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このIRのグラフがすごい!上場企業2020

Introducing amazing graphs which are drawn by listed Japanese companies in 2020.

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このIRのグラフがすごい!上場企業2020

  1. 1. このIRのグラフがすごい! 上場企業2020 @ito_yan 2020.12.31
  2. 2. はじめに • 所属する組織の意見・見解ではありません • つまらないなら睡眠学習、復習に当てましょう 2
  3. 3. 自己紹介 • Twitter ID:@ito_yan • 本業は仮想サーバ環境のインフラ管理者 • ネットワーク、セキュリティでご飯食べてます • ITサービスマネージャ見習い • インシデント対応では現場の最前線で指示出してます • 今年はNASに構築したRAIDのHDDがよく壊れました • 奴は初回統計検定1級合格者の中で最弱… • 「まずはスモールデータより始めよ」派 • 少ない投資で済むスモールデータを経由せずに、 大規模な投資が必要なビッグデータを薦めない 3
  4. 4. 今年の企画について • 「市況かぶ全力2階建」というサイトの記事「この IRがすごい!上場企業20XX」のパロディです • 昨年は本家が実施していないので、今年は実施さ れるのか少々気がかりです • 初めての方へ:2015年からIRのグラフを個人の 独断と偏見で紹介しています • 本家は文学、こっちは統計/芸術を担当 • 今年もIRで実際に使われたグラフを眺めましょう • Rで正しく伝わるグラフを描くためのヒントになれば 4
  5. 5. それでは、今年のグラフをご覧ください 5
  6. 6. グラフを描くのは人類には早い、AIを使え • 積層グラフにすると値が読みにくくなる • 利用回数を表す点と折れ線を組み合わせる方が、 素早く正確に値を読み取れる 6 傾きがほぼ一定なので、 四半期ごとの回数が読 み取りにくくなっている 2021年3月期.1Qの 値を読みとれるか?
  7. 7. 時間間隔を一定にしない棒グラフ • 間隔が6年、2年、2年、4年、4年と恣意的な印象 を受けるので、間隔は統一した方がよい • 市場拡大を主張する資料なので、変に加工しない 方が説得力が増す 7
  8. 8. 解約率は右肩下がり、ストックビジネス! • 微小な差なら小数点第2位まで書いた方がよい • 1.6%が横ばいでないため疑問が生じる 8 この基準線、 0%なんですかね?
  9. 9. 解釈に高コストを要する棒グラフ • グラフ中で使う単位は統一すべき • 90百万円=90,000千円の脳内変換を要求しない 9
  10. 10. 棒を上下させて利益のちょろまかし • 営業利益はほぼ横ばいになるはずだが…??? • △497の棒の長さを短くしているのが原因 10 この差は3
  11. 11. 大きすぎるマイナスは小さくできる • FY2 Q1の営業利益率-200%超の数字は書かず に、基準線のゼロに近くしておく • FY2 Q4の営業利益率9.3%は11/126に合わない • 四捨五入前の11.499/125.5を仮定しても9.16% 11
  12. 12. 凡例に従わないフリーダムな色使い • 積層折れ線グラフは凡例の色で塗りつぶす • 境界線と凡例の色は合っているが、凡例に合わせて層 も同じ色で塗りつぶすべき 12 2020年1Qの凡例色 で塗りつぶす 境界線だけ凡例に合 わせてもわかりにくい
  13. 13. 情報の伝達が十分でない棒グラフ • 比率だけでは売上高の大小に関する情報が落ち てしまうので、売上高を掲載するのがよい • 棒の長さだけから増減を目で判断するのは困難 • 例:FY20 1Qと2Qの赤色はどちらがどの程度長いか? 13 注:別スライドに売上高は掲載さ れているが、スライドを行ったり来 たりさせないようにした方がよい
  14. 14. 業績予想が読めない成長可能性資料 • 売上予想をぼかすと純利益率の計算が困難 14 で、予定はなんぼです か?(注:数ページ後 に123億円と記載して いるがここで出すべき)
  15. 15. 豪快すぎる四捨五入 • 384/84は5です!(注:実際の値は約4.57) • 相対誤差が大きくなる四捨五入は避けるべき 15
  16. 16. まとめ • IRは投資家が知りたい情報を正確に伝えるもの • 実績のアピールは重要だが、過度に誇張せず誠実 な資料作成をお願いしたいです • 読み手がモヤっとしないよう、順を追ってデータを 提示し、説明していくことが大事 • 適切なグラフ表現を自身で考えてみるように • 不正解を選ばないことが大事 • 不正解も正解も1つとは限りません 16
