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加藤 浩晃
デジタルハリウッド大学大学院 客員教授、医師
厚生労働省 医療ベンチャー支援(MEDISO)アドバイザー
経済産業省 Healthcare Innovation Hub アドバイザー
東京医科歯科大学医学部 臨床准教授
千葉大学医学部附属病院 客員准教授
2021/1/19 #東京医科歯科大学医学部医学科1年 MIC
医学生の今から知っておきたい
アイリス株式会社 共同創業・取締役副社⾧CSO
この講義でわかること・得られるもの
・医師起業家というキャリアの理解
・なぜ医師起業家が「起業」という選択肢を取るかの理由
・みんなが医師になって活躍するあたり(2025~2030年)
のこれからの日本の医療
・医師法1条から医師の働きを改めて考えられる
・医療・ヘルスケアのビジネス関係でなんか困ったことあったら
「講義受けた」って連絡すれば優しく対応してくれる
・この人誰?って思うと思うから、
なぜ「起業」の講義をしたりしているのかなど、自己紹介
・日本の医療の現状(めちゃくちゃ短く)
・2030年に向けたこれからの日本の医療
・2025年以降に医師になる医学生へ
・医師の「起業」ってどんな感じ?なぜしているの??
本日のMenu
・この人誰?って思うと思うから、
なぜ「起業」の講義をしたりしているのかなど、自己紹介
・日本の医療の現状(めちゃくちゃ短く)
・2030年に向けたこれからの日本の医療
・2025年以降に医師になる医学生へ
・医師の「起業」ってどんな感じ?なぜしているの??
本日のMenu
■ デジタルハリウッド大学大学院 客員教授
■ アイリス株式会社 共同創業・取締役副社⾧CSO
加藤 浩晃 Hiroaki Kato 医師(眼科専門医)、福井出身
■ 日本医療ベンチャー協会 理事
■ 株式会社メディカルネット(東証:3645)社外取締役
■ MRT株式会社(東証:6034)社外取締役
■ 厚生労働省 医療ベンチャー支援(MEDISO)
アドバイザー
■ 経済産業省 ヘルスケアイノベーションハブ アドバイザー
■ 東京医科歯科大学医学部 臨床准教授
■ 千葉大学附属病院 客員准教授
■ 東北大学大学院 非常勤講師
■ 横浜市立大学医学部 非常勤講師
■ 京都府立医科大学病院 & 慈恵医大病院 眼科医師(週1日:一般外来&専門外来)
■ オンラインコミュニティ
「ヘルスケアビジネス研究会」 主宰
■ 一般社団法人iEducation 代表理事
産
官 ■ 元・厚生労働省 医政局 室⾧補佐
■ AMED 課題評価委員
■ 経済産業省 J-Startup 推薦委員
■ 日本遠隔医療学会 幹事・運営委員
遠隔医療モデル研究分科会⾧
■ 日本眼科学会 次世代医療
(AI、ビッグデータ、遠隔医療)戦略会議 委員
など
学
自己紹介(医師/起業家/元厚労省/3社経営/5大学教員)
<専門> デジタルヘルス(医療AI、遠隔医療など)、医学教育、眼科
医
経歴
2007年 浜松医科大学 卒業 ⇒ 京都府立医科大学附属病院 卒後臨床研修医
2009年 京都府立医科大学 眼科学教室 研修医
2010年 バプテスト眼科クリニック(京都市) 医員
2013年 京都府立医科大学大学院 入学
2014年 京都大学医学教育推進センター国内留学
⇒欧州医学教育学会 医学教育certificate
2015年 京都大学 医学教育プログラム講師(兼任)
2016年 厚生労働省 出向(医政局 研究開発振興課 治験推進室室⾧補佐)
京都府立医科大学眼科学教室 特任助教
2017年 デジタルハリウッド大学大学院 客員教授
東北大学大学院 非常勤講師
2018年 厚生労働省・経済産業省・総務省・内閣府の委員などにたくさん任命
2019年 千葉大学附属病院 メドテックリンクセンター客員准教授
東京医科歯科大学 医学部 臨床准教授
横浜市立大学 医学部 非常勤講師
医師免許
2年
4年
6年
8年
10年
12年
眼科専門医取得
アイリス株式会社設立
◎医療機器 「加藤式チョッパー」
(classⅠ)
<臨床医 @京都>
◎日本初の眼科のDtoD遠隔医療
サービス「メミルちゃん」を開発
<厚生労働省>
◎医療ベンチャー支援プログラム
・厚労省初の医療ベンチャー施策
◎臨床研究法(2018年4月1日施行)
・初の臨床研究に関する法律
◎書籍(単著&共著)を41冊発刊
<医療ベンチャー関連>
◎G7伊勢志摩サミット 医療体制
◎ヘルスケアビジネス研究会 主宰
・220名以上のオンラインコミュニティ
◎アイリス株式会社
2017年11月 共同創業・副社⾧
◎日本医療ベンチャー協会(JMVA)
・医療ベンチャーの日本最大の団体
◎iEducation 設立
2014年10月 創業・代表理事
◎デジタルハリウッド大学大学院
客員教授(担当:デジタルヘルス)
主な取り組み(臨床医→厚労省→医療ベンチャー/支援)
非眼科医
患者さんの
目に異常があり
判断できない!
