正雄(2016)『戦略を形にする思考術︓レゴ®シリアスプレイ®で組織はよみがえる』徳間書店 レゴ® シリアスプレイ® メソッドと教材を活⽤したワークショップ | ソフトバンク(2020/12/31、https://www.softbank.jp/biz/other/lsp/) 参考資料
  • 14. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. LSPの進め⽅(例) 出典︓ 栄前⽥勝太郎・⽵⽥哲也・宮⽊俊明(2020)『ひらめきとアイデアがあふれ出すビジネスフレームワーク実践ブック』エムディエヌコーポレーション ①問い 「夢のようなチームとは︖」 ②1⼈ひとりが 作品をつくる ③でき上がったすべての作品を作者が説明し、他の メンバーからの質問を受けるなどの対話を進める ④全員の気づきや 学びを共有する ? たくさんのレゴのパーツ 作者 作品についてのQ&Aを通じて、 意味や価値を⽣み出す 作品の ストーリーを語る ここにこの部品を 使ったのは、 どうしてですか︖ 「夢のようなチームとは︖」 ⼿に任せて感覚的に つくり上げていく 参考資料
  • 15. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. 全ての個⼈や組織には、必ずWhy、How、Whatがある ⼈は『何を(What)』ではなく、『なぜ(Why)』に動かさ れる Why? How? What? 「Why」なぜそうするのか (信念、⽬的、何のためにするのか) 「How」どうやるのか (商品やサービスの説明、⽅法、理論) 「What」何をするのか (商品、サービス、⾏う仕事) Ex. 地域ビジョン、町の将来像 Ex. まちづくりの基本⽅針、政策⽬標 Ex. 施策や実際の取り組み 出典︓ サイモンシネック 優れたリーダーはどうやって⾏動を促すか(2021/07/13、 https://sites.google.com/site/tedjapaneseenglishnote/list/how_great_leaders_inspire_action) 参考資料 ゴールデンサークルとは
  • 16. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. Why? How? What? 1st 3nd 2nd 公務員という枠を超えて、 役場と住⺠が笑いあえる ような関係を創り出したい 写真やイラストを⼊れて、 住⺠に直接⼿に取って もらえるような広報誌を 作ってほしい。 役場職員が、普段どのよう な仕事や活動をしているか 知ってもらうことが必要。 参考資料 Whyの例(公務員の場合)
  • 17. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. Why? How? What? あなたを形作ってきた 価値観や信念 ≒⾃分の原動⼒ 経験A 経験B 経験C 経験D 経験E 経験F 参考資料 Whyの形成と認識⽅法 出典︓ サイモン・シネック, デイビッド・ミード & ピーター・ドッカー(著),島藤真澄(訳)(2019)『FIND YOUR WHY: あなたとチームを強くするシンプルな ⽅法』ディスカヴァー・トゥエンティワン.
  • 18. Copyright © 2020 Jun SUTO All Rights Reserved. ⾼知⼤学地域協働学部コミュニティデザイン研究室(須藤順研究室) 担当︓准教授 須藤 順 〒780-8520 ⾼知県⾼知市曙町2-5-1総合研究棟1階 TEL 088-788-8077 FAX 088-888-8043 E-mail j.suto@kochi-u.ac.jp Web http://www.communitydesign-kochi.jp/ ⾼知⼤学⼤学院総合⼈間⾃然科学研究科地域協働学専攻 担当︓岡本 廉 E-mail b20m6j01@s.kochi-u.ac.jp ※本講座に関する問い合わせは上記までお願いいたします。 ※本資料の無断での配布、外部組織や個⼈への配布・閲覧、及び⼆次使⽤は、固く 禁⽌させて頂きます。 問い合わせ先