  17. 17. 参考資料等 17
  18. 18. 昨年の編集後記の答え合わせ • コロナ禍もあり予想が大外れでした • 節約志向系銘柄の強さ →ロックアウトで百貨店業界は大赤字 • 東京オリンピック以降の景気 →そもそも開催されませんでした • 5Gサービス開始によるITサービスの進化 →5Gの展開は面にはならず、まだ点でした • 企業業績は業界によってかなり異なる状況 →巣籠もり需要の恩恵の有無で業績はまだらに 18
  19. 19. ニコニコ動画のプレミアム会員数推移 • 2020年3月期2Q末時点でも四半期ごとに 194→188→180→175→171万人と減少していた • 2020年3月期3Q末 167万人 • 2020年3月期4Q末 163万人 • 2021年3月期1Q末 161万人 • 2021年3月期2Q末 159万人 • https://ssl4.eir- parts.net/doc/9468/ir_material_for_fiscal_ym1/88361/ 00.pdf#page=42 • まだ減少にストップがかかっていない模様 19
  20. 20. 参考資料(1) • AI Insideのミルフィーユグラフ • https://contents.xj- storage.jp/xcontents/AS82001/7228569e/cf57/4 702/a7f2/01856674c806/140120201111421023. pdf#page=11 • 弁護士ドットコムが主張する弁護士市場規模 • https://contents.xj- storage.jp/xcontents/AS80401/ba65ac15/8e0d/ 4c04/8b11/ec742367d8f0/14012020102640822 9.pdf#page=36 20
  21. 21. 参考資料(2) • フリーの右肩下がりのグラフ • https://contents.xj- storage.jp/xcontents/AS08692/6b02e51c/6a23/ 4b13/9c80/6e8295efd2fa/20201111112208747s. pdf#page=15 • アクアラインの単位変換を要求する売上予測 • https://ssl4.eir- parts.net/doc/6173/tdnet/1889521/00.pdf#page =17 21
  22. 22. 参考資料(3) • 日本スキー場開発の営業利益横ばいグラフ • https://ssl4.eir- parts.net/doc/6040/ir_material_for_fiscal_ym/86 228/00.pdf#page=20 • ニューラルポケットの営業利益率推移 • https://contents.xj- storage.jp/xcontents/AS06563/ec020038/8790/ 4eb8/90a2/9f9673e3cf29/140120201113424553 .pdf#page=19 22
  23. 23. 参考資料(4) • ココペリの積層折れ線グラフ • https://contents.xj- storage.jp/xcontents/AS09509/a80faa75/696f/4 bbe/8bfa/424ab1f37af0/140120201217436108. pdf#page=12 • ブシロードの売上高比率 • https://ssl4.eir- parts.net/doc/7803/tdnet/1913367/00.pdf#page =12 23
  24. 24. 参考資料(5) • バルミューダのぼかされた売上成長 • https://contents.xj- storage.jp/xcontents/AS08246/920d09ee/19e3/ 410d/b4fc/5c4fb97ca561/140120201210433485 .pdf#page=6 • ソフトバンクの顧客コンタクト数 • https://cdn.softbank.jp/corp/set/data/ir/document s/presentations/fy2020/results/pdf/sbkk_earning s_presentation_20201104.pdf#page=30 24
  25. 25. 今年の編集後記 • 来年の個人的な注目は… • コロナウイルスの終息がいつになるか • 東京オリンピックはどうなるか • テレワークやDX、5Gの本格化など、ITによる働き 方や仕事そのものの変化 • 金は天下の回りもの、お金の巡りがよくなる政策 に期待したいです 25

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