眼科専門医
スマホ・デジカメで目
を撮影
診断&治療方針
紹介の必要性
眼科診察サポート
スマホアプリ・Webから
問診項目を選択して送付
相談
日本で一番最初の眼科遠隔医療アプリ(2013年~)
ヘルスケアビジネスの事業開発
大企業やベンチャーからの事業開発の相談は、年間200件以上
<アイリス株式会社>
インフルエンザを
のどの画像で診断する
AI医療機器の開発
「医療現場」「医療制度」「ビジネス」の3つの視点での事業開発
<株式会社 エクスメディオ>
日本初の眼科遠隔医
療「メミルちゃん」を開発
(→マイナビに売却)
<株式会社 イナミ>
年間100万件行われる
白内障手術(眼科)の
際に使う医療器具
(医療機器:class1)
・ベンチャーの0→1開発のときの相談
・大手の新規事業の助っ人メンバー
・ビジネスコンテスト審査員
・FacebookやTwitterからの相談
・年間80~100か所の講演など
デジタルハリウッド大学院 デジタルヘルスラボ
<デジタルハリウッド大学(東京・お茶ノ水)>
映像、3DCG、グラフィックデザイン、Web、ゲーム・プログラミング、
アニメ、先端メディア表現、ビジネスなどの専門教育を行う大学
▷ 経済産業大臣認定:第4次産業革命スキル習得講座
2019年度 大学院生 24名
(医師・歯科医師15名)
<教室実績(4年目)>
・院生が起業:合計で約5.1億円調達
・経済産業省 主催
ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト
ファイナリスト(2017年度・2019年度)
・厚生労働省 主催
ジャパンヘルスケアベンチャーサミット
事業開発支援施設として参加
◎デジタルヘルス(医療×テクノロジー)の大学院の教室運営
Healthcare Technology Business
・健康増進、予防
・医療
・介護
・人工知能(AI)
・IoT(ウェアラブル)
・VR / AR / MR
・ビッグデータ
・スマホ・アプリ対応
・クラウド対応
・チャット、bot化
事業・プロジェクトの
持続性
マネタイズモデル
✕ ✕
デジタルテクノロジーを利用した医療・ヘルスケア
デジタルヘルス
(DigitalHealth)
HealthTech
デジタルヘルスラボでやっていること
ヘルスケアビジネス
医療領域のサービス開発をしようとすると
医療現場
医療制度 ビジネス
事業開発
・日本の医療安い問題
・誰がお金を払うのか
to C
to B(医療機関)
・医療現場の
独特のルール
・ステークホルダー多い
・気難しい医者
考えなくちゃいけないことがたくさん&わかりにくい!!
・薬機法
アプリでも医療機器に
・医師法
それって医療行為?
・臨床研究法
エビデンスの創出
臨床研究→治験
など
経産省 ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト2019
経産省 ジャパンヘルスケアビジネスコンテスト2020
CI Inc代表 園田正樹先生
ビジネスコンテスト部門
グランプリ!!
アイリス株式会社
概要
設立: 2017年11月14日
所在地: 東京都千代田区有楽町1丁目10 1
有楽町ビル11階
資本金: 9億1000万円
社員数: 26名(業務委託者等含む)
許認可:第1種医療機器 製造販売業
医療機器製造業
解決課題
:従来インフルエンザ検査法は精度が6割と低い
解決方法
: 精度9割 かつ 痛みのない診断デバイスを開発
インフルエンザ診断デバイス
咽頭(のど)の写真を撮影し、インフルエンザ特有の腫れ方を
検出する病院用の医療機器
沖山 翔 (代表取締役CEO, 医師)
加藤 浩晃 (取締役副社⾧CSO,
医師/元厚労省)
インフルエンザ濾胞(ろほう)
- 発症直後から出現する、
インフルに特徴的なサイン
- 患者の 98.8% に出現
- 一般医師には判別不能
十年以上の集中訓練を要す
深層学習(ディープラーニング)
大量の咽頭写真を学習させることで、インフルエンザか
否かの判定を行う
×
創業者
経産省 J-Startup 推薦委員
『医療4.0』 を出版(日経BP、2018年)
第4次産業革命時代の医療
~未来を描く30人の医師による2030年への展望~
・阿部 吉倫
・五十嵐 健祐
・石井 洋介
・伊藤 涼
・猪俣 武範
・岩本 修一
・小川 晋平
・沖山 翔
・菊池 亮
・北城 雅照
・近都 真侑
・小橋 英⾧
・小林 紀方
・佐竹 晃太
・柴田 綾子
・白岡 亮平
・眞鍋 歩
・明星 智洋
・物部 真一郎
・森 維久郎
・吉永 和貴
・吉村 健佑
第1章 日本の医療における変化と課題
第2章 医療とテクノロジーの現状と展望
第3章 未来を描く医師30人の展望
■登場する医師30人
・園田 正樹
・田中 由佳里
・中西 智之
・中山 俊
・二宮 英樹
・橋本 直也
・原 聖吾
・原 正彦
2018年6月発売
現在まで1万部以上
■ 厚生労働省 情報通信機器を用いた診療に関するルール整備に向けた研究班 委員(2017年度)
■ 経済産業省 スタートアップ集中支援プログラム J-Startup 推薦委員(2018年~)
■ 産総研 AIコンソーシアム 医用画像WG 委員(2018年~)
■ 総務省 遠隔診療の普及に向けた有識者会議 委員(2018年度)
■ 慶応義塾大学 健康医療ベンチャー大賞 ビジネスコンテスト 第2次審査員(2019年~)
■ 東京都医師会 医療情報検討委員会 委員(2019年~)
■ 経済産業省 第四次産業革命時代におけるヘルスケアサービス提供分野のデジタルトランスフォーメーションに
関する調査研究会 委員(2019年度)
■ 医療機器産業研究所 デジタルヘルスの進歩を見据えた医療技術の保険償還のあり方に関する研究会
(AI・デジタルヘルス研究会) 委員(2019年~2020年)
■ 経済産業省 ジャパン・ヘルスケアビジネスコンテスト(JHeC)ビジネス部門 最終審査委員(2020年~)
■ AMED 課題評価委員会 委員(2020年~)
■ AMED 医工連携イノベーション推進事業(ベンチャー育成) 審査委員(2020年~)
■ 経済産業省 ヘルスケア産業課 新型コロナ対策事業 審査委員(2020年~)
■ 経済産業省 セルフケアを支える機器・ソフトウェア(プログラム)に関する検討委員会 委員(2020年~)
■ 内閣府 規制改革推進会議 医療・介護WG 遠隔医療の有識者として登壇(2017年10月、12月)
■ 内閣府 規制改革推進会議 公開ディスカッション 遠隔医療の有識者として登壇(2018年3月)
行政等の委員・有識者・審査委員
・この人誰?って思うと思うから、
なぜ「起業」の講義をしたりしているのかなど、自己紹介
・日本の医療の現状(めちゃくちゃ短く)
・2030年に向けたこれからの日本の医療
・2025年以降に医師になる医学生へ
・医師の「起業」ってどんな感じ?なぜしているの??
本日のMenu
日本の高齢化率の推移
(平成28年版厚生労働白書 本編図表より)
都道府県高齢者人口(65歳以上)の増加数
高齢化と医療需要総量のピーク
(平成25年4月19日 社会保障制度国民会議 資料)
日本の疾病構造の変化
(平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況)
Q. 診療所の医師の平均年齢は何歳?
A. 診療所の医師の平均年齢:60.0歳
医師年数と就業率
☆医師年数50年で、就業率が約50%
0
10
20
30
40
50
60
70
80
90
平成20年 平成23年 平成26年 平成29年
クリニック 病院 病院(400床以上) 病院(200~399床) 病院(200床未満)
14.7 14.2
38.8
22.7
8.9
21.2 21.9
57.3
33.4
14.4
35.0 34.2
77.5
50.9
24.4
41.6
46.7
85.4
64.9
37.0
電子カルテシステムの普及状況
(出典:医療施設調査(厚生労働省))
◎クリニックや病院の普及率は、平均して約40~50%
・この人誰?って思うと思うから、
なぜ「起業」の講義をしたりしているのかなど、自己紹介
・日本の医療の現状(めちゃくちゃ短く)
・2030年に向けたこれからの日本の医療
・2025年以降に医師になる医学生へ
・医師の「起業」ってどんな感じ?なぜしているの??
本日のMenu
①オンライン診療の時限的解禁(特例措置)
②治療用アプリの承認
③Apple Watchのアプリの医療機器承認
2020年のデジタルヘルスの3大トピック
医療従事者ー患者(生活者)の遠隔医療
◎医師ー患者(生活者) ◎医師以外ー患者(生活者)
オンライン診療
(遠隔診療)
(DtoP遠隔医療)
遠隔健康
医療相談
医
健
診療補助
指導
遠隔健康
医療相談
医
健
<オンライン診療(+診療補助・指導)>医療行為
患者の診察及び診断を行い診断結果の伝達や処方等の診療行為を、
リアルタイムにより行う行為。診療行為の責任は医師
<遠隔健康医療相談>非医療行為
個別的な状態を踏まえた診断など具体的判断はしない相談行為
(医師)個人の心身の状態に応じた必要な医学的助言
(医師以外)一般的な医学的な情報の提供や、受診勧奨
名称 遠隔診療 オンライン診療 オンライン診療
手段
TV電話診療 TV電話診療 TV電話診療
電話診療
初診 どんな疾患でも可
再診
オンライン診療料 オンライン診療料
疾患限定 疾患限定
電話等再診 電話等再診
どんな疾患でも可 どんな疾患でも可
2018年3月
オンライン診療の指針
2020年4月10日
事務連絡
2018年4月
診療報酬改定
2015年8月
事務連絡
COVID-19によるオンライン診療の特例措置
▼ ▼▼▼
オンライン診療での
活用は×
◎今までの治療
<医薬品> <手術・処置>
内科学的
治療
外科学的
治療
「内科学的治療」「外科学的治療」で解決できないこと
(例)糖尿病患者が治療を途中で中断して外来に来なくなる
生活習慣病患者が薬を飲むことを途中でやめてしまう
社会学的治療 ⇒ 「行動変容」アプローチ
治療用アプリ
治療用アプリ
患者さんの意識や行動を変えて(行動変容)
生活習慣などの改善によって治療効果を得るアプリ
医療機器!!
通常の診察 ・治療用アプリを処方
・「処方コード」を発行
・「処方コード」を入力
するとログインできる
・アプリで体調記録
治療の指導を受ける
「アプリを処方」
CureAppの治療用アプリが承認・保険適用
◎「CureAppSC ニコチン依存症治療アプリ及びCOチェッカー」
(CureApp株式会社)
<準用技術料>
在宅療養指導管理料 導入期加算
140点(1,400円)
在宅療養指導管理材料加算 4回分
600点×4=2400点(24,000円)
2020年8月21日 承認、11月11日 保険適用
禁煙治療の初回に
ニコチン依存症管理料に加えて
算定可能
アップルウォッチで健康管理
2020年9月4日
アップルウォッチのアプリが医療機器に!!
「心電図機能」
「脈の不整を通知する機能」
アップルウォッチでアプリを使っていると、
心臓や脈の異常を知らせてくれる
⇒医療機関に行って精密検査
日常の生活の中に医療との接点!
社会が大きく変わろうとしてる
第4次産業革命
モバイル
ウェアラブル
ロボット
人工知能
ドローン VR(仮想現実)
IoT
第4次産業革命とSociety 5.0
<社会の変化>
狩猟社会 農耕社会 工業社会 情報社会 Society 5.0
(超スマート社会)
サイバーとフィジカルの融合
<技術の変化>
第1次産業革命 第2次産業革命 第3次産業革命 第4次産業革命
動力を取得
(蒸気機関)
動力が革新
(電力・モーター)
生産自動化が進む
(コンピュータ)
自律的な最適化
大量の情報からAIが自ら
考えて最適な行動をとる
これからの医療の変化
医療も 『医療4.0』 の時代へ
医療1.0:1960年代 医療体制の礎
医療2.0:1980年代 介護政策が進む
医療3.0:2000年代 医療のICT化が進む
医療4.0:2020年代 第4次産業革命×医療
(AI、IoT、ロボティクス、5G、ブロックチェーン、VR/AR/MR・・)
― 国民皆保険制度、医療提供
― 老人保健法制定、ゴールドプランの策定
― インターネットの普及、電子カルテの導入
― 社会を劇的に変えるテクノロジーが医療にも導入
医療を取り巻く環境の変化
1.医療との接点
医療提供の偏在化、加齢や仕事で継続通院しにくい
2.疾患構造の変化
感染症から生活習慣病に変わり、行動変容が大切に
3.医師の職場
医師の過重労働、医療現場でたくさんある事務作業
解決策の一つとしてテクノロジーの活用が考えられている
多角化
個別化
効率化
主体化
医療との接点の“多角化“
健康 病気 予後
病院
社会
(日常)
在宅医療
オンライン診療
健康管理
リハビリテーション医療
予防
健康診断
“医療”との接点が社会(日常)でも増えていく!
遠隔医療のさらなる拡大
病院での「検査+診療」⇒ 家での「検査+オンライン診療」
平安健康医療科技有限公司(中国)
・無人クリニック(2019年1月から実稼働)
・医師が現場にいなくても医療アクセスが可能となり、
医師が偏在する地域や過疎地域での活用の可能性
【特徴】
・AI診断、遠隔診断、遠隔服薬指導、
オンライン処方薬販売の組み合わせ
・AI診断を経て、遠隔で人間の医師が
正式診断
・よく使われる薬は自動販売。それ以外の
薬もオンラインにて処方薬を購入可能
・中国の8州と市で1000台から稼働開始
学校、観光地、ショッピングモール、高速
道路のサービスステーションで拡大予定
生体データ
患者さんの正確な
心身の状態がわかる
データ
健康診断データ
採血
尿検査 など
2030年くらいの医療の未来
・予防
・診断
・治療
・予後/QOL
本当に必要な人だけが対面診療をする時代へ
2040年までに「どこでも医療アクセス」の実現
ここまでが前半戦
80分と⾧いのでいったん休憩
・この人誰?って思うと思うから、
なぜ「起業」の講義をしたりしているのかなど、自己紹介
・日本の医療の現状(めちゃくちゃ短く)
・2030年に向けたこれからの日本の医療
・2025年以降に医師になる医学生へ
・医師の「起業」ってどんな感じ?なぜしているの??
本日のMenu
2021年 2026年 2027年 2029年 2031年 2033年 2035年
卒後臨床研修
みんなが医師10年目のときはいつごろか?
専門診療科 選択
専門医 取得
医師免許
(25歳)
2年 4年 6年 8年 10年
(26歳) (28歳) (30歳) (32歳) (34歳)
医師10年目は2035年あたり!!
大学院入学??
2025年以降に医師になる医学生へ
①医師の時間外労働規制
②2028年の医師需給の逆転
医師の時間外労働規制
2024年4月~ 基本的には、年に960時間 / 月100時間未満
2024年以降の医師の働き方のイメージ
医師の受給推計に関して
(平成30年4月12日 医療従事者の需給に関する検討会 第19回 医師需給分科会 資料1)
2021年 2026年 2027年 2029年 2031年 2033年 2035年
卒後臨床研修
みんなが医師10年目のときはいつごろか?
専門診療科 選択
専門医 取得
医師免許
(25歳)
2年 4年 6年 8年 10年
(26歳) (28歳) (30歳) (32歳) (34歳)
医師10年目は2035年あたり!!
2024年
医師の働き方改革
2028年
医師の需給逆転
大学院入学??
医師の働きとは、そもそも何か?
第一条 医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて
公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて
国民の健康な生活を確保するものとする。
医師法:(日本の)医師のことを規定した法律
〇 診察をすること、外来をすること
〇 患者さんを治すこと、治療すること、手術をすること
医師の働きは 「社会を健康にすること」
医師のすることは診察や治療だけに限定されない!
医師として考えていること
◎患者さんによりよい“医療”を届ける
・診察/治療
医師として考えていること
◎患者さんによりよい“医療”を届ける
◎「社会」によりよい“医療”を届ける
・診察/治療
・医療政策
・ビジネス
ビジネスって・・イメージ悪くないですか?
交換できるようなもの
=価値があるもの
「価値」と「価値」の交換
もともと、ビジネスとは・・
×健康に対する不安によって稼ぐビジネス
×効果・エビデンスのないものによるビジネス
(例)診療=医師による価値
(治療、安心、納得感)
と、お金の交換
倫理の問題
? ?
「医療×ビジネス」で
新しい価値を作っていけば、
社会が健康になっていく!!
医療×ビジネスができること
なぜ、医師がビジネスをするのか?
“医療”には、課題がたくさん!!
「ビジネスによって
社会を健康にできる」
①アイデアを出して企業に開発をしてもらう
②企業と協力して開発をする
③自分が起業をして全部やる
◎医療機器 「加藤式チョッパー」
(classⅠ)
<臨床医 @京都>
◎日本初の眼科のDtoD遠隔医療
サービス「メミルちゃん」を開発
<厚生労働省>
◎医療ベンチャー支援プログラム
・厚労省初の医療ベンチャー施策
◎臨床研究法(2018年4月1日施行)
・初の臨床研究に関する法律
◎書籍(単著&共著)を41冊発刊
<医療ベンチャー関連>
◎G7伊勢志摩サミット 医療体制
◎ヘルスケアビジネス研究会 主宰
・220名以上のオンラインコミュニティ
◎アイリス株式会社
2017年11月 共同創業・副社⾧
◎日本医療ベンチャー協会(JMVA)
・医療ベンチャーの日本最大の団体
◎iEducation 設立
2014年10月 創業・代表理事
◎デジタルハリウッド大学大学院
客員教授(担当:デジタルヘルス)
主な取り組み(臨床医→厚労省→医療ベンチャー/支援)
◎医療機器 「加藤式チョッパー」
(classⅠ)
<臨床医 @京都>
◎日本初の眼科のDtoD遠隔医療
サービス「メミルちゃん」を開発
<厚生労働省>
◎医療ベンチャー支援プログラム
・厚労省初の医療ベンチャー施策
◎臨床研究法(2018年4月1日施行)
・初の臨床研究に関する法律
◎書籍(単著&共著)を41冊発刊
<医療ベンチャー関連>
◎G7伊勢志摩サミット 医療体制
◎ヘルスケアビジネス研究会 主宰
・220名以上のオンラインコミュニティ
◎アイリス株式会社
2017年11月 共同創業・副社⾧
◎日本医療ベンチャー協会(JMVA)
・医療ベンチャーの日本最大の団体
◎iEducation 設立
2014年10月 創業・代表理事
◎デジタルハリウッド大学大学院
客員教授(担当:デジタルヘルス)
主な取り組み(臨床医→厚労省→医療ベンチャー/支援)
①
②
③
◎医療機器 「加藤式チョッパー」
(classⅠ)
◎日本初の眼科のDtoD遠隔医療
サービス「メミルちゃん」を開発
◎アイリス株式会社
2017年11月 共同創業・副社⾧
主な取り組み(臨床医→厚労省→医療ベンチャー/支援)
①
②
③
①アイデアを出して企業に開発をしてもらう
ー自分の考えたアイデアが形になる
ースピード感は企業任せ(遅い)
②企業と協力して開発をする
ースピード感は少し改善
ー企業の次の開発の方向性までは決められない
③自分が「起業」をして全部やる
ー自分のアイデアで進められて、スピードも自分次第
ー開発以外の業務もやる必要がある
(採用、ファイナンスなど)
・この人誰?って思うと思うから、
なぜ「起業」の講義をしたりしているのかなど、自己紹介
・日本の医療の現状(めちゃくちゃ短く)
・2030年に向けたこれからの日本の医療
・2025年以降に医師になる医学生へ
・医師の「起業」ってどんな感じ?なぜしているの??
本日のMenu
2019年7月26日 第51回 日本医学教育学会
医師による
の起業
という新たなキャリア調査
加藤 浩晃1)2)3)4)5)
1)デジタルハリウッド大学大学院
2)アイリス株式会社
3)京都府立医科大学 眼科学教室
4)千葉大学 メドテック・リンクセンター
5)東京医科歯科大学
第4次産業革命に関連したAI、IoT、ビッグデータ、ロボティクス
などのテクノロジーにより社会が大きく変わりつつあり、医療現場も
大きな転換点を迎えている。
このような第4次産業革命時代の医療を『医療4.0』(加藤、2018)
と呼び、今まで医療現場で求められていたが解決できなかった課題
が解決できる可能性があると期待されている。
このような中で、急激な成⾧を短期間で達成し、社会の変化の
原動力になるスタートアップ企業が国として求められており、
行政は種々のスタートアップ(ベンチャー)支援に取り組んでいる。
このような中で、医師による医療スタートアップの起業は新たな
キャリアと考えられ、現状の調査を行う。
背景
方法
インターネットを活用して、医療スタートアップを創業した医師を調査
する。本研究では医師起業家を下記と定義した。
Googleで「医師」「起業」「ベンチャー」「スタートアップ」等の用語を
組み合わせて検索し、検索結果の上位50の記事から医療スタート
アップを起業している医師をリストアップする。次にその医師名で再度
検索を行い、企業名、事業内容、会社設立の年、出身大学、起業
時の年齢・医師年次、専門医の有無などを調査する。
<医師起業家>
・スタートアップ型の起業をした医師もしくは医学生
・企業に創業後に参画の場合(途中から代表・社⾧など)は含まない
・本研究ではスタートアップ型の担保のために、資金調達もしくは市場に
株式公開を行った医師起業家に限定して調査した
方法
・スモールビジネス型:少しずつ実績を積み上げて成⾧する
・スタートアップ型:最初に大きく投資を行って、急激に成⾧する
<スタートアップ型> <スモールビジネス型>
ハイリスクハイリターン ローリスクローリターン
ベンチャーキャピタル(VC)は
急激な成⾧(ハイリターン)を期待して投資を行う
■ベンチャービジネスの成⾧モデル
方法
・本研究では医師起業家をスタートアップの創業者に限定し、
ベンチャーへの転職や、スモールビジネス型の起業家を除外し、
医師の純粋な起業行動を抽出をする。
<医師起業家>
・スタートアップ型の起業をした医師もしくは医学生
・企業に創業後に参画の場合(途中から代表・社⾧など)は含まない
・本研究ではスタートアップ型の担保のために、資金調達もしくは市場に
株式公開を行った医師起業家に限定して調査した
・1998年の有限責任組合法、1999年の東証マザーズ開設までは
リスクマネーのスタートアップへの供給が少なかった歴史を鑑みて、
本研究では市場公開を行った創業の医師起業家も含める。
・国策としてスタートアップが求められており、スタートアップに限定する。
結果
52名の医師起業家をリストアップすることができた
結果
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
1981
1982
1983
1984
1985
1986
1987
1988
1989
1990
1991
1992
1993
1994
1995
1996
1997
1998
1999
2000
2001
2002
2003
2004
2005
2006
2007
2008
2009
2010
2011
2012
2013
2014
2015
2016
2017
2018
2019
■医師起業家による企業設立の年
<事業内容>
・医療機器 14 ・遠隔医療 5
・ITシステム 13 ・医療情報 4
・創薬 10 ・医師コミュニティ 4
2000年前半、2010年代に二相性の傾向が認められた
0
1
2
3
4
5
6
7
8
-3 -2 -1 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 1011121314151617181920212223242526272829303132
■医師起業家の起業時の卒後年次
結果
起業時の年次として二相性の傾向が認められた
結果
0
1
2
3
4
5
6
7
23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57
■医師起業家の起業時の年齢
・起業時の年齢として36歳の前後で大きく差がみられた
・40代後半での起業がみられなかった
結果
・専門医:18名/52名
・診療科:眼科 8名、循環器内科 7名
その他の診療科は1~2名
・出身大学:東京大学 9名、慶応大学 8名
その他の大学は1~2名
■医師起業家の専門医の有無、診療科、出身大学
起業活動率(TEA)の国別比較
起業活動率(TEA)
=労働人口に対して「起業準備+起業3.5年未満
の企業を経営している人」の割合
起業活動の浸透と失敗に対する恐れ
◎ロールモデル指数(起業活動の浸透) ◎失敗脅威指数(失敗への恐れ)
新しく事業を始めた人を個人的に
知っているとする成人人口の割合
「失敗することに対する怖れがあり、起業を
躊躇している」という成人人口の割合
(平成28年度産業経済研究委託 起業家精神に関する調査事業)
30年間で産業構造が大きく変化
(週刊ダイアモンド 2018年8月25日)
平成元年
世界時価総額ランキング
平成30年
世界時価総額ランキング
デジタルヘルスについて
デジタルテクノロジーを活用した医療・ヘルスケアサービス
医療・ヘルスケアが求めること デジタルテクノロジーができること
・ クオリティの向上
・ アクセスの向上
・ コストの削減(効率化)
・ 距離の制限がなくなる
・ 時間の制限がなくなる
・ 処理速度の向上
✕
ガードナーのハイプサイクル2020
◎日本におけるテクノロジーのハイプサイクル
(https://www.gartner.com/jp/newsroom/press-releases/pr-20200910)
テクノロジーの進歩についての注意点
時間
技
術
進
化 初めは「水平」的で無変化に
感じられる時期が⾧く続く。
テクノロジーの進歩は指数関数的!!
