69. TMP94C251A
• WAIT 入力回路例 (5 ウェイトの場合)
FF0 FF1 FF2 FF3 FF4
D Q D Q D Q D Q D Q WAIT
CK CK CK CK CK
RES RES RES RES RES
CLK
CS
RD
WR
94C251A-67 2007-09-14
70. TMP94C251A
3.6.4 ROM コントロール (ページモード)
ここでは、ROM のページモードアクセスを行う場合の動作と、レジスタの設定方法につい
て説明します。ROM ページモードの設定は、ページ ROM コントロールレジスタで行います。
(1) 動作とレジスタの設定方法
TMP94C251A は、ページモードの ROM アクセスをサポートしています。ただし、ペ
ージモードの ROM アクセスを指定できるのは、ブロックアドレス空間 2 のみです。
ROM のページモードの設定は、ページ ROM コントロールレジスタ (PMEMCR) で行
います。PMEMCR レジスタの OPGE ビットに “1” を設定すると、ブロックアドレス空間
2 のメモリアクセスは、ROM ページモードアクセスになります。
PMEMCR レジスタの OPWR1、0 ビットで、読み出しサイクル数の設定を行います。
OPWR1/OPWR0 ビット (PMEMCR レジスタ)
注) ウェイト数 n は、各ブロックアドレス空間のコントロールレジスタ (BnCSL) で設
定してください。
PMEMCR レジスタの PR1、0 ビットには、CPU 側から見た ROM のページサイズ (バ
イト数) を設定します。設定されたページ境界までデータが読み出されると、メモリコン
トローラは、一連のページリード動作を終了させ、次のページの先頭データの読み出しは
ノーマルサイクルで行い、その次より再びページリードを続けます。
PR1/PR0 ビット (PMEMCR レジスタ)
(2) 信号波形
信号波形の詳細は、4.3.2「ページ ROM リードサイクル」を参照してください。
94C251A-68 2007-09-14