テクノロジーの進歩についての注意点
時間
技
術
進
化
テクノロジーの進歩
:指数関数的変化
人間の予想
:直線的変化
初めは「水平」的で無変化に
感じられる時期が⾧く続く。
ある時期から急に変化が感じられる。
一気に直線的変化を追い抜く。
テクノロジーの進歩は指数関数的!!
産業革命による時代の変化は劇的
1900年のニューヨーク5番街:馬車
(出典:“Fifth Avenue in New York City on Easter Sunday in 1900”,
National Archives and Records Administration, Records of the Bureau of Public Roads (30-N-18827) [VENDOR # 11],
https://www.archives.gov/exhibits/picturing_the_century/newcent/newcent_img1.html)
産業革命による時代の変化は劇的
1913年のニューヨーク5番街:自動車
(File:Ave 5 NY 2 fl.bus.jpg From Wikimedia Commons, the free media repository
https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Ave_5_NY_2_fl.bus.jpg)
1100
1004
747
505
847 874 910
416
0
200
400
600
800
1000
1200
卸売・小売業 製造業 医療・福祉 鉱業・建設業
2014 2030
2030年の産業別就業者数
(総務省統計局資料より作成)
(万人)
-253万人
-130万人
-94万人
+163万人
上位4産業の比較
医療・福祉
4兆円
10兆円
20兆円
0
5
10
15
20
25
2011年度 2020年度 2025年度
19.2 21.6
27.9
14.1
16.7
24.5
5.8
6.4
8.1
0
10
20
30
40
50
60
70
2011年度 2020年度 2025年度
自己負担
公費
保険料
8.2兆円
10兆円
21兆円
0
5
10
15
20
25
2011年度 2020年度 2025年度
39兆円
60兆円
医療 介護健康増進・予防
60兆円 21兆円20兆円
国民医療費の見通し 介護保険給付の見通し関連産業を含めた仮説
(経済産業省資料より作成) (厚生労働省資料より作成)(厚生労働省資料より作成)
43兆円
ヘルスケア産業の2025年の市場規模
2015年度 2015年度 2015年度
経済産業省 Healthcare Innovation Hub
・日本におけるヘルスケア領域の新事業開発の拠点
・首相官邸 健康医療戦略推進本部 健康・医療戦略ファンド
タスクフォース(第2回:2018年8月10日)にて設置が決定
2019年7月
開設
経済産業省 J-Startup
約150社が
選定
デジタルヘルスの事業開発と持続的成⾧
医療現場
医療制度 ビジネス
事業開発 持続的成⾧
+ メガトレンド
未来への視点
社会構造
の変化
テクノロジー
経済動向医療政策
ヘルスケアビジネス開発をしようとすると
医療現場
医療制度 ビジネス
事業開発
・日本の医療安い問題
・誰がお金を払うのか
to C
to B(医療機関)
・医療現場の
独特のルール
・ステークホルダー多い
・気難しい医者
考えなくちゃいけないことがたくさん&わかりにくい!!
・薬機法
アプリでも医療機器に
・医師法
それって医療行為?
・臨床研究法
エビデンスの創出
臨床研究→治験
など
ヘルスケアビジネスの事業開発と持続的成⾧
◎医療・ヘルスケア領域には
ノウハウ(Know How)が必要
Know Who
(誰とつながっているか?誰に相談できるか?)
が重要
医師の働きとは、そもそも何か?
第一条 医師は、医療及び保健指導を掌ることによつて
公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もつて
国民の健康な生活を確保するものとする。
医師法:(日本の)医師のことを規定した法律
〇 診察をすること、外来をすること
〇 患者さんを治すこと、治療すること、手術をすること
医師の働きは 「社会を健康にすること」
医師のすることは診察や治療だけに限定されない!
ご清聴いただきありがとうございました!
「デジタルヘルスChannel 」
チャンネル登録者数
約1500人
最新のデジタル×医療の情報を発信しています!
加藤浩晃の「医療4.0」メルマガ
2020年12月4日開始
現在 約700人
Dr.加藤浩晃@『医療4.0』
@HiroakiKato
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『デジタルヘルストレンド2021』
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医学生の今から知っておきたい医師の「起業」(加藤浩